ゴルフの楽しさ伝えます
つかまり性能は”少し”ある

ミスヒットに強いのはこっち! テーラーメイド「M6」フェアウェイウッド

オグさんです。

今回はテーラーメイド「M6」フェアウェイウッドを試打させていただきました。

ヘッド素材:ボディ-ステンレススチール 450SS+グラファイトコンポジットクラウン・フェース-ステンレススチール C300
ロフト:#3 15°/#5 18°/#7 21°

打点のミスに強いM6シリーズ

テーラーメイドは「M」ブランドを中心にラインアップを展開し、2019年、アスリートを中心としたメインモデルは「M5」「M6」シリーズが担っています。M5は弾道調整機能と飛距離を、M6は打点のミスへの強さと飛距離をそれぞれ追求し、どちらも全世界で人気を博しています。フェアウェイウッド(以下、FW)もコンセプトは共通で、M5のFWは可変式ウェートを搭載したモデルとなっており、今回取り上げるM6はミスに強い直進性の高さが売りになっています。

M6FWに搭載されているテクノロジーはテーラーメイドならではのオリジナリティーあふれるものばかりです。ゴルファーの打点の傾向に合わせてフェースをねじり、弾道のバラつきを抑える「ツイストフェース」、フェースすぐ裏に溝を設けることでインパクト時のフェースやヘッドのたわみをコントロールし、ボール初速UP、バックスピンの軽減、スイートエリア拡大に貢献する「貫通型スピードポケット」など。M6ドライバーも非常に結果の出やすいクラブでしたが、FWはどんな仕上がりなのかとても楽しみです。

ソールのデザインイメージはM6シリーズ共通ですが、カラーリングがちょっと異なります。ドライバーはブラックを基調としていますが、FWにはシルバーが広く使われています。また、ドライバーはフェースすぐ裏の溝が窪みになっているのですが、FWは地面から打つときの抵抗を考えてか、フタがされています

ヘッドシェイプもドライバーの流れを汲んだ形状になっています。やわらかな丸みを持つ自然な形で、フェース側にシルバーを用いたブラックのツートーンの仕上げもドライバーと共通。非常に構えやすい形に仕上がっています

ゴルファーの打点に合わせてフェースをあらかじめ捻じっておく独自のテクノロジー「ツイストフェース」をFWにも搭載。FWにしてはややディープフェースですが、ソールはかなり丸みを帯びていてヌケがよさそうです

最近のトレンドとも言える、後方が下がったシャローバックになっています。打ち出し角が高そうな印象を受けますね

ニュートラルより少しつかまる

構えてみると、目標にスッと素直に向くことができました。いびつなところがないきれいな丸形の形状に、ほぼストレートに見えるフェース面、そしてシルバーとブラックのコントラストがヘッドの向きを明確にしてくれるので不安なくアドレスに入れますね。ヘッドの座りも置いたときにヘッドが傾くことなく、とても好感が持てました。

8割程度でスイングしてみると、とてもミートしやすく安定した弾道が打てました。少々芯を外しても狙った方向からズレにくく直進性が高いですね。つかまり具合はニュートラルより少しだけつかまるかな、といったところ。本当に少しなので左のミスが嫌な方でも許容できる範囲だと思います。打ち出し角はロフトなりといったところ。特別高さが出るわけではないですが、ややスピンの少ない弾道が出やすいので飛距離は出しやすいクラブに仕上がっていますね。

パワーのある人はカスタムシャフトを

シャフトは標準スペックとしてFUBUKIの専用モデルが装着されています。このシャフトはしなりがやや多めで重量も軽めに仕上げてあり、軽やかに振り抜けます。300gを切るぐらいのドライバーを使っている方に合うスペックですね。

強振するとしなりが大きくなりますが、ヘッドの打点のミスの強さを生かしやすいシャフトだと思うので、やさしく使いたいならこのシャフトはいいと思います。パワーのある人にはカスタムシャフトが用意されていますので、そちらを選ぶといいでしょう。

純正装着のFUBUKIは、ミスへの許容度を高めるような方向に動くシャフトだと感じました。しなりは大きめですが、適度なねばり感でタイミングはとりやすかったです。軽めに仕上げられていることもありパワーのある人にはちょっと頼りなく感じてしまうかも……

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60点以下のショットを打ちたくないならM6

M5シリーズのFWと比べると、やはりミスへの強さを感じました。M5FWは上級者からのニーズが高いアジャスト能力を高め、より思ったとおりの弾道を打ちやすいFWに仕上がっています。対してこのM6はミスを軽減し、大きなミスを減らす方向にチューニングされた仕上がりでした。

シャフトをしっかり自分に合わせて使うのであれば、また、いつも100点のショットを目指すのならばM5、60点以下のショットを打たないことを優先するならM6といった感じで選ぶといいと思います。

ヘッドはミスに強く直進性は高いので、自分のパワーに合わせてシャフトを選べば誰にでもフィットしそうです。どちらかと言えば「狙うFW」というよりは「飛ばせるFW」といった印象ですね

ややスピンが多く、強めにつかまった弾道でした。シャフトを合わせれば飛距離が伸び、つかまりももう少し収まると思います。

写真:野村知也

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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