今週発売される新製品の中から注目度の高い製品を、さまざまなカテゴリから横断ピックアップして紹介する連載「今週発売の注目製品ピックアップ」。今週は、シャープの紙パック式コードレススティック掃除機「RACTIVE Air EC-KR1」や、シャークのヘアドライヤー「Shark SpeedStyle」、コシナの富士フイルム用中望遠レンズ「NOKTON 50mm F1.2」を紹介する。
2023年9月7日(木)発売
シャープから、紙パック式のコードレススティック掃除機「RACTIVE Air EC-KR1」が登場する。
紙パックに触れることなくゴミ捨てが可能な、業界初という「パックinカップ」構造を採用したコードレススティック掃除機。着脱式のダストカップの中に紙パックをセットすることで、ゴミだけでなく紙パックにも触れることなくゴミを捨てられるのが特徴。ダストカップはまるごと水洗いできる。
吸引力では、ゴミが溜まっても紙パックの上下左右に空気が流れて流路を確保する、独自の「パックinカップ」構造により、吸引力の低下を抑制するとしている。
また、運転時に感じる耳障りな音(ピーク音)を、独自の低騒音化技術により抑制。モーター音を抑える「遮音防振構造」や駆動音を抑える「ダンピングコントロール」を搭載し、実感音を従来モデル「EC-AR8」(2022年度機種)と比べ、約17%低減。人やペットにやさしい運転音を実現したという。
このほか、吸込口の端までブラシが届く構造で、壁際などのほこりをかき取りながら吸い取る「端までブラシ」や、すき間掃除への切り替えや、棚や階段などの掃除に便利なハンディ掃除への切り替えがスムーズにできる「新スグトル構造」を採用した。
主な仕様は、バッテリーが充電式リチウムイオン電池(18V/1730mAh)、充電時間が約4時間、最長運転時間が「強」で約9分、「自動」で約24分、「標準」で約35分(標準の吸込口)/約50分(付属のすき間ノズルなど使用時)、集じん容積が0.37L。
本体サイズは209(幅)×957(高さ)×251(奥行)mm、標準質量は約1.3kg(本体、バッテリー、パイプ、吸込口込み)。ボディカラーはブラック系。
2023年9月4日(月)発売
シャークニンジャから、美容家電ブランド「Shark Beauty」の第2弾として、ヘアドライヤー「Shark SpeedStyle」が発売される。
ブラシレスDCモーターを搭載し、大風量でパワフルな速乾力を実現したヘアドライヤー。また、毎秒1000回の計測を行い温度を90度以下に制御することで、髪に熱ダメージを与えないという。静電気を軽減し、まとまりのある髪に仕上げるマイナスイオン機能も搭載する。
本体は、手軽に使えるコンパクトサイズで、手の小さい人でも持ちやすいスリムなハンドルを搭載。風温は、「高」約85度(±5度)、「中」約70度(±5度)、「低」約55度(±5度)と、クールショット(冷風)、温風と冷風が交互に切り替わる「スウィングモード」の計5段階で設定できる。風量は「弱」「中」「強」の3段階で調整可能だ。
さらに、アクセサリーとして「つるツヤローラー」「ワイドノズル」「ロールブラシ」が付属し、さまざまなスタイリングが可能。「つるツヤローラー」は浮き毛を抑えてツヤ髪に仕上げることができるという。
ボディカラーは、フラミンゴピンク、シェルホワイト、ブラックメタリックの3色を用意する。
2023年9月7日(木)発売
コシナから、富士フイルムXマウント用レンズ「NOKTON 50mm F1.2」が発売される。
F1.2の大口径マニュアルフォーカス中望遠レンズ。フルサイズ換算75mm相当の画角を持ち、絞りの前後が非対称となるゾナータイプをレンズ構成のベースとして、F1.2の大口径を実現。また、全球面レンズおよび全群繰り出しを採用しながら、全長49mm、重量290gとコンパクトで取り回しがしやすいのも特徴とのこと。
同社は「絞り開放では大きなボケを生み出すとともに、数段絞り込むことでシャープな描写力を発揮することから、絞り操作による写真表現のバリエーションを楽しめる」と紹介している。
主な仕様は、焦点距離が50mm(フルサイズ換算で75mm)、口径比が1:1.2、最小絞りがF16、レンズ構成が8群9枚、画角が32.5度、絞り羽根枚数が12 枚、最短撮影距離が0.39m、最大撮影倍率が1:6.0、フィルター径が58mm。絞りリングを装備(マニュアル絞り)する。
本体サイズは63.9(最大径)×49(全長)mm、重量は290g。
新しいもの好きで、アップルやソニーと聞くだけでワクワク・ドキドキ。デジタル好きだが、最近はアナログにも興味が出てきたアラフォー編集者。