牛島義之のアウトドアのススメ
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カセットコンロ感覚で複数の料理が楽しめる「レギュレーター2バーナー GRID」が便利!

オートキャンプでアウトドア料理を存分に楽しむなら「ツーバーナー」は必需品。家庭のコンロのように2口使って調理できるので、本格的な料理が作れます。そんなツーバーナーに、これまでの製品とは少し異なるSOTO「レギュレーター2バーナー GRID(グリッド) ST-526」(以下、レギュレーター2バーナーGRID)が登場。もっとアウトドアクッキングを楽しくしてくれるであろう、レギュレーター2バーナーGRIDの魅力を紹介します。

「レギュレーター2バーナー GRID」の魅力とは?

一般的にツーバーナーは「ホワイトガソリン式」「アウトドアガス式」「カセットガス式」と、燃料のタイプによって3つに分類されます。どのタイプにもメリット・デメリットがありますが、ビギナーに向いているのは、点火がしやすく、アウトドアに親しんでいない人でもなじみのある「カセットガス式」でしょう。今回紹介するレギュレーター2バーナー GRIDもカセットガス式ですが、ガスボンベを縦向きにセットすることが多い一般的なカセットガス式のツーバーナーとは違い、横向きにセットするのが特徴。カセットボンベが本体より下に飛び出さないので、普通のカセットコンロと同じような感覚で卓上で使えるのが大きなメリットです。

シンプルですっきりとしたステンレス製。サイズ(風防未使用時)は約468(幅)×251(奥行)×116(高さ)mmで、重量は約2.25kg。同社のカセットボンベを縦向きにセットする一般的なツーバーナーに比べると、重量が約半分と軽いので持ち運びもしやすいでしょう

ガスボンベはこのように真横にしてセット。テーブルに載せて調理しても圧迫感がなくジャマになりません

ガスボンベはこのように真横にしてセット。テーブルに載せて調理しても圧迫感がなくジャマになりません

一般的なツーバーナーは写真左のように、ガスボンベを縦向きに取り付けるものが大半なため、高い脚が必要。いっぽうレギュレーター2バーナー GRIDは、ガスボンベを横向きにセットするので、高さがグッと抑えられます

付属のバッグには、そのままの形状で入れるだけ。ガスボンベを縦向きにセットするタイプとは異なり、脚を出したり、折ったりする手間がないので、準備がスピーディーに完了するのもいいところです

なお、レギュレーター2バーナー GRIDには風防も同梱されています。装備しなくても使えますが、風の影響を受けずに効率よく燃焼させるには風防を取り付けておいたほうがいいでしょう

また、別売の「GRID テーブル ST-526T」を一緒に使うと、調味料や食器などが置けるので便利です

また、別売の「GRID テーブル ST-526T」を一緒に使うと、調味料や食器などが置けるので便利です

ちなみに、カセットガス式のバーナーは低温時に連続使用すると火力が低下するという課題があります。これは、ガスボンベ内の液化ガスが気化する際に発生する「気化熱」によってガスボンベが冷やされ、液化ガスが気化しにくくなることが原因。レギュレーター2バーナー GRIDは、外気温にかかわらずガス圧を一定に保つシステム「マイクロレギュレーター」を搭載することで、外気温5〜25℃の環境下でも安定した火力が得られるようにしています。

外気温が低い時も火力低下を最小限に抑え、安定した火力を供給してくれるマイクロレギュレーターを装備。最大火力は2.9kW(2,500kcal/h)×2となっています

「レギュレーター2バーナー GRID」で、どう楽しむ?

ガスボンベを縦向きに装着する一般的なツーバーナーは、キャンプサイトのキッチンスペースにセットして使うことが多いのに対し、卓上で使いやすいレギュレーター2バーナー GRIDは卓上調理にうってつけ。しかし、それなら、アウトドアでも使えるカセットコンロを使うという手もあります。いろいろな選択肢がある中、レギュレーター2バーナー GRIDを選ぶメリットは、ずばり2口あること。2口あるメリットを最大限に生かすなら、やはり「異なる調理を作る」となるでしょう。さらにここでちょっと工夫し、卓上調理なので、どちらも熱々だからこそ楽しめるメニューにしてみるのもよさげ。片方のバーナーで食材をあぶり、もういっぽうのバーナーで温めておいたチーズにつけてチーズフォンデュなんてのも、いいのではないでしょうか。

鍋の位置が低いので食材にチーズをからめやすく、使い勝手は上々! 小学生くらいになれば、子どもでも楽しめるでしょう

また、パンケーキを焼きつつ、作りたてのブルーベリーソースを卓上でサーブするのもあり!

ブルーベリーソースは冷凍ブルーベリーに砂糖を加えて、ちょっと煮たただけ。屋外で作りたてのジャムをかけたパンケーキを提供するなんて、かなりおしゃれでは!? ちなみに、パンケーキを焼いているプレートはオプションの「GRID グリルS ST-526GS」です

このようにサーブしてあげれば、チーズフォンデュが自力でできない小さな子どもも、見ているだけで大喜びしてくれそう!

なお、ガスボンベを縦向きにセットするツーバーナーはシステムスタンドに載せ、立って調理するのが一般的。レギュレーター2バーナー GRIDでもこのような使い方ができるのか試してみたところ、見事成功! これまでどおり、立って調理したい人も安心です。

同社の「ハイパワー2バーナー ST-525」はスタンドに載せると、立って調理をするのに最適な高さになります

同社の「ハイパワー2バーナー ST-525」はスタンドに載せると、立って調理をするのに最適な高さになります

同じスタンドにレギュレーター2バーナー GRIDを載せてみたところ、しっかり固定できました

同じスタンドにレギュレーター2バーナー GRIDを載せてみたところ、しっかり固定できました

まとめ

カセットガス式のツーバーナーはさまざまメーカーからリリースされていますが、今回、レギュレーター2バーナー GRIDを使ってみて、シンプルであることの素晴らしさを実感しました。組み立てが最小限で済むので準備も片付けも素早く行え、手入れも簡単。なにより重量が軽いのは、荷物が増えがちなアウトドアではありがたいことです。そして、調理の楽しみ方の幅が広がるのもすばらしい! これまでどおり、キッチンスペースで料理を作ってもかまいませんが、卓上に載せ、家族みんなで料理のプロセスを楽しんでみるのもいいものです。そして、アウトドアに慣れた家族の中にはメインで料理を作るツーバーナーのほかに、カセットコンロやグリルなどの卓上調理器を複数持ち込んでいる人たちも。意外と、同時にいろいろなメニューを楽しみたいというニーズは多いのではないでしょうか。このようなことからも、これからツーバーナーを用意する人だけでなく、すでにツーバーナーを持っている人が卓上調理用にレギュレーター2バーナー GRIDを選ぶのもアリだと思います。

天面はフラットなので拭き取りも簡単。また、自動点火装置の電極がバーナーヘッド中央に組み込まれており、拭き掃除の際に引っかけてしまう心配もありません

なお、ゴトクや火口などの損傷が心配な人のために、オプションでハードケース「ST-5261」も用意されています。本体のほか、ガスボンベ2本と風防、別売の「GRID テーブル ST-526T」も収納可能

牛島義之

牛島義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経てフリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行などレジャー関連を中心に執筆している。

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