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おうちで“寄せ技”上達! 「ターゲットアプローチ」の効果にびっくり

オグさんです。
今回は、おうちでアプローチ練習ができる練習器具、ダイヤの「ターゲットアプローチ」を使ってみましたのでレビューをお届けします。

家の中でゴルフの練習ができたら、上達スピードを一気に早めることができます!

家の中でゴルフの練習ができたら、上達スピードを一気に早めることができます!

カーテンレールや廊下に設置できる練習器具

ダイヤのターゲットアプローチは、付属の突っ張り棒やフックを使用してお部屋のカーテンレールや廊下に設置して使う、アプローチ練習器です。ターゲットのほかに、スタンスマットやスポンジボールなどがセットになっています。

カーテンレールにセットしてみました。これが一般的なセット場所ですかね。レールからつるすだけなので簡単です

こちらは突っ張り棒を使って廊下に設置したパターン。セットは簡単ですが、人の動線上なので家族に怒られそうなのが難点です……(笑)

付属のスタンスマットは、植村啓太プロ監修のボール位置とスタンス位置が記されていて、これに合わせて構えるだけで適切なアドレスが身に付くようになっています

ボールを転がして打つランニングショット用の足位置とボール位置。ランニングの「R」の位置です

ボールを転がして打つランニングショット用の足位置とボール位置。ランニングの「R」の位置です

ボールをフワッと上げて打つロブショット用の足位置とボール位置。ロブの「L」です。こういった構えはなかなか教わる機会がないのでとてもいいですね。このマットだけ売ってもいいかも!

ボールは安心のスポンジ製。打った感触は本物のゴルフボールと異なりますが、ちゃんと打てたときは、実際の弾道に近い球質で飛んでいきます

6つの的で弾道イメージを鍛える

早速打ってみました。結果から申し上げると、かなりいろいろな点で有効な練習器です。

アプローチは、反動を大きく使うフルスイングよりも自分でクラブをコントロールする必要があります。さらにはさまざまなライ、ロケーションに対応するために、打ち方のバリエーションを持っていると便利です。そのため、上達するにはかなりの練習が必要になるのですが、このターゲットアプローチで小さいふり幅や打ち方のバリエーション、さらにはボールを打ち分けるイメージまで身に付けることができるんです。何より飽きづらいためスムーズにアプローチが上達できるアイテムだと思います。

飽きない理由として、的が複数あること。ターゲットには網になっている的が6つあり、高さや方向を変えて打たなければなりません。どんな弾道でボールを飛ばすかというイメージトレーニングにもなりますし、実際の打ち分けの練習になります。それぞれの的には数字が掘られていて、ラウンドプレーのようにホールとして遊ぶことができますから、3周して18ホールをいくつで回ったかなんてスコアを付けても面白いですね。

高い球や低い球を打ち分けるのも、植村啓太プロ監修の足跡とボール位置があるのでそれに沿って打てば自然と打ち分けられます。こういったボールの打ち分けは実際に体験してみないとなかなか身に付きません。それをお家の中で体験できるのですから、かなりのすぐれものだと思いますよ。

普段ではやらないいろいろな打ち方もガンガン試してみましょう。フェースの向きもそのひとつ。フェースをまっすぐに向けて打つ(左)のはもちろん、そのままの構えで開いてみたら(右)どんな弾道になるのか、またどうやったら開いた形で狙った方向にボールを打ち出せるかなど、練習の仕方は無限大です

“空中の面”を通す実戦的な練習

「スポンジボールを打ってもたいした練習にならない」と考える方もいると思いますが、そんなことありません。ちゃんと正しい打ち方をしないとボールは上がってくれませんし、いろいろな打ち方をしてクラブの使い方を覚えるというのは、実戦でとても役に立つことです。普段使っている自分のウェッジで練習するのですから。

この練習器、私が個人的にいいなと思った点は、空中の面にボールを通すというところ。「アプローチは落としどころを決めて練習すべき」なんてよく言われます。これは確かにとても重要なのですが、そこに落ちるまでの弾道イメージがないと、どのくらい転がるかというイメージは湧きません。

落としどころやピンではなく、空中に的があることがミソ。弾道イメージを持ちやすくなり、ていねいで精密なアプローチが自然と身に付くと思います

より精密なアプローチを実現するために、落としどころの前に空中のどこを、どのくらいのスピードでボールが飛び、そしてどんな角度で狙った落としどころに落とすか、というのが大切になってきます。その第一歩となる「空中のどこを通すか」というイメージを育てるのに、このターゲットアプローチはとても有効だと思うのです。

これで普段練習しておけば、コースでのアプローチの時にこのターゲットを空中にイメージして打つことができ、打ち方や振り幅のイメージが付きやすくなるはずです。

ボールを打つマット部分はなかなか厚みがあり、よほどヘッドを打ち付けない限り大きな音はしません。気になる方は、絨毯の上などに置くとより静かに打つことができますよ

重いウェッジ、小さい振り幅で打つ

ターゲットアプローチは、打ち方や振り慣れるといったアプローチシ練習の基本の効能に加え、ボールの弾道イメージを作りやすくするという、より実戦的な効果があると感じました。

個人的に、アプローチ上達の第一歩は重いウェッジを使い、小さい振り幅でボールを打つということに慣れる点だと思っています。これができないと、大きく振りかぶってゆるんだり、インパクトだけ強めたりするのでミスになるのです。

その基本を室内で練習でき、その先の重要なポイントである弾道イメージまでを作りやすくしてくれる、とても有能な練習器だと思います。私が家にセットしたら……いろいろなものを壊しそう……皆さんはくれぐれも周りに気を付けて使ってくださいね!

集中しすぎて、室内の物を壊したりしないように!!

集中しすぎて、室内の物を壊したりしないように!!

写真:野村知也

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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