レビュー
「ASICS RUNNERS FACE COVER」を使用レビュー!

ランニング用の決定版! 息苦しさゼロの「アシックスのマスク」を使ってみた

運動不足解消のために走っている人にとって、マスク選びは重要だ。

なかには、“本当は走りたくないけど走りざるを得ない人”も少なくないはずで、寒い日なんかは走ろうかどうかギリギリまで悩む。筆者もそのひとりだ。しかも、今はマスク必着。このマスクのせいで、息苦しかったり、汗や呼気でベタベタ&ビチョビチョで不快だったりすると、さらに走る気が失せる。

そんな人にオススメしたいのが、アシックスの「ASICS RUNNERS FACE COVER(アシックスランナーズフェイスカバー)」だ。

「アシックスランナーズフェイスカバー」(品番:3013A692)は4,180円(税込)。アシックス直営店やアシックスオンラインストアなどで販売されている

「アシックスランナーズフェイスカバー」(品番:3013A692)は4,180円(税込)。アシックス直営店やアシックスオンラインストアなどで販売されている

ランナーのために生まれたマスクに“死角”なし!

「アシックスランナーズフェイスカバー」は、使用者の飛沫の拡散を抑えながら、快適に呼吸できる設計を採用したランナー向けマスク。「ランナー向け」とうたっているとおり、ランニングでの使用に最適な特徴が3つある。

呼気を下に逃がす排出口

まずは、何と言っても呼吸のしやすさだ。

本体は2層構造を採用。抗菌加工が施された外側のレイヤーは速乾性にすぐれた素材を採用しており、マスク内にこもった熱気を吸収し、乾燥させることで不快なムレ感を軽減してくれる。下部にメッシュ素材を配した内側のレイヤーは、呼気を下方に排出できる構造なので、飛沫の拡散を抑制しながらマスク内の通気性を追求している。

鼻に当たる部分は少し厚めのメッシュ素材が使用されており、鼻当たりはいい

鼻に当たる部分は少し厚めのメッシュ素材が使用されており、鼻当たりはいい

外側下から本体を見ると、下唇の下からあごにかけた辺りを、少し荒めのメッシュ素材のみでカバーしていることがわかる

外側下から本体を見ると、下唇の下からあごにかけた辺りを、少し荒めのメッシュ素材のみでカバーしていることがわかる

以下では、アシックスが呼気の動きを実験した動画をご覧いただこう。動画内では前から風を送り、ランニング時の状況を再現しているのだが、不織布マスクの場合は全体的に息が漏れ出ているいっぽう、「アシックスランナーズフェイスカバー」はしっかりと呼気が下部のメッシュ部分から排出されていることがわかる。

ドーム型をキープする立体設計

呼吸のしやすさにつながる特徴がもうひとつ。外側のレイヤーは硬めの生地で成形されているため、マスク全体が一種のドーム型をキープしてくれているのだ。そのため、マスク本体と口との間に常に空間が確保されており、不織布のマスクのように吐いた息が口元で滞留することがない。そして、しっかりとマスクの外側へ排出されていることが感じられる。

顔に密着しているのは、マスクのフチのみなので、汗や呼気によるベタつきを感じにくい

顔に密着しているのは、マスクのフチのみなので、汗や呼気によるベタつきを感じにくい

しっかりと固定できるドローコード

3つめは、ほかのマスクにはない機能が搭載された特殊なヒモ。マスクの左右から延びる2本のヒモはつながっていて、頭の上から被るように着用するのだが、ヒモにはゴム製のアジャスター2つと、プラスチック製のアジャスターがひとつ付いている。左右のゴム製アジャスターでマスクと耳の裏の間を、プラスチックのアジャスターで耳の裏と後頭部の間隔を調節できるのだ。

2本のヒモの間に耳を入れてから、ゴム製アジャスターを耳側に引き寄せる

2本のヒモの間に耳を入れてから、ゴム製アジャスターを耳側に引き寄せる

後頭部側は、プラ製アジャスターのボタンを押しながら、ドローコードを引っ張って長さを調節

後頭部側は、プラ製アジャスターのボタンを押しながら、ドローコードを引っ張って長さを調節

この3つのアジャスターのおかげで、顔とマスクはピッタリと密着。本モデルは、横約 21.6cm×縦約13.8cmのワンサイズしかラインアップされていないが、どんな人にもフィットするはず。また、顔を左右に振ることはもちろん、上下に激しく振っても、マスクがズレることは皆無だ。

なお、同マスクは、繰り返し洗濯可能な素材を採用。中性洗剤による手洗いが推奨されている。

実際に着用して走ってみた!

「アシックスランナーズフェイスカバー」を着けて、実際に3km走ってみた

「アシックスランナーズフェイスカバー」を着けて、実際に3km走ってみた

筆者は、一般的な不織布タイプからスポーツブランドの機能性タイプまで、あらゆるマスクを着用して走ってきたが、「アシックスランナーズフェイスカバー」は“最もランニングに向いたマスク”と言っても過言ではない。

呼吸がマスクなしと同じくらい自然に行えるし、息苦しさもほぼなし。フィット感も抜群で、ランニングくらいの動きのスポーツであればズレることはまずないだろう。もちろん、スポーツジムでマシンを使った筋力トレーニングを行う時でも活躍するはずだ。

実際に走ってみて気になったのは2つ。ひとつは、冬季に試したことも原因ではあるが、本体内側表面に水滴がつくということ。それもとびっきり冷たい水滴だ。これは自身の呼気が冷えて水滴になったものではあるが、基本的には肌に触れないので欠点というほどでもないだろう。もうひとつは、飲み物を飲む時などにマスクを下げる動作が若干スムーズではないこと。先述のとおり生地が硬めなので、不織布やウレタンのマスクのように形が崩れず、筆者の場合は本体下部がのどに当たってしまう。下げたまま長時間何かするのは現実的ではないようだ。もし一時的に外したい場合は、耳にかけていたヒモを外して、そのまま首に提げてしまえばいいだろう。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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