レビュー

お灸のように温めながら肩をグリグリ! アテックス「グリグリ温灸」が想像以上に気持ちいい

オフィスで肩などのコリをほぐすため、アーチ型の指圧器で“グリグリ”している人、よく見かけますよね。さまざまなメーカーから発売されている肩コリ解消グッズですが、今回紹介するアテックス「モノルルド グリグリ温灸 AX-HPL106」(以下、グリグリ温灸)は、温めながらグリグリできるのが特徴。温灸効果で使い心地は変わるのか、確かめてみました。

お灸のように温める機能を搭載した「グリグリ」

アテックスは、アーチ型の指圧器「グリグリ」を1965年から発売しており、同社の調査によると、当時、このような製品は発売されていなかったそうです。今ではめずらしくないこのアイテムの先駆けは、アテックスだったのかもしれませんね。そんな「グリグリ」にヒーターを搭載し、温灸機能を追加したのが、今回紹介するグリグリ温灸です。物理的な刺激に熱を組み合わせることで筋肉の疲れを取り、コリをほぐすのだそう。温度は「40℃モード」と「55℃モード」の2つを用意。温灸機能はオン/オフを切り替えられるので、通常の「グリグリ」と同じように使うこともできます。

サイズは約350(幅)×32(奥行)×400(高さ)mmで、重量は約350g。バッテリー駆動なので、使用時に電源コードがじゃまになることはありません

サイズは約350(幅)×32(奥行)×400(高さ)mmで、重量は約350g。バッテリー駆動なので、使用時に電源コードがじゃまになることはありません

充電には、付属のケーブルとACアダプターを使用。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約3時間かかります

充電には、付属のケーブルとACアダプターを使用。バッテリー残量ゼロの状態から満充電まで約3時間かかります

温灸機能をオンにすると、本体先端にある温灸部(金色の部分)が温かくなります

温灸機能をオンにすると、本体先端にある温灸部(金色の部分)が温かくなります

操作部は手もとに装備。電源を入れると「40℃モード」で運転が始まり、再度、電源ボタンを押すと「55℃モード」に切り替わります。ただし、この状態では温度は変わらず、「55℃モード」に切り替えたあと「HOT」ボタンを押し続けると55℃に温度が上昇。「HOT」ボタンを押すのを止めると、40℃に戻ります

操作部は手もとに装備。電源を入れると「40℃モード」で運転が始まり、再度、電源ボタンを押すと「55℃モード」に切り替わります。ただし、この状態では温度は変わらず、「55℃モード」に切り替えたあと「HOT」ボタンを押し続けると55℃に温度が上昇。「HOT」ボタンを押すのを止めると、40℃に戻ります

つまり、基本の温度は40℃で、55℃に上げたいときに「55℃モード」に切り替えるという仕様。選択されているモードは電源ランプの色で見分けられるようになっていますが、その色の差が写真で見るよりもわずかなので、ちょっと判断しにくい印象です

つまり、基本の温度は40℃で、55℃に上げたいときに「55℃モード」に切り替えるという仕様。選択されているモードは電源ランプの色で見分けられるようになっていますが、その色の差が写真で見るよりもわずかなので、ちょっと判断しにくい印象です

「グリグリ温灸」を使ってみよう

通常のグリグリは、物理的な刺激を与えることで疲労回復や血行促進、筋肉の疲れやコリを取る&ほぐす、神経痛・筋肉痛の痛みの緩解といった効果が期待できます。いっぽう、温灸機能が搭載されたグリグリ温灸は、通常のグリグリで得られる効果に加え、神経痛や筋肉痛の緩解、胃腸の働きを活発にするといった効果も期待できるのだそう。こうした温灸の効果は長期間使わないと実感できないかもしれませんが、ともかく、グリグリ温灸を使ってみました。

最初は「40℃モード」でグリグリ。電源ボタンを押してから30秒ほどでほんのり温まり始め、1分ほど経つと、衣服の上からでもしっかり温かさを感じます。人肌ほどの温度なので熱すぎず、これは気持ちいい!

最初は「40℃モード」でグリグリ。電源ボタンを押してから30秒ほどでほんのり温まり始め、1分ほど経つと、衣服の上からでもしっかり温かさを感じます。人肌ほどの温度なので熱すぎず、これは気持ちいい!

もう少し高めの温度でほぐしたくなったので、「55℃モード」に切り替え。「40℃モード」よりもしっかり熱を感じます

もう少し高めの温度でほぐしたくなったので、「55℃モード」に切り替え。「40℃モード」よりもしっかり熱を感じます

「55℃モード」で使うには「HOT」ボタンを押し続けなければなりませんが、持ち手を持つと自然と「HOT」ボタンに指かかかるので、握る、緩めるの動作でボタン操作でき、特に不便には感じませんでした

「55℃モード」で使うには「HOT」ボタンを押し続けなければなりませんが、持ち手を持つと自然と「HOT」ボタンに指かかかるので、握る、緩めるの動作でボタン操作でき、特に不便には感じませんでした

温灸部を素肌に直接当てた際の、温かさの感じ方も試してみました。

筆者はお灸もしたことがないので、ちょっとドキドキ

筆者はお灸もしたことがないので、ちょっとドキドキ

「40℃モード」は素肌に当てていても心地いい温かさですが、「55℃モード」は温灸部が肌に少し触れただけでかなり熱さを感じました。皮膚に直接当てることは禁止されていませんが、熱刺激の感じ方は人それぞれ。ある程度厚みがある衣服の上からでも温かいので、熱刺激を感じやすい方は衣服の上から温灸部を当てるほうがいいかもしれません。ただし、厚手のニット素材越しでは「55℃モード」でも温かさはほぼ感じられず。温度と衣服の組み合わせを調整する必要は若干ありますが、それほど困ることはないでしょう。なお、40〜60℃の低温であっても、長時間同じ場所に触れていると低温やけどの恐れがあります。熱い、痛いといった自覚症状がないやけどなので、気をつけましょう。取扱説明書によると、1回の使用時間は15分以内で、1日の使用は2回以内となっています。温灸機能をオンにしてから15分で自動停止する機能も搭載されていますが、通常の「グリグリ」として使う際にも、必要以上の刺激は逆効果となる可能性があるので、長時間使用は控えましょう。

また、患部へのアプローチのしやすさについては、上々。筆者は通常の「グリグリ」を使ったことがなかったので、最初は温灸部を患部にうまく当てることができないこともありましたが、慣れれば簡単です。手が届きにくいところにも、しっかりアプローチできました。

持ち手と温灸部に距離があり、湾曲して角度もついているため、最初は狙いをうまく定めることができませんでしたが、使っていくうちに感覚がつかめてきました

持ち手と温灸部に距離があり、湾曲して角度もついているため、最初は狙いをうまく定めることができませんでしたが、使っていくうちに感覚がつかめてきました

肩甲骨や背中もきちんと温灸部が当たり、狙ったところにしっかり力が伝えられます

肩甲骨や背中もきちんと温灸部が当たり、狙ったところにしっかり力が伝えられます

肩まわりだけでなく、腰にも的確に当てられます

肩まわりだけでなく、腰にも的確に当てられます

むくんだふくらはぎにもいいかもしれない……と試してみましたが、力が入れづらく、かなり無理のある体勢になってしまいました。鎖骨やお腹あたりのツボも同様。形状やサイズを考えると、背中や肩、腰に使うのがベストのようです

むくんだふくらはぎにもいいかもしれない……と試してみましたが、力が入れづらく、かなり無理のある体勢になってしまいました。鎖骨やお腹あたりのツボも同様。形状やサイズを考えると、背中や肩、腰に使うのがベストのようです

まとめ

今回、グリグリ温灸を使用して、お灸のように局所を温められる機能は効果的だと感じました。そもそもお灸は、ツボに対して熱の刺激を与えることで、皮膚の下の血管や筋肉、リンパを刺激して活性化させる施術。グリグリ温灸は、物理的な刺激と熱による刺激を同時に行うことによって、通常の「グリグリ」や他社の肩コリ解消グッズでは得られない、ダブルの心地よさを得られます。その分、価格は通常の「グリグリ」と比べると高め。メーカー公式オンラインショップで価格を比較すると、通常の「グリグリ(ATX-2030BK)は1,780円(税込)で、「グリグリ温灸」は6,600円(税込)でした。5,000円ほど高くなりますが、温灸効果で得られる、体の内側からじんわり温まっていくような感覚は大きな魅力。火を使うお灸とは違い、ニオイも煙も出ないので場所を問わずに使えますし、温灸機能をオンにしなければ通常の「グリグリ」と同じように使えるので、どうせ購入するなら、温めながらほぐせるグリグリ温灸を選んだほうがお得かも!?

ちなみに、冬場ならともかく、夏場に温める機能は必要なのか?と思われるかもしれませんが、実際に使ってみると、グリグリ温灸を離したあともじんわりと温かさが残り、エアコンの冷房運転で冷え固まった体が温まってほぐれていくような感覚がありました。これは、暑い時期にもアリです!

(※本記事は個人の感想に基づくものです)

田中 美羽(雪か企画)

田中 美羽(雪か企画)

クラシック音楽、アート、韓国カルチャーなど趣味は多岐にわたり、最近は自宅から絶妙に遠いカフェでゆったり過ごすことにハマっています。

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