服を内側から乾かしてくれる

洗濯物が超乾く! 部屋干しの強力助っ人“温風を出すハンガー”を使ってみた

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洗濯したばかりの服を、どうしても早く乾かしたいときってありますよね? しかし、雨が降ったり気温が低くて寒い日は、なかなか乾いてくれません。そこで洗濯物をエアコン暖房の下につるしてみたり、ドライヤーの風をガーガーあてて何とかしようと頑張ったことは誰しもあるのではないでしょうか。

そんな経験をしたすべての人にお知らせしたい、みずから温風を出してくれるハンガーがあることを。それが今回取り上げるサンコーレアモノショップの「温風ハンガー乾燥機」です。ハンガーで5,980円(税込)という衝撃価格ながら、発売直後に数々のメディアで取り上げられ、一時は話題のあまり在庫切れになっていたほどの人気製品。今回、やっと実物が手に入ったので使ってみたいと思います。

この「温風ハンガー乾燥機」の登場に誰しもが「待ってた!」と思ったのではないでしょうか。筆者も、冬になると洗濯物をこたつの中に押し込んで乾かしている派なので待ってました

服を「内側から」乾かしてくれる!

さっそく製品の構造をチェックしてみましょう。……といっても、非常にシンプル。プラスチック製ハンガーの内側に、ヒーターと送風ファンが入っているだけです。あとは、このファンを回すための電源コードも付いています。使い方も簡単で、電源プラグをコンセントに挿して、ハンガー本体に洗濯物をかけたら、中央の丸いボタンを押すだけ。するとハンガーの下側部分にあいている穴から、ゆるやかな50℃前後の温風が出てきて、服を「内側から」乾かしてくれます。

この「内側から」というのが、地味ながら大きなポイント。洋服を干すとき、縫い目が重なって乾きにくいような部分もちゃんと乾かせるように、服を裏返してハンガーにかけている人はわりと多いのではないでしょうか? しかしこの温風ハンガー乾燥機なら、「内側から」風を送ってくれるので、わざわざ服を裏返さなくても、乾きにくい部分までしっかりケアしてくれるのです。

同梱物はこのような内容で、ハンガー本体のほか、フック付き洗濯ばさみや、靴を乾かすためのアタッチメントも付いています。布ポーチもあるので、旅行先へ手軽に持ち運ぶこともできて便利

ハンガーの下部に穴があいています。電源を入れると、内部のファンが回ってここから温風が出てくる仕組み

ハンガーの下部に穴があいています。電源を入れると、内部のファンが回ってここから温風が出てくる仕組み

真ん中の丸いボタンを押せばスイッチが入ります。使用方法が見たまんまでシンプルなところもイイ。風圧はゆる〜い感じ

温風が出てきている様子は、以下の動画をご参照ください。ハンガーの真ん中からサイドにかけてゆるやかな風が出てきているのがわかります。このゆるやかさなら、温風の熱で服が焼けてしまうこともなく、安全に使えそう。動画だと少しわかりづらいかもしれませんが、稼動音は、換気扇を回しているときくらいのレベルです。家の中で稼動させていても、会話がじゃまされたりテレビの音声が聞こえにくくなるほどではありません。

本当に服が早く乾く!

気になるその効果ですが、本当に服が早く乾きます。筆者宅(都内ワンルーム)の冬場の室内温度は、エアコン暖房をつけないと大体11〜12℃前後。部屋の密閉性が高いこともあってか、この環境でワイシャツを部屋干しする場合、いつも脱水後に最低半日は干しておかないと乾きません。しかし本製品を使ったら、大体2時間くらいで乾かすことができました。もちろん室内環境はさまざまなので、乾くまでの時間は一概には言えませんが、インナーシャツやワイシャツなど、生地が薄めのものを乾かすときには効果大といってよいでしょう。また、ジーンズなど生地が厚めの服も、温風をあてておくことで乾きやすくなるのがうれしい。

さらに、消費電力が150Wと抑えめなのもありがたいところ。電力会社によって多少の変動はあるでしょうが、毎日3時間稼動させた場合でも、1か月の電気代目安は大体350円前後です。

ポリエステル&綿製のワイシャツが、冬の室内でもたった1時間半〜2時間程度で乾ききりました! シャツの下側に手をあててみると、裾の部分まで温風が届いているのがわかります。薄手のものほど乾かしやすいので、インナーシャツなどを早く乾かしたいようなときには特に使えそう

襟元のあいた服は温風が漏れやすいので、タオルなどを巻いて工夫してみました

襟元のあいた服は温風が漏れやすいので、タオルなどを巻いて工夫してみました

長ズボンなどは、温風がいきわたりやすいように、心もち裾を広げてかけておくのがよいと思います

長ズボンなどは、温風がいきわたりやすいように、心もち裾を広げてかけておくのがよいと思います

フック付きの洗濯ばさみも同梱されていて、タオルや靴下などを乾かせるのも便利

フック付きの洗濯ばさみも同梱されていて、タオルや靴下などを乾かせるのも便利

ちなみに、ボタンを1回押すと「温風モード」(左)で、もう1回押すとただの「送風モード」(右)になります。特にタイマー機能などはないのですが、温風モードで3時間以上連続稼動させると、安全のために自動で送風モードに切り替わるようになっているので安心

2枚の同じワイシャツで、どれくらい乾き方に違いがあるか比較検証してみた

せっかくなので、同じワイシャツを2枚用意して、普通のハンガーに干した場合と比べて乾き方にどれくらいの差があるか、サーモグラフィーカメラで比較検証してみました。結果は一目瞭然で、乾き方にはかなりの差がありました。

温風ハンガー乾燥機を使ったワイシャツ(左)と、普通のハンガーを使ったワイシャツ(右)で、どれくらい乾燥時間が変わるのか、ワイシャツの表面温度をサーモグラフィーで見てみましょう。上の写真は脱水直後の濡れた状態なので、2枚ともシャツの表面が非常に冷えているのがわかります

ちなみに今回の検証で使用したのは、iPhoneのLightning端子に直結して使うサーモグラフィーカメラ「FLIR」。専用アプリを使って手軽に撮影できます

下の動画をご覧ください。温風ハンガー乾燥機にかけたワイシャツのほうは、温風ハンガーのスイッチを入れた20秒後には表面温度が上がりはじめ、みるみるうちに温かくなりました。1分を過ぎる頃には、ワイシャツの胴まわり全体が明るいオレンジ色に。温かい空気は上昇するので、服の内側で肩の部分にまで温風が回り込んでいて、全体をしっかり乾かしてくれているのがわかります。やはり、「服の内側に」温風が出てくるのが大きなポイントです。

30分後には早くもこんな状態に! 最終的に、温風ハンガー乾燥機を使ったほうのワイシャツ(左)は、スイッチONから1時間半後には、早くも乾燥が終了しました。対して、普通のハンガーにかけた右側のワイシャツは、襟元まで完全に乾くまでにトータルで4〜5時間ほどかかりました

靴やブーツの乾燥機にもなる!

そしてこの製品、ただのハンガー機能だけでは終わっていません。専用のアタッチメントに付け替えれば、靴やブーツを乾かせる「靴乾燥機」にもなるのです。湿ったブーツに本製品を入れて2時間ほど稼働させた後、そのままひと晩放っておいたら、翌朝には乾いていました。何もしないのと比べて非常に乾きが早い! また、特に濡れていなくても、何となく靴やブーツの中が蒸れている感じがして、乾燥させたいときってありませんか? そういうときにサッと使うのもイイです。

靴用アタッチメントのじゃばらは、長さ243〜420mmで伸縮可能

靴用アタッチメントのじゃばらは、長さ243〜420mmで伸縮可能

アタッチメントには特に左右の違いはないので、何も考えずに取り付けられます。このあたりの適当な感じもイイ

アタッチメントには特に左右の違いはないので、何も考えずに取り付けられます。このあたりの適当な感じもイイ

ロングブーツでもちゃんと靴底まで届く長さ。もちろん濡れた程度によるでしょうが、少し湿った程度であればかなり効果アリだと思います

まとめ。「この1枚を早く乾かしたい!」というときに最適

というわけで、温風ハンガー乾燥機、いかがだったでしょうか? 使うときには電源の確保が必要になりますし、稼動音も出るので、複数購入して同時にたくさん稼動させるものではないかもしれませんが、「どうしてもこの1枚を早めに乾かしたい!」という用途にはかなり使えると思います。

ハンガー本体と柄の部分を分解してコンパクトに持ち運べるので、旅行に持っていくのもアリ。冬場はスキーやスノボなどに持参して、雪で濡れたウェアやブーツを乾かすのもよいのではないでしょうか。もちろん、日中の気温が低くて洗濯物が乾きにくい季節や、普段から部屋干し派の方にはぴったりです! ぜひチェックしてみてください。

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杉浦 みな子(編集部)

杉浦 みな子(編集部)

オーディオ&ビジュアル専門サイトの記者/編集を経て価格.comマガジンへ。私生活はJ-POP好きで朝ドラウォッチャー、愛読書は月刊ムーで時計はセイコー5……と、なかなか趣味が一貫しないミーハーです。あ、90年代アニメも好き。

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2017.10.17 更新
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