美容に健康に寒さ対策に! 冬の必需家電「加湿器」を選ぼう

最適な1台はどれ? 正しい加湿器の選び方 <2015〜2016最新版>

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空気の乾燥が気になる冬の必需品と言えば、加湿器。乾燥状態が続くと、肌がカサつくだけでなく、風邪のウィルスが増殖しやすく、さらに、鼻喉の粘膜が乾いて感染しやすくなるなど健康面でも好ましく無い。また、湿度が上昇すると体感温度もアップする。そう、冬は加湿器を上手に利用して、省エネ&快適に乗り切りたいものだ。

新モデルが出揃った中、加湿の基本原理や機能は大きく変わっていないが新しい流れとしては、デザイン性を重視したモデルの充実。近年、バルミューダやCado、ダイソンが注目を集めていたが今年はシャープも加わり、デザイン家電化が著しい。そのほか、加湿機能を持つ空気清浄機「加湿空気清浄機」も加湿性能がアップし、製品選択の候補として視野に入る。さらに選択肢が増えた今、うれしい半面、どのような加湿器を選べばよいのか悩ましいところである。そこでここでは、目的に応じた加湿器の選び方を紹介しよう。

加湿器もいろいろ。方式と特徴を知ろう!

「スチーム式」や「気化式」「ハイブリッド式」「超音波式」など、加湿器にはいくつかのタイプがあり、目的や用途にあったものを選ぶことが大切。ここではまず基礎知識として、加湿器の方式とそれぞれの特徴を、製品例とともに解説しよう。

「スチーム式」とは?

原理:ヒーターで水を温めて蒸気を放出。やかんのお湯で加湿効果を得るのと同じ原理。
メリット:水を沸騰させるので、カビや雑菌が空気中に放出されず衛生的。安価で加湿もスピーディー。
デメリット:湯気が熱いので火傷の可能性。消費電力が多め。

象印「EE-RK35」
沸とうさせた清潔な蒸気を、約65℃まで冷まして部屋を加湿。湯沸しポットのようなデザインも特徴

オムロン「HSH-101」
睡眠中の、のど・鼻・肌の潤いを保つことが目的の “パーソナル”なモデル。運転「切」の状態で保湿のタイミングを知らせる「保湿ナビ」を新搭載

「気化式」とは?

原理:水を含ませたフィルターに風をあてることで、湿った空気を放出し、加湿する。洗濯物を室内干しして加湿効果を得るのと似た原理。
メリット:火傷の心配が無く、電気代も少ない。また、気化現象を利用しているので、加湿のし過ぎが無い。
デメリット:加湿用の水を沸騰させないので、手入れを怠った不潔な状態だとカビを撒き散らすことに。加湿のスピードはスチーム式に比べて緩やか(製品によっては、風量を多くして加湿能力を高めた製品もある)。

シャープ「HV-E30」
加湿だけでなく、「高濃度プラズマクラスター」イオン発生機能により除菌・消臭効果も。温度・湿度のダブルセンサーで、過剰な加湿を防いだ省エネ運転が可能

パナソニック「FE-KXL05」
低消費電力で高速回転が可能なDCモーターを採用し、気化式ながら「お急ぎモード」で急速加湿。「ナノイー」イオン発生機能搭載でお肌の潤いも効果も

「ハイブリッド式」とは?

原理:気化式にヒーターをプラスしたハイブリッド方式は、気化式のメリットを活かしつつ、ヒーターによる加熱で加湿のスピードをアップする。
メリット:湿度が充分に高くなるとヒーターの電源を切り、低消費電力で湿度を維持。
デメリット:本体が大きく価格も高価になりがち。

シャープ「HV-E70」
「HV-E30」同様、「高濃度プラズマクラスター」イオン発生機能や温度・湿度のダブルセンサーを搭載

ダイニチ「HD-RX715」
ハイブリッド加湿器でナンバーワンの静音設計(標準モード)。「おやすみ加湿」機能で入眠時はとことん静かに、1時間後にしっかり加湿するモードに自動切替

「超音波式」とは?

原理:超音波振動で水の粒子を飛ばす。
メリット:低消費電力で、電源投入直後から水煙が登る。
デメリット:空中に放出される水の粒子が大きく、空気を加湿せずに落下しやすい。また、清潔にしておかないと、カビや雑菌も空中に放出してしまう。

アピックス「AHD-015」
コンパクトでインテリアにも映える「しずく」型が人気のロングランシリーズ最新モデル。タッチ操作でLEDライトのオン・オフ切替可能

ダイソン「Dyson Hygienic Mist AM10」 超音波式ながら、本体内部に除菌用UVランプを搭載し、加湿用の水を99.9%除菌できるというこれまでにないタイプ。さらに、“羽根のない扇風機”の技術を利用し、ミストを広範囲に放出できるのも特徴

最適な加湿方式を用途で選ぶと?

各種方式の原理とメリット&デメリットがわかったら、ライフスタイルや用途に合った加湿タイプを考えてみよう。

●デスクトップでお肌に潤いを→「超音波式」がピッタリ!
省電力で、しかも、電源を入れたら即加湿ができる「超音波式」モデルは、スポット加湿に最適。小型でオシャレな製品も豊富なので、デザインで選んでもよし。

●小さな子供がいるから家の中は1日中加湿したい→「気化式」がピッタリ!
熱い湯気が出ないので、火傷の心配なし。また、消費電力が少ないので、電気代を気にせず1日中運転したい用途に最適。

●帰宅後スピーディーに加湿したい→「ハイブリッド式」がピッタリ!
“素早く加湿したい”という用途なら「スチーム式」もよいが、予算があれば、省エネ運転が可能でコストとのバランスもよい「ハイブリッド式」の中から選ぶのがよい。

●小さなお子さんがいないなら→「スチーム式」がピッタリ!
家族の誰かが必要な時に使うなら、素早く加湿ができる「スチーム式」がいいだろう。コンパクトで持ち運びしやすい製品も豊富で、比較的安価なのもファミリーにうれしいところ。

次ページでは、製品選びに必要なチェックすべきスペックとその目安を紹介!

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2017.10.20 更新
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