南井正弘の「毎日走って、わかった!」
ホカ オネオネ「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」を着て試走!

雨粒が転がる! 「ホカ オネオネ×GORE-TEX」の比類なきランジャケットをレビュー

ホカ オネオネは、厚底シューズのパイオニアとして知られるブランド。

「マシュマロクッショニング」や、ゆりかごのような推進力を与えてくれる「メタロッカー構造」など、独自のスペックを結集した同社のランニングシューズ&アウトドアシューズは、ワールドワイドで高い評価を得ることに成功している。

そんなホカ オネオネのラインアップで最近人気上昇中なのが、アスリートのフィードバックを随所に取り入れた、機能性にすぐれたアパレルだ。いずれのプロダクトも機能性とスタイリッシュなデザインを高次元で融合しているが、なかでも「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」は、その機能性の高さを特に象徴する存在だ。

ホカ オネオネの「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」の公式サイト価格は、35,200円(税込)

ホカ オネオネの「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」の公式サイト価格は、35,200円(税込)

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雨が転がり落ちるほどの撥水性を保持!

「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」の最大の特徴は、防水透湿膜「GORE-TEXメンブレン」をジャケット表面に配置するテクノロジー「GORE-TEX SHAKEDRY」を採用していること。これにより、きわめてすぐれた透湿性のほか、小雨なら表面で粒状になり、転がり落ちるほどの防水性も保持している。

また、表地を排除しているため超軽量なのも特徴だ。したがって、「GORE-TEX SHAKEDRY」を採用した衣類は、嵐の中のランニングやにわか雨の中のサイクリングといった悪条件のアクティビティにおいても、アスリートをしっかりとサポートしてくれるわけだ。

衣類内部が蒸れず、本当に快適だった!

「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」を実際に着て走ってみた!

「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」を実際に着て走ってみた!

本モデルを手に取ってみると、まずはその軽さに驚く。表生地を排除し、防水透湿性を発揮する膜であるメンブレンを表面に用いたことで、驚異的な軽量性を実現しているのだ。

袖口には「GORE-TEX」ブランドロゴがプリントされている

袖口には「GORE-TEX」ブランドロゴがプリントされている

撥水性もチェック。試しに水を垂らしてみると、水は吸収されずに粒状となり表面から転がり落ちるため、ほんの数回振るだけでほとんどの水を払うことができた。これがテクノロジー名「SHAKE(振る)DRY(乾燥)」の所以である。

これなら、多少の悪天候なら物ともしないだろう

これなら、多少の悪天候なら物ともしないだろう

次に着てみた。

今回セレクトしたのは、USのSサイズで、日本サイズならMサイズ相当のものではあるが、身長168cmの自分には若干大きめのサイジングだと感じた。これは、ジャケットの中に給水システムを備えたバックパックを背負うことを想定したフィッティングだからであり、実際にバックパックの上から着用してみたら、窮屈な感じもなく快適だった。このデザインは、摩擦に弱いメンブレンが表に露出しているという欠点を補うためであろう。

袖口には、フィット感を高めるために上半分を長くしたデザインを採用

袖口には、フィット感を高めるために上半分を長くしたデザインを採用

なお、バックパックには、フロント2か所のファスナーからアクセス可能なのだが、このファスナーは走行中の通気性確保するベンチレーターとしても機能しそうだ。

フロントサイド2か所に設けられたファスナーからは、内側に背負ったバックパックへスムーズにアクセスできる

フロントサイド2か所に設けられたファスナーからは、内側に背負ったバックパックへスムーズにアクセスできる

実際の走行は、雨天時の街中と晴天時の東京・青梅丘陵のハイキングコースで行ったが、いずれの状況でも衣類内部が蒸れずに本当に快適だった。透湿性の高さをうたうジャケットは多々あるが、「GORE-TEX SHAKEDRY」採用モデルを上回るプロダクトにはいまだお目にかかったことはない。

また、その軽量性の高さも快適な走り心地に大きく寄与していると思った。青梅丘陵のハイキングコースを走った際は、給水用のバックパックを内側に背負ってみたが、両サイドのファスナーからのアクセスもスムーズで、簡単に給水用フラスクを取り出すことができた。

さらに、両日ともある程度ペースを上げて走ったためにかなり汗をかいたのだが、このファスナーを開けて換気できたのがありがたかった。

雨天時にはフードを被って走ったが、人間工学に基づいたフード形状により、頭部へのフィット感がよく、十分な視界も確保してくれたので、長時間被っていても不快な感じはなかった。

頭部へのフィット感にすぐれ、視界も広いフードを装備。長時間の使用でもストレスが少ない

頭部へのフィット感にすぐれ、視界も広いフードを装備。長時間の使用でもストレスが少ない

胸のブランドロゴはリフレクター素材を採用しており、夜間走行時の安全性を高めてくれる

胸のブランドロゴはリフレクター素材を採用しており、夜間走行時の安全性を高めてくれる

【まとめ】このレベルの防水透湿性を備えたテクノロジーはほかにない!

以上のように、ホカ オネオネの「GORE-TEX SHAKEDRY ランジャケット」は、「GORE-TEX SHAKEDRY」テクノロジーを採用することで、比類なき防水性と透湿性を実現していることが理解できた。この機能自体は2017年に登場したものだが、このレベルの防水透湿性を備えたテクノロジーはほかにないと思うし、古さはまったく感じない。

以前トライした、同じテクノロジーを備えたGORE WEARの「R7 ゴアテックス シェイクドライ トレイル フーディッド ジャケット」にはなかった、バックパックを衣類内に背負えるゆとりのあるフィッティングと、バックパックへスムーズにアクセスできるサイドファスナーは本当に便利。

「長距離のトレイルランニングレースに参加したい」「悪天候でも普段どおりにランニングを楽しみたい」といったランナーに最適な1着だ。できることならレース当日は晴れていてほしいものだが、転ばぬ先の杖。準備しておいて損はない。こういったアイテムは必要な時には売り切れていることも多いので、どんな悪天候でも快適に走りたいと思っているランナーは早めの入手をおすすめする。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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