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吸引力も上々!エレクトロラックス史上最軽量のコードレススティック掃除機「UltimateHome 700」

エレクトロラックスが、軽さと高いゴミ除去率を両立したコードレススティック掃除機「UltimateHome 700(アルティメイトホーム 700)」を発表。世界に先駆け、2023年2月17日に日本先行発売予定の本製品をメディア向け体験会で見てきました。

「UltimateHome 700」には、付属するノズルの数と本体カラーが異なる2機種がラインアップされています。写真右の「EFP71525」(市場想定価格78,100/税込)は7種類のノズルが付属し、本体カラーはウォルナットブラウン。写真左の「EFP71524」(市場想定価格62,700/税込)は5種類のノズルが付属し、本体カラーはシェルホワイトです。どちらにも充電機能を備えたスタンド「充電ステーション」も付属

「UltimateHome 700」には、付属するノズルの数と本体カラーが異なる2機種がラインアップされています。写真右の「EFP71525」(市場想定価格78,100/税込)は7種類のノズルが付属し、本体カラーはウォルナットブラウン。写真左の「EFP71524」(市場想定価格62,700/税込)は5種類のノズルが付属し、本体カラーはシェルホワイトです。どちらにも充電機能を備えたスタンド「充電ステーション」も付属

カーペット上のゴミをかき取る「パワープロマルチサーフェス ノズル」(左写真)と、1μmサイズの小さな粒子も除去し、ベッドやソファなどの掃除に役立つ「UVベッドノズル」(右写真)は、上位機「EFP71525」のみに付属

カーペット上のゴミをかき取る「パワープロマルチサーフェス ノズル」(左写真)と、1μmサイズの小さな粒子も除去し、ベッドやソファなどの掃除に役立つ「UVベッドノズル」(右写真)は、上位機「EFP71525」のみに付属

軽くて使いやすくて吸引力もパワフル

「UltimateHome 700」は、2022年6月に発売した「UltimateHome 900」をベースに軽量化したモデル。ヘッド「パワープロフロア ノズル」の面積を35%小さくするなど全体的にコンパクトな設計とし、「UltimateHome 900」に採用していたスティックの長さを10段階で調整できる機能など、一部の機能は軽さを優先するため非搭載としました。

サイズは224(幅)×235(奥行)×1,008(高さ)mmで、「パワープロフロア ノズル」を装着したスティック掃除機スタイル時の重量は1.9kg。同社のスティック掃除機史上最軽量だといいます

サイズは224(幅)×235(奥行)×1,008(高さ)mmで、「パワープロフロア ノズル」を装着したスティック掃除機スタイル時の重量は1.9kg。同社のスティック掃除機史上最軽量だといいます

実際に使ってみましたが、腕や手首への負担は少なく、軽い力で動かせました。軽く手首を返すだけで向きを変えられますし、家具の下を掃除する際の動きもスムーズ

実際に使ってみましたが、腕や手首への負担は少なく、軽い力で動かせました。軽く手首を返すだけで向きを変えられますし、家具の下を掃除する際の動きもスムーズ

本体を持ち上げて掃除するのも楽々。ヘッドを取り外し、付属の「すき間ノズル」と「ブラシノズル」を装着して高いところを掃除してみましたが、片手で持って動かせました

本体を持ち上げて掃除するのも楽々。ヘッドを取り外し、付属の「すき間ノズル」と「ブラシノズル」を装着して高いところを掃除してみましたが、片手で持って動かせました

ハンディスタイルにすれば、さらに軽くなります。写真は、本体に付属の「アングルノズル」と「ソフトブラシノズル」を取り付けた状態。アングルノズルは角度を変えることができ、先端に装着したソフトブラシノズルも360°回転するので、入り組んだ場所もしっかり掃除できます

ハンディスタイルにすれば、さらに軽くなります。写真は、本体に付属の「アングルノズル」と「ソフトブラシノズル」を取り付けた状態。アングルノズルは角度を変えることができ、先端に装着したソフトブラシノズルも360°回転するので、入り組んだ場所もしっかり掃除できます

モーターやバッテリーも小型化していますが、吸引力はパワフルでゴミ除去率は99%と高い性能を有し、最大運転時間も約40分(スティック掃除機スタイル時)を実現。もちろん、排気される空気にも配慮しており、5段階でろ過する「5ステップ・フィルトレーション・システム」により、吸い込んだ空気に含まれる微細なホコリを最大99.9%捕集します。

集じん方式は、サイクロン式を採用。ダストカップの容量は0.3Lです

集じん方式は、サイクロン式を採用。ダストカップの容量は0.3Lです

吸引したゴミは遠心分離で空気と分離し、金メッシュのノーズコーンが大きなサイズのゴミをキャッチ。小さなゴミは多層フィルターで捕集され、さらに微細な粒子は排気フィルターで捉えられるので、窓を開けなくても快適に掃除できるそうです

吸引したゴミは遠心分離で空気と分離し、金メッシュのノーズコーンが大きなサイズのゴミをキャッチ。小さなゴミは多層フィルターで捕集され、さらに微細な粒子は排気フィルターで捉えられるので、窓を開けなくても快適に掃除できるそうです

バッテリーは、高性能リチウムイオン電池を採用。取り外しできるので、バッテリーの寿命がきたときに交換できます

バッテリーは、高性能リチウムイオン電池を採用。取り外しできるので、バッテリーの寿命がきたときに交換できます

搭載されている運転モードは、「低電力モード」「通常モード」「最大モード」「オートモード」の4種類。スティック掃除機スタイル時の連続使用時間は低電力モードが約40分、通常モードが約20分、最大モードが約10分となっています

搭載されている運転モードは、「低電力モード」「通常モード」「最大モード」「オートモード」の4種類。スティック掃除機スタイル時の連続使用時間は低電力モードが約40分、通常モードが約20分、最大モードが約10分となっています

軽くて使いやすいのはとてもいいことですが、ゴミをきちんと吸い取れるのかが気になります。ということで、フローリングに砂と米粒を模した疑似ゴミを撒き、「UltimateHome 700」で掃除してみました。

装着したヘッドは、「UltimateHome 700」の両機(EFP71525/EFP71524)に付属する「パワープロフロア ノズル」。硬さの異なる2種類の素材がフローリングの溝に溜まったホコリもしっかり除去します

装着したヘッドは、「UltimateHome 700」の両機(EFP71525/EFP71524)に付属する「パワープロフロア ノズル」。硬さの異なる2種類の素材がフローリングの溝に溜まったホコリもしっかり除去します

大量に撒いた小さな砂ゴミも、少しサイズのある米粒くらいのゴミもヘッドを往復させなくてもキレイに取りきれました。フローリングの溝にもゴミはまったく残っていなかったので、ゴミ取れ性能は高い印象です。ちなみに、「パワープロフロア ノズル」はフローリングと相性のいいヘッドですが、カーペットの掃除にも対応。ただ、下の動画のように、毛ゴミの除去には何往復か動かさなければならない場合もあります。カーペットを広範囲で敷いていたり、毛足が長い絨毯を使っていたり、犬や猫などのペットを飼っていたりする家では、「パワープロマルチサーフェス ノズル」が付属する上位機「EFP71525」を選んだほうが効率よくキレイにできるでしょう。

硬い素材を使用した「パワープロマルチサーフェス ノズル」なら、ゴミを強力にかき取りながら吸引できるのでカーペットの掃除機に効果的

硬い素材を使用した「パワープロマルチサーフェス ノズル」なら、ゴミを強力にかき取りながら吸引できるのでカーペットの掃除機に効果的

このほか、充電ステーションから取り出す際に、掃除機本体だけを取り出せる機能も搭載。サッとハンディスタイルで掃除が始められます。

充電ステーション後方にあるボタンを押しながら掃除機を持ち上げると、ハンディ掃除機としてすぐ使える状態で取り出せます

充電ステーション後方にあるボタンを押しながら掃除機を持ち上げると、ハンディ掃除機としてすぐ使える状態で取り出せます

別売のモップノズルを購入すれば水拭き掃除もできる

兄弟モデル「UltimateHome 900」に付属する水拭き用の「パワープロモップノズル」は、「UltimateHome 700」では別売となります。モップを濡らして絞り、装着するといった作業は人の手で行わなければなりませんが、「パワープロモップノズル」を装着すれば自動で水拭きモードに切り替わるので、運転モードを選ぶ手間はかかりません。

「パワープロモップノズル」を装着すると、運転モードは自動で水拭きモードに設定されます。「パワープロモップノズル」の価格は9,900円(税込)

「パワープロモップノズル」を装着すると、運転モードは自動で水拭きモードに設定されます。「パワープロモップノズル」の価格は9,900円(税込)

2つのモップが回転し、フローリングなどに付着した汚れを落とします。丈夫な素材なので、タイルなどの硬い床材にも使えるとのこと(下の動画参照)

2つのモップが回転し、フローリングなどに付着した汚れを落とします。丈夫な素材なので、タイルなどの硬い床材にも使えるとのこと(下の動画参照)

給水機能は搭載されていないため、使用前にモップを濡らしたり、掃除の途中でモップが乾いてきたら再度濡らしたりする必要があります。また、洗浄も人の手で行わなければなりませんが、洗濯機での洗浄も可能

給水機能は搭載されていないため、使用前にモップを濡らしたり、掃除の途中でモップが乾いてきたら再度濡らしたりする必要があります。また、洗浄も人の手で行わなければなりませんが、洗濯機での洗浄も可能

中村 真由美(編集部)

中村 真由美(編集部)

モノ雑誌のシロモノ家電の編集者として6年間従事した後、価格.comマガジンで同ジャンルを主に担当。アウトドアからオタク系まで意外と幅広くイケちゃいます。

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