提供:Carepod
ウイルス対策や健康のため、乾燥する季節に加湿器を導入する家庭は年々増えています。そのいっぽうで、「清潔性に不安がある」という声が多いのも現状。タンク内の水を大気中に放出する構造のため、内部が不潔だと雑菌が繁殖し、その雑菌がスチームと一緒に部屋に放出され、体内に吸い込みかねないからです。しかも、菌は目に見えないものだけに、洗っただけでは除菌ができたか確信がもてません。この問題を解決してくれそうな、Carepod(ケアポッド)の加湿器2モデルが2023年9月に日本に初上陸。水タンクにステンレス素材を採用し、雑菌が繁殖しやすい内部パーツを煮沸除菌できる世界初(※1)の仕組みを採用した「X50」と「MS031S2」の魅力をお伝えします。
Carepodは2015年に韓国で創設された比較的新しい企業ですが、歯科医師であるキム・ヒョンジュ代表が医療現場の消毒作業から発想を得て開発した加湿器だけに、これまでにない清潔機能を備えており、韓国だけではなく米国や欧州でも注目を集めています。2021年には15万台の販売を実現し、韓国加湿器ブランド1位(※2)を獲得。韓国や米国の病院やエステティックサロンでの利用事例も増えています。
加湿方式には、超高速振動で水をミストにして大気に放出する「超音波式」を採用。水タンクと水を振動させる振動子があれば加湿できるため、お手入れを怠ると清潔性が保ちにくいフィルターを必要としません。そのうえ、「X50」「MS031S2」は構造を徹底的にシンプルにするとともに、水タンクの底面に振動子を配置するのではなく、ふた部に取り付け、振動子を上から水タンクに差し込む仕組みとすることで、高い清潔性と手間のかからないお手入れを実現しました。
ふたの内側から手前に飛び出ている白いパーツが振動子で、ふたを閉めるとタンク内の水に触れる仕組み。この振動子は水位に合わせて可動する「フローティング方式」(詳しくは後述)を採用しており、5つの国と地域(韓国、米国、ヨーロッパ、中国、日本)で特許を取得しています
本体内にあるパーツは、水タンクと振動子、内ぶたの3つ。水タンクと振動子が分離した構造なので、水タンクや振動子、内ぶたを本体から取り外し、それらのパーツをすべて洗浄できます。さらに、水タンクには菌が付きにくく、カビが繁殖しにくいステンレス素材を使用。しかも、タンクに水を入れ、振動子や内ぶたも一緒にガスコンロやIHクッキングヒーターで加熱して煮沸除菌できます。
内部パーツは簡単に取り外し可能。水タンクには腐食に強いSUS304規格の高品質なステンレス素材を使用しています
取り外した水タンクと振動子、内ぶたは丸洗いできます。水タンクの口が大きく、凹凸も少ないので洗いやすいのもいいところ。炊飯器の内釜や内ぶたを洗うような感覚でお手入れできます
水を入れたタンクをガスコンロやIHクッキングヒーターで加熱し、タンク内の水を沸騰させることで雑菌を除菌(※3)できます。振動子や内ぶたもタンクの中に入れて、一緒に煮沸可能(振動子の煮沸は5秒間のみ)。手洗いでは届きにくい部分もしっかり除菌できます
今回紹介する「X50」と「MS031S2」は、どちらも260(幅)×250(奧行)mmのスペースに設置できるコンパクトサイズながら、最大加湿量300mL/hを実現。14畳の部屋に対応しており、タンクいっぱい水を入れておけば30時間連続加湿できるので、給水の頻度は少なくて済みます。そして、加湿性能については、特許を取得したフローティング方式の振動子が安定した加湿を実現。振動子は水の上に露出すると過熱で故障し、深く沈み過ぎるとミストが発生しないことがあるため、常に水面下約3cmのところに沈むように設計されており、安全性を担保しながら最適な加湿を継続します。
フローティング方式の振動子はタンク内の水位に合わせ、水面下の約3cmに位置するように可動。タンク内の水が約0.5L以下になると運転を自動で停止する安全機能も備えています
給水は2WAY仕様。ふたを開けて水を注ぐ方法と、水タンクを取り外して蛇口から直接水を注ぐ方法が選べます
ここまでは「X50」と「MS031S2」に共通する特徴を紹介しましたが、ここからは2モデルの違いを見ていきましょう。
「X50」と「MS031S2」の大きな違いは、デザインとヒーター機能の有無です。「MS031S2」は純粋な超音波式加湿器で、3段階で加湿レベルの選択が可能。最小パワーで150mL/h、最大パワーで300mL/hの加湿性能を備えています。
韓国ホームショッピング業界全体の加湿器部門で3年間販売1位を獲得(※2)した定番の人気モデル「MS031S2」。本体サイズは260(幅)×236(奧行)×275(高さ)mmで、重量は2.9kgです。公式オンラインストア価格は28,000円(税込)
いっぽう、「X50」は超音波加湿に加え、超音波とヒーターを併用したハイブリッドモデルです。「超音波」と「超音波+低温ヒーター」による運転に対応し、加湿レベルはそれぞれ3段階で切り替え可能。なお、超音波のみで加湿した場合は最小パワーで150mL/h、最大パワーで300mL/h、ヒーターを併用すると最小パワーで170mL/h、最大パワーで400mL/hまで加湿能力が向上します。ちなみに、ヒーター使用時の水温は最大40度程度なので、放出されるスチームの温度は約34度と安全。スチームに触れても火傷する心配はありません。
低温ヒーターを組み合わせた超音波加湿で素早い加湿が期待できる「X50」。本体サイズは250(幅)×250(奧行)×300(高さ)mmで、重量は3.5Kgです。公式オンラインストア価格は38,000円(税込)
なお、2モデルともに通常の超音波加湿時の消費電力は30W。1日10時間使用しても1か月(31日)の電気代は288円で済みます(1kWhあたり31円で計算)。「X50」でヒーターを使用しても、ヒーターの温度は低温なので、消費電力は100Wとそれほど多くなく、1日10時間使用した場合の1か月の電気代は961円です。
加湿器は見える場所に設置するものなので、デザイン性の高さや家具との親和性を重視する人も多いでしょう。「X50」と「MS031S2」は北欧デザインを彷彿とさせるシンプルでインテリアを選ばない見た目。そのデザイン性の高さから、世界3大デザイン賞のうち「Red Dot Design Award」「iF DESIGN AWARD」の2つのアワードを受賞しています。コンパクトなので設置する場所も選びません。
「MS031S2」は丸みを帯びたやさしい雰囲気
スタイリッシュな「X50」。脚は着脱できます
さらに、「X50」は別売の専用スタンドと組み合わせることも可能。アルミ合金製のスタンドは2kgと重量感があり、「X50」とボルトで接続するため安定感があります。床との設置部分にはゴムパッドが付いているので、床を傷付けたり転倒したりする心配がありません。
スタンドと組み合わせてもインテリア性の高さは損なわれません。スタンドのサイズは530(幅)×530(奧行)×350(高さ)mmで、公式オンラインストア価格は7,000円(税込)
加湿器は水を利用する家電だけに、従来から雑菌やカビの繁殖が課題でした。多くのメーカーが抗菌パーツを組み込むなどさまざまな工夫をしていますが、パーツが増えるとその分凹凸が発生して、お手入れがしにくくなるというデメリットも発生します。
Carepod「X50」「MS031S2」は内部パーツが3つというシンプルな構造と、それらのパーツを取り外して煮沸除菌できるという画期的な加湿器。煮沸除菌は古来より利用されている除菌方式だけに、その効果には安心感があります。しかも、余計な薬剤を必要としないので「タンクに薬剤が残っているのでは?」という心配もありません。そのうえ、パーツを熱湯に浸して除菌(※3)することで、パーツのミゾの奥までしっかり除菌できるのも評価できます。
この清潔性の高さやメンテナンスの手軽さ、そしてデザイン性の高さなどを受け、米国で発行された世界有数のビジネス経済雑誌「フォーブス」では、Carepodの加湿器を「簡単で洗練されたデザインとともに、加湿器ユーザーの掃除の難しさを解決した製品」と評価しています。お手入れが簡単で、安心して使える超音波式加湿器が欲しいなら、本製品を検討してみてはいかがでしょうか。
※1 ステンレス加湿器は3つのパーツ(ステンレス水タンクと内ぶた、振動子)から構成され、3つのパーツについて2016年6月28日に世界で初めて韓国で特許(第10-1527339号)を取得。
※2 韓国テレビショッピング加湿器ブランド部分で3年連続1位を獲得。韓国6大大手テレビショッピング会社で加湿気部門売上1位を達成(2019〜2020年)。
※3 試験依頼先:Intertek Certification Japan Ltd. Report number:RT20E-S0037_R2 テスト目的:HealthNBio加湿器のステンレス水タンク(X50,MS031S2)に対する殺菌効能評価。試験方法:加湿器水タンクで滅菌水1Lを90℃以上に加熱し、一定濃度に希釈した試験菌液を接種した後の殺菌力を測定。熱湯消毒時に99.999%以上の菌が除去されることを確認。
パソコン・家電からカップ麺に至るまで、何でも自分で試してみないと気が済まないオタク(こだわり)集団。常にユーザー目線で製品を厳しくチェックします!