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2時間切りしたモデルの製品版「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」

ナイキ、「厚底シューズ」最新作を正式発表! 前足部に「ナイキ エア」搭載

リオデジャネイロオリンピックの男子マラソンで金メダルを獲得したエリウド・キプチョゲ選手(ケニア)が、2019年10月、ウィーンで開催されたフルマラソンにおいて非公式ながら2時間の壁を破った。タイムは1時間59分40秒だ。

写真中央がエリウド・キプチョゲ選手。非公認ながらも、人類史上初めてフルマラソンで2時間切りを達成した選手だ

キプチョゲ選手がその際に履いていたのが、「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」の試作品。その製品モデルの発売が、本日2020年2月6日、ナイキ ジャパンより正式に発表された。

東京五輪マラソンを席巻する!?
「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」

「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」

「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」

「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」は、2020年の箱根駅伝を席巻した「ヴェイパーフライ」シリーズを進化させたモデル。前足部にエアクッショニング機能「ズーム エア ポッド」を追加しつつ、かかとの「ズームX フォーム」を増量し、さらに軽量な「アトムニット アッパー」を組み合わせている。

そしてもちろん、最大の特徴であるフルレングスのカーボンファイバープレートを内蔵している。

フルレングスのカーボンファイバープレートには、先行モデルの「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」のものの改良版を使用。スムーズな体重移動と高い安定性を実現する。また、前足部側を硬めに設計することでランナーに推進力を感じさせると同時に、システムの一部として機能することで足首関節の負荷を抑える

軽量なソール素材「ナイキ ズームX クッショニング」は、先行モデルよりも増量。最適なエネルギーリターンを実現し、ランナーのエネルギー損失を最低限に抑える

新しく前足部に追加された、むき出しの2つの「ナイキ ズーム エア ポッド」。クッショニングとエネルギーリターンの向上のために搭載された

アッパーには、通気性を最大限に高めた、超軽量のニット素材「アトムニット」を採用

アッパーには、通気性を最大限に高めた、超軽量のニット素材「アトムニット」を採用

“トレーニング用アルファフライ”
「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」

「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」

「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」

先述の「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」のトレーニング用モデルとして開発されたのが、「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%」。たくさんの距離をこなしたり、日常で頻繁に使用したりするためにデザインされている。

プレートは、カーボンではなく合成素材で、長距離でも快適に走れるようにやわらかめに設計。安定感のある体重移動をサポートする。「ナイキ ズームX クッショニング」は、中足部と前足部のプレートの上に配置。また、着地の衝撃からの保護と最上級の耐久性を実現するために、かかとにはクッション性、エネルギーリターン、軽さ、耐久性の4つを兼ね備える従来の「ナイキ リアクト フォーム」が使われている。

先述の「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」に新搭載された「ナイキ ズーム エア ポッド」は、本モデルの前足部にも使用。

着脱のしやすさや固定感を追求
「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト% フライイーズ」

「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト% フライイーズ」

「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト% フライイーズ」

「ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト% フライイーズ」は、「テンポ ネクスト%」と同じソールユニットで、アッパーに「ナイキ フライイーズ」を採用したモデル。

「ナイキ フライイーズ」は、着脱のしやすさと固定感を追求したアッパーのシステム。アッパー上部のヒモを引くとアッパー全体が締まり、下部のヒモを引くとゆるむ構造を採用してる。また、「テールゲートシステム」により、シューズ内に足を滑り込ませやすくなっているのも特徴だという。

100m用と中長距離用スパイクも登場

100m用スパイク「ナイキ エア ズーム ヴェイパーフライ」

100m用スパイク「ナイキ エア ズーム ヴェイパーフライ」

中距離用スパイク「ナイキ エア ズーム ヴィクトリー」

中距離用スパイク「ナイキ エア ズーム ヴィクトリー」

そして、陸上用スパイクシューズも同時に発表。

100m用スパイク「ナイキ エアズーム ヴェイパーフライ」は、「アルファフライ ネクスト%」と同じく「ナイキ ズーム エア」とカーボンファイバープレートが搭載されている。

1500〜10000mのトラック種目での着用を想定して作られてる中距離用スパイク「ナイキ エアズーム ヴィクトリー」も、「アルファフライ ネクスト%」と同様、「ナイキ ズーム エア」や「ズーム X フォーム」、カーボンファイバープレートが搭載されている。

【まとめ】2020年春に発売か

以上のモデルは、同社資料によると2020年夏にリリースされると発表されている。しかしながら、日本国内での具体的な発売日や価格は未発表だ。

これまた先日、世界陸連は「2020年4月30日以降の大会で使用可能な靴」の新基準を発表。「大会4か月前に市販されていること」「靴底の厚さは40mm以下」「中のプレートは1枚だけ」などとした。

使用禁止が取りざたされていたナイキの「ヴェイパーフライ」は、基準を満たすことから使用が認められるのはもちろんのこと、今回発表された「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」も「靴底の厚さは40mm以下」と「中のプレートは1枚だけ」については基準を満たしている。

この新作を「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」でも使用可能にするためには、もうひとつの「大会4か月前に市販されていること」を満たす必要があり、そうなると今年度中の発売が濃厚だ。ナイキのアメリカ版公式サイトによると、2020年2月29日にリリースとの情報もある。

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の陸上競技で嵐を巻き起こしそうなナイキの新作モデル群。続報を待ちたい。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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