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イカ釣りに必要な道具も紹介!

秋はアオリイカ! 初心者のための旬の魚の釣り方ガイド

初心者が旬のイカ釣りを楽しめる方法を伝授!

初心者が旬のイカ釣りを楽しめる方法を伝授!

秋になると、イカがよく釣れる――。

ひと口に「イカ」と言っても、種類や生態はさまざま。一般人が楽しむ釣りにおいては、スルメイカやコウイカ(スミイカ)、アオリイカがよく釣られる。

スーパーなどでよく見かける人気のスルメイカは、「鉛ヅノ」という仕掛けを使った漁師スタイルの釣り方で釣る。しかし、この釣り方は数を釣るには適した漁法ではあるが、初心者にはやや難しい。そこで初心者にすすめたいのは、日本古来の擬似餌である「餌木(エギ)」を用いた「エギング」という釣り方だ。

ここでは、釣り初心者がイカを釣るために知っておきたい「エギング」の基本方法と、必要なフィッシングギアを紹介する。

「エギング」でアオリイカを釣るには?

アオリイカは日本全国のさまざまな海に生息し、10本の腕を使ってエビや小魚を狙い、1日で体重の10%相当の食事を行う活発な生き物。大きく分けると3〜4月の春時期、9〜12月の秋時期が釣りやすい時期であり、初心者であれば扱いやすい新子(500gほどの小型サイズ)が狙える10月が最適だ。

やわらかく厚みのある肉質のアオリイカは、ほのかな甘味があり食べても絶品。これを新鮮なうちに食べられるのが、アオリイカ釣りの醍醐味でもある。

「エギング」でアオリイカを狙う場合は、近くに河口のない堤防(アオリイカは真水が苦手)や岩礁帯、海藻が生えている磯場で行う。アオリイカは1日中釣れる魚として知られているが、太陽の光が変化する早朝や夕暮れ時に行動が活発になる習性を持つので、夜明けや日没のタイミングを狙うのがベストだ。

「エギング」の基本的なやり方

「エギング」は、最低でもロッド(釣り竿)、リール、ライン(釣り糸)、エギ(擬似餌)があればすぐにでも始められる。

「エギング」に必要な仕掛け

「エギング」に必要な仕掛け

ロッドは、専用のエギングロッドがイチオシ。リールは初心者でも扱いやすく汎用性の高い2500〜3000号のスピニングリールでいいだろう。

ただ、「エギング」におけるライン選びはその日の釣果に関わるほど重要で、どれだけ遠くまでエギを飛ばせるのか、岩などに擦ってラインが切れてしまわないかといったように、飛距離と強度は生命線とも言える。そうして選んだPE0.8号程度のメインライン(道糸)の先には、フロロカーボン1.5〜2.5号のショックリーダーでエギをつなぐ。

釣り方は、エギを海に投げて着底させたら可能な限り沈めておき、ラインが張ったらエギが生きた小魚に見えるように竿を上下に降りながら、水面に向かって徐々にエギを泳がせていく。これを釣り用語で「シャクリ釣り」と言う。

このとき、エギが水面に飛び出してしまわないように注意すること。浅いところであれば、1〜2回を目安に、深いところまで沈めば3〜4回を目安にシャクリを行うといいだろう。これが一連の動作となる。

イカ釣りに必要なフィッシングギア6選

さまざまな状況に対応可能なオールシーズンモデル
ダイワ「エメラルダス MX アウトガイドモデル 83M・E」

2.5号〜4号まで、エギの幅広いサイズに対応するモデル

2.5号〜4号まで、エギの幅広いサイズに対応するモデル

釣具の人気メーカー、ダイワのエギング用シリーズ「エメラルダス」は、全体的に軽量に設計されており、遠投しやすくアクションも行いやすいシリーズだ。なかでも、今秋にアオリイカを狙ったエギングを行うなら「MX アウトガイドモデル 83M・E」を推奨したい。

一般的なエギング専用ロッドは、やや硬めのモデルが人気だが、「MX アウトガイドモデル 83M・E」はやややわらかい設計となっている。力強いキャストや長時間のシャクリを行うエギングにおいて、やわらかさ(しなやかさ)がある程度備わっていることから、初心者でも安定した釣果を見込める。

エギング向けリール
ダイワ「エメラルダス AIR」

軽量かつ耐久性のあるボディが特徴の「エメラルダス AIR」

軽量かつ耐久性のあるボディが特徴の「エメラルダス AIR」

ダイワ「エメラルダス AIR」は、2015年に誕生した「AIR」の前モデルから20gほど軽くなったハイギアモデル。こちらも軽量感が特徴的だ。たった20gの差でも腕への負担がまったく異なるため、使用感を重視したくなるエギングにおいて「エメラルダス AIR」は必須と言えよう。

また、新型ラインストッパー「パーフェクトラインストッパー」を搭載しており、細いラインから太いラインまで幅広く対応する。これまでのダイワ産ストッパーよりも容易にラインが止められ、軽快な巻き心地が楽しめるのも魅力だ。

昼でも夜でも使える万能エギ
ダイワ「エメラルダス ライト/ライト RV(ラトルバージョン)」

エギには、さまざまなカラーバリエーションがそろう。単純に見た目を重視して選ぶことも釣りの楽しみではあるが、ここでは実用的な選び方を紹介したい。

「エギング」におけるエギ選びは、「釣りをする時間帯や状況によって選ぶこと」を意識しよう。アオリイカは非常に視力がすぐれており、光に集まる性質があるため、海中で視認性の高いエギを選びたい。

たとえば、日没時で海水が濁っているときは派手な色のエギを選ぶ。いっぽう、日が高く明るい時間帯で海水が澄んでいるときは、本物の小魚のような地味な色を選ぶのが基本とされている。

ダイワの「エメラルダス ライト/ライト RV(ラトルバージョン)」は、「ライトエギング」のコンセプトにマッチした専用エギ。アオリイカに限らず、ヒイカ/マメイカ/マルイカ/スルメイカ/ヤリイカなど、そのエリアで釣れるさまざまなイカをターゲットとする「ライトエギング」が手軽に楽しめる。10色中6色に夜光ボディ加工が施されており、シーンを問わずにイカを誘える。

何から手をつけていいか悩む初心者は、これさえ押さえておけば間違いないだろう。

1段目左から、「ホロリアルイワシ」「夜光ピンクイワシ」「夜光オレンジイワシ」「夜光キンイワシ」。2段目左から「ケイムラ夜光ピンク」「ケイムラ夜光キン」「ケイムラ群れアジ」「アジケイムラ群れイワシ」

先述したように、エギはシーンによって選ぶもの。さまざまな種類を所持しておいて、場所や時期によってあたりやすいエギを見つけることも「エギング」の楽しみ方だ。そのため、数十種類のエギを収納するエギホルダーも欠かせない。イチオシは、ダイワ「エメラルダス エギホルダー(B)」。

ダイワ「エメラルダス エギホルダー(B)」。サイズはS、M、L、LWの4種で展開

ダイワ「エメラルダス エギホルダー(B)」。サイズはS、M、L、LWの4種で展開

道糸とリーダーを結んだラインを使用

アオリイカを狙う場合、ラインの「飛距離」と「強度」は生命線のようなもの、と冒頭でお伝えした。もっと言えば、アオリイカが好む環境は餌となる小魚が滞留する海底であるため、ときには複雑な地形に向けてエギを沈めることがあるのだ。

複雑な地形でイカとやりとりを行うということは、引っ張り合いに適した強度が必要だ。下手をすれば、ラインが切れて、エギごとロストしてしまうことも……。また、飛距離を出すためには、通常の道糸に加えてリーダーラインを結ぶ必要がある。

今回は、初心者でも覚えやすい「電車結び」と呼ばれる結び方を紹介する。使用する道糸は「PEライン」、ショックリーダーは「フロロ」か「ナイロン」を選ぼう。

「電車結び」の方法。そのほか、強度の高い「ノーネームノット」という方法もある

「電車結び」の方法。そのほか、強度の高い「ノーネームノット」という方法もある

なお、現地で結ぼうとすると風が強かったり、ラインが見えづらかったりして手こずるケースもあるので、事前に自宅で結んでおきたい。

0.6号の8つ編みタイプのPEライン
ダイワ「エメラルダスセンサー ホワイト+Si」

写真は0.6号の100mタイプ

写真は0.6号の100mタイプ

「道糸」となるPEラインは大きく分けると、「4つ編み」と「8つ編み」に分けられる。ことエギングにおいては、滑らかさや丈夫さを考慮して、0.6〜0.8号の8つ編みを推奨したい。その中で推奨したい製品は、エメラルダスシリーズの「エメラルダスセンサー ホワイト+Si」。UVF加工を施しており、耐摩耗性が高く、傷もつきづらく色落ちもしづらい。また、PEラインの中でも破格の価格設定でコスパがいいため、初心者が最初に購入するにはちょうどいい。

「根ずれ」を防ぐ硬いフロロカーボン
サンライン「ソルティメイト エギリーダーFC HARD」

エギング界でも「とにかく硬い」と好評な「ソルティメイト エギリーダーFC HARD」

エギング界でも「とにかく硬い」と好評な「ソルティメイト エギリーダーFC HARD」

「ショックリーダー」となるフロロカーボンの太さは、8ポンド(2号)前後が一般的とされている。号数が高ければ高いほど太くなり強度が増すが、その分、水の抵抗を大きく受けやすく、エギの動きが悪くなってしまう。こうした理由から、ほどよい大きさの2号が人気だ。

また、ラインが切れてしまう原因として、岩礁帯や消波ブロックなどでの擦り切れ「根ずれ」や、アワセ切れ、キャスト切れ、シャクリ切れがあげられるが、これらのストレスをクリアにしてくれるのが「ソルティメイト エギリーダーFC HARD」だ。とにかく「硬さ」に定評があり、悪地形でも傷つきにくい。

そのほかに必要なウェアなどは過去記事で書いているため、以下のURLからチェックしてみてほしい。

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安東渉

安東渉

アウトドアやデジタルカルチャーなど、ジャンルに捉われない自由な記事を執筆するライター・編集者。週末は家族でアウトドアを楽しむファミリーキャンパーでもある。株式会社EditReal所属。

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