ゴルフの楽しさ伝えます
飛距離アップを狙うレディースにも◎

ちょっとチカラが落ちたなら……MAVRIK MAX FAST ドライバーでぶっ飛ばせ!

オグさんです。
今回はキャロウェイの「MAVRIK MAX FAST ドライバー」を試打させてもらいましたので、レポートしたいと思います!

キャロウェイ「MAVRIK MAX FAST ドライバー」

キャロウェイ「MAVRIK MAX FAST ドライバー」

MAVRIK第4のドライバー

「MAVRIK」シリーズは、キャロウェイの主力ブランドで前作の「エピックフラッシュ」から搭載された、AIを使用して設計された「フラッシュフェース」を継承しています。AIを用いることで、高初速エリアはもちろん、耐久性なども含めて何度もシミュレーションを行い、機械学習を繰り返すことで最適な性能のフェースを生み出すのだそうです。

MAVRIKシリーズのすごい点は、このフラッシュフェースを、絞り込んだ対象ゴルファーによってそれぞれ専用設計しているところにあります。ゴルファーは、スイングスキルや抱えている悩みによってミートするポイントやヘッド軌道などがそれぞれ異なります。それらの特徴などをインプットし、それぞれのゴルファーが最適な弾道が出るように設計されているわけです。MAVRIKシリーズがやさしいと評判なのもうなずけます。

そんな中、MAVRIKシリーズのドライバーで第4のモデルとして発売されたのがこの「MAVRIK MAX FAST ドライバー」。「MAVRIK MAX ドライバー」をベースとして、軽量でヘッドスピードがあまり速くない方に向けた設計になっているようです。もちろんMAX FAST専用設計のフラッシュフェースを搭載し、おなじみの「ジェイルブレイクテクノロジー」や「トライアクシャル・カーボンクラウン」などの技術も使われています。どんな仕上がりなのか、早速見ていきましょう!

デザインはシリーズ共通のものですが、ほかのモデルはオレンジと光を鈍く反射するダークメッキを多く使った色使いに対し、このMAVRIK MAX FASTはメッキ部分をミラー仕上げに変更し、同じシリーズだけどひと味違った感じを出しています

デザインはシリーズ共通のものですが、ほかのモデルはオレンジと光を鈍く反射するダークメッキを多く使った色使いに対し、このMAVRIK MAX FASTはメッキ部分をミラー仕上げに変更し、同じシリーズだけどひと味違った感じを出しています

ヘッド形状はMAXに準ずるもの。ややフックフェースでヒール側にボリュームがある形状は、いかにもつかまりやすそうな印象がありますね

ヘッド形状はMAXに準ずるもの。ややフックフェースでヒール側にボリュームがある形状は、いかにもつかまりやすそうな印象がありますね

MAX FAST専用に設計されたフラッシュフェースを採用。MAXと比べると、フェースがヒールにより近く設計されています

MAX FAST専用に設計されたフラッシュフェースを採用。MAXと比べると、フェースがヒールにより近く設計されています

MAXとの一番の違いはこの部分。MAXはヘッド後方が下がったシャローバック形状ですが、MAX FASTはヘッドスピードの増大を優先したようでハイバック形状を採用。空力を優先したスタンダード(MAVRIK ドライバー)と同じ形状です

MAXとの一番の違いはこの部分。MAXはヘッド後方が下がったシャローバック形状ですが、MAX FASTはヘッドスピードの増大を優先したようでハイバック形状を採用。空力を優先したスタンダード(MAVRIK ドライバー)と同じ形状です

シャフトは40g台の軽量なモデルを用意。軽量な割にしっかりした振り心地です

シャフトは40g台の軽量なモデルを用意。軽量な割にしっかりした振り心地です

MAXよりも15g以上軽い!

最初に感じたのは、軽さです。MAXがフレックスSで約290gなのに対し、MAX FASTは、フレックスSで約273gと、実に15g以上軽く仕上がっています。今回の取材時にMAXが手元に合ったわけではないのですが、明らかに軽くなったと実感できるぐらい、手に取った重量感が違いました。

ゴルフクラブで15g以上の重さの違いはとても大きいものです。軽くなればなるほど、小さなパワーでヘッドスピードを出しやすくなりますからね。そのため、MAXにあった弾道調整機能、いわゆるカチャカチャは搭載されていません。あのカチャカチャは、結構な重量増になるんです……。

ヘッドスピードを高めるための工夫としてほかにも、サイクロン形状と呼ばれる形状を採用。従来のMAXは重心位置を重視したのか通常のシャローバックだったのですが、MAX FASTはヘッドスピードの増大を強く狙っている証拠でしょう。

パワーがなくても効率いい球が打てる

打ってみると、適度にしなりつつも剛性感のあるシャキッとしたシャフトでミートしやすく、芯でとらえたライナー系の弾道がポンポン打てます。スピン量は、ヘッドスピードがなくてもドロップしないギリギリの量といった感じで、パワーがなくても前に飛ぶ効率いい弾道が自然と打てました。つかまり性能は高めで、まっすぐ打とうとするとやや左に飛んでいく印象。腕力でクラブを速く振れないシニア層やレディースゴルファーが飛ばせるクラブだと思います。

変に力まず、サラッと振ると自然と強い弾道が打てるのがこのクラブ。45.75インチとそれなりに長いですが、ミートはしやすいです

変に力まず、サラッと振ると自然と強い弾道が打てるのがこのクラブ。45.75インチとそれなりに長いですが、ミートはしやすいです

クラウンだけでなくソールにもカーボンを多用し、徹底した軽量化を施しています

クラウンだけでなくソールにもカーボンを多用し、徹底した軽量化を施しています

ウェートはヒール側の最も浅い位置に装着。オートマチックにつかまる設計になっています

ウェートはヒール側の最も浅い位置に装着。オートマチックにつかまる設計になっています

ネックは軽量化のために弾道調整機能なしの接着仕様。これだけで5g前後軽量化することができます

ネックは軽量化のために弾道調整機能なしの接着仕様。これだけで5g前後軽量化することができます

打ち出し角をしっかりと確保しつつ、スピンを抑えたつかまった弾道が打てています。もう少し右に打ち出すイメージを持てばさらに高さが出て、飛距離を稼げましたね

打ち出し角をしっかりと確保しつつ、スピンを抑えたつかまった弾道が打てています。もう少し右に打ち出すイメージを持てばさらに高さが出て、飛距離を稼げましたね

ライバルはSIMグローレか

MAX FASTは、MAX同様、つかまりがよくオートマチックに安定して飛ばす性能を持ちつつ、さらなる軽量化および空力性能の向上を実現しています。それによりヘッドスピードを高めやすく、非力な方でもやさしく最大飛距離を狙えるクラブに仕上がっていました。まさにエンジョイゴルファーに向けたクラブといった感じですね

また、初心者を卒業したレディースゴルファーが飛距離アップを狙うにもいいと思います。注意点は、非常に軽いためパワーがある方が使用するとヘッドスピードが速くなってもスピンが増えてしまい、飛距離につながらない可能性があること。MAXを振って軽いと感じるぐらいの方は、MAX FASTのメリットはあまり生きないでしょう。

ライバルとしては、テーラーメイドの「SIMグローレ」。重さも長さも近いので打ち比べてみても面白いと思います。

写真:野村知也

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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