いいモノ調査隊
釣りのハードルは高くない

初めての「船釣り」入門! 持ち物は? 服装は? 初心者の釣りデビューに密着

まったくの初心者がほぼ1人で船釣りに挑戦する一部始終を、時系列でレポートした記事です

そろそろ春の気配を感じるようになってきた今日この頃(主にスギ花粉から)。当サイトの担当編集であるしえるさんから、「今年は釣りに挑戦してみたいんです!」という相談を受けた。

私は釣りが好きで、釣りレポートの記事を書いたりすることもあるのだ。ただし上手ではない。

しかしだ、「釣り」というジャンルは「音楽」とか「食事」くらいに幅が広い。しえるさんからどんな釣りをしてみたいのかヒヤリングをしたところ、以下の情報を得ることができた。

・これまでの釣り経験は子供の頃のザリガニ釣りのみ
・休日は家でゲームをしていることが多くアウトドア全般がほぼ未経験
・とりあえずレンタルの道具でやってみたい
・できれば早起きや長時間の釣りは避けたい
・虫のエサはNG
・釣れない釣りはちょっと無理かも
・車がないので電車で行ける場所が理想
・魚をさばいたことがないけど釣りたてを食べたい
・好き嫌いが激しく(好きなのは肉とポテチ)、川魚は苦手

なるほど、なるほど。ここでかける言葉は「そんな都合のいい釣りはない!」ではなく、「よくぞ釣りに興味を持ってくれて、ありがとう!」である。私も最近になってようやく理解したのだが、釣りをしない人にとっては、これくらいは意外と普通の要望なのだ。その願い、かなえましょう。釣れる保証はできないけどね。

ということで、上記の条件を満たすプランを考えた結果、導き出された答えは「場所は金沢八景駅から徒歩で行ける釣り船屋(船宿と呼ぶ)、お昼から出船するアジ狙いの船で道具は一式レンタル、下船後は船宿併設のダイニングバーで釣ってきた魚を調理してもらう」というものだ。

よし、完璧!

これから海へ釣りに行くとは思えない格好でやって来た、釣り初心者のしえるさん。でも大丈夫

これから海へ釣りに行くとは思えない格好でやって来た、釣り初心者のしえるさん。でも大丈夫

しえる:「とにかく温かくて動きやすい格好ということで、家にあるアウトドアっぽい服をかき集めてきました! よろしくお願いします!」

今回の釣りには記録係として私も同席するけれど、基本的には事前のアドバイスのみで、現場ではしえるさん1人に全部をやってもらおうと考えている。

この記事を通じて、釣りを始めることはたとえ女性1人でも、そんなに難しいものじゃないんだよということが伝えられれば幸いだ。とかいって、自然相手だからまったく釣れなかったらどうしようという不安はものすごいあるんだけどね(実際にまったく釣れないことも何回もあるんだな) 。

京急の金沢八景駅から徒歩5分の場所にある荒川屋 を、しえるさんに予約してもらった

京急の金沢八景駅から徒歩5分の場所にある荒川屋を、しえるさんに予約してもらった

お世話になる荒川屋での釣りコースには、「日中釣り(一日船)」と「半日釣り(半日船)」があって、前者は朝8時出船の15時半帰港、そして後者は午前船が7時半出船の11時半帰港、午後船が12時半出船の16時半帰港となっている。貸し切りの船(仕立て船)ではなく、バラバラのお客さんが集まって乗る「乗合船」と呼ばれるスタイルだ。

早起きは苦手だというしえるさんが乗るのはアジ狙いの午後船。11時半ごろまでに受け付けをすれば大丈夫なので、普段起きる時間よりも寝坊できるくらいの余裕がある。

荒川屋の場合、少人数なら乗合船の予約は不要なのだが(諸事情で出船しない場合もあるので予約したほうが無難)、初心者であれば天気を確認しつつ前日にでも電話をして、「初心者なのでよろしくお願いします!」と伝えておくと、なにかとスムーズにいくと思う。

釣り船屋は多数あるが、荒川屋さんは店内で食べられるのが特徴だ。詳しくは記事の後半で

釣り船屋は多数あるが、荒川屋さんは店内で食べられるのが特徴だ。詳しくは記事の後半で


女性なら4,500円から船釣りができる!

時間に余裕を持って船宿に到着したしえるさんは、ちょっと不安そうに受け付けへ。先着順で座席を選べるのだが、初心者はできるだけ「船長から近い場所」を指定しよう。なにかとアドバイスをもらえるし、船の真ん中となるため一番揺れが少なく、船酔いのリスクを下げることにもつながる。

さて気になる料金だが、半日アジ船の料金は税込み6200円(2019年3月)。ただ女性や学生は2,000円も割引されるのだ。そして電車で来ると通常は500円の貸竿も無料となるので、後は消耗品である300円の船宿特製仕掛け(ハリの部分)だけ購入すればいい。

よって男性なら6,500円(割引券を使えば6,000円)、女性なら4,500円から、海での船釣りに挑戦できるのだ。ほら、意外とリーズナブル。ただしアジが10匹釣れたら1匹いくらみたいな野暮な計算はしちゃダメですよ。釣りはあくまでレジャーです。

船宿というかダイニングバーみたいですが、それはダイニングバーもやっている珍しい船宿だからです

船宿というかダイニングバーみたいですが、それはダイニングバーもやっている珍しい船宿だからです

座席の札(2人分)、アジ用の仕掛け(2組で300円)、貸竿の引換券

座席の札(2人分)、アジ用の仕掛け(2組で300円)、貸竿の引換券

酔い止め(定番のアネロン)を飲んできたそうだが、「新幹線でも酔うんですけど……」と不吉なことをつぶやかれた。大丈夫かな

船では帽子もあったほうがいいでしょう。寒い時期は防寒に、暑い時期は日差しを防げます。どっちの帽子にしようかしらと、真剣に迷うしえるさん


釣り道具はレンタルで大丈夫!

このサイトは価格.comマガジンなので、事前に釣り道具をネットで一式購入することを推奨するべきなのだろうけど、初心者であればとりあえず船宿の貸竿でいいと思う。ボウリング初心者もいきなりマイボールは買わないじゃないですか。まず何回か釣りをやってみて、今後も続けたいなと思うようになった頃には、どんな道具が欲しいかが見えてくるはずだ。

ただ、やっぱり最初から揃えるべき道具もある。どうしてもぬれたり、汚れたりするので、カッパと長靴、防水のバッグは必要だ。荒川屋には長靴やカッパのレンタルもあるようだが、サイズの問題もあるので、自前で用意したほうがいいだろう。

しえるさんの場合、長靴は自前のものがあったので、リーズナブルなカッパと防水バッグだけ購入しておいてもらった。釣り竿、クーラーボックス、ライフジャケット、汚しても大丈夫なタオルは船宿からのレンタルだ。

汚れてもよくて、寒くない恰好であれば、なんでもいいです

汚れてもよくて、寒くない格好であれば、なんでもいいです

しえる:「釣り具メーカーのものは高かったので、カッパはアウトドアにも使えると評判のワークマンから、防水バッグはとりあえず最安のものを、価格.comで検索して買いました。準備にかかったお金は合計5,000円弱ですかね? 防水バッグにはスマホや財布、飲み物などを入れています。アジを持って帰る用に持ってきたクーラーバッグは荒川屋さんに置かせてもらえたので身軽♪」

ちなみに私は以下のような感じである。読み飛ばしていただいて大丈夫です。

PVCという素材の丈夫なカッパ、防寒ブーツ、自動膨張式のライフジャケット、適当な竿とリールなど

PVCという素材の丈夫なカッパ、防寒ブーツ、自動膨張式のライフジャケット、適当な竿とリールなど

私も電車で来たので、3輪で階段も上がれる台車(超便利)にクーラーボックスと釣り用バッグを積んできた

この3輪の台車は、同人誌即売会の搬入などでも大活躍しています

この3輪の台車は、同人誌即売会の搬入などでも大活躍しています

クーラーボックスは大きさがさまざまですが、半日のアジ釣りなら12リットルくらいのサイズがちょうどよいかな。乗船前に氷をもらって入れておく

船バッグは蓋部分にインナートレイがあるタイプが便利

釣り用バッグは蓋部分にインナートレイがあるタイプが便利(これは大きめのS45だが電車釣行ならS40かS36がいいかな)

ハサミ、プライヤー、魚を挟むハサミ(フィッシュホルダー)、針はずし、バケツに入れた魚をすくう網なども持ってきた。とりあえずはハサミがあれば大丈夫


釣り方は船長のレクチャーを受けよう!

いくら道具が揃っても、魚の釣り方や道具の使い方がまったくわからないよ! という不安があると思うけど、ザリガニしか釣ったことのないしえるさんでも大丈夫。

荒川屋のような初心者歓迎の船宿であれば、「まったくの初心者です!」としっかり自己申告することで、船長やサポートスタッフが乗船前に釣り方をひと通り教えてくれる場合がほとんどだ。今回も私は横で見ているだけで、しえるさんに対していっさいアドバイス的なことはしていない。

ただし、初心者向きではない魚や船宿も多数存在するので、どこの船宿で何を釣るべきかは、ある程度詳しい人に相談したり、釣り情報誌などで確認したりしておこう。そのあたりは山登りとか海外旅行と一緒かな。

リール(釣り糸を巻いておく道具)の使い方から、アジの誘い方まで、船長がていねいに教えてくれる

リール(釣り糸を巻いておく道具)の使い方から、アジの誘い方まで、船長がていねいに教えてくれる

平日のほうが空いているので、じっくりと教えてもらえると思います。混んでいると隣の人と糸が絡んだりも多くなるので、できれば平日に行こう!

しえる:「やばい覚えられない……大丈夫かこれ」

ちなみにアジ釣りの仕掛けはこんな感じで、糸のむすび方とかはいっさいわからなくて大丈夫。狙う魚によって仕掛けや釣り方はさまざまなので、あくまでこれはご参考まで。

細かいことを言うとアジを釣る方法にもいくつかあって、これは「ライトビシアジ」とか呼ばれる、細い糸と軽いオモリを使うタイプです。

この「ビシ」と呼ばれる道具の短い側を(写真だと上側)、糸の先につなぐ

この「ビシ」と呼ばれる道具の短い側を(写真だと上側)、糸の先につなぐ

ビシのカゴ部分にイワシのミンチを入れる。これが寄せ餌になってアジが寄ってくる

ビシのカゴ部分にイワシのミンチを入れる。これが寄せ餌になってアジが寄ってくる

ビシの先に、ハリが2つある仕掛けをつなぐ。絡まったら海の上でも船長から購入可能

ビシの先に、ハリが2つある仕掛けをつなぐ。絡まったら海の上でも船長から購入可能

ビシや仕掛けの接続は、この安全ピンみたいな金具(スナップ)をつなぐだけ。糸が結べなくても問題なし

ビシや仕掛けの接続は、この安全ピンみたいな金具(スナップ)をつなぐだけ。糸が結べなくても問題なし

エサは赤く染めたイカの切り身。ニョロニョロした生き物(アオイソメ)を使う船宿もあるので、虫が苦手な場合は要注意

いざ出船をしたら、海の上からしか見ることのできない貴重な景色を楽しみつつ、釣り場までしばしのクルージングを楽しもう。

船が桟橋から離れる瞬間から始まる、期待に満ち溢れた非日常的な時間が私は大好きです。

アジの釣り場までは、だいたい10〜30分くらい。風や波のある日は船内で待機してください

アジの釣り場までは、10〜30分くらい。風や波のある日は船内で待機してください


釣りを始めて数秒でまさかのヒット!

さて後は狙った魚がしえるさんのハリに掛かってくれれば万々歳なのだが、実は午前のアジ釣り船から戻ってきた船長から、「今日はうまい人はちゃんと釣れるけど、ダメな人は全然だめな日」という怖い話を聞いているのだ。

初心者でも簡単に釣れるような日もあれば、魚に食い気がなくてなかなか難しい日もあるのが釣り。どうやらこの日は残念ながら後者寄りらしい。

全然釣れなかったらこの企画はボツなのかなーと、胃をキリキリさせながらしえるさんを見守っていると、船長に教わったとおりに仕掛けを海に沈めて、その数秒後には竿先をプルプルさせていた。魚の「アタリ」というやつである。早!

「あ、これってアタリですか?」

「あ、これってアタリですか?」

「リールを巻けばいいんですよね! ブルブルきてますよ!」

「リールを巻けばいいんですよね! ブルブルきてますよ!」

いきなりすぎる展開に見ているこっちも驚いたのだが、どうやらこの船で一番に魚が掛かったらしい。まじか。

すぐ横の操縦席から見守っていた船長からアドバイスをもらいつつ、仕掛けを一気に抜き上げるしえるさん。

「仕掛けは巻きすぎない! 竿は横に置いて取り込んで!」と、アドバイスを送る船長

「仕掛けは巻きすぎない! 竿は横に置いて取り込んで!」と、アドバイスを送る船長

釣れたのは本命のアジ! パンクラスの旗揚げ戦をほうふつとさせるまさかの秒殺劇だ(プロレスネタなのでわからなければスルーしてください)。

しえる:「秒で釣れました!」

こうしてまったくの釣り初心者が、見事に船中1匹目を釣り上げたのだった。しえる伝説のスタートである。

素手で持つと意外とヒレが痛いので、タオルで持ちましょう

素手で持つと意外とヒレが痛いので、タオルで持ちましょう

釣れなかったらどうしようという不安は杞憂だったようで、ゲーマーであるしえるさんと釣りの相性がよかったのか、その後も「余裕ですよ」と言いながらポンポンとアジを釣り上げていく。船長に教わったことをしっかりと実践できれば、初心者でもちゃんと魚は釣れるということを見事に証明してくれたのだ(釣れない日もあるけどね)。

たまたま隣にいた釣り好きのおじさんという設定を己に課していた私が手伝ったのは、毛糸の帽子に自分のハリが刺さったのをとってあげたことくらい。なんだかしえるさんが人気のアングラーズアイドルに見えてきた。うまくいけばなんらかの何かでなんとかデビューできるんじゃないだろうか。

本命のアジを2匹まとめてゲット。すぐに釣れたこともあり、船酔いすることもいっさいなかった

本命のアジを2匹まとめてゲット。すぐに釣れたこともあり、船酔いすることもいっさいなかった

魚をつかむフィッシュホルダーがあるとやっぱり便利かな

魚をつかむフィッシュホルダーがあるとやっぱり便利かな

東京湾で釣れる金色のアジは、脂がのって本当においしいよ

東京湾で釣れる金色のアジは、脂がのって本当においしいよ

イシモチという魚も釣れた。エラをハサミでちょっと切って、海水を入れたバケツに泳がせる「血抜き」という作業をすると、よりおいしく食べられる

ということで、釣り終了の時間までアタリは続き、しえるさんはアジ22匹にイシモチ2匹という、船長も驚く見事な釣果を収めたのだった。

ちなみに私は自前の竿にこだわりの仕掛けで釣っていたのだが、しえるさんよりアジが1匹多かっただけである。次やったら負けるな。

しえる:「ちゃんとできるのかなってドキドキしていたんですが、船長に教えてもらったとおりにして最初のアジを釣り上げたときは、ほんとに釣れた! ってめちゃくちゃ興奮しました! 初めてでも、魚が食いついたことってわかるんですね。小さいアジでもぐいぐい引っ張られて、命のやり取りという感じがして血がたぎりました……。席に座布団があったので最初は座ってたんですが、どんどこ釣れるし、座ってたら魚に失礼な気がして途中からずっと立ってましたね。アウトドア全般に対してパリピな印象を抱いていたので楽しめるのか心配でしたが、獲物を捕らえるという本能的な喜びは人類共通なのかも! 楽しかったです!」

しえるさん、お見事。クーラーボックスにはたっぷりの氷と、魚がつかるくらいの海水を入れてください

しえるさん、お見事。クーラーボックスにはたっぷりの氷と、魚がつかるくらいの海水を入れてください

もうちょっと釣りたかったと、名残惜しそうに海を見つめる

もうちょっと釣りたかったと、名残惜しそうに海を見つめる

港に戻ったら、船宿からお借りしていたクーラーボックスから魚を回収。ヒレなどで破けてしまうことがあるので、ビニール袋は2枚重ねると安心です

持参した保冷バッグへ魚と氷を入れて持ち帰る。荷物を極力減らしたい電車釣行の裏技だ

持参した保冷バッグへ魚と氷を入れて持ち帰る。荷物を極力減らしたい電車釣行の裏技だ


釣った魚を調理してもらえる「釣りパック」が楽すぎる

普通であれば釣った魚を自宅に持ち帰って、疲れた体にムチを打って料理しなければ釣りたての味を楽しめないのだが、荒川屋はダイニングバー併設という大変珍しい船宿なので、予約さえしておけば、あっというまに釣った魚で料理をしてくれるサービスがあるのだ。

そんなすてきな「釣りパック」の料金は、魚6匹の調理+1ドリンクで2000円。ごはんやみそ汁もついている。

私も初めて利用させてもらったのだが、これはものすごーく楽だった。船から降りて魚を渡せば、後片付けをしてひと休みしている間に、プロの手によって作られた、自分が釣った魚の定食が出てくるのだから最高だ。

魚を預けてから20分もしないうちに料理ができあがった。すばらしいね

魚を預けてから20分もしないうちに料理ができあがった。すばらしいね

料理の内容は基本的におまかせで、この日はアジとイシモチの刺身、アジの唐揚げ、アジフライ。好き嫌いの多いしえるさんだったが、「刺身と揚げ物は大好きです!」ということで、全部おいしく食べていただけたようだ。

こうして釣ったその日に釣りたてならではの弾力を味わい、翌日に熟成が生み出すねっとりした甘味を楽しむといった、時間による変化を楽しむことができるのが釣り人の特権。特にアジはまるっきり違う食感と味になることを保証する。

左がアジで右がイシモチの刺身。釣れたてだからこその弾力を楽しもう。写真はすべて2人分

左がアジで右がイシモチの刺身。釣れたてだからこその弾力を楽しもう。写真はすべて2人分

骨まで食べられるアジの唐揚げ。ホックホクだ

骨まで食べられるアジの唐揚げ。ホックホクだ

アジフライはフッカフカの食感だ。こういった家で作るのが面倒な料理がサッと出てくるのだ

アジフライはフッカフカの食感だ。こういった家で作るのが面倒な料理がサッと出てくるのだ

「笑っちゃうくらい最高ですわ!」

「笑っちゃうくらい最高ですわ!」

しえる:「お刺身はブリンブリンの弾力だし、アジフライはフワフワでお布団みたいだし、海なし県で育った私には初めての味です! 釣るのも楽しかったけど、釣った魚をいただくのも特別な気持ちになりますね。食物連鎖を感じながら『いただきます』って言いました。釣りって大変そうと思っていたけど、意外と少ない準備で楽しめるんですね。初めての釣り、無事1人でもできました!」

おいしいごはんを食べ終えても、時間はなんとまだ5時半。半日船なので釣りの疲れが翌日に響くこともないだろう。こうしてしえるさんは1日を有効活用し、ニコニコしながら家路へと向かったのだった。

後日、しえるさんから残りの魚を同僚にさばいてもらって食べたという料理の写真が送られてきた。おいしく食べてもらえたようで何よりです

もちろん私もおいしくいただきました。釣りを続けると、誰でも自動的に魚料理が上手になるというメリットも!


船釣り入門の注意点まとめ

・レンタルをフル活用する場合でも用意しておくべきものは、カッパの上下、長靴、防水のバッグ、持ち帰り用の保冷バッグ(クーラーボックスのレンタルがない場合は要持参)、ハサミなど。

・初心者向けの釣りの場合、乗船料は6,000〜10,000円程度で女性・学生割引のある船宿が多い。そのほかに竿のレンタル代(500円〜)、消耗品の仕掛け代(300円〜)などが別途必要。

・雨や風が強い場合は出船しないので、釣り前日の夕方から20時ごろまでに船宿へ電話で確認するのが確実。もし出船する場合も、悪天候が予想される場合は延期するのがベター。

・釣りのターゲットや船宿の探し方は、「つり情報」「つり丸」といった船釣り情報誌を購入するのが手っ取り早い。それを持って釣り好きの人に話しかければ完璧。また初心者歓迎の船宿はだいたいホームページを持っているので、「船宿&釣りたい魚名」などで検索し(例:船宿 シロギス)、船宿のサイトをチェックしてみよう。

・前日にちゃんと睡眠をとること、船酔いする人は酔い止めをしっかり飲むこと、海上は予想以上に寒いこともあるので上着を1枚多めに持っていくこと、船が移動中は立ち上がらないことなど、万全の態勢で大海原に挑んでください!


【取材協力店舗】
荒川屋
http://www.arakawaya.jp/
アクセス:横浜市金沢区洲崎町6-1
京急本線金沢八景駅から徒歩5〜6分
TEL:045-701-6672
FAX:045-701-6683
------------------------------------
DINING BAR サンドフィッシュ
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140310/14009790/
アクセス:同上
TEL:045-782-3492
FAX:045-701-6683
営業時間:17:30〜24:00(L.O.22:30)
(ドリンクL.O.23:30)
定休日:木・日曜日(9月まで)
※釣りパックは要予約

玉置標本(たまおきひょうほん)

玉置標本(たまおきひょうほん)

食材採取と製麺が趣味のフリーライター。身近な動植物を捕って食べたり、家庭用製麺機でラーメンを作る日々。 著書「捕まえて、食べる」、同人誌「趣味の製麺」が発売中。
私的標本:http://blog.hyouhon.com 趣味の製麺:http://www.seimen.club

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