ブラウン初のフードプロセッサー「マルチプラクティック 3」と、日本市場向けに容量を見直したブレンダー「パワーブレンド 1」が登場。2022年10月27日に発売されたばかりの両製品を、メディア向けイベントで体験してきました。
最初に紹介するのは、1台でみじん切りからペーストまで対応する「マルチプラクティック 3 フードプロセッサー」。ステンレス製の4枚刃を採用し、やわらかい食材から氷のような硬いもの、そして繊維の多い葉野菜などにも対応します。操作は、本体上部のスイッチを片手で軽くプッシュするだけと手軽。回転数(無負荷時)は5,200回/分ですが、押し加減で低速と高速の2段階にスピードを調節できます。
ホワイト(CH3011WH)とブラック(CH3012BK)の2色展開。本体サイズは140(幅)×140(奥行)×275(高さ)mmで、重量(CH3011WH / CH3012BK)は1kg/1.1kg(ボウル/マヨネーズディスク装着時)です。消費電力は350W
4枚刃は2つのパーツで構成されているので、少量の食材を調理する場合は、取り外してひとつのパーツ(2枚刃)で使えば、洗い物が少なくて済みます。なお、モーター部と一部パーツを除いて、食器洗い機に対応(70℃以上のコースでは使用禁止)
食材を細かくスピーディーに刻み込めるように、2枚刃のうちひとつの刃にはギザギザの波模様が刻まれています
容量500mlのボウル(食材を入れる容器の部分)はプラスチック製なので非常に軽量。底面にはすべり止めのゴムパッキンが装着されているので、調理中の安定感もバツグンです
下の動画は、たまねぎをみじん切りしている様子。指1本で、楽々と操作できます。ちなみに、本体とボウルがきちんと連結されていないと刃が回転しない安全システムも搭載されているので、安心。
ほんの20〜30秒で、あっという間にたまねぎの細かいみじん切りが完成。包丁を使うより断然早く、カットしているときに目が痛くならないのもいい!
にんじんも、たまねぎと同じくらいの時間でみじん切りにできました。ボウルに入れる前に包丁でカットしておかなければなりませんが、それほど細かく切らなくていいので手間には感じないでしょう
なお、「CH3011WH」(ホワイト)に付属するのはボウルのみ(価格.com最安価格は4,980円)で、「CH3012BK」(ブラック)にはボウルのほか、「マヨネーズディスク」と「スパチュラ」が付属(価格.com最安価格は5,980円)します。
※価格.com最安価格(税込)は2022年11月8日時点のもの
「CH3012BK」(ブラック)に付属する「マヨネーズディスク」(写真左)を使えば、手軽に自家製マヨネーズを作れます。「スパチュラ」(写真右)は、ボウルから食材を取り出すためのもの
次は、「パワーフレンド 1 ブレンダー」を見ていきましょう。ブラウンのブレンダーは、食材を素早く均一にかくはんできるように、三角形のジャグ(食材などを入れる容器)を採用しているのが特徴。この「トライアクションテクノロジー」を搭載した「JB3060BK」(容量1.25L)を、1Lタイプに改良したのが「パワーブレンド 1 ブレンダー」です。容量が小さくなっただけでなく、ステンレス素材にゴールドチタンコーティングを施したブレード(刃)を採用し、耐久性と切れ味の持続性がアップ。本体とジャグを固定するジャグロックシステムのほか、モーターを過度な負荷から保護するための温度制御やモーター冷却システムといった3つの安全構造も新たに搭載されました。
本体サイズは175(幅)×185(奥行)×360(高さ)mmで、重量は2.7kg(ガラスジャグ装着時)。ふたには、ふたをしたまま食材を追加投入できる投入口が装備されており、その投入口に挿して食材を押し込む「タンパー」も付属します。消費電力は255W
ジャグの底のほうを見ると、三角形になっていることがわかります。この構造でかくはんする「トライアクションテクノロジー」は食材が隅に溜まりにくく、一般的な丸型よりも注ぎやすいのもポイントなのだそう。90℃までの耐熱性ガラスを採用しており、温かいスープ作りにも対応
回転数(無負荷時)は16,500回/分で、ブレンダーの定格時間は120秒。クラッシュアイスも作れます
操作はダイヤル式。回転スピードを「高速」と「低速」で選べるほか、断続的にかくはんする「パルス運転」も搭載
「パワーブレンド 1 ブレンダー」で作ったグリーンスムージーを試飲。メーカー担当者の話によると、素早くカットすると苦味が抑えられるらしく、そのためか大量の小松菜を入れたのに苦味はまったくありませんでした。一緒に入れたパイナップルの酸味と、飲んだ後に残るミントの爽やかな香りがスッキリとしておいしい。なめらかな舌触りにもびっくりしました
なお、ジャグとブレード部は分離できるので、洗いやすいでしょう。モーター部と一部パーツを除いて、食器洗い機に対応しています(70℃以上のコースでは使用禁止)
ラインアップは、付属品が異なる3モデル。タンパーのみが付属する「JB1160BK」(価格.com最安価格は9,680円)をベースに、さらに、乾燥した食材を粉末にするのに役立つ「ミル」が付いた「JB1168WH」(価格.com最安価格は11,880円)と、「ミル」に加えて、持ち運びに便利な「スムージータンブラー」も付属する「JB1169BK」(価格.com最安価格は12,980円)が用意されています。
※価格.com最安価格(税込)は2022年11月8日時点のもの
本体カラーはモデルごとに1色展開。「JB1160BK」(写真左)はブラック、「JB1168WH」(写真右)はホワイトとなります
「JB1169BK」はブラックを採用。付属の「スムージータンブラー」は本体に直接取り付けてスムージーなどを作ることが可能。コップに注がずに、そのまま飲むこともできます
家電からゲーム、ホビー雑貨まで興味あるモノはひたすらコレクションして試さずにはいられないマニア。心ときめくモノだけに囲まれて暮らしたいという願望があります。