中身を守る、取り出しやすいなど、多彩な機能を搭載したバッグを厳選!
まだまだ見通しのつかないこのコロナ禍において、マスクの着用をはじめ、テレワークやウェブ会議など、私たちのライフスタイルは大きく変化し、新たなスタイルを確立しつつある。そんな中、会社だけでなく自宅でも仕事をすることが増えたため、外出時はノートPCやファイル、資料など、仕事で使用するアイテムを常に持ち歩かなければならなくなったという人も少なくないだろう。
そこで今回は、オンタイムのスーツスタイルにもマッチする、通勤に最適な機能派リュック&バックパックを紹介。仕事に欠かせないPCを収納するスリーブや、名刺入れやペンなどの小物を収納できるポケットなどを搭載する、ビジネスシーンで大活躍のモデルがそろい踏み!
前面の大きな2つのポケットが印象的なボックス型タイプ。容量は22Lで、PCケーブルなどを収納できるファスナー付きのマルチケースが付属する
バックパックなどが日本でも高い人気を誇るアメリカのバッグブランド、グレゴリー。「カバートミッションデイ」は、ラインアップの中でも快適さとオーガナイザー機能にこだわって設計された、ビジネスシーンにもマッチするデイパックだ。
出し入れしやすいメインコンパートメントのほかに、すぐに取り出したい小物類を入れておけるフロント部分のツインポケットと、背面部分に止水ファスナーを使用したPC専用コンパートメントを完備。さらにメインコンパートメント内部にも、中身の整理に便利なオーガナイザーポケットや、雑誌やファイルを収納できるスリーブが付いているなど、使い勝手を追求した作りが最大の特徴だ。
PC専用コンパートメントには、15.5インチまでのノートPCが収納可能。また、タブレット用スリーブも付いている
本体の生地には、軽くて丈夫な「330デニールコーデュラナイロン」を使用。また両サイドには、水濡れに強い「アクティブシールドライニング」を使用したボトルポケットが搭載されるなど、実用性も高い。
背負いやすいEVA素材のショルダーハーネスを使用。また、上部に付くレザーのグラブハンドルは、手持ちする際に活躍する
荷物が持ちやすいリュックを、日本のビジネスシーンに合うように進化させたビジネスモデル
「ガジェタブル」は、日本人の美意識や感覚に基づく機能的なデザインが特徴のバッグブランド、エースの人気モデル。通勤電車内でのマナーを考慮したスリムな形状と、ビジネスシーンでの使いやすさを追求したスマートビジネスリュックだ。
最大の魅力は、狭い電車内でも周囲のジャマになりにくく、手に持った時や前に抱えた時、座席でひざに載せた時など、どんな姿勢でも身体の幅からはみ出さないようなスリムなボディ。
さらに、縦と横の2方向から取り出せるPC収納部や、ペットボトルや折りたたみ傘を収納するのに便利なメインコンパートメント内の吸水速乾ボトルホルダーなど、ビジネスシーンで役立つ機能が充実している。
フロントトップ部分のポケットや、右下のコーナーポケットなど、どんな持ち方でも便利に使える機能的な作りが魅力
傷つきにくいパイル地を使用したPC収納部は、L字ファスナーで縦横どちらでも取り出しやすい(16Lタイプで、最大15.6インチのノートPCが収納可能)
サイズは、スタンダードな2気室バックパックの9L、13L、15Lと、ショルダーハーネスを内部に収納することで肩かけとして使用できる2気室3WAYバックパックの14L、16Lという計5タイプをラインアップ。なお、出張時には、キャリーバッグのハンドルに簡単に固定できる。
幅広い年代が使いやすい、すっきりとしたデザイン。左下にはおなじみのブランドロゴが入る
150年以上の歴史を持つスイスの本格アルパイン・クライミングギアブランド、マムートの「セオン3WAY」は、仕事道具を入れる「ワーク」とクライミングツールを入れる「クライミング」で構成された、容量18Lのオールラウンド仕様モデル。
背面側の「ワーク」エリアには、最大17.3インチまでのノートPCが入るパッド入りのスリーブケースを完備しており、PCやタブレット、書類などの持ち運びに最適だ。
PCやタブレットの持ち運びに便利な「ワーク」エリア。フタ側にコードなどを整理して収納できるメッシュポケットを完備する
いっぽう、メインコンパートメントの「クライミング」エリアは、開口部が大きく開くため、モノの出し入れがしやすく、内部にも小物を分けて入れられるポケットなどが搭載されている。また、上部のパーティション付き貴重品ポケットや、フロント部分の止水ファスナーポケットなど、細かなディテールにも使いやすさが追求されている。
メイン素材には、「900Dポリエステル」を使用し、耐候性があるタフなボディに。ショルダーハーネスは背面スリットに収納でき、バックパックだけでなく、ショルダーバッグ、手提げバッグとしても使える3WAY仕様だ。
付属のショルダーストラップを付けてショルダーバッグとして使うなど、シーンに合わせて使い方を変えられる3WAY仕様
外側はシンプルなデザインでも、内部に多彩なポケットを完備して収納力は抜群。容量は27L
イギリスの総合アウトドアブランド、カリマーの「ハッシュ DG 27」は、日常での使いやすさを追求した自立するボトム形状のバックパック。
背面には、PCポケットを完備した大きく開く大容量のメインコンパートメントを搭載。ほかにも、オーガナイザーが付いたサイドポケットや、タブレットを収納できるワイドなフロントポケット、すぐに取り出したいものを入れられる両サイドのワンドポケットなどを備えており、あらゆる荷物を効率的に収納できる。
メインコンパートメントの背面側には、15インチまでのノートPCが入るPCポケットを装備
サイドポケット内には、オーガナイザー付きコンパートメントを備えており、利便性が高い。また、ペンホルダーやキーフックも設けている
また、本モデルは、ムレを逃がす効果のある「チムニーバックパネル」を背面に採用し、背負い心地も快適。オンタイムとオフタイムの両方で使えるシンプルなデザインも魅力だ。
大きく開くフロント部分のリップジップポケットは、マグネットバックルによってワンタッチでの開閉できる
ミステリーランチは、ミリタリーや森林消防隊など、過酷な任務にあたるプロフェッショナルのためのタフで機能的なバッグを作り続けているブランド。同ブランドの「スリーウェイ」は、外側をグルッと覆うコンプレッションファスナーによって、容量調節が可能な3WAYブリーフケースだ。
フロント部分のリップジップポケット内部には、小物の整理に便利なオーガナイザーポケットが付いており、2つのジップで大きく開くフラップは、マグネットバックルによってワンタッチで開閉できる。
メインコンパートメント内部のオーガナイザーで、小物をすっきり収納できる
15インチまでのノートPCが収納できるPCスリーブが付いた背面コンパートメントには、大事な書類を分けて収納できるほか、メインコンパートメント内部にもオーガナイザーポケットを完備する。
PCスリーブが付く背面側のコンパートメントは、PCだけでなく書類などの収納にも便利
本モデルは、ブリーフケースとしてだけでなく、取り外し可能なショルダーストラップを使ったショルダーバッグ、背面に格納できるショルダーハーネスを使ったバックパックとしても使用できる3WAY仕様。基本容量は22Lだが、コンプレッションファスナーを開放することで容量は5Lアップする。
また素材には、「500デニールコーデュラナイロン」を使用しており、メインと背面の両コンパートメントに止水ファスナーを採用するなど、さまざまシーンでも使えるタフさも持つ。
ビンテージ登山バッグを彷彿とさせる、2本のストラップが付いたクラシックな見た目が特徴。容量は25L
ビンテージ感のあるクラシックなデザインと、都会的な要素を兼ね備えたカナダ発のライフスタイルブランド、ハーシェル サプライ。その人気モデル「リトルアメリカ」は、2本のストラップが印象的なデイリーユースのバックパックだ。
ボディには、耐久性の高い素材「600デニールポリエステル」を使用。フラップ部分とフロントポケットに付いたストラップは、マグネットによって開閉できる。フラップ内のドローコードによって開閉するメインコンパートメントには、インナーにクッション素材を使用したPCポケットを装備。
フラップを開けても、メインコンパートメントはドローコードで開閉するため、荷物を安全に持ち歩ける
また、側面にはコードホール付きのメディア用内ポケットが付いているなど、クラシックな見た目でも、現代のライフスタイルにマッチする機能を持つ。
コードホール付きのメディアポケット(左)や、クッション性の高いPCポケット(右)などの便利な機能も魅力
アウトドアやデジタルカルチャーなど、ジャンルに捉われない自由な記事を執筆するライター・編集者。週末は家族でアウトドアを楽しむファミリーキャンパーでもある。