だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!
「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」を履き試し!

「ザ・ノース・フェイス」のウォーキングシューズはデザイン性と防水透湿性を両立!

「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する連載企画。第18回は、「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」をピックアップした。

本モデルは、ライフスタイルシーンで使いやすいカジュアルなデザインながら、防水透湿性にすぐれたアッパーと、快適な歩行性能を提供するソールユニットを採用したタウンシューズ。急な雨や雪といった突然の天候の変化にも対応するマルチパーパスな1足に仕上がっている。

「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット(Velocity Wool GORE-TEX Invisible Fit)」(品番:NF52091)。公式サイト価格は、19,800円(税込)

「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット(Velocity Wool GORE-TEX Invisible Fit)」(品番:NF52091)。公式サイト価格は、19,800円(税込)

あらゆる環境下でのウォーキングに適した機能性を実現

意外と知られていないことだが、歩くための「ウォーキングシューズ」と、走るための「ランニングシューズ」では、シューズに求められる機能性が大きく異なる。なかでも、衝撃吸収性には特に注意したい。ランニング時には、着地時に体重の3倍ほどの衝撃が足にかかるのに対し、歩行時は1.2倍程度。そのため、ソールユニットがやわらかく、クッション性が高過ぎるシューズでウォーキングすると、脚力を効率的に路面に伝えられず、疲れてしまうことがあるのだ。

今回紹介する「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」は、ソールユニットにランニング&トレーニング向けに開発されたスポーツシューズ「ベロシティ」と同じものを流用。しかし、柔軟な「XTRAFOAM」はヒール中央部のみに用い、その周囲のミッドソールには硬度が適度にあるため、着地衝撃を吸収しながら、安定性も確保する。つまり、ソールユニットが沈み込み過ぎないので、効率よく歩を進めることが可能で、長時間の歩行でも疲れが少ないというわけだ。

また、アッパーは撥水加工を施した圧縮ウールに、防水透湿メンブレンを直接圧着する「GORE-TEX インビジブル フィット」を採用。素材特性の低下を軽減しながら、シューズ全体の防水性と速乾性を向上させることに成功している。このように、ソールユニットとアッパーの両方ですぐれた機能性を確保したプロダクトだが、その洗練された雰囲気によって、ドレッシーな装いにもマッチする1足に仕上がっている。

アッパーには、撥水加工を施した圧縮ウールを使用。見た目にも高級感のある素材だ

アッパーには、撥水加工を施した圧縮ウールを使用。見た目にも高級感のある素材だ

メンブレンをアッパーに直接圧着して1枚生地にする「GORE-TEX インビジブル フィット」を採用。軽量化と速乾性向上、フィット感のアップにも成功した

メンブレンをアッパーに直接圧着して1枚生地にする「GORE-TEX インビジブル フィット」を採用。軽量化と速乾性向上、フィット感のアップにも成功した

安定性と衝撃吸収性を両立

「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」を履いて歩いてみた

「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」を履いて歩いてみた

まず足を入れると、撥水加工が施された圧縮ウールのアッパーは、かかとから前足部までやさしく足を包み込んでくれた。ユルくもキツくもない絶妙なフィット感で、長時間の歩行でも快適な履き心地をキープしてくれそう。

もうひとつ気づいたのはその軽さ。ブラウンのウールという重厚な雰囲気とは対照的な片足239g(26.0cm)という重量は、超軽量レーシングシューズには及ばないが、軽量な部類のランニングシューズに匹敵する軽さだ。

立っている状態では、ソールユニットの沈み込みほとんど感じられず、高い安定性を感じることができるが、ヒールに内蔵された「XTRAFOAM」の柔軟性は、この時点では感じられない。

実際に歩き始めると、1歩1歩の足取りに、最近主流となっている柔軟なミッドソールを用いたランニングシューズでは得ることのできない安定感が感じられ、着地から蹴り出しまで効率よく路面に脚力が伝達できていることを確認できた。その際、かかとに内蔵された「XTRAFOAM」がしっかりと着地時の衝撃を吸収しつつ、その衝撃を反発力へと変換してくれていることも体感できた。

着用した日のうち1日は、台風12号の影響で雨が時折降る日であったが、「GORE-TEX インビジブル フィット」を組み合わせたスペックのおかげで、シューズ内部はドライなまま。透湿性にもすぐれているので、長時間歩いても蒸れはほとんど感じられなかった。

どちらかと言うと、舗装路で高いグリップ性を発揮するアウトソールパターンを採用。かかと部分には、柔軟性が高く衝撃吸収性にすぐれた「XTRAFOAM」を内蔵する

どちらかと言うと、舗装路で高いグリップ性を発揮するアウトソールパターンを採用。かかと部分には、柔軟性が高く衝撃吸収性にすぐれた「XTRAFOAM」を内蔵する

また、従来の「GORE-TEX」が、ファブリックを、足を包み込むように靴の中に組み込んでいたのに対し、「GORE-TEX インビジブル フィット」はメンブレンをアッパーに直接圧着して1枚生地にすることで、軽量化と速乾性向上、フィット感のアップにも成功している。

なお、一部にビブラム社製ラバーコンパウンドを配したアウトソールは、雨で濡れた路面もしっかりとグリップしてくれた。

アウトソールの耐摩耗性とグリップ性を特に必要とする場所には、ビブラム社製のラバーコンパウンドを配置

アウトソールの耐摩耗性とグリップ性を特に必要とする場所には、ビブラム社製のラバーコンパウンドを配置

カジュアルな雰囲気からは想像できないくらいに機能性が高い

以上のように、3日間着用したことで、「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」が、そのカジュアルな雰囲気からは想像できないくらいに高い機能性を有する1足であることを確認できた。ウォーキングシーンはもちろん、カジュアルシーンやトラベルシーンなどでも活躍してくれるはずだ。高級感のあるアッパー素材によりドレッシーな装いにもマッチするので、1足あると本当に便利だと思う。

ただし、アッパーに使用されたウール素材は、ナイロンメッシュ、ポリエステルメッシュといった合成繊維や、フルグレインレザーを始めとした天然皮革と比べると、引っ張り強度や耐摩耗性は高くないので、ランニングやトレイルランニング、トレッキングといったアクティビティにおいて着用することは避けたほうがいいだろう。また保管する際には、念のために防虫剤を使用したい。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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