今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、アイリスオーヤマのスチームカーボントースター「SOT-401」や、ソニーのランニング向けヘッドホン「Float Run」、アップルの新型「Mac mini」を紹介する。
2023年1月31日(火)発売
アイリスオーヤマから、スチームカーボントースター「SOT-401」が登場する。直販価格は15,180円。
同社製トースターとして初となる、カーボンヒーターを採用したのが特徴。遠赤外線と最高280度の高火力で、パンの表面をこんがり「サクッと」焼き上げられる。
また、付属のスチーム用カップを用いた蒸気の力で、パンの内部の水分を逃がさず「ふんわり」仕上げることも可能だ。
さらに、同時に4枚のトーストや直径21pのピザも焼ける庫内の広さと、100〜280度まで無段階温度調節を採用し、グラタンやお菓子作りまでさまざまな調理に活用できる。
このほか、定格消費電力は1350W。最大15分のタイマーを搭載する。本体サイズは350(幅)×238(高さ)×320(奥行)mm(電源コードを除く)。重量は約4.1kg(受け皿含まず)。
ボディカラーは、ミルクベージュのほか、オンライン限定モデルのストーングレーとテラコッタの計3色を用意する。
2023年2月3日(金)発売
ソニーから、耳をふさがない構造を採用した「Float Run(フロートラン)」が登場する。
耳をふさがず、耳の前にスピーカーが浮く構造の「オフイヤーヘッドホン」をコンセプトにしたワイヤレスモデル。周囲の音や自分の声を自然に聞きながら、通話や音楽などのエンタテインメントを楽しめる。ランニングなどのスポーツ時にも適しているとのことだ。
また、圧迫感のない装着感に加えて、通気性もよく、快適に使用できるというのが特徴。さらに、電池や基板などを耳の後ろ側に配置することで、重心の位置を調整。装着時には、イヤーハンガーが柔軟に頭の傾斜に沿うため、激しく動いても安定して装着できるという。
仕様面では、直径16mm大口径ダイナミック型ドライバーユニットを装備。Bluetoothのバージョンは5.0、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックはSBC、AACをサポートする。電池持続時間(連続音声再生時間)は最大10時間で、充電時間は約3時間。IPX4相当の防滴性能も採用した。
重量は33g。ボディカラーはブラック。
2023年2月3日(金)発売
アップルから、「M2」または「M2 Pro」を搭載する新型「Mac mini」が登場。ラインアップとして、「M2」搭載モデル2機種と「M2 Pro」搭載モデル1機種を用意する。
前世代の「M1」を搭載した「Mac mini」と比較して、大幅にパフォーマンスが向上したのが特徴。「M2 Pro」搭載モデルは、「Mac mini」初のプロレベルのパフォーマンスを実現したという。
「M2」は、4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成される8コアCPUと10コアGPUを採用。前世代のM1を搭載した「Mac mini」と比較し、「Final Cut Pro」でのProResトランスコードが最大2.4倍高速、「Adobe Photoshop」でのフィルタと機能のパフォーマンスが最大50%高速、「バイオハザード ヴィレッジ」のゲームプレイが最大35%高速になっている。
「M2 Pro」は、8つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された最大12コアのCPUと、最大19コアのGPUを採用。前世代の「M1」を搭載した「Mac mini」と比較し、「Affinity Photo」でのグラフィックパフォーマンスが最大2.5倍高速、「Final Cut Pro」でのProResトランスコードが最大4.2倍高速、「バイオハザード ヴィレッジ」のゲームプレイが最大2.8倍高速になっている。
共通の仕様として、OSは「macOS Ventura」をプリインストール。無線通信は、Wi-Fi 6E準拠の無線LANとBluetooth 5.3に対応する。
本体サイズは19.7(幅)×3.58(高さ)×19.7(奥行)cm。重量は「M2」搭載モデルが1.18kg、「M2 Pro」搭載モデルが1.28kg。ボディカラーはシルバー。
「M2」搭載モデルのインターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB Type-A×2、HDMI×1、ギガビットLAN×1、ヘッドホン×1を装備。最大2台のディスプレイ出力が可能だ。
「M2 Pro」搭載モデルのインターフェイスは、Thunderbolt 4×4、USB Type-A×2、HDMI×1、ギガビットLAN×1、ヘッドホン×1を装備。最大3台のディスプレイ出力が可能だ。
「M2」搭載モデルは、8コアCPU/10コアGPUの「M2」や、8GBユニファイドメモリーを採用。ストレージが異なる256GBモデルと512GBモデルの2機種を用意する。
「M2 Pro」搭載モデルは、10コアCPU/16コアGPUの「M2 Pro」や、16GBユニファイドメモリーを採用。ストレージは512GBモデルの1機種を用意する。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。