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小さく折りたたんで持ち運べる! はじめの1本に最適な釣竿

釣り初心者必見! “とりあえず1本”持っておきたい「パックロッド」6選

5月に入り、キャンプやサーフィン、トレッキングなどの外遊びを本格的に楽しめるシーズンに突入。週末には海や山へ出かけて、思い思いのアウトドアライフをすでに満喫している人も多いだろう。

アウトドアというと、人気のキャンプやトレッキングをイメージする人も多いと思うが、実は今、「釣りを始めよう!」という人も増えているのだ。

というのも、これまで「釣り」と言えば、週末にお父さんが楽しむ趣味というイメージが強かったが、昨今のアウトドアブームに後押しされる形で、リーズナブルな道具が充実し、整備されたフィールドも増加傾向にある。そのおかげで釣りは、人気のアウトドアアクティビティのひとつとして再び注目を集めているのだ。

「レジャー白書2017」によれば、釣りは、男性のスポーツ参加率で第7位につけるなど、昔から根強いファンを抱える

これから釣りを始めたい人はまず、釣竿(ロッド)を選ばなければならない。もちろん釣竿というのは釣る魚や釣り方によって種類が細分化されているため、初心者にとって釣竿選びは最初のハードルとなるだろう。

そんな人にとって、とりあえず1本持っておくと便利なのがコンパクトに収納できる釣竿「パックロッド」だ。そこで本稿では、基本別売のリールをつけて使用し、幅広い釣り方が楽しめる「投げ竿タイプ」のパックロッドを紹介していく。

パックロッドは「振り出し」と「継ぎ」の2タイプ

釣りを多少知っている人だと、「パックロッド=簡易竿」というイメージが強い人もいると思うが、近年では技術的な進化もあり、本格的な釣りを楽しめるほどに性能が向上。家やクルマの中に置いていてもジャマにならない収納性や、気軽に持ち運べる携帯性、そして、通常の釣竿にも引けを取らない性能を兼ね備える。1本持っているだけで十分に釣りを楽しめるパックロッドは、入門用としてピッタリなのだ。

パックロッドは、一般的に「振り出しタイプ」と「継ぎタイプ」の2種類に大きく分けられる。それぞれの特性は以下の通りだ。

●振り出しタイプ
(1)コンパクト
(2)持ち運びやすい
(3)リーズナブルなモデルが多い

継ぎタイプ
(1)竿調子や曲がり調子が本格的など、性能面にすぐれる
(2)パーツの数が多く、多少かさばる
(3)ハイエンドなモデルが多い

もちろん、釣る魚や釣り方に応じて選ぶべきタイプは変わってくるが、基本的には手軽な釣りを楽しみたければ「振り出しタイプ」を、本格的な釣りに挑戦したければ「継ぎタイプ」を選ぶとよい。

小物釣りに使いやすい「振り出しタイプ」

まずは、「振り出しタイプ」にフォーカス。竿を入れ子式に収納する構造のため、「継ぎタイプ」に比べてパーツが少なく、収納性や携帯性にすぐれる。港や防波堤など、比較的身近なフィールドで楽しむにはもってこいで、アジやメバルといった小物釣りで性能を発揮する。

振り出しタイプ1
ダイワ
モバイルパック 765TULS

「モバイルパック 765TULS」

「モバイルパック 765TULS」

「モバイルパック 765TULS」は、日本を代表する釣りメーカー「ダイワ(DAIWA)」の名作「モバイルパック」シリーズの新作。汎用性にすぐれたルアーロッドとして開発された同シリーズの中でも、「765TULS」というモデルは海の小型魚を対象としており、メバルやアジなどのルアーフィッシングに最適だ。価格や性能には妥協せず、「マルチに使えるコンパクトなロッドが欲しい」という要求に答えるオールラウンドな1本と言える。

全長:2.29m 継数:5本 
仕舞寸法:55cm 自重:96g 
先径/元径:1.4mm(1.3mm)/11.1mm 
ルアー重量:0.8〜7g ライン(ナイロン):2〜6lb 
カーボン含有率:93% 

※先径の( )内は素材先端部の外径

振り出しタイプ2
シマノ
ホリデーパック 20-240T

「ホリデーパック 20-240T」

「ホリデーパック 20-240T」

「ホリデーパック 20-240T」は、自転車部品でもおなじみのメーカー「シマノ(SHIMANO)」の万能モデル。ミドルクラスに位置する「20-240T」は、防波堤などで近場に仕かけを投げて釣る「チョイ投げ」や、下カゴにマキエを入れて海へ投入する「サビキ釣り」はもちろん、船での「小物釣り」まで、幅広く使える。

全長:2.40m 継数:8本 
仕舞寸法:44.5cm 自重:150g
先径/元径:1.5mm/16.7mm 
錘負荷15〜30号 
カーボン含有率:35.1%

振り出しタイプ3
アブ・ガルシア
XRFS-604UL-TE

「XRFS-604UL-TE」

「XRFS-604UL-TE」

「XRFS-604UL-TE」は、スウェーデンの総合釣具メーカー「アブ・ガルシア(Abu Garcia)」の初心者向けシリーズ「クロスフィールド」のモデル。オールラウンドな1本で、海から川まで幅広いフィールドでルアーフィッシングが楽しめる。アジ、メバル、バス、エリアトラウトなどに対応。

全長:1.83m 継数:4本 
仕舞寸法:55cm 自重:89g
先径/元径:1.1mm/9.8mm
ルアー重量:0.6〜8g ライン(PE):0.2〜0.8号
カーボン含有率:87%

本格的な釣りにも挑戦できる「継ぎタイプ」

続いては、「継ぎタイプ」にフォーカス。「振り出しタイプ」同様、収納性や携帯性にすぐれているのはもちろん、ロッドのよし悪しを分ける“曲がり具合”も通常のロッドと遜色のないくらい自然。釣り人の中にはサブロッドとして使用する人もいるほどだ。いずれ、本格的な釣りにも挑戦したいという人は、「継ぎタイプ」を選んでおくとよいだろう。

継ぎタイプ1
ダイワ
ソルティスト 85ML-5

「ソルティスト 85ML-5」

「ソルティスト 85ML-5」

ダイワ「ソルティスト 85ML-5」は、手軽にシーバスゲームが楽しめる携帯性にすぐれたモデル。港湾や運河、川など、都市部での使用に最適だ。また5本継ぎとは思えないほどのパワーは、不意の大物にも余裕を持って対峙できる。ムダのないデザイン、必要十分のスペックと、長く愛用できる逸品だ。

同梱の専用バッグは、ロッドケースだけに終わらず、ショルダーバッグとしても使用可能。釣り針やルアーなどの小物を入れる小型のタックルボックスやペットボトルも収納できる

全長:2.57m 継数:5本 
仕舞寸法:56cm 自重:140g 
先径/元径:2.2mm(2mm)/16.4mm 
ルアー重量:7〜30g ライン(ナイロン):8〜12lb
ライン(PE):0.6〜1.2号 
カーボン含有率:98% 

継ぎタイプ2
シマノ
トラスティック S610-710ML

「トラスティック S610-710ML」

「トラスティック S610-710ML」

「トラスティック S610-710ML」は、どこでも気軽にルアーフィッシングを楽しみたい人に最適な1本。上から3継ぎ目のパーツを2タイプ用意しており、ロッドの長さを1フィート(30.48cm)増減可能だ。トラウトからシーバス、ヒラメ、イカまで、さまざまなスタイルやシチュエーションで活躍する。

高級感のある専用ロッドケースが付属。保管や持ち運びに困らない

高級感のある専用ロッドケースが付属。保管や持ち運びに困らない

全長:2.1/2.4m 継数:4本
仕舞寸法:64cm 自重:171g
先径/元径:2.1mm/9.7mm
ルアー重量:6〜28g ライン(ナイロン):6〜16lb
リールシート位置:274mm

※リールシート位置は、竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さ

継ぎタイプ3
アブ・ガルシア
ホーネットスティンガー プラス HSPS-664L MGS

「ホーネットスティンガー プラス HSPS-664L MGS」

「ホーネットスティンガー プラス HSPS-664L MGS」

「ホーネットスティンガー プラス HSPS-664L MGS」は、バスフィッシングを始めたい人に最適な1本。ソフトルアーの「ワーム」からハードルアーの「プラグ」まで対応するオールラウンドなモデルで、パックロッドながらも魚との駆け引きを思う存分に楽しめる。

専用のセミハードケースが付属。汎用性だけでなく機動力も高い仕様だ

専用のセミハードケースが付属。汎用性だけでなく機動力も高い仕様だ

全長:1.98m 継数:4本
仕舞寸法:52.9cm 自重:102g
先径/元径:1.35mm/8.3mm
ルアー重量:1/32〜5/16oz ライン(ナイロン):3〜8lb
カーボン含有率:95% 

安東渉

安東渉

アウトドアやデジタルカルチャーなど、ジャンルに捉われない自由な記事を執筆するライター・編集者。週末は家族でアウトドアを楽しむファミリーキャンパーでもある。株式会社EditReal所属。

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