レビュー

お尻のコリほぐしに特化した「ルルド プレミアムシートマッサージャー」を1週間使ってチェック

1日中座りっぱなしで、お尻の筋肉がガチガチに凝り固まっている……! テレワークなどの影響で、そんな「お尻のコリ」に悩まされている方は多いのではないでしょうか。

かくいう筆者もそのひとりで、わが家の硬いイスでお尻が悲鳴をあげるいっぽうです。ちなみにこの「お尻のコリ」、じんわりとした痛みが出て不快ですが、放っておくとお尻が垂れてきたり、下半身太りになったりすることもあるそう。だからこそ毎日こまめにマッサージすることが重要なのですが……そうは言っても、お尻に対応したマッサージチェアはたいてい大型で、購入をためらってしまいがち。

そんな中、筆者が出合ったのが「ルルド プレミアムシートマッサージャー AX-HPL368」。一見すると「マッサージクッション以上、マッサージチェア未満」という印象ですが、体重をかけてもパワフルにもみ玉が動くれっきとしたマッサージ器なのです。ここでは、筆者が一週間使用してみたレビューをお届け。慢性的なコリにも効果があるのかどうか試してみました。

※本記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。

体をゆだねるだけで、もみ玉がいろいろなところからアプローチ! “くの字型”のシートマッサージャー

インテリアになじむマッサージャーを得意とするアテックス「ルルド」シリーズに、4月1日より新たに仲間入りしたのが「ルルド プレミアムシートマッサージャー AX-HPL368」(以下、AX-HPL368)です。

「ルルド」と聞いてピンと来た方は、おそらくロングセラー商品である、見た目がクッションの本格マッサージャー「ルルド マッサージクッション」をイメージされていることでしょう。この「ルルド マッサージクッション」は2009年の登場以来たびたびバージョンアップが行われており、2021年には、“くの字型のサスペンション構造”を搭載したマッサージクッション「ルルド プレミアムマッサージクッションクロスグランデ AX-HCL348」をリリース(下の画像左参照)。体重をかけるとクッション全体が広がるようになっており、肩やお尻がフィットしやすくなりました。

そして、その“くの字型のサスペンション構造”をマッサージクッションではなく、座椅子風のシートマッサージャーに搭載したのが、今回取り上げる新モデル「AX-HPL368」なのです。上位機種である「AX-HCL348」に搭載されていた“8つのもみ玉によるマッサージ機能”はそのまま継承し、さらに体重100kgまでの使用に対応したことが大きな特徴です。つまり、100kg以下の人なら、体重をかけて座っても、もみ玉は止まらずに、パワフルに動き続けるということ。体重をかけた分だけもみ玉による負荷も増すので、容赦なしのイタ気持ちいいコリほぐしを楽しめます。

設置場所に困らない必要最低限のサイズ感で、本体カバーにはナチュラルな風合いの生地を使用。お部屋のインテリアをじゃましない存在感も、好感がもてるポイントです。

本体サイズは約400(幅)×500(奥行)×250(高さ)mm、重量は約3.4kg。付属のACアダプターのコード長は約200mm(筆者測定)。取扱説明書ではどちらが背面で座面なのか記載がありませんが、一般的にはこの形で使用するのがよさそうです

本体サイズは約400(幅)×500(奥行)×250(高さ)mm、重量は約3.4kg。付属のACアダプターのコード長は約200mm(筆者測定)。取扱説明書ではどちらが背面で座面なのか記載がありませんが、一般的にはこの形で使用するのがよさそうです

ひっくり返してみました。本体カバーの上部(画像右側)に持ち手があるので、持ち運びに便利ですね。操作部の裏にプラグ差し込み口があり、ここに、ACアダプターのプラグを差し込むことで、コンセントから直接給電できます。充電式ではないため、プラグを抜いて使うことはできませんのでご注意ください

ひっくり返してみました。本体カバーの上部(画像右側)に持ち手があるので、持ち運びに便利ですね。操作部の裏にプラグ差し込み口があり、ここに、ACアダプターのプラグを差し込むことで、コンセントから直接給電できます。充電式ではないため、プラグを抜いて使うことはできませんのでご注意ください

持ってみた感じはこちら。このように片手で持ち運べます。ただ約3.4kgなのでけっこう腕力を使いますね

持ってみた感じはこちら。このように片手で持ち運べます。ただ約3.4kgなのでけっこう腕力を使いますね

 “くの字型のサスペンション構造”を搭載しているため、体重をかけると、このようにグッと広がります。何段階か調節できるリクライニング機能ではないので、好みの角度で背もたれ位置は固定できません。背もたれが倒れすぎないようにして使いたいなら、背面のある椅子やソファの上に置いて使うか、あるいは壁にもたれかかるように使うとよいでしょう

“くの字型のサスペンション構造”を搭載しているため、体重をかけると、このようにグッと広がります。何段階か調節できるリクライニング機能ではないので、好みの角度で背もたれ位置は固定できません。背もたれが倒れすぎないようにして使いたいなら、背面のある椅子やソファの上に置いて使うか、あるいは壁にもたれかかるように使うとよいでしょう

本体カバーはファスナーで取り外し可能。洗濯機洗いに対応しています

本体カバーはファスナーで取り外し可能。洗濯機洗いに対応しています

カバーをはずした状態の本体に給電し、もみ玉を温める「ヒーター機能」をONにしてみました。ヒーターをONにするともみ玉が点灯するので、位置がわかりやすいですね。このように上部に4つ、下部に4つもみ玉が搭載されています

カバーをはずした状態の本体に給電し、もみ玉を温める「ヒーター機能」をONにしてみました。ヒーターをONにするともみ玉が点灯するので、位置がわかりやすいですね。このように上部に4つ、下部に4つもみ玉が搭載されています

操作部はこちら。スピードと、もみ玉の動きはそれぞれ3パターン用意されています。「スピード切替の1パターンめ」と「もみ玉モードの1パターンめ」はデフォルトで設定されているので、電源ボタンを押したらまず、そのパターンからマッサージが開始されます。それぞれ2パターンめ、3パターンめに設定したいときは、その該当ボタンを連続で押すことで切替可能です

操作部はこちら。スピードと、もみ玉の動きはそれぞれ3パターン用意されています。「スピード切替の1パターンめ」と「もみ玉モードの1パターンめ」はデフォルトで設定されているので、電源ボタンを押したらまず、そのパターンからマッサージが開始されます。それぞれ2パターンめ、3パターンめに設定したいときは、その該当ボタンを連続で押すことで切替可能です

スピード切替を3パターン試してみました。
(1:プロもみ、2:ゆったり、3:スタンダードの順)

次に、上の動画では、もみ玉モードを3パターン試してみました。
(1:自動切替もみ、2:交互もみ、3:ノーマルもみの順)

気持ちよくてついつい長時間使用しがちなマッサージ器ですが、運転開始から約10分が経過すると自動的に運転が停止する「オフタイマー機能」付きです。なお取扱説明書によると「1日の使用は30分以内、1回の使用は10分以内」を推奨するとのこと。使いすぎると逆効果になることもあるそうなので、このオフタイマーは便利ですね。

そして気になるのが、毎日使った場合の電気代。公式の発表では、毎日10分間使用した場合、1か月あたり約6円になるとのことです(※)。毎日30分使用した場合でも1か月あたり約18円で、お財布にやさしい! この程度の負担なら、家族など、複数人でも使いやすそうです。

※料金単価は27円/KWhで算出

この1台で、どこの筋肉までもみほぐせる?

それではいよいよ実践編。上部に4つ、下部に4つのもみ玉を備える「AX-HPL368」は上から座ってもいいし、立てるようにして使ってもいいマッサージャーですが、どこまで筋肉のコリをほぐせるのでしょう? いろいろな姿勢で、もみ玉のアプローチを検証してみました。

パターン1:L字の向きで設置して、「お尻のコリ」をほぐすマッサージチェアとして使用

まずはソファの上に置いて、座って使用してみました。もみ玉の動きにあわせて、お尻がいろいろな方向に押し出されるような感覚。下部(座面)の4つのもみ玉の動きは、お尻の座骨から、尾てい骨まわりの筋肉まで、しっかりとほぐしてくれます。使いすぎるとかゆくなったりしそう、と思っていましたが、まったくそんなことはありませんでした。

もみ玉の動きと、お尻の筋肉の位置を図解。自分の体重が上からかかっているからこそ、もみ玉が筋肉の奥の骨にあたるような、マッサージの力強さを実感できました

もみ玉の動きと、お尻の筋肉の位置を図解。自分の体重が上からかかっているからこそ、もみ玉が筋肉の奥の骨にあたるような、マッサージの力強さを実感できました

パターン2:椅子の背もたれに立てかけて、「肩まわりのコリ」をほぐすマッサージャーとして使用

椅子(ソファ)の背もたれと、自分の背中との間に挟むようにして使用してみました。首すじの下のほうや、肩甲骨まわりを重点的に、もみ玉がケアしてくれます。普通に座った姿勢だと体重の負荷が下にかかるので、イタ気持ちいいというほどのもみ玉の強さは感じられませんでしたが、上半身を思いっきり後傾にしてみると、もみ玉が首の付け根(肩の付け根)の両サイドを挟み込むような動きでフィット。もみ玉の位置関係的に “肩もみ”はできないのですが、“肩甲骨はがし”をしたようなすっきり感を得られます。

もみ玉の動きと、肩・背中の筋肉の位置を図解。肩甲骨まわりをしっかりもみほぐすことができます。肩甲骨ほぐしはストレートネック(スマホ首)にも効くそうなので、こまめに継続すると姿勢の改善も期待できそうですね

もみ玉の動きと、肩・背中の筋肉の位置を図解。肩甲骨まわりをしっかりもみほぐすことができます。肩甲骨ほぐしはストレートネック(スマホ首)にも効くそうなので、こまめに継続すると姿勢の改善も期待できそうですね

パターン3:上から寝っ転がってI字型になるように広げ、「腰まわりのコリ」をほぐすマッサージャーとして使用

寝っ転がって体重をかけることで、“くの字型のサスペンション”をI字型に広げるようにして使ってみました。このポジションでは、背骨の両側に付いている腰方形筋(ようほうけいきん)に、力強い刺激を感じました。筆者の場合は少し痛くて苦しい感じがしたので、途中で両肘を後ろについて、腰方形筋にかかる負荷を和らげて使用。この痛みは、腰が凝っているという証拠かもしれませんね。

もみ玉の動きと、背中・腰まわりの筋肉の位置を図解。もみ玉の動きは、お尻の付け根から肩甲骨の下までカバーします。もちろん自分がケアしたい筋肉のコリがある位置に合わせて、本機を敷く位置を変えてもいいですね

もみ玉の動きと、背中・腰まわりの筋肉の位置を図解。もみ玉の動きは、お尻の付け根から肩甲骨の下までカバーします。もちろん自分がケアしたい筋肉のコリがある位置に合わせて、本機を敷く位置を変えてもいいですね

まとめ:お尻のコリを抱える筆者が1週間使ってみた結果

今回、この「ルルド プレミアムシートマッサージャー AX-HPL368」を筆者宅で1週間お借りして、とことん使用してみました。筆者の感想を添えて、本記事を締めくくりたいと思います。

筆者宅にはソファがないため、ビーズクッションを、「AX-HPL368」の背もたれ係として使用。ちなみにこのクッションは、いわゆる“人をダメにするソファ”でおなじみのもの。人をリラックスさせる最強の組み合わせかも……

筆者宅にはソファがないため、ビーズクッションを、「AX-HPL368」の背もたれ係として使用。ちなみにこのクッションは、いわゆる“人をダメにするソファ”でおなじみのもの。人をリラックスさせる最強の組み合わせかも……

お尻のコリが慢性化している筆者ですが、すぐに効果を実感。デスクワークで長時間椅子に座って、「お尻がしびれてきた」と感じたとき。10分くらいL字の向きにして座り、マッサージを受けたあとにまた椅子に戻ると……頑固なコリがやわらいだせいか、座面の質感をお尻の肌で感じとりやすくなっているんです。感覚の麻痺が一時的に治ったようで、マッサージ後、短時間なら、硬めの椅子にそのまま座っても不快にならないようになりました。毎日マッサージを継続して、この感覚が長く続くようになれば、確実にコリがやわらいだといえるのではないでしょうか。

結論として、筋肉のコリによって体調不良を感じる人が「AX-HPL368」を使うなら、改善を実感するまで1週間では短すぎで、2〜3か月以上はかかりそうだと思いました。それでも、使うたびに、気休めではなくしっかり効果を感じられるので、期待値大です。

なによりも「AX-HPL368」のもみ玉マッサージは、クセになるイタ気持ちよさ。本機の使用目的として筋肉のコリを改善したいということがありますが、それを抜きにしても、自分を癒やすためのアイテムとして大いに価値がありますよ。

たまにワークチェアにセットしたり、普段使いの木の椅子にセットしたりして使用。ときにはこの状態で仕事をしようとしてみましたが、もみ玉の押し出す力で自分の体が浮き沈み……。ということで集中はできませんが、不可能ではありません。なんだか楽しい感じでした

たまにワークチェアにセットしたり、普段使いの木の椅子にセットしたりして使用。ときにはこの状態で仕事をしようとしてみましたが、もみ玉の押し出す力で自分の体が浮き沈み……。ということで集中はできませんが、不可能ではありません。なんだか楽しい感じでした

「AX-HPL368」の直販価格は19,800円(税込)。少しお高めですが、「設置する場所に困らないサイズ」で「上から座ってもパワフルに動き続ける」、そして「お尻以外の部位にも使える」という万能なところは魅力的。母の日など、贈り物にしても喜ばれるのではないでしょうか。

※本記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。

小堺 寛子(編集部)

小堺 寛子(編集部)

主に生活家電を担当。機能美や職人技が根づいたものを見ると、テンションがあがります。映画と山と、趣のある町が好きです。

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