選び方・特集
不快な湿度対策から部屋干しのサポートまで1年中活躍

《2021年》除湿機おすすめ15選! 衣類乾燥できる人気機種の選び方

ジメジメと不快な梅雨時には除湿機を活用しましょう。多湿な環境はカビの発生や細菌の増殖の原因となるほか、放置しておけば健康を害するおそれも。除湿機は夏の湿気対策や冬の結露防止だけでなく室内干しにも利用でき、通年で活躍する家電となっています。除湿方法や機能を見極め、使用したいシーンに最適な1台を導き出してください。


除湿機のトレンドは衣類乾燥

花粉やPM2.5、黄砂の飛散といった環境問題から洗濯物を室内干しする人が増え、近年、除湿機は、「除湿機」ではなく「衣類乾燥除湿機」と称されることが多くなりました。ただ、基本的に衣類乾燥除湿機といっても除湿機と構造は同じ。衣類乾燥の機能を前面に押し出しただけと考えてもらってかまいません。

衣類乾燥を行ううえで重要になるのが、送風具合。衣類に風を効率よく当てるための送風の工夫、ムダな電力を抑えて乾燥するセンサーの有無や性能などが各社で異なります。また、パナソニック「ナノイー」やシャープ「プラズマクラスター」といった、部屋干しによる雑菌の繁殖やニオイの発生を抑える除菌・脱臭機能も選びの決め手になるポイント。

除湿方式の種類を知ろう

除湿機選びで第一に押さえておきたいポイントは、除湿方式。これは湿度を下げる方法で、「コンプレッサー式」と「デシカント式」の2つが主流ですが、この2つの方式を1台にまとめた「ハイブリッド式」もあります。ここではそれぞれの仕組みやメリット、デメリットを解説しておきましょう。

【除湿方式1】コンプレッサー式

熱交換器によって集めた空気を冷却器で冷やして結露させ、湿気を水滴に変えて取り除きます。これは、エアコンの除湿運転と同じ仕組み。冷媒(フロンガス)をコンプレッサーで圧縮し、それが気化する際に生じる潜熱現象を利用するため、気温の高い季節ほど高い除湿能力を発揮するのが特徴です。半面、気温が低い冬場はあまり効果が期待できないことも。

【メリット】除湿できる量が多いので、湿度の高い季節に有効。デシカント式のようにヒーターを使用しないため、消費電力がデシカント方式のおよそ半分で済むうえ、室温があまり上昇しません。

【デメリット】気温が低いと除湿力が落ちるため、冬場の結露対策には向きません。コンプレッサー(圧縮機)を内蔵しているので、本体サイズや動作音が大きくなりがち。

【除湿方式2】デシカント式

ゼオライトと呼ばれる乾燥剤に空気中の水分を吸着させて湿気を除去。吸着した水分をヒーターで温めて気化させ、再び熱交換器で冷やして水滴にすることで除湿します。

【メリット】吸着した水分をヒーターで温めるため、気温に左右されずに1年中安定した除湿ができます。コンプレッサーがないので、本体サイズや運転音が比較的小さいことも魅力。

【デメリット】ヒーターを使用するため、消費電力が高め。室温が上昇しやすいので、夏場にはあまり向きません。

【除湿方式3】ハイブリッド式

コンプレッサー式とデシカント式の構造を組み合わせたタイプ。夏場はコンプレッサー式、冬場はデシカント式で運転することにより1年中高い除湿能力を保ちます。

【メリット】コンプレッサー式とデシカント式の“いいとこ取り”をしているので、通年で安定した除湿ができ、ランニングコストも抑えられます。

【デメリット】2つの方式を採用しているため、本体が大きめ。価格も高くなりがち。

上で紹介したとおり、除湿方式によって運転音や消費電力に大きな差が出るため、利用シーンにあわせたものを選ぶようにしましょう。たとえば、寝室に設置するのには静かなデシカント式が適しているように思われますが、室温が上昇しやすいため、夏場は特に寝苦しくなる可能性が!(3〜8℃上昇することもあります) 冬場ならかまいませんが、梅雨〜夏に利用するのであれば、最適とは言えません。そう考えると、人が過ごす空間で梅雨〜夏の時期に使用する除湿機は、コンプレッサー式かハイブリッド式がよさそうだといえます。

除湿機選びでチェックすべきポイント

続いては、除湿方式のほかにも押さえておかねばならない要項を紹介しておきましょう。使い勝手やメンテナンスに関することが主ですが、排水を捨てる手間は常に発生しますし、空気を放出するものなので衛生面は気にかけておきたいところです。

【チェック1】除湿能力

まずは、除湿機を1日間運転した場合に取り除ける水の量を示す「定格除湿能力」をチェックしてください。定格除湿能力の数値が大きいほど除湿能力が高いので、スピーディーに除湿できます。しかし、除湿能力が高いほど本体サイズも大きくなる傾向にあるため、設置場所を考慮して適切なものを選びましょう。なお、スペック表にある「除湿可能面積」は定格除湿能力をもとに算出された目安なので、参考になります。

【チェック2】排水タンクの容量

排水タンク容量も大事なチェック項目のひとつ。というのも、除湿能力が高くても取り除いた水を貯めておく排水タンクが小さければ運転がストップしてしまうからです(一部、停止しない製品もあるので注意)。溜まった水をこまめに捨てれば除湿し続けられますが、外出中や睡眠中に運転するならばタンク容量は大きいほうが有利。ただし、タンク容量と比例して本体サイズも大きくなるので注意しましょう。また、排水タンクは水が溜まった状態でも持ち運びやすく、その水を捨てやすいかといったこともチェックしておくと後々の快適さが変わります。

売り場で製品を触ってみても排水タンクに水は入っていませんが、満水時を想像して持ち運びやすいかを実際に手に取って試してみましょう。また、ホースを接続することで「連続排水」できる製品もあります

【チェック3】メンテナンス

湿気を除去するために本体内に空気を吸い込む機構となっているため、空気清浄機と同じようにフィルターの手入れのしやすさ、交換時期の目安やコストなども確かめておきましょう。また、排水タンクも1か月に1度程度のメンテナンスが推奨されていることが多いため、排水タンクの洗いやすさもチェック。なお、本体内部に残った湿気を乾燥させる「内部乾燥」という機能を搭載した製品もあり、衛生に気を配るなら、内部乾燥できるモデルを選ぶのも手です。

吸込口にあるフィルターは2週間に1度、掃除機でゴミを取り除いてキレイにしましょう

※このページにある図版は、パナソニックのプレスリリースを参照しています

たくさんの洗濯物にも適用する多機能モデル

送風の仕方や生乾き臭を抑える消臭機能など、衣類乾燥用だけでも複数の運転モードを備えるものを中心にセレクト。定格除湿能力は高めで、大容量の衣類乾燥に対応するものを集めてみました。

1.三菱電機「サラリ MJ-M120SX」
赤外線で洗濯物の乾き具合を見分けてかしこく乾燥

温度と湿度を見張るセンサー、そして赤外線センサー「部屋干しおまかせムーブアイ」の3つのセンサーが洗濯物の位置や量、状態を検知。「部屋干しおまかせムーブアイ」は洗濯物の乾きムラを細かくチェックできるので、乾いた衣類と湿った衣類がある場合、湿っているほうに集中的に送風して効率よく乾かしてくれます。この機能をオン/オフした同除湿機で乾燥時間を比べたところ、「部屋干しおまかせムーブアイ」をオンにしたほうが約35分も早く洗濯物を乾かせたとのこと。さらに、どこに送風しているかを光でガイドする機能が搭載されているため、MJ-M120SXの働きを目で確認することも可能。少量を急いで乾燥させる「ズバッと乾燥」モードのほか、寝具の湿気を取り除く「ふとんサラリ」モードも完備されています。

運転中に停電になっても、復帰後、もとの運転モードで再開する停電復帰機能を搭載

運転中に停電になっても、復帰後、もとの運転モードで再開する停電復帰機能を搭載

●「MJ-M120SX」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):12L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造15畳/プレハブ23畳/鉄筋30畳
排水タンク容量:3L
連続排水:○
運転音:衣類乾燥〔標準〕49dB/除湿〔弱〕39dB
消費電力(60Hz):385W
サイズ:360(幅)×210(奥行)×534(高さ)mm
重量:13.5kg

定額除湿能力が少し低めとなりますが、洗濯物の乾きムラを見つけて、効率よく乾燥させる「部屋干しおまかせムーブアイ」を備えた「MJ-M100SX」もラインアップされています。本体サイズや排水タンクの容量は前述の「MJ-M120SX」と同じ。少量の衣類乾燥に適した「ズバッと乾燥」モードや寝具に使える「ふとんサラリ」モードは搭載されていないものの、「衣類乾燥」モードより運転音が10dB小さい「夜干し」モードが完備されています。

J-M100SXにも停電復帰機能は搭載されています

J-M100SXにも停電復帰機能は搭載されています

●「MJ-M100SX」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):10L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造13畳/プレハブ19畳/鉄筋25畳
排水タンク容量:3L
連続排水:○
運転音:衣類乾燥〔標準〕48dB/除湿〔弱〕38dB
消費電力(60Hz):275W
サイズ:360(幅)×210(奥行)×534(高さ)mm
重量:12.7kg

2.コロナ「CD-H1821」
1日18Lのパワフルな除湿とたっぷりタンクで安心

定格除湿能力12L/日(60Hz)の三菱電機「サラリ MJ-M120SX」とほとんど変わらない本体サイズながら、定格18L/日のパワフルな除湿能力を有し、約6時間は水捨てが不要な4.5Lの大容量な排水タンクを装備。ヒーターを搭載しており、衣類乾燥時にはヒーター温風を使用して素早く乾かしてくれます。もちろん、ヒーターを使わずに除湿と送風だけで乾燥させることも可能。なお、ヒーターを併用して衣類乾燥する「標準」モードと「厚物」モードは、除湿機周囲の湿度と温度をセンサーで確認し、洗濯物が乾いたタイミングで自動で運転が停止するのでムダな電気代がかかる心配もありません。また、除湿能力が落ちやすい冬場には「冬」モードに設定しておくと、室温が10℃以下になったタイミングでヒーターがオンに。DCモーターを搭載している特性を生かし、室内の空気の循環をうかがす「サーキュレーター」モードも装備されており、1年中活躍してくれそうです。

コロナ「CD-H1821」

●「CD-H1821」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):18L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造23畳/プレハブ35畳/鉄筋45畳
排水タンク容量:4.5L
連続排水:○
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕50dB /除湿〔弱〕39dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥610W/除湿310W
サイズ:365(幅)×202(奥行)×570(高さ)mm
重量:12.5kg

ツインロータリーコンプレッサー方式を採用する「CD-H1821」とは異なり、一般的なコンプレッサー式となりますが、CD-H1821とほぼ同様の機能を備えた除湿能力が少し低めの「CD-H1021」もラインアップ。左右ルーバーが自動ではなく手動であること以外は、運転モードもCD-H1821と同じものが搭載されています。

コロナ「CD-H1020」

●「CD-H1021」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):10L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造13畳/プレハブ19畳/鉄筋25畳
排水タンク容量:4.5L
連続排水:○
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕41dB /除湿〔弱〕36dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥530W/除湿230W
サイズ:365(幅)×202(奥行)×570(高さ)mm
重量:12kg

3.シャープ「CV-N180」
生乾き臭のしない仕上がりが望める!

コロナ「CD-H1821」よりも少し高さはあるものの、同じく、18L/日(60Hz)の除湿能力を有するシャープ「CV-N180」は、除湿機で衣類乾燥したあとの生乾き臭が気になる人にうってつけ。本製品は衣類を乾燥させ時にプラズマクラスターを放出し、さらに衣類乾燥運転が終わったあともプラズマクラスターイオンの放出のみを継続させることで、イヤな臭いが衣類に戻らないようにする「臭い戻り対策」モードを搭載しています。せっかく衣類を乾燥させても、干しっぱなしにしておくと、室内の湿度で衣類に残った「ニオイ原因菌」が繁殖し、生乾き臭が発生してしまうのだそう。そのような事態を低減してくれるのが、臭い戻り対策モードです。さらに、湿度を検知し、状況に合わせて空気清浄運転と除湿運転を切り替える「カビバリア運転」も完備。付着カビ菌の増殖を抑制し、カビの発生を未然に防いでくれます。

シャープ「CV-N180」

●「CV-N180」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):18L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造23畳/コンクリート45畳
排水タンク容量:4.5L
連続排水:○
運転音(60Hz):衣類乾燥〔弱〕37dB/除湿〔弱〕36dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥385W/除湿〔強〕370W
サイズ:359(幅)×248(奥行)×665(高さ)mm
重量:16.5kg

4.三菱電機「MJ-PV250SX」
インバーター搭載で省エネもバッチリ! かつ、1日24.5Lの除湿を実現

コンプレッサー式の中で、圧倒的にパワフルな除湿能力を誇るのが本製品。熱交換面積を拡大し、多くの風を熱交換器に当てられるようにすることで除湿能力24.5L/日を実現しました。衣類乾燥運転では除湿に加え、広範囲に風を届けることにより、2kgの洗濯物も約86分で乾かすことができるそうです。また、インバーターを搭載しているのもポイント。インバーター制御で湿度に応じてパワーが自動調整されるので、すぐれた除湿性能を発揮しながら省エネ性の高い運転ができるといいます。このほか、気温が低くなっても除湿量を減らさない「冬」モードも完備。放出する空気の清潔さにも配慮し、銀イオン抗アレルフィルターとプラチナ抗菌フィルターが装備されています。

三菱電機「MJ-PV250SX」

●「MJ-PV250SX」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力:24.5L/日
除湿可能面積目安:木造31畳/プレハブ47畳/鉄筋62畳
排水タンク容量:5.5L
連続排水:○
運転音:衣類乾燥〔標準〕47dB /除湿〔弱〕34dB
消費電力:衣類乾燥415W/除湿〔弱〕125W
サイズ:410(幅)×299(奥行)×630(高さ)mm
重量:17.9kg

5.アイリスオーヤマ「DCE-120」
除湿機と空気清浄機の1台2役

空気清浄機に加湿機能を搭載した製品は数多くありますが、DCE-120は空気清浄機と除湿機を合体させたモデルで、除湿が不要な季節には空気清浄のみの運転に切り替えることができます。ルーバーを稼動させ、洗濯物に風を当てながら乾かす衣類乾燥モードを利用している時も、微細なアレルゲン物質も捕集するHEPAフィルターとニオイを除去する活性炭フィルターにより、常に空気はキレイに! クリーンな送風で洗濯物が乾かせる安心感が魅力です。

マイナスイオンを送風と一緒に放出することもできます。イオンのオン/オフは選択可能

マイナスイオンを送風と一緒に放出することもできます。イオンのオン/オフは選択可能

●「DCE-120」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):12L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造15畳/プレハブ23畳/鉄筋30畳
排水タンク容量:4L
連続排水:○
運転音:非公開
消費電力(60Hz):空気清浄+除湿〔自動〕315W/空気清浄45W
サイズ:343(幅)×300(奥行)×617(高さ)mm
重量:14kg

<関連記事>DCE-120の部屋の除湿と洗濯物の乾き具合はレビュー記事でチェック!

「DCE-120」と同じコンセプトの空気清浄機能付除湿機には、定格除湿能力が16L/日(60Hz)の「IJCP-J160」もラインアップされています。定格除湿能力が高いため、排水タンクはDCE-120より1L大きくなりますが、本体サイズは幅と高さが4cmほど大きい程度なので、それほど気にならなそう。デザインや表示など細かいところは異なりますが、DCE-120同様に衣類乾燥中もフィルターで清浄されたキレイな空気が放出されます。ただし、IJCP-J160には活性炭フィルターやマイナスイオンを発生させる装置は搭載されていません。

「切」タイマーは最大9時間まで設定可能。ちなみに、前述の「DCE-120」は最大12時間まで設定できます

「切」タイマーは最大9時間まで設定可能。ちなみに、前述の「DCE-120」は最大12時間まで設定できます

●「IJCP-J160」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):16L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造20畳/プレハブ31畳/鉄筋40畳
排水タンク容量:5L
連続排水:○
運転音:非公開
消費電力(60Hz):空気清浄+除湿〔自動〕290W/空気清浄40W
サイズ:384(幅)×283(奥行)×659(高さ)mm
重量:18kg

6.パナソニック「F-YHUX120」
安定がウリのハイブリッド式は洗濯物も部屋も年中カラッと!

夏も冬もしっかり除湿できるハイブリッド式なので、通年で部屋干しする派にうってつけ。約165cmのワイドな送風で幅広い範囲の洗濯物にアプローチし、さらに、新たに採用された左右で独立して動くルーバーが異なるスピードでスイングすることで、さまざまな方向から洗濯物に風を送り込みます。もちろん、センサーで乾き具合を検知し、乾燥すると自動で停止する機能も搭載。このほか、季節に適したモード(梅雨モードと冬モード)も用意されており、湿度の高い梅雨時期に「梅雨」モードを設定しておくと、衣類乾燥後に部屋の除湿へ移行し、乾燥しがちな冬場には「冬」モードにしておくことで、衣類乾燥中にも部屋の空気が乾燥し過ぎないように湿度約40〜60%になるようにコントロールしながら運転してくれます。また、衣類乾燥が完了した後、ナノイーXを部屋全体に行き渡らせ、臭いや浮遊菌、花粉などを抑える「部屋ケア」モードに自動で切り替える「ケアキープ」モードも完備。衣類乾燥とともに、室内のケアもおまかせできます。

衣類乾燥の「標準」モードよりも運転音が10dB静かになる「音ひかえめ」モードや、少量の洗濯物を短時間で乾かしたい時に役立つ「速乾」モードも搭載

衣類乾燥の「標準」モードよりも運転音が10dB静かになる「音ひかえめ」モードや、少量の洗濯物を短時間で乾かしたい時に役立つ「速乾」モードも搭載

●「F-YHUX120」のスペック
除湿方式:ハイブリッド式
定格除湿能力(60Hz):10L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造13畳/プレハブ19畳/鉄筋25畳
排水タンク容量:3.2L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕49dB/除湿〔自動〕39dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔標準〕245W/除湿〔自動〕235W
サイズ:370(幅)×225(奥行)×583(高さ)mm
重量:13.9kg

もう少し除湿能力の高いハイブリッド式が欲しいなら、定格除湿能力17L/日(60Hz)の「F-YHUX200」という選択肢もあります。基本的な機能は前述の「F-YHUX120」と同じですが、F-YHUX200は「まるごと」モードを搭載しているのがポイント。まるごとモードは除湿運転の中にあるモードで、設定しておくと、部屋の空間だけでなく、カーテンや敷物などの布製品の湿気も除去してくれます。

パナソニック「F-YHUX200」

●「F-YHUX200」のスペック
除湿方式:ハイブリッド式
定格除湿能力(60Hz):17L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造21畳/プレハブ33畳/鉄筋43畳
排水タンク容量:5L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕49dB/除湿〔自動〕44dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔標準〕340W/除湿〔自動〕330W
サイズ:378(幅)×296(奥行)×662(高さ)mm
重量:17.4kg

7.シャープ「CV-NH140」
プラズマクラスターで消臭もできるハイブリッド式

シャープの除湿機にもハイブリッド式が登場。コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせた構造であることは一般的なハイブリッド式と同じですが、搭載するヒーターに「PTCセラミックヒーター」を採用したのが特徴。このヒーターは目標温度付近で一定の温度を保ち安く、過度の温度上昇が起こらないため、安全性が高いのだそう。肝心の除湿能力に関しては、梅雨時に衣類乾燥運転した場合、約2kgの洗濯物を約64分(60H)で乾かすことができる性能を実現。「プラズマクラスター25000」も装備されているので、除湿や衣類乾燥しながら衣類や部屋の消臭や付着カビ菌などの増殖を抑制する効果も期待できます。衣類乾燥(エコ自動)終了後にプラズマクラスターイオンを放出し、衣類への臭い戻りを防ぐ機能も完備。もちろん、プラズマクラスターイオンで衣類の消臭を行う運転も用意されています。

吹出口のルーバーは自動でスイング可能

吹出口のルーバーは自動でスイング可能

●「CV-NH140」のスペック
除湿方式:ハイブリッド式
定格除湿能力(60Hz):13L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造16畳/鉄筋33畳
排水タンク容量:3.6L
連続排水:○
運転音(60Hz):衣類乾燥〔速乾・標準〕51dB/除湿〔標準〕51dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔速乾〕695W/除湿〔標準〕295W
サイズ:365(幅)×235(奥行)×645(高さ)mm
重量:15kg

<関連記事>CV-NH140の衣類乾燥運転の実力を検証!

設置スペースを抑えて衣類乾燥したいならコンパクトモデル!

パワフルな除湿能力は魅力だけれど、コンパクトさを優先したいこともあります。サニタリールームの衣類乾燥としても使えるけれど、小さめサイズの除湿機をピックアップしてみました。

8.シャープ「CV-N71」
わずかA4サイズのスペースに設置可能

本体サイズが大きくなりがちなコンプレッサー式ながら、303(幅)×203(奥行)mmの設置面積を実現。風とともにプラズマクラスターイオンが放出されるので、湿気で生乾き臭がしやすいサニタリールームで役立ちそう。残念ながらルーバーは自動でスイングしませんが、手動で角度調整可能。ハンドルが装備されているため、移動させるのもラクラクです。排水タンクも手を入れて洗えるくらい広い構造なので、使い勝手も上々。

シャープ「CV-N71」

●「CV-N71」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):7.1L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造9畳/コンクリート18畳
排水タンク容量:2.5L
連続排水:○
運転音(60Hz):衣類乾燥〔弱〕36dB/除湿〔弱〕36dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔強〕190W/除湿〔強〕190W
サイズ:303(幅)×203(奥行)×524(高さ)mm
重量:9.4kg

9.アイリスオーヤマ「IJC-H65」
スリムで小型だから置き場所に困らない

本製品も前述のシャープ「CV-N71」同様に設置場所を取らないモデル。小型ながら、約2kgの洗濯物を約1.8時間で乾かす性能を有しています。ルーバーはスイングさせることができ、スイング角度は「広範囲(90°)」「上向き」「下向き」の3段階で設定可能。本体にハンドルが付いているので、持ち運びも比較的ラクに行えます。

アイリスオーヤマ「IJC-H65」

●「IJC-H65」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):6.5L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造8畳/プレハブ12畳/鉄筋16畳
排水タンク容量:2.5L
連続排水:○
運転音:非公開
消費電力(60Hz):184W
サイズ:319(幅)×204(奥行)×535(高さ)mm
重量:9.7kg

10.コロナ「CD-S6321」
静かで小さいコンプレッサー式

高さと奥行はあるものの、上で紹介したシャープ「CV-N71」やアイリスオーヤマ「IJC-H65」よりも幅が小さいスリムなコンプレッサー式。上下にスイングするルーバーは、95°または上向き55°の可動域から選べるようになっているので、広範囲にも集中的にも送風できます。さらに、湿度センサーを駆使し、衣類乾燥運転で衣類が乾いたと判断すると自動停止する機能や、除湿運転時に湿度60%を保つように除湿と送風を切り替えながら運転する自動モードも完備。ムダな運転を省くことで、省エネ性を高めています。

コロナ「CD-S6321」

●「CD-S6321」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):6.3L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造8畳/プレハブ12畳/鉄筋16畳
排水タンク容量:3L
連続排水:○
運転音:衣類乾燥〔速乾〕36dB/除湿〔標準〕34dB
消費電力(60Hz):215W
サイズ:170(幅)×365(奥行)×533(高さ)mm
重量:8.3kg

11.カドー「ROOT 7100」
見た目も運び方もスマートで美しい

センサーで乾き具合をチェックし、風量や運転モードを変更する機能は搭載されていないため、衣類乾燥モードは自動運転を5時間行ったあと、送風運転となります。この自動運転の時間は変更できないので、乾きやすい生地の洗濯物や少量の洗濯物を乾かす場合は、タイマー(1/4/8時間)設定するといいでしょう。さらに、除菌・消臭剤「ビーズガード」(別売)をセットすれば、ニオイやウイルスなどを分解でき、衣類に付着した部屋干し臭の原因菌も99%除去できます。シンプルな構造ですが、ハンドル持ってキャリーバッグのように運べるので、衣類乾燥時はリビング、入浴後はサニタリールームというように気楽に移動可能。なお、除湿モードは搭載された温湿度センサーで室内の湿度をチェックし、快適な湿度になると送風に切り替わるようになっています。

カドー「ROOT 7100」

●「ROOT 7100」のスペック
除湿方式:コンプレッサー式
定格除湿能力(60Hz):7.5L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造9畳/コンクリート19畳
排水タンク容量:3.5L
連続排水:○
運転音:衣類乾燥48dB/除湿〔強〕45dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥189W/除湿〔強〕187W
サイズ:327(幅)×207(奥行)×682(高さ)mm
重量:12kg

12.パナソニック「F-YHUX90」
真下から乾かせるコンパクトなハイブリッド式

通年で安定した除湿が行えるハイブリッド式は魅力的ですが、どうしても本体サイズが大きくなりがち。そんな課題を解決したコンパクトなモデル「F-YHUX90」は高さを抑えた設計となっているため、洗濯物の真下に設置して衣類乾燥することもできます。コンパクトボディながら、約2kgの洗濯物を約97分で乾かすことができる性能を備えているとのこと。衣類乾燥のあと除湿運転に切り替える「カラッとキープ」モードや、冬場に部屋の空気が乾燥し過ぎないようにコントロールしながら衣類乾燥する「冬」モード、エコナビ、ナノイーXなどの機能も搭載されています。

パナソニック「F-YHUX90」

●「F-YHUX90」のスペック
除湿方式:ハイブリッド式
除湿能力(60Hz):定格6.5L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造8畳/プレハブ13畳/鉄筋16畳
排水タンク容量:2.4L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕49dB/除湿〔自動〕43dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔標準〕185W/除湿〔自動〕175W
サイズ:470(幅)×250(奥行)×335(高さ)mm
重量:10.5kg

<関連記事>F-YHUX90の前モデルで衣類乾燥運転の実力をチェック!

13.パナソニック「F-YZUX60」
衣類を乾かすのも片付けた衣類のケアにも!

コンパクトながら110cm幅、上下160°にスイングしながら送風できるので、横に広く干した洗濯物も一度に乾燥できます。さらに、もう少し乾かしたいような生乾きの洗濯物を最大風量で一気に乾かす「仕上げ」モードも用意。ヒーターを使用するため電気代が気になるデシカント式ですが、洗濯物が乾いたと判断すると運転をストップする機能が装備されているので安心です。また、衣類乾燥が完了したあとに除湿運転が始まる「カラッとキープ」や部屋干し臭を抑えるナノイーも完備。

パナソニック「F-YZUX60」

●「F-YZUX60」のスペック
除湿方式:デシカント式
除湿能力(60Hz):定格5.6L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造7畳/プレハブ11畳/鉄筋14畳
排水タンク容量:2L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔おまかせ〕48dB/除湿〔おまかせ〕38dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔おまかせ〕295W/除湿〔おまかせ〕285W
サイズ:190(幅)×357(奥行)×459(高さ)mm
重量:6kg

前述の「F-YZUX60」と同じ構造、除湿能力で、エコナビやナノイーを搭載していない「F-YZU60」もラインアップされています。シンプルに除湿運転、衣類乾燥運転するだけでいいなら、価格.com最安価格(2021年5月19日時点)が1万円ほど安いF-YZU60で十分でしょう。

パナソニック「F-YZU60」

●「F-YZU60」のスペック
除湿方式:デシカント式
除湿能力(60Hz):定格5.6L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造7畳/プレハブ11畳/鉄筋14畳
排水タンク容量:2L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔おまかせ〕48dB/除湿〔おまかせ〕38dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔おまかせ〕290W/除湿〔おまかせ〕280W
サイズ:190(幅)×357(奥行)×459(高さ)mm
重量:5.9kg

14.日立「HJS-D562」
移動させて家中あちこちで使える

奥行や高さのコンパクトさを優先するなら、この「HJS-D562」がよさそう。デシカント式なので、重量も5.3kgと比較的軽く、移動もラクにできそうです。吹出口のルーバーは自動で上下に150°可動し、左右に吹き出す風の幅や方向を手動で調整可能。送風具合を前方向50°、上方向100°の範囲に設定して集中的に洗濯物を乾かすこともできます。

日立「HJS-D562」

●「HJS-D562」のスペック
除湿方式:デシカント式
除湿能力(60Hz):定格5.6L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造7畳/プレハブ11畳/鉄筋14畳
排水タンク容量:1.8L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕50dB/除湿〔自動〕50dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔標準〕460W/除湿〔自動〕290W
サイズ:269(幅)×174(奥行)×445(高さ)mm
重量:5.3kg

15.日立「HJS-DR601」
いろいろな場所で使いたいけど、たっぷり除湿もしたい派に!

前述の日立「HJS-D562」よりもサイズや重量は若干増しますが、長時間除湿運転を行いたいならタンク容量が2.5Lの「HJS-DR601」を選ぶのもあり! 軽くて移動に適したHJS-D562に比べると重量が0.6kg増すものの、大きなハンドルが装備されているので持ち運びもそれほど苦労しなさそう。吹出口のルーバーは、上下に130°/80°/60°の範囲でスイング可能。バックライト付きの液晶モニターも搭載されており、イラストとアイコンで運転状況や操作がわかりやすいのもポイントです。

●「HJS-DR601」のスペック
除湿方式:デシカント式
除湿能力(60Hz):定格5.6L/日
除湿可能面積目安(60Hz):木造7畳/プレハブ11畳/鉄筋14畳
排水タンク容量:2.5L
連続排水:非対応
運転音(60Hz):衣類乾燥〔標準〕47dB/除湿〔自動〕47dB
消費電力(60Hz):衣類乾燥〔標準〕460W/除湿〔自動〕290W
サイズ:301(幅)×204(奥行)×502(高さ)mm
重量:5.9kg

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価格.comマガジン編集部

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