エアコンは暑い夏の冷房や寒い冬の暖房など、快適に暮らすために欠かせない家電です。各メーカーから自動掃除や省エネなど、さまざまな機能を搭載したモデルが登場していますが、どんなエアコンを選べばよいのかなかなかわかりづらいもの。しかも高額な製品も多く、何年も使い続けるものなので、しっかり部屋にあったエアコン選びが肝心です。そこでこの特集では、進化を遂げているエアコンのトレンドから製品選びのポイント、そして価格.comで人気の注目モデルを紹介します。ぜひライフスタイルにあったエアコン選びの参考にしてみてください。
エアコン選びの最初のポイントとなるのが、設置する部屋の広さに応じた製品を選ぶことです。エアコンには製品ごとに「適用畳数」が設けられています。各メーカーサイトなどに「6〜8畳」と記載されている場合、「木造なら6畳、鉄筋コンクリートなら8畳」に適用していることが多いです。このほかにも「主に6畳用」と記載されている場合は、木造を基準にしていることが多く、各メーカーによって基準や表記が異なることがあるので、設置する部屋の畳数に合ったモデルを選ぶようにしましょう。
適用畳数は冷房の場合と暖房の場合で畳数に違いがあることが多く、暖房のほうがやや少なめに表示されていることが多いです。「冷房8〜12畳」「暖房8〜10畳」と記載がある場合は、冷房なら12畳まで対応し、暖房は10まで対応しています
ただ、南向きで日差しがよく入る部屋や、キッチンなど火を使う部屋など、温度が高くなることが想定される場合は、部屋の畳数よりもワンランク上の畳数のモデルを選ぶといいでしょう。
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主に6畳用/主に8畳用/主に10畳用/主に12畳用/主に14畳用/主に16畳用/主に18畳用/主に20畳用/ 主に23畳用/主に26畳用/主に29畳用
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続いて選び方のポイントとなるのが、フィルター自動掃除機能の有無。エアコンを掃除しないまま使用しているとフィルターの目詰まりなどで、空調の効率が悪くなり、むだに電力を消費してしまいます。そこで便利なのが、エアコンのフィルターに付いた汚れやホコリを自動で掃除してくれるフィルターの自動掃除機能。面倒なフィルター掃除を手軽に行えて、きれいな空気を保つことができます。そのほかにエアコン内部の熱交換器の洗浄や内部の乾燥など、さまざまな自動お手入れ機能があるので、選ぶ際にチェックしましょう。
エアコン内部を自動で掃除してくれるモデルが多数登場しています。普段掃除やお手入れも大変なところでも、自動掃除機能が搭載されていると便利ですし、運転効率も下がりづらくなって省エネにつながります
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月々の電気代に直結する「省エネ性能」も忘れずにチェックしましょう。「統一省エネラベル」(下画像参照)に、省エネ性能を示す多段階評価点や年間のおおよその電気代などが表示されているので、参考にしてみてください。また、運転時も省エネでエコな運転にこだわりたい場合は、「センサー」に注目です。「人感センサー」搭載モデルであれば、人の位置を検知して風量や温度を調整したり、不在時には自動で停止したりと、エコな運転をすることも可能。そのほか、室内の空気をきれいに保ちたい場合は、ホコリや花粉を集じんする「空気清浄機能」をチェックしましょう。より細かな塵まで集じんする「PM2.5対応」モデルやイオンの力で空気中に浮遊する菌やカビを抑制する「除菌」機能など、ライフスタイルに合った機能を備えた製品を選びましょう。
省エネ性能を表示する統一省エネラベルは、省エネ基準の達成状況を1.0〜5.0までの多段階で評価したものです。2.0を基準値として、数値が高いものほど省エネ性能が高い製品と言えます
多段階評価点(2027年度)2のエアコン
多段階評価点(2027年度)3のエアコン
多段階評価点(2027年度)4のエアコン
多段階評価点(2027年度)5のエアコン
総合空調専業企業のダイキンが手掛けるルームエアコンの特徴は、夏季の除湿機能と冬季の加湿機能をあわせ持った湿度コントロールにすぐれているところです。「うるるとさらら」というネーミングで人気の「うるさら」シリーズは、多湿となる夏場でも、状況に合わせて熱交換器の冷却・加熱を効率的にコントロールし、寒くなりすぎない「さらら除湿」と、空気が乾燥する冬場に、外の空気中の水分を取り込み、給水なしで空気を潤しながら温める「無給水加湿」機能がその代表です。
パナソニックのルームエアコンは清潔性にこだわり、クリーン機能に力を入れているのが特徴です。パナソニック独自の「ナノイーX」は冷暖房中に空気中のカビや花粉、PM2.5、臭いなど有害物質を抑制するだけでなく、エアコン内部に発生しやすいカビなどを抑制して清潔に保ちます。また、エアフィルターに付いたホコリをブラシでかき取り、自動で排出する「フィルターお掃除ロボット」機能を搭載することで、内部をきれいに保ちつつ、お手入れの手間も軽減。
三菱電機のルームエアコンと言えば、長い歴史を誇る「霧ヶ峰」シリーズが有名でしょう。その最大の特徴となるのは、やはりセンサー機能です。360度センシングして室内の状況や人の状態をつぶさに読み取る高精度赤外線センサー「ムーブアイmirA.I.+」がその代表で、人の居場所や動きはもちろん、1人ひとりの手先足先の温度変化にあわせて快適な空調を行います。赤外線センサーが人を見つけて2か所同時に気流や温度を調節するなど、センサーを活用した快適機能が豊富です。
「白くまくん」シリーズが有名な日立のルームエアコンの特徴は、エアコン本体を清潔に保つクリーン機能です。熱交換器表面を凍結させ、表面に付いた霜を一気に溶かして油汚れやホコリなどを一気に洗い流す、独自の「凍結洗浄」技術でエアコン内部を清潔な状態にします。この「凍結洗浄」は室外機にも適用され、室外機の汚れが原因で起こる運転性能の低下を抑えられるのもポイントです。このほかカビ対策にも力を入れていて、パワフルな空気清浄機能と強力な除湿で室内のカビの繁殖を抑制してくれます。
エアコン選びの難点のひとつに、さまざまな「モデル」がありすぎて、一体どれが自分の部屋に向いているのかわかりづらいという問題があります。そこで各メーカーが展開する「モデル」の違いに着目して、「フラッグシップモデル」「ミドルレンジモデル」「ベーシックモデル」の3モデルの一般的な特徴を簡単に解説します。
「ベーシックモデル」「スタンダードモデル」など各メーカーで呼び名に違いはありますが、機能を絞り込んでいてシンプルな使いやすさと低価格で購入できるのが特徴です。購入コストを抑えたい方はもちろんですが、適用畳数も6〜18畳くらいのものが多く、寝室や子ども部屋などにも向いています。
「ミドルレンジモデル」は「ハイスペックモデル」や「ハイグレードモデル」と呼ばれ、センサーや掃除機能などの便利性能を盛り込みながら、価格も比較的リーズナブルに抑えたシリーズが多いことが特徴です。適用畳数は6〜20畳以上と選択肢が広く、書斎やリビング、ダイニングなど幅広い部屋に向いています。
各メーカーで「フラッグシップモデル」や「プレミアムモデル」と呼ばれるハイエンドクラスのモデル。各種センサーやAI技術など、各メーカーの最新機能を盛り込み、快適性を高めたもので、適用畳数も10〜20畳以上のものも多く、家族が集まるリビングルームなどに向いています。
エアコンを導入する前にチェックすべきポイントの1つが、エアコン本体の設置スペースの確保です。設置の際は天井から7cm以上、左右の壁からも5cm以上のスペースは必要となります。このスペースを確保したうえで、サイズの合った製品を選ぶようにしましょう。
続いてチェックするポイントは、室外機の設置スペースです。前方25cm以上、左右および後方5cm以上のスペースが必要となります。また、環境によって室外機を置けない場合は別途設置工事などが必要になる可能性があるので注意しましょう。
エアコンでは専用のコンセントが必要になる場合があります。100V用(15A、20A)と200V用(15A・20A)など種類があり、プラグの形状も異なるので、設置する部屋のコンセントの形状を必ず確認しておきましょう。大出力の製品になるほど200V電源が必要になってきます。
ここからは、価格.comで人気のエアコンを適用畳数別で紹介していきます。ひとり暮らしの方や寝室や子ども部屋にぴったりな「6〜8畳対応モデル」や、広いワンルームやリビング向けの「10〜12畳対応モデル」「14〜18畳対応モデル」に、リビングダイニングや広い部屋向けの「23〜29畳対応モデル」など。便利で快適な機能を搭載したモデルが満載なので、自分のライフスタイルに合う1台を見つけてみましょう。
6〜8畳対応モデルでまずおすすめなのが、ダイキンの「S253ATES-W」。ベーシックモデルながらフラッグシップモデルでも採用されている「水内部クリーン」機能を搭載しているのがポイント。冷房運転で発生した結露水などを使って熱交換器を洗浄するもので、エアコン内部の掃除などのお手入れを自動で行ってくれる便利な機能が魅力です。また、冷房や除湿運転の停止後に、自動でカビやアレル物質を抑えるストリーマの照射と送風や暖房でエアコン内部を乾燥させることでカビや臭いの原因菌も抑制するなど、お手入れのしやすさや清潔さにもこだわっています。
6〜8畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、ダイキンの特徴となる湿度コントロール機能を搭載したモデル「うるさらmini S253ATMS-W」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
●ダイキン「S253ATES-W」のスペック
・本体サイズ:770(幅)×233(奥行)×285(高さ)mm
・室外機サイズ:675(幅)×284(奥行)×550(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:710W
・暖房消費電力:635W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:〇
・センサー:
-
・スマホ対応:-
パナソニック「エオリア CS-253DFL-W」は、快適さと使いやすさにこだわった1台です。暑さが厳しいときは、輻射熱を考慮してパワフルに冷やす「快速」制御を採用し、立ち上げ時の温度を調節。さらに最新モデルでは室外機のコンプレッサー制御を刷新し、外気温が50度でも冷房のパワーを持続し、涼しさをキープして快適に過ごせます。このほか、冷房や除湿で発生した水でエアコン内部の汚れを洗い流す内部クリーン機能の搭載や専用アプリを使用して外出先からエアコンを操作できるなど、使いやすさにも配慮したモデルです。
6〜8畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、パナソニックの特徴となるクリーン機能にこだわっている「エオリア CS-252DEX-W」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
●パナソニック「エオリア CS-253DFL-W」のスペック
・本体サイズ:780(幅)×239(奥行)×285(高さ)mm
・室外機サイズ:539(幅)×275(奥行)×655(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:680W
・暖房消費電力:630W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
三菱電機の「MSZ-GV2523-W」は、ベーシックモデルながら基本機能と品質にこだわりがあるのがポイント。室外機を設置することが多いベランダなどの狭小スペースでは、夏場は高温になりがちですが、本機は屋外気温が46度になっても運転が停止しない酷暑に強いモデルです。また運転の力強さだけでなく、室内が高温状態(28度以上)になると自動で冷房運転を開始する「高温みまもり」機能を搭載するなど、熱中症などの対策にも積極的。さらに、冷房運転で発生した結露水でエアコン内部の汚れを外に洗い流し、暖房運転で内部を乾燥させる「内部クリーンlight」を搭載し、お手入れもしやすくなっています。
6〜8畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、三菱電機の特徴となるセンサー機能にこだわっている「霧ヶ峰 MSZ-R2522」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
●三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-GV2523-W」のスペック
・本体サイズ:799(幅)×225(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:679(幅)×249(奥行)×453(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:745W
・暖房消費電力:625W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
「RAS-AJ25N」は日立の「白くまくん」シリーズのベーシックモデルで、コンパクト設計とシンプルさが魅力です。フラッグシップモデルと比べると、室内機・室外機のサイズは一回りほど小さく、狭いスペースやベランダにもすっきり収まる省スペース性能を発揮しています。機能はシンプルながらも、吹き出す風の量をコントロールし、肌寒さを抑えて除湿する「ソフト除湿」機能や、冷房や除湿運転後に自動で暖房運転を行って、熱交換器と通風路をしっかり乾燥させる「エアコン内部クリーン」機能を搭載しています
6〜8畳対応のおすすめモデルはコスパを優先して紹介していますが、パナソニックの特徴となる本体や室外機の洗浄機能にこだわっている「白くまくん RAS-V25M」もおすすめなので、合わせてチェックしてみてください。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●日立「白くまくんRAS-AJ25N」のスペック
・本体サイズ:780(幅)×215(奥行)×280(高さ)mm
・室外機サイズ:658(幅)×275(奥行)×530(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:710W
・暖房消費電力:630W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
コロナの「ReLaLa CSH-N2523R」は、清潔性と利便性に重点を置いたベーシックモデルのエアコンです。結露水を発生させて熱交換器に付着した汚れを洗い流す「アクアドロップ洗浄Lite」で、運転後もしっかり洗浄し、エアコン内部も温風で乾燥させて清潔に保つことができます。また、熱交換器自体も汚れが落ちやすくなる「クリアフィンコート」を採用し、カビなどの発生を抑制。このほかビッグルーバーによる広範囲で心地よい気流や、暖房時の足元温め機能など、快適性も抜かりありません。
●コロナ「ReLaLa CSH-N2523R」のスペック
・本体サイズ:775(幅)×222(奥行)×290(高さ)mm
・室外機サイズ:666(幅)×249(奥行)×533(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:540W
・暖房消費電力:465W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:-
エアコン本体の横幅を抑えたコンパクトモデル「AS-C253N」。そのいちばんの特徴は、お湯の力でカビ菌や細菌を除菌するノクリア独自の熱交換器加熱除菌システムを搭載しているところです。冷房・除湿時に発生した水滴で熱交換器に付着した汚れを浮かせて洗い流し、その水分を55度以上に加熱することでカビ菌や細菌を除菌して、エアコン内部を清潔に保ちます。このほか、部屋を冷やす能力を抑えた弱冷房式の除湿運転が可能な「2WAY除湿」や霜取り運転中も暖かさをキープする「ホットキープ除霜」などベーシックモデルに関わらず、機能が豊富なところも魅力です。
●富士通ゼネラル「ノクリア Cシリーズ AS-C253N」のスペック
・本体サイズ:728(幅)×285(奥行)×250(高さ)mm
・室外機サイズ:663(幅)×290(奥行)×541(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:735W
・暖房消費電力:665W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
「AY-R25N-W」はシャープ独自の「プラズマクラスター7000」技術を使用して空気を浄化するエアコンです。冷暖房や送風運転中にプラズマクラスターイオンを放出し、菌やウイルス、ニオイなどを抑制するのが特徴。また、内部の熱交換器には親水性コートを施し、冷房や除湿時にドレン水で汚れを室外に排出するクリーンシステムも搭載しています。使用時も除湿運転の際には、冷風を天井面に吹き上げ、風が体に当たらないようにするなど快適性にも配慮しているのはうれしいポイントです。清潔さと快適性を合わせたモデルで、子ども部屋などにもおすすめです。
●シャープ「AY-R25N-W」のスペック
・本体サイズ:770(幅)×230(奥行)×283(高さ)mm
・室外機サイズ:660(幅)×266(奥行)×550(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:730W
・暖房消費電力:625W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:-
東芝の「RAS-K251M」は、スタンダードタイプのエアコン。独自の「マジック洗浄熱交換器フィン」には、水がなじみやすいコーティングが施されています。これにより、熱交換器に汚れが付着している場合でも、結露した水が水滴にならずに汚れを浮かせて効果的に洗い流す役割を果たします。また、運転中に停電時しても、復帰後に自動的に運転を再開する「オートリスタート」機能があり、夏の暑い時期や就寝中にも安心して利用できます。
●東芝「大清快 RAS-K251M」のスペック
・本体サイズ:795(幅)×230(奥行)×250(高さ)mm
・室外機サイズ:780(幅)×290(奥行)×550(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:630W
・暖房消費電力:605W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:-
「S363ATVS-W」は、ダイキンの特徴でもある屋外から新鮮な空気を取り込みながら冷房、除湿、暖房運転を行う換気機能が備わったスタンダードタイプのエアコン。感染症対策やハウスダストによる体調不良を防ぐだけでなく、窓を開けて換気をする手間を省くことができて便利です。また、熱交換器の汚れを洗浄する際に結露水を利用することで、エアコン内部を清潔に保つ仕組みもうれしいポイント。冷房や除湿運転が停止した後には、自動的に「ストリーマ」照射と送風・暖房で乾燥を行い、エアコン内部の清潔さをキープ。さらに、新たに搭載された「室温パトロール」機能により、室内の温度が寒すぎるか暑すぎるかを検知し、自動運転で快適な室温を維持します。手間なく快適な空間を維持することができるので、部屋を快適空間にしたい人におすすめです。
●ダイキン「S363ATVS-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×248(奥行)×285(高さ)mm
・室外機サイズ:675(幅)×284(奥行)×671(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:1,160W
・暖房消費電力:1,170W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:◯
・センサー:-
・スマホ対応:◯
「CS-363DJ-W」は、パナソニックのスタンダードモデルのエアコンで、独自の「ナノイーX(9.6兆)」を搭載し、冷暖房をしながら室内のカビや花粉、ウイルスなどを抑制する効果があります。また、集めたホコリに潜む菌の増殖を抑制する役割もあり、エアコン内部も清潔に保つのも魅力のひとつです。空調機能では、冷房開始後に設定した温度以下まで迅速に冷やす「快速」制御機能や、通常の除湿モードのほかに、ごく弱い除湿で寒くなりにくくするなど、さまざまな設定ができます。さらに、スマートフォンのアプリを活用することで、エアコンの遠隔操作や部屋の状況のモニタリング、通知などができるなど、使い勝手にも配慮されたモデルです。
●パナソニック「CS-363DJ-W」のスペック
・本体サイズ:780(幅)×239(奥行)×285(高さ)mm
・室外機サイズ:655(幅)×275(奥行)×539(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:1,370W
・暖房消費電力:1,200W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:-
・スマホ対応:◯
霧ヶ峰シリーズの「MSZ-S3623」は、「ちょうどいい」をテーマにインテリアに馴染みやすいデザインと機能を兼ね備えたエアコンです。とくに寝室や子ども部屋などの空間に合うように、使いやすさやお手入れのしやすさに重点を置いているのがポイント。「寝ている人や小さな子どもは自分でエアコンを調節できない」という考えのもと、赤外線センサーが床や壁の温度から体感温度を正確に測定し、自動で適切な冷房や暖房を調節して室内を快適に保ちます。また、熱交換器やファン、通風路には、ホコリや油汚れが付着しにくくするハイブリッドナノコーティングが施されており、お手入れも簡単できれいな空気を送れるように配慮されているのも魅力。さらに、体感温度に合わせて冷房と送風のふたつの運転をエアコンで自動切り替えする省エネ運転も搭載。
●三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-S3623」のスペック
・本体サイズ:799(幅)×230(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:699(幅)×249(奥行)×538(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:1,215W
・暖房消費電力:1,415W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「RAS-MJ36N」のポイントは、日立の「白くまくん」シリーズの特徴でもある「凍結洗浄Light」を搭載していることでしょう。これは熱交換器の汚れがひどくなる前に自動洗浄する洗浄システムで、熱交換器を凍らせて霜を一気に溶かし、汚れを洗い流す機能です。また、エアコン内部の通風路は除菌・防汚加工され、ステンレスフィルターも自動でお掃除。さらに、熱交換器とファンは冷房・除湿運転停止後に加熱され、付着しやすいカビを抑制するため、エアコン内部を清潔な状態に保ちます。さまざまな機能を搭載しながら本体の奥行きは250mmと薄型に設計されていて、すっきり設置できるので、コンパクトでエアコン内部の清潔さにこだわる人におすすめです。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●日立「白くまくん RAS-MJ36N」のスペック
・本体サイズ:795(幅)×250(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:750(幅)×288(奥行)×570(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:1,215W
・暖房消費電力:1,415W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「AY-R40D-W」は、シャープ独自の空気清浄技術「プラズマクラスター25000」を搭載したエアコン。内部のカビの増殖抑制はもちろん、パーツの水洗いが可能なほかに、冷暖房を使用しない季節でも室内の空気を綺麗にするなど、「清潔さ」が大きな特徴です。もちろん空調機能も豊富で、熱交換器の温度を氷点下まで下げる「氷結ドライ」と、肌寒さを抑えた「コアンダ除湿」を切り替えながら快適に除湿します。また、リモコンに「エコ自動」ボタンを搭載し、外気温の変化に合わせて設定温度を調節する省エネ運転も可能。ほかにも洗濯ものを効率よく乾燥させ、部屋干しの臭いを抑える「部屋干しモード」を搭載するなど、豊富な機能と清潔さが魅力の1台です。
●シャープ「AY-R40D-W」のスペック
・本体サイズ:770(幅)×232(奥行)×283(高さ)mm
・室外機サイズ:730(幅)×266(奥行)×550(高さ)mm
・電源:100V
・冷房消費電力:1,350W
・暖房消費電力:1,560W
・フィルター自動お掃除機能:-
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「うるさらmini S563ATMP-W」は、換気を行いながら加湿・冷暖房も同時に行ってくれるのが特徴で、2022年モデルと比較して、換気風量が1㎥/h増えたことにより、より効率的に屋外から新鮮な空気を取り込むことができるようになりました。また、室内環境に合わせて自動的に除湿機能を切り替える「さらら除湿」も搭載。さらに、室外機に搭載された加湿ユニットが外の空気中の水分を取り込み、無給水で部屋に潤いを与える「うるる加湿」も強化されており、乾燥しやすい冬場の室内でも快適に過ごすことができます。また、ストリーマ照射+送風乾燥や加熱乾燥によってエアコン内部を清潔に保ち、きれいな空気を送ることもでき、コンパクトなサイズでありながら高性能なので、コスパを重視したい方におすすめです。
●ダイキン「うるさらmini S563ATMP-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×272(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:795(幅)×300(奥行)×708(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2,000W
・暖房消費電力:1,830W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:-
・スマホ対応:◯
「エオリア CS-562DEX2-W」は、フラッグシップモデルと同じく「ナノイーX(48兆)」が搭載されているのがポイント。一般的にミドルレンジやベーシックモデルのエアコンは性能が制限される傾向がありますが、本機は最大量のナノイーXを使用し、部屋のカビ、花粉、臭い、菌などの有害物質を抑制。さらに、ナノイーXをエアコン内部に充満させることで、カビ菌を99%以上も除去することが可能です。また、熱交換器を部分的に冷やす「パーシャル制御」機能を採用し、熱交換器に除湿の効果を持つ部分と持たない部分を使い分けることで、温度を下げすぎずに湿度を下げることができ、梅雨や秋雨の涼しいシーズンにもぴったり。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●パナソニック「エオリア CS-562DEX2-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×239(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:799(幅)×299(奥行)×630(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2,280W
・暖房消費電力:1,940W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「霧ヶ峰 MSZ-R5622S」のいちばんの特徴は、なんと言ってもセンサー機能でしょう。赤外線センサー「ムーブアイ」が床や壁の温度、人の位置や活動量を独自のセンシング技術で測定し、快適な空間を実現します。さらに左右に分かれたフラップが独立して稼働し、部屋の隅まで冷風や温風を効率的に届けてくれる「2か所同時空調」機能を採用し、赤外線センサーが人を見つけ、人のいるエリアを中心に効率的に風を送ります。また清潔さにも注力しており、電気の力を利用してエアコン内部のユニットを通過するウイルスやカビ菌を高電圧で抑制。さらに、運転停止後には「おそうじメカ」が自動で汚れをかき取り、エアフィルターを清潔に保ちます。本体の高さがわずか255mmとコンパクトなサイズで、省スペースにスッポリ収めたい方にもぴったりです。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●三菱電機「霧ヶ峰 MSZ-R5622S」のスペック
・本体サイズ:799(幅)×338(奥行)×255(高さ)mm
・室外機サイズ:800(幅)×285(奥行)×550(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2,380W
・暖房消費電力:1,980W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:◯
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
クリーン技術に定評がある日立の白くまくんシリーズですが、「RAS-V56M2」は「凍結洗浄Light」という自動洗浄機能を搭載しているのが特徴です。エアコン内部の汚れがひどくなる前に、熱交換器を凍らせて、たくわえた霜とともにホコリやカビなどの付着物質を洗い流してくれるというすぐれもの。また、一般家庭では洗浄が難しいとされるファンの先端のホコリを定期的に掃除する「ファンお掃除ロボ」を採用し、日々のお手入れもサポート。さらにルームエアコン内部の湿度を見張る「カビバスター」で、運転中はもちろん運転していないときも、エアコン内部の湿度を約30%以下に保ち、カビの増殖を抑制してくれます。自動的なメンテナンス機能が優秀なので、手間をかけずに清潔な環境を維持したい方向けな1台です。
ラインアップ:6畳/8畳/10畳/12畳/14畳/18畳/20畳/23畳
●日立「白くまくんRAS-V56M2」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×340(奥行)×248(高さ)mm
・室外機サイズ:859(幅)×319(奥行)×709(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2,160W
・暖房消費電力:2,020W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
「AY-P56H2-W」は、シャープ独自の「プラズマクラスター25000」を採用し、空中に浮遊する汚れだけでなく、ソファやクッションなどに付着するカビ菌やウイルスも効果的に除去することが可能です。さらに、エアコンが停止中にカビの増殖を検知すると、自動的にイオンを発生させて抑制する「プラズマクラスターパトロール」機能も搭載し、部屋のカビを抑えるだけでなく、エアコン内部のカビも予防します。さらに独自技術である「デュアルロングパネル」も特徴的です。冷房時には上向きに送風口を開き、冷たい風が直接体に当たらないように配慮され、暖房時には下向きに送風口を開いて足元に暖かさを届けるように風をコントロールします。シャープならではの空気浄化はもちろんですが、コンパクトなサイズと豊富な機能も魅力です。
●シャープ「AY-P56H2-W」のスペック
・本体サイズ:798(幅)×299(奥行)×249(高さ)mm
・室外機サイズ:800(幅)×300(奥行)×630(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:2,250W
・暖房消費電力:2,020W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:◯
・空気清浄:-
・センサー:◯
・スマホ対応:◯
コロナのルームエアコンのフラッグシップモデル「ReLaLa CSH-Z5623R2」は、最近のトレンドであるクリーン機能を強化しています。冷房運転時に発生する約3Lの大量結露水で熱交換器を洗浄する独自の「アクアドロップ洗浄」機能を搭載し、約40分の温風乾燥と合わせて、熱交換器上の汚れをしっかり洗い流し、カビ菌の付着を抑制します。さらにフィルターを自動で掃除し、ブラシがかき取ったホコリは室内機底面の「ワンタッチダストボックス」に溜まっていくので、お手入れもこのボックスを外すだけで行えて便利です。このほか人感センサーで人がいるかいないかをチェックして、運転をセーブする省エネ機能や、室外機の霜を取りながら暖房運転できる「ノンストップ暖房」など、暖房器具で定評のあるコロナらしいユニークな機能も搭載。
●コロナ「ReLaLa CSH-Z5623R2」のスペック
・本体サイズ:797(幅)×369(奥行)×295(高さ)mm
・室外機サイズ:792(幅)×310(奥行)×675(高さ)mm
・電源:200V
・冷房消費電力:1,720W
・暖房消費電力:1,595W
・フィルター自動お掃除機能:◯
・自動熱交換器洗浄:-
・空気清浄:-
・センサー:◯
・スマホ対応:◯