南井正弘の「毎日走って、わかった!」
オン「クラウド ウォータープルーフ」を試用レビュー!

悪天候でも問題なし! Onのベストセラー「クラウド」が防水仕様に

オン(On)は、スイスエンジニアリングによるすぐれた機能性で、ランニング市場で確固たるポジションを築くことに成功したブランド。日本においても、ここ数年で履いている人を見かける機会が飛躍的に増えた。

そんなオンのベストセラーが「クラウド」。これ1足で、ランニングからライフスタイルシーンまで対応するマルチパーパスなプロダクトだが、今回紹介する「クラウド ウォータープルーフ」は、悪天候にも対応する防水性もプラスすることで、汎用性をより一層高めている。

「クラウド ウォータープルーフ(Cloud Waterproof)」の「Storm/Lunar」カラー。公式サイト価格は、17,380円(税込)

「クラウド ウォータープルーフ(Cloud Waterproof)」の「Storm/Lunar」カラー。公式サイト価格は、17,380円(税込)

「クラウド」第1世代から走行性能が大幅にアップ!

オンのランニングシューズは、ブランドを代表するクッショニングテクノロジー「クラウドテック」をソールユニットに配することで、自然な着地感と力強い反発性能を両立することに成功。ワールドワイドで急速にシェアを拡大しているが、そんなブランドのベストセラーの一角を占めるのが「クラウド」だ。

自然な着地感と力強い反発性能を両立する「クラウドテック」は、オンが誇る世界特許技術によるクッショニングテクノロジーだ

自然な着地感と力強い反発性能を両立する「クラウドテック」は、オンが誇る世界特許技術によるクッショニングテクノロジーだ

ベーシックなアッパーデザインと「クラウドテック」を融合することで、あらゆるシーンで活躍する1足が完成した。その汎用性の高さはブランド内のみならず、スポーツシューズ界でも全体でも屈指。そんなブランドを代表するモデルのウォータープルーフバージョンが、「クラウド ウォータープルーフ」だ。

アッパーは、軽量で通気性にすぐれたメッシュ素材を使用。随所にリフレクターを配すことで、夜間走行時の安全性を高めている

アッパーは、軽量で通気性にすぐれたメッシュ素材を使用。随所にリフレクターを配すことで、夜間走行時の安全性を高めている

基本スペックは「クラウド」と共通だが、アッパーに防水透湿性能をプラスすることで、雨や雪といった悪天候時もシューズ内部をドライな状態に保ってくれるのだ。

実際に履いて実力をチェック!

実際に履いて実力をチェック!

まず足を入れてみた。一般的なシューレースを使わずにラバーストリングス(ゴムひも)を中足部に配した構造は、着脱がイージーだ。前足部やかかと部分のフィット感も高く、立っている状態でも安定感の高さを感じられた。

アッパー中足部には、「WATERPROOF」の文字を配し、高いレベルで防水性能を発揮することを主張。出荷時には伸縮性にすぐれたラバーストリングスが配されているが、普通の靴ひもも同梱されている

アッパー中足部には、「WATERPROOF」の文字を配し、高いレベルで防水性能を発揮することを主張。出荷時には伸縮性にすぐれたラバーストリングスが配されているが、普通の靴ひもも同梱されている

実際に走り始めると、着地から蹴り出しまでの一連の動きがスムーズで、オンの「クラウドテック」が標榜する自然な着地感と力強い反発性能を体感できた。

徐々にスピードを上げて、最終的に5分15秒/kmくらいのペースとなるが、かかとが浮いて走りにくいということもなかった。「クラウド ウォータープルーフ」は第2世代の「クラウド」をベースにしているが、以前愛用していた「クラウド」の第1世代から走行性能が大幅にアップしていることを理解できた。

ちなみに、「クラウド ウォータープルーフ」および「クラウド」は、出荷状態ではラバーストリングスが取り付けられているが、普通のシューレースも同梱されており、「より速いペースで走りたいから中足部のフィット感を向上させたい」というランナーは、後者を利用すればいい。

そしてモデル名にもある防水性だが、奇しくも撮影のために訪れた沖縄県・宮古島では強い雨に降られ、下半身は横殴りの雨でびしょ濡れになったが、アッパー素材の防水性の高さにより、シューズ内部はドライなままだった。

アウトソールは、アスファルトやコンクリートといった舗装路で最高のグリップ性を発揮

アウトソールは、アスファルトやコンクリートといった舗装路で最高のグリップ性を発揮

【まとめ】悪天候時/ランニング時/日常と、使えるシーンが幅広い!

以上のように、オン「クラウド ウォータープルーフ」は、いかにも防水シューズといった仰々しいデザインではなく、ベーシックなアッパーデザインながら悪天候にも対応するすぐれた防水性能を確保。これからのシーズンは、沖縄などの南国を除くと、雨だけでなく降雪時にもシューズの防水性が求められることは珍しくないが、このシューズがあれば心配無用。また、レインブーツだと大雨や雪の日以外は出番がないが、「クラウド ウォータープルーフ」なら普段履きとしてもランニング用途としても使える点がありがたい。17,380円というプライスは決して安くないが、その登場回数の多さ、機能性の高さを考慮すれば、十分に納得できる価格設定だろう。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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