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冬の終わりの今がビッグサイズの釣りごろ!

20cmオーバーも! 出世魚「コノシロ」は釣り方簡単、手応え抜群、食べておいしい

20cmを超える生魚が手軽に釣れる

20cmを超える生魚が手軽に釣れる

コノシロは出世魚のひとつで、15cm以上に成長したものをそう呼ぶ。ちなみに、4〜5cmまでの幼魚を「シンコ」、7〜10cmくらいを「コハダ」、13cm前後を「ナカズミ」と呼ぶ。そう、あの江戸前の寿司ネタでおなじみの魚だ。

最も釣れるのは、シンコやコハダの新鮮なネタが出回る夏〜秋だが、その時期に釣れるのはコハダサイズ。コノシロは漢字で「鮗」と書く通り、冬に脂が乗りサイズアップする。季節が冬を越え、海水の温度がまだ真冬の今が、20cmオーバーの手応え抜群なコノシロが狙える時期なのだ(海水温度は地上の気温の2か月遅れと言われている。地上が3月なら海水温は1月)。

コノシロは群れをなして泳ぐ回遊魚だが、サバのような大きな回遊ではなく、湾内や汽水(きすい/海水と淡水が混ざる場所)で小さな回遊を行う。従って、港の堤防や釣り公園など、比較的安全に釣りが行える場所で、子ども連れでも楽しめる。

さらに、コノシロは群れで泳ぐ魚なので、事前に釣り場情報などでコノシロが上がっている場所を探せば、「ボウズ(釣果ゼロ)」に終わることも少ない。初心者にもやさしいターゲットなのだ。

本稿では、そんなコノシロ釣りにベストマッチするフィッシングギアを公開。実際に釣りを行う際のコツなども伝授しよう。

酢じめにした刺身が美味。身が大きいので食べ応えもアリ!

酢じめにした刺身が美味。身が大きいので食べ応えもアリ!

磯竿とスピニングリールでサビキ釣りにチャレンジ!

まき餌で寄せて、サビキで釣る。ウキを付ければ、足元より少し先へちょい投げすることも

まき餌で寄せて、サビキで釣る。ウキを付ければ、足元より少し先へちょい投げすることも

釣り方は、基本的にアジ釣り同様にまき餌を使ったサビキ釣り。ルアーを使った釣り方も可能だが、回遊している時期ならサビキ釣りのほうが、確実性は高まり、数を狙える。

そのため、ロッドやリールもアジ釣りと同様と考えてよいが、コノシロは大きいと25〜30cmになることも。その点を踏まえ、ロッドはアジ狙いのものよりやや硬めの2〜3号、スピニングリールも2500番を使いたい。

「コノシロ」釣りに最適なロッド その1
ダイワ「リーガル3号」

1.5〜5号までの5種類の硬さをラインアップしており、3号は4.45mと5.32mの2種類の長さをそろえる。写真上は1.5-53モデル、下は4-45遠投モデル

堤防でも磯でも活用できる使い勝手のよい外ガイドロッド。コンパクトにしまえに軽量なので、足場の不安定な磯での釣行もラクになる。

本体には高感度で破損しにくい「チューブラー穂先」を搭載しており、グリップには滑り止め加工を施している。軽量の板シート仕様でフカセ釣りやサビキ釣りに適したスタンダードモデルのほか、ホールド力の強いパイプシート仕様を採用した遠投モデルもラインアップする。

【SPEC/3号-45】
全長:4.45m
継数:5本
仕舞寸法:101cm
自重:190g
先径/元径:1.4mm/21.6mm
オモリ負荷:5-10号
適合ハリス:3-7号(ナイロン)
カーボン含有率:94%

「コノシロ」釣りに最適なロッド その2
シマノ「ホリデーイソ3号」

1.5〜5号まで5種類の硬さがそろい、3号は3〜5.3mまで5種類の長さがラインアップされる。写真上は1.5-530モデル、下は4-530PTS(遠投)モデル

シマノが手がける、防波堤・磯用ロッドのメガヒットモデル。現行モデルではカーボン素材を刷新し、軽快な操作性を実現している。

ノーマルモデルは、サビキ釣りやちょい投げに適した3mのサイズから、磯の上物にも挑める5.3mのロングレングスもラインアップ。遠投モデルは、カゴサビキから真鯛、青物にも挑めるパイプシート仕様で、ほかに遠投用ガイド仕様、アオリイカ仕様と、計4通りの仕様をそろえる。

【SPEC/3号400】
全長:4.04m
継数:5本
仕舞寸法:91.0cm
自重:170g
先径/元径:1.5mm/19.7mm
オモリ負荷:5-8号
適合ハリス:3-7号(ナイロン)
カーボン含有率:84.5%

「コノシロ」釣りに最適なリール その1
ダイワ「エクセラー2500」

ダイワ独自の防水機構「マグシールド」を搭載した「エクセラー」。写真は4000モデル

ダイワ独自の防水機構「マグシールド」を搭載した「エクセラー」。写真は4000モデル

滑らかな回転性能を長期間維持する防水・耐久テクノロジーの「マグシールド」を筆頭に、魚のヒキに追従して滑らかに効き続ける「オートマチックドラグシステム」や、特異な形状の最適リムにより負荷を分散させる「エアローター」を搭載。ほかにも、「スーパーメタルボディ」や「デジギアII」など、リーズナブルなモデルながらダイワの技術がふんだんに盛り込まれたモデルだ。

【SPEC/2500】
標準糸巻き量:ナイロン8=200m/PE 1.5=200m
自重:265g
ギヤー比:4.8:1
最大ドラグ力/7kg
ベアリング(ボール/ローラー):4/1
ハンドル長さ:55mm

「コノシロ」釣りに最適なリール その2
シマノ「ナスキー2500」

高い防水性能を誇る「コアプロテクト」を搭載した「ナスキー」

高い防水性能を誇る「コアプロテクト」を搭載した「ナスキー」

巻き心地が滑らかな「HAGANEギア」に、高い防水性能を誇る「コアプロテクト」を搭載。また、負荷に強い快適なリーリングを保持する「X-SIHP」や、ロッドとの一体感が向上しキャストの負担を軽減する「Gフリーボディ」など、リーズナブルなモデルながらシマノの技術がふんだんに埋め込まれたモデル。

【SPEC/2500】
標準糸巻き量:ナイロン3=150m/PE 1.5=160m
自重:250g
ギヤー比:5.0:1
最大ドラグ力/9kg
ベアリング(ボール/ローラー):4/1
ハンドル長さ:55mm

魚寄せのアミコマセとサビキの簡単しかけ! コマセは惜しみなく使おう

道糸に使うラインは、ナイロンの3〜5号。これに、魚寄せのアミコマセを入れるアミカゴと、複数の針にアミコマセを模した疑似餌が付いたサビキと呼ばれる針を付ける。この時期のコノシロは20cmを超えるので、サビキは小アジなどを釣るよりも太めのハリスのものを使おう。

コマセカゴにアミコマセを入れ、しかけをちょい投げ、または足元へ落としたら、コマセカゴに入れたアミコマセが海中に分散するように、竿を1〜2回上下にシャクろう。あとはアタリが来るのを待つだけ。多少待ってアタリが来ない場合は、しかけを上げてアミコマセを再び詰める。アミコマセでの寄せが釣るためのカギなので、たっぷりと用意しておこう。

「コノシロ」釣りに最適なしかけ/ライン
シマノ「BASIS 磯ナイロン」

防波堤や磯釣りでの基本的なナイロン糸。1.5〜6号まで、8種類の太さがそろう

防波堤や磯釣りでの基本的なナイロン糸。1.5〜6号まで、8種類の太さがそろう

「コノシロ」釣りに最適なしかけ/ウキ
キザクラ「サビキ潮見」

アジやコノシロ、真鯛、イサキ釣りにも使えるサビキ用ウキ。115〜203mmまで、ラインアップは8通り

アジやコノシロ、真鯛、イサキ釣りにも使えるサビキ用ウキ。115〜203mmまで、ラインアップは8通り

「コノシロ」釣りに最適なしかけ/コマセカゴ
ささめ針「ナイロンサビキカゴ」

アミエビが入れやすいナイロン製のカゴ。3色仕様なので、マズメ時でもよく見える。サイズはSとM。2個入り

アミエビが入れやすいナイロン製のカゴ。3色仕様なので、マズメ時でもよく見える。サイズはSとM。2個入り

「コノシロ」釣りに最適なしかけ/サビキ
ささめ針「アミエビ(赤ケイムラ)サビキ」

目玉ビーズと赤ケイムラが、まき餌となるアミエビにそっくりなサビキ。針は2〜7号まで6種類をラインアップ

目玉ビーズと赤ケイムラが、まき餌となるアミエビにそっくりなサビキ。針は2〜7号まで6種類をラインアップ

「コノシロ」釣りに最適なしかけ/寄せ餌
マルキュー「アミサビキ」「サビキ君1kg」

粒のそろった採れたてアミエビをパックした、常温保存がきくまき餌。「アミサビキ」(写真上)は600g入りで専用スプーン付き。「サビキ君1kg」(写真下)は、先端をカットして使えば手を汚さずにコマセカゴに入れられる大容量タイプだ

周囲の人が釣れたら自分にもチャンス到来! 外道にはアジやサバといった魚も

基本的にアジ釣りと同じしかけなので、外道(狙いではない魚)としてイワシやアジ、サバが釣れることも十分に期待できる。コノシロ、イワシ、アジ、サバともに、集団で回遊する魚なので、自分の周囲の人が釣れ出したら自分もチャンスだと思ってよい。速やかにアミエビを詰めて、しかけを投入しよう。

最後に、コマセはニオイがきついので、手洗い用に海水を汲んでおくバケツやバッカンの用意も忘れずに。また釣り終わったあとに、あふれたコマセなどで釣り場が汚れた場合は、海水でキレイに流して帰るのがマナーなので覚えておこう。

「コノシロ」釣りに便利なグッズ/バッカン
ダイワ「水くみバッカンS」

8mのロープが付属する水汲み用バケツ。本体をひねって回転させるとコンパクトに収納できる。カラバリは白、黒、赤

「コノシロ」釣りに便利なグッズ/魚つかみ
第一精工「ガークリップMCカスタム」

魚を手でつかみたくない人に便利なグッズ。ベルトなどに装着できるハンガー付きだ。色違いで3色がそろう

魚を手でつかみたくない人に便利なグッズ。ベルトなどに装着できるハンガー付きだ。色違いで3色がそろう

ベガス小池

ベガス小池

パチやスロで稼いだ資金をラスベガスのカジノで散財し続けるため、この名で呼ばれるライター。サンケイスポーツでコラム「ベガス小池のプロ流」を連載中。犬と酒と阪神タイガースを愛し、休日はバイクで釣りへ。

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