レビュー
10極モデルに進化した“貼るEMS”をアラサー男が体験!

ドラマ観ながらウエスト4.9cm減! 新型「EMSエクサパッド10」3週間試用レビュー

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1万円で腹筋を勝手に鍛えてくれる――。

そんな夢のようなEMSマシン「ドクターエア EMSエクサパッド」を、2017年5月に価格.comマガジンで紹介した。

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EMSマシンが10,730円(2017年5月24日時点の価格.com最安価格)で買えるということもあり、記事に対する反響は想定以上に大きかった。実は社内でも「記事読んで買いました!」という人が続出。彼らは口をそろえて「買って満足している」と興奮気味に語る。

そんな中、2017年10月25日、新モデル「ドクターエア EMSエクサパッド10」が発売された。メーカーのドリームファクトリーいわく、なんか「進化している」とのこと。ふーん。でも価格は据え置きでしょ、と楽観視していたら、税込12,800円……。2,000円高くなっとるやないかーい! はい、でました。人気製品の新作だからって、ボディのカラーをちょっとリニューアルしただけで2,000円高くして売る商法じゃないの〜? これはもう、EMSマシン専門家(自称)の筆者は黙っていられない。これでコスパ的に改悪していたら、とことん悪口でも言ってやろうと思い、今回も試用レビューを敢行した。

ドリームファクトリー「ドクターエア EMSエクサパッド10」。本作よりカラーバリエーションが、写真のブラックとホワイト、そしてピンクの3色で展開される

6極から10極に! 筋肉の細部まで多面的にアプローチ

まずは、製品紹介から。

そもそも「EMS」とは、「Electrical Muscle Stimulation」の略で、電気刺激によって、筋肉を運動させること。それを可能にしたEMSマシンのひとつである「ドクターエア EMSエクサパッド10」は、1〜60Hzのさまざまな周波数を組み合わせた「トレーニング」と「クールダウン」の15パターンのオリジナルプログラムを採用し、各部位の筋肉にアプローチする。出力レベルは15段階で調整可能だ。なお、このプログラムは、初代モデルと同じ内容のものを踏襲している。

1回の使用は20分間。その中で、7種類のトレーニングパターンを2セット(01〜07と08〜14)と、1種類のクールダウンパターン(15)を続けて行う。表内の「・」はトントンと小範囲を突く刺激で、波線は全体的にビリビリと震わせる刺激

初代モデルからの大きな進化ポイントは電極数にある。

初代では6個だった電極数が、新作では10個に増えた。ドリームファクトリーいわく、これにより初代モデルよりも筋肉との接地面が増え、貼った部位の筋肉全体でよりインパクトのある運動を体感できるそう。また、広い面積の筋肉を均等に鍛えられるメリットもあるという。

左が新作「ドクターエア EMSエクサパッド10」で、右が初代「ドクターエア EMSエクサパッド」。サイズと本体のみの重量は、初代が185(横)×175(縦)×13(厚さ)mm/約57g、新作が200(横)×175(縦)×15(厚さ)mm/約63g。新作のほうが、ほんのちょっとサイズアップしている

新作(左)と初代(右)の本体裏側。新作のほうが各電極のサイズは小さくなったが、数が増えたことで、電極がカバーする総面積が大きくなっているのがわかる

筋肉との接地面が増えたことで、より大きな筋肉にアプローチできるようになった。腹筋だけでなく、背筋や大殿筋、大腿筋など、自分で鍛えるのが難しい筋肉もトレーニングしやすくなった

2人の32歳男性が3週間使ってみた!

「ドクターエア EMSエクサパッド10」では、電極が進化したのはわかった。しかし、問題はこれからだ。実際の効果はいかほどか。初代モデルのレビューでは1人に試用してもらったが、今回は2人の勇気ある30代男性が手をあげてくれた。1人より2人のほうが、結果の信頼性が高まるに違いない。2人のスペックは以下の通り。

試用レビューする前の2人のスペック


【Oさん(32歳男性)】
・身長 169p
・体重 77.7kg
・BMI 27.2
・腹囲 94.5cm


【Aさん(32歳男性)】
・身長 182p
・体重 82.6kg
・BMI 24.94
・腹囲 96.5cm

上がOさんで、下がAさん。BMI的にはOさんは「肥満」に片足突っ込んだ感じで、Aさんは「標準」だが気を抜いたら「肥満」というところ

こちらから提示したルールは、「毎日1セット(20分間)行うこと」のみ。あとは今まで通りの生活を送ってもらった。

Oさんの自宅での使用シーン。クッションに寄りかかってリラックスした状態で行っているのがわかる。タブレットで海外テレビドラマを鑑賞しながらトレーニングするのが、毎日続ける秘訣だとか

Aさんの自宅での使用シーン。ソファに座ってテレビを見ながら、トレーニング。レベル「15」で使用中は、人と話すのは少々難しくなるほど刺激が強いらしい

3週間後……。

結果発表!

実は、OさんもAさんも初代モデルの愛用者。2人ともEMSトレーニングには慣れていたため、試用初日からレベルを最大の「15」で行ったらしい! 初心者の場合はレベル「1」から始めて、使用中に痛みが出ない程度で徐々にレベルを上げていくのがオススメだ。ちなみに、レベル「15」はこんな感じ。

レベル「15」だと、激しくお腹周りが刺激されているのがわかる。

説明書上では、同じ部位をトレーニングするのは1日2回まで。そこで、Oさんは、お腹で2セット、背中か横腹かで1セットの計3セットを毎日3週間継続。Aさんも同じような形で毎日2〜3セットを休む日なく続けてくれた。

その結果がこれだ!

Oさん、ウエスト4.9cm減!

ちょっと写真ではわかりづらいが、89.6cm。3週間前が94.5cmだったので、4.9cmダウンした

ちょっと写真ではわかりづらいが、89.6cm。3週間前が94.5cmだったので、4.9cmダウンした

試用レビュー前後のスペック比較


【Oさん(32歳男性)】
・身長 169cm 
・体重 77.7kg→76.0kg 1.7kg減!
・BMI 27.2→26.61 0.59減!
・腹囲 94.5cm→89.6cm 4.9cm減!

人気の海外テレビドラマ「ウォーキング・デッド」を見ながらトレーニングしたというOさん。スゴい結果を叩き出した! 数値的にも落ちているが、見た目にも変化があった。

左が試用前で右が試用後。横腹の脂肪が落ちたせいか、くびれの線がゆるやかになっている

左が試用前で右が試用後。横腹の脂肪が落ちたせいか、くびれの線がゆるやかになっている

左が試用前で右が試用後。ベルトにのったお腹も、ふくらみが減っている

左が試用前で右が試用後。ベルトにのったお腹も、ふくらみが減っている

お次はAさんの結果を見てみよう。

Aさん、ウエスト2.9cm減!

3週間前は96.5cmで、いまは93.6cm!

3週間前は96.5cmで、いまは93.6cm!

試用レビュー前後のスペック比較


【Aさん(32歳男性)】
・身長 182cm
・体重 82.6kg→81.4kg 1.2kg減!
・BMI 24.94→24.57 0.37減!
・腹囲 96.5cm→93.6cm 2.9cm減!

Aさんも減量成功! 見た目に変化が出た部位もあった。

左が試用前で右が試用後。Oさんと同じように、横腹のお肉が減っているのがわかる

左が試用前で右が試用後。Oさんと同じように、横腹のお肉が減っているのがわかる

お腹の前面。ここは見た感じ、変化はなさそう……

お腹の前面。ここは見た感じ、変化はなさそう……

2人とも、程度は違えど減量には成功したと言えるだろう。

最後に、「ドクターエア EMSエクサパッド10」を3週間使った感想を2人に聞いた。

【初代モデルより改善された点】
・電気刺激の範囲が広くなり、1度でお腹周りをより広範囲に刺激できるようになった。
・太ももなどのトレーニングで使いやすくなった。
・ジェルパッドがたるんでずれたり、気泡ができたりしなくなった。
・ジェルパッドが剥がれにくくなり、寝転がった状態など、いろんな体勢で使えるようになった
・使用後に保管できる台紙ボードが優秀!

電極が6極から10極に増えたことは、高評価だったようだ。お腹周りを広範囲に刺激できたためか、確かに2人とも横腹のボリュームダウンに成功している。

ジェルパッドに関しても、使いやすくなったと2人は口をそろえて言う。感想を聞いた当初、ジェルパッドの形状が変わったのが理由だと思っていた。念のため、ドリームファクトリーに問い合わせてみると、なんとジェルパッドの質を初代のものよりも向上させていることが判明! 若干厚みも増して使いやすくしたという。同社のホームページなどにはそのリニューアルに関して書かれていないが、その変化を肌で感じとった2人は、さすが初代から使っているだけはある。

そして、保管用の台紙がことのほか高評価だった。これは初代モデルには付属していない。初代は使用するたびに6極のジェルパッドにそれぞれ薄いフィルムを貼って保管しなくてはならず、使用時はまたその6枚のフィルムを剥がして使う必要があった。その手間がなくなったのは、毎日数回トレーニングを行うユーザーにとっては大きな「改善」になったようだ。

「ドクターエア EMSエクサパッド10」を貼り付けている白いボード「保管用台紙」が付属。使用後はそのまま台紙に貼り付けて保管し、使用時にはここから剥がしてすぐに使える

【初代モデルから改善されていない点】
・相変わらず、電源オンや終了の「ピー」というブザー音がうるさい。
・電池の残量がわかりにくい。

2人が気になった点は上記の2つ。彼らはできれば仕事中も本機でトレーニングしていたいが、ブザー音の音量調整やミュート設定ができないため、あきらめているという。

また、電池残量は回数でしか測れない。説明書には、新品のコイン電池を使用した場合、刺激レベルMAXの「15」だと、約24回使用できると書いてあるが、なかなかそれを数えておくのはおっくうな気もする。

どちらも第3弾モデルでの改善を期待したい。

まとめ

3週間の試用を経て、「ドクターエア EMSエクサパッド10」は、さまざまな点で改善されていることがわかった。より広範囲に効くようになった電極、品質が向上したジェルパッド、保管用台紙の付属など、使い勝手は大きく向上していた。うん、プラス2,000円の価値あり!

余談にはなるが、OさんもAさんも「ドクターエア EMSエクサパッド」シリーズを使い始めて、日常生活の中で体重や食生活を気にするようになったらしい。ソファに座って本機を使うだけでトレーニングはできるが、毎日やるからには結果が出てほしいもの。それによりユーザーの意識改革にもつながるようだ。

あと、2人は便通がよくなったらしい。これには何の根拠もないが、便秘解消にマッサージすることもあるから、お腹に刺激を与えていることが胃腸の働きの活発化につながったのかもしれない。

(注)本稿の内容は、あくまでも個人の感想です。効果には個人差があります。また、刺激レベル「15」は上級者向けなので、初めて使う人は「1」から始めましょう。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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