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キャッチフレーズは「ネバースライス」

スライスしないドライバーの最右翼!? キャロウェイ「ビッグバーサ B21」がいろいろすごかった

オグさんです。今回はキャロウェイの新作「ビッグバーサ B21」のドライバーを試打させてもらいましたのでレポートしたいと思います。

キャロウェイ「ビッグバーサ B21ドライバー」

キャロウェイ「ビッグバーサ B21ドライバー」

「ネバースライス」を掲げる新ビッグバーサ

「ビッグバーサ(BIG BERTHA)」とはキャロウェイの伝統あるブランドで、同社の名を世界的に知らしめた往年の大ヒットモデルのブランドでもあります。初代ビッグバーサは、1991年に登場し、アメリカだけでなく日本のプロもこぞって使用。アマチュアにもやさしいと受け入れられ、大ヒットしました。以降、クラブが進化する節目節目にビッグバーサのブランドは復活し、どれも革新的なモデルでヒットを飛ばし続けています。

さて今回試打させていただいた最新のビッグバーサは「ネバースライス」を掲げるモデルで、ボールをつかまえて右への曲がりを軽減させ、飛距離を伸ばす設計になっています。

スライスに悩むゴルファーに向けたモデルは現在でもいくつか市販されていますが、このビッグバーサは何が違うのかも踏まえながらチェックしていきたいと思います!

同社の別ブランド「マーベリック」シリーズにはオレンジが使われていますが、ビッグバーサは深いブルー基調にレッドをアクセントにした色使い。弾道調整機能などおなじみのテクノロジーももちろん搭載されています

同社の別ブランド「マーベリック」シリーズにはオレンジが使われていますが、ビッグバーサは深いブルー基調にレッドをアクセントにした色使い。弾道調整機能などおなじみのテクノロジーももちろん搭載されています

ヘッドシェイプはかなり角をはっきりさせた三角形を採用。今となっては珍しいため、“異形”と呼んでいでしょう。とはいえ洗練された形状なので構えにくさはありません

ヘッドシェイプはかなり角をはっきりさせた三角形を採用。今となっては珍しいため、“異形”と呼んでいでしょう。とはいえ洗練された形状なので構えにくさはありません

マーベリックから搭載されているAIが設計した「フラッシュフェース」、おなじみとなった「ジェイルブレイクテクノロジー」をビッグバーサも搭載。結構なディープフェースですが、お尻が非常に低い位置に収まるシャローバックになっていて、ボールは上がりそうな印象があります

マーベリックから搭載されているAIが設計した「フラッシュフェース」、おなじみとなった「ジェイルブレイクテクノロジー」をビッグバーサも搭載。結構なディープフェースですが、お尻が非常に低い位置に収まるシャローバックになっていて、ボールは上がりそうな印象があります

シャフトはフジクラ製の専用設計モデル「スピーダーエボリューションforキャロウェイ」を採用。中間から先端側が割とゆったりとしなるモデルでパワーがそれほどなくても使いやすい仕上がりです

シャフトはフジクラ製の専用設計モデル「スピーダーエボリューションforキャロウェイ」を採用。中間から先端側が割とゆったりとしなるモデルでパワーがそれほどなくても使いやすい仕上がりです

強いフックが出ないのがいいところ

打つ前にまず目に入ってくるのは、やはりこのほぼ三角形のヘッドでしょう。久々に異形と呼んで差し支えなさそうな形、意外といっては失礼ですが、構えやすい! ヘッド後方の角になっている部分がちょうどスイートエリアの真後ろに来るようになっており、目標に対してスッと構えられます。

「あばよスライス」なんてキャッチコピーが付いているくらいですから、どれだけつかまるのか、やや身構えて打ったのですが、これまた意外な弾道が……! 確かにつかまることはつかまるのですが、目標に対してまっすぐか少しだけ左の方向に、低スピンの弾道が飛んでいきます。普通に飛距離が出そうな強い弾道です。

打感はマーベリック以降に共通する、フェースに吸い付いているようなソフトな感触。飛んだ! たたいた!! といった爽快感はありませんが、とても気持ちいい打感です

打感はマーベリック以降に共通する、フェースに吸い付いているようなソフトな感触。飛んだ! たたいた!! といった爽快感はありませんが、とても気持ちいい打感です

やや角を持たせたヘッド後方が、ちょうどフェースの真ん中に来るようになっています。意外と構えやすい三角形ヘッド

やや角を持たせたヘッド後方が、ちょうどフェースの真ん中に来るようになっています。意外と構えやすい三角形ヘッド

ヘッドを宙に浮かせた状態でシャフトを支えたときに、フェースがどれだけ上を向くかでボールのつかまり具合を示す重心角が確認できるのですが、このビッグバーサはかなり大きめ。とはいえつかまり過ぎにならないのがすごいところですね

ヘッドを宙に浮かせた状態でシャフトを支えたときに、フェースがどれだけ上を向くかでボールのつかまり具合を示す重心角が確認できるのですが、このビッグバーサはかなり大きめ。とはいえつかまり過ぎにならないのがすごいところですね

ヘッドスピード42m/sで打ってみました。バックスピンは適度な数値で、左右に曲がるスピンがとても少なく直進性が高い弾道が打てました。ネバースライスと聞くとフック方向に強く作用するクラブが多いですが、このビッグバーサは右に飛ばさない直進性の高い仕上がりです

ヘッドスピード42m/sで打ってみました。バックスピンは適度な数値で、左右に曲がるスピンがとても少なく直進性が高い弾道が打てました。ネバースライスと聞くとフック方向に強く作用するクラブが多いですが、このビッグバーサは右に飛ばさない直進性の高い仕上がりです

ある程度のクラブ重量があるのがポイント!

ビックバーサのドライバーは今までにない特性を持ったネバースライスクラブでした。つかまり性能を高めて右に飛ばさないのではなく、適度なつかまりとフェースの戻しやすさで右に打ち出さない工夫と、左右に曲がるスピンを極力かからないように設計することで、スライスを抑制するだけでなく、直進性の高い扱いやすいクラブに仕上がっていると思います。

また純正シャフトSフレックスで重量が約301gと、軽量モデルが多い中である程度の重量を持たせているのにも好感が持てますね。重さがあったほうが安定して飛距離を出しやすいですし、ミート率も高めやすいですから。

つかまるクラブとしてのライバルはピンの「G425 SFT」や「マーベリックマックス」あたりがあげられますが、どちらもビッグバーサよりは10g近く軽いので、ガチンコライバルとは言いづらいですね。
 右へのミスを減らしたい方はもちろん、ティーショットが安定しない方にぜひ試してもらいたいクラブです。

※本製品はキャロウェイ公式オンラインストアおよびCALLAWAY SELCTED STOREでの限定発売となります

写真:野村知也

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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