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【動画】価格.com編集長がドラム式洗濯機をガチ解説。縦型とどっちがいい?

価格.com編集長がいろんな家電のトレンドや厳選モデルを紹介する「ガチ解説」シリーズ。今回は、ドラム式洗濯機をピックアップしました。縦型洗濯機との違いや、メリットやデメリットから今注目の人気モデルを紹介します。

<動画の内容>

第1章 ドラム式洗濯機のメリットとデメリット

洗濯機には、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の2種類があります。縦型洗濯機と比較した場合、ドラム式洗濯機の大きなメリットが乾燥機能です。

縦型洗濯機は、槽を横方向に回転させることで遠心力で水をはじいて乾燥させますが、ドラム式洗濯機の場合は縦方向に回転させながら衣類を落とすように乾燥させるため、衣類が乾燥しやすいという特徴があります。また、乾燥時に衣類にしわが付きにくかったり、全自動の洗濯から乾燥までを一貫して行えるという特徴も備えます。

また、洗濯時に衣類の傷みが少ないというのも特徴のひとつ。縦型洗濯機は水流が強いため、槽の中で衣類がかくはんされやすいのですが、槽の内側にこすれて傷が付いてしまうことが時折あるとのこと。いっぽうのドラム式洗濯機は、槽をゆっくり回しながら衣類を落とすため、衣類に傷が付く心配が少なくなっています。加えて、洗濯に使用する水の量が少ないため、節水の効果も期待できます。

ただし、洗浄能力に関しては、ドラム式洗濯機よりも縦型洗濯機のほうが上です。また、ドラム式洗濯機は、乾燥機能を搭載しているため本体サイズが大きくなります。つまり、設置サイズが大きいため、住居によっては設置できないということもあります。

そして、これが最大のデメリットになるかもしれませんが、ドラム式洗濯機は価格が高く、ざっくりですが同じ容量の縦型洗濯機の2倍すると考えてよいでしょう。

ドラム式洗濯機のメリット&デメリット
メリット:乾燥が強力、衣類の傷みが少ない
デメリット:洗浄能力は縦型洗濯機が上、価格が高い(縦型洗濯機の約2倍)、設置面積が大きい

メーカーごとの違い

価格.com上では、長い間パナソニックと日立の2強時代が続いています。パナソニックはキレイなデザイン、洗濯物が取り出しやすい「ななめドラム」などデザインと使いやすさに定評があります。

もうひとつの日立は、機能に力を入れている特徴があるとのこと。先ほど、ドラム式洗濯機は縦型洗濯気と比べて洗濯能力が低いとしましたが、日立は強い水流で洗濯する「ナイアガラ洗浄」という機能を取り入れ、ドラム式洗濯機でも縦型洗濯機に引けを取らない洗浄能力が特徴です。

加えて、日立は乾燥においても「風アイロン」という機能を取り入れ、強力な風を使い、まるでアイロンで仕上げたかのような乾燥が行えます。そのため、機能性を重視するという人から日立は支持を得ているとのことです。

そのほかには、東芝、シャープがドラム式洗濯機を手掛けていますが、東芝は「ウルトラファインバブル」という機能が特徴です。衣類の繊維の奥までしっかり届くナノサイズの泡を洗濯機内部で発生させ、洗浄能力をアップ。いっぽうのシャープも、微細な水滴を衣類に噴射する「マイクロ高圧洗浄」という機能を採用。各メーカーは、ドラム式洗濯機でも洗浄力を高める機能に力を入れているようです。

最後は、価格.comで昨今じわじわと人気を得ているAQUA(アクア)です。もともと三洋電機の洗濯機と冷蔵庫部門だったのですが、ハイアールに買収されアクアという社名で展開されています。アクアのドラム式洗濯機は、実用性をしっかりと備えつつも、ほかメーカーよりも数万円安いというコストパフォーマンスの高さが特徴です。洗濯機に高い機能性は求めない、という人からの評価が高いです。

<価格.com編集長による厳選モデル>

最後に価格.com編集長が、現時点(撮影日の2月9日時点)で価格.comで支持されている人気のモデルを紹介。動画内では、人気の理由や特徴的な機能を解説していますので、ぜひご覧ください。

・東芝「ZABOON TW-127XP2L」
・日立「ビッグドラム BD-STX120HL」
・パナソニック「NA-LX127BL」
・シャープ「ES-X11A-L」
・アクア「まっ直ぐドラム AQW-DX12N」

水川悠士(編集部)

水川悠士(編集部)

最新ガジェットとゲームに目がない雑食系ライター。最近メタボ気味になってきたので健康管理グッズにも興味あり。休日はゲームをしたり映画を見たりしています。

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