ゴルフの楽しさ伝えます
新生RMXのアスリートアイアン

“ヤマハらしさ”を引き継ぐ限定モデル! 「RMX 020 アイアン」試打

オグさんです

今回はヤマハの「RMX 020アイアン」を試打させてもらいましたのでレポートをお送りします。

ヘッド素材・製法:軟鉄(S20C)・鍛造、焼きなまし製法
ロフト:#4 24°/#5 27°/#6 30°/#7 34°/#8 38°/#9 42°/PW 46°

操作性や打感を重視したアイアン

ヤマハのアスリートブランド「RMX」シリーズが2019年9月にモデルチェンジし、過去の伝統であった操作性や打感など、ゴルファーの感性を重視するクラブ作りを一度リセットし、結果重視のクラブ作りにスイッチしました。

新シリーズではドライバー2モデルがラインアップされ、想定ゴルファーの違いはあれど、どちらも飛距離と直進性の高さが売りのクラブに仕上がっています。アイアンは今回ご紹介する「020」を含めて3モデル。「120」「220」は、ドライバーに準じた性能を持っていますが、この020だけは、操作性や打感などを重視した、ヤマハらしさが残っている唯一のモデルと言えます。

1,500セットの限定で販売されるこの020、どんな仕上がりなのか、さっそく見ていきましょう。

交じりっけなしの軟鉄鍛造、いわゆる1枚物のフォージドアイアンで、バックフェースのくぼみが少ない、ハーフキャビティ構造になっています。デザインはシンプルでいいですね

RMX 020 アイアン #5

RMX 020 アイアン #5

RMX 020 アイアン #7

RMX 020 アイアン #7

RMX 020 アイアン #9
小ぶりなサイズ、細目で直線的なトップブレードがアスリートに好まれそう。微妙にグースネックになっており、つかまる感じをわずかに出しています

最新のアベレージモデルに比べてフェース高があり、打点を変えることで球筋の打ち分けもしやすそう

最新のアベレージモデルに比べてフェース高があり、打点を変えることで球筋の打ち分けもしやすそう

リーディングエッジ側のソールを面取りし、ヌケをよくしています。ソール幅自体は狭くもなく広くもなくといった具合。操作性とミスへの許容の両立を狙っているのでしょう

マッスルバックよりスピン量は少なめ

構えると、小ぶりなヘッドやシャープに見えるトップブレードなどアスリートアイアン然とした部分もありますが、軽いグースネックの影響か、それほどプレッシャーなく構えられます。トゥ側にボリュームがあるため、グースネックでも左に飛びそうなイメージが湧かないのがいいですね。

打ってみると、手に響くのは軟鉄ならではの重くてやわらかく、心地よい打感。打ち出されたボールは、スピンを伴ってゆっくりと飛んでいきました。ロフトが比較的寝ているため、ボールはしっかりと上がってくれます。

操作性は上々で、インテンショナルに曲げるのには困らないですね。ただ、思ったより大げさにやらないと曲がりが少なくなるときがありました。しかしこれは、ミスしたときの曲がりが少ないとも言える部分。実際、芯を外しても一般的なアスリートモデルと比べると曲がり幅は少なかったです。

打球の数値を見ると、本格派のマッスルバックなどと比べるとスピン量が若干少なめですが、これが直進性の高さにつながっていると思います。つかまりは、ほんの少しだけクラブがサポートしてくれる感じ。

とはいえ、左に引っかかってしまうようなことはありませんので、この味付けがすばらしいです。ボールを操作でき、ミスしても大けがになりにくい、絶妙な仕上がりだと思います。

やわらかく、重さを感じられる打感は心地いいのひと言。ボールの操作もしやすいので、練習がとても楽しくなるクラブです

軽いドローを狙って打ったのですが、ほとんどストレート系のボールでした。目標に飛び出しわずかにドローがかかった感じです。アスリートモデルとしてはスピンがやや少なめですが、グリーンで十分止まるスピン量は確保していますし、風の影響も受けにくいでしょう

ボールをある程度操作したい人へ

020は非常に完成度の高いフォージドアイアンです。ただ操作性やフィーリングを追求するだけでなく、打点のミスや少々のダフリなどは許容してくれるやさしさを持ち合わせています。プロやアスリートが使えるモデルとしては、かなりやさしいといえる仕上がりですね。ボールをある程度操作するゴルフを目指すゴルファーには強くおすすめします。逆に、操作性よりも、ミスしたときの直進性を重視する方は120や220のほうがおすすめです。

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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