だから「ザ・ノース・フェイス」は選ばれる!
「シャトル レース ウォータープルーフ」をじっくりレビュー!

梅雨に最適! 水にも傷にも強い「ザ・ノース・フェイス」のオシャレな高機能スニーカー

本連載「だからザ・ノース・フェイスは選ばれる!」は、現在セールス絶好調のザ・ノース・フェイスが、ユーザーから選ばれる理由を検証する企画。第26回は、どんなコーディネートにもマッチするベーシックなコートシューズデザインと、すぐれた防水機能を高次元で融合したマルチパーパスモデル「シャトル レース ウォータープルーフ」をピックアップした。例年よりも長くなりそうな今年の梅雨を快適に過ごすためにも、ぜひトライしてほしい1足だ。

「シャトル レース ウォータープルーフ(Shuttle Lace WP)」(品番:NF52141)の「ケルプタン×ケルプタン」カラー。公式サイト価格は、17,600円(税込)

「シャトル レース ウォータープルーフ(Shuttle Lace WP)」(品番:NF52141)の「ケルプタン×ケルプタン」カラー。公式サイト価格は、17,600円(税込)

気象庁によると、今年は、九州南部が平年より19日早い5月11日ごろに、近畿と東海が21日早い5月16日ごろに梅雨入りしたと発表された。いずれも、1951年から統計を取り始めてから1位、2位の早さだという。これまでのデータを分析すると、梅雨入りの早い年は、梅雨明けが遅いという傾向もあるようで、今年の梅雨は例年以上に長くなりそうだ。

そんな憂鬱なレイニーシーズンを乗り切るのに強い味方が、防水性能にすぐれたフットウェアだ。ひと昔前なら、長靴が真っ先に思い浮かんだところだが、最近ではスポーツシューズやスニーカーのデザインながら、防水性や撥水性を確保したプロダクトも珍しくなくなった。ザ・ノース・フェイスでも、2020年9月に本連載で紹介した「ベロシティ ウール GORE-TEX インビジブル フィット」を始めとして、いくつかの防水性にすぐれたフットウェアをラインアップしている。

今回紹介する「シャトル レース ウォータープルーフ」は、コートシューズデザインを採用した、日常で使いやすいアーバンスタイルなデザインに、機能性を融合させた高機能防水シューズ。アッパーには、高強度かつ軽量な「コーデュラ」素材を使用し、ザ・ノース・フェイスのオリジナルである「TEKWPROOF」防水メンブレンを内蔵することで防水性を向上。耐摩耗性が必要とされるトウ部分は、ラバーマッドガードで補強し、ライニングとフットベッドには、銀イオンによる抗菌防臭効果を発揮するポリジン加工を施した。

アッパーには、「コーデュラ」シリーズにおいて、最も高い強度を誇る「バリスティックファブリック」を使用。高密度に織られた高強度ナイロン構造は、摩耗、引き裂き、擦り切れの外的干渉によるダメージに強く、軽量かつ耐久性を必要とするさまざまな環境で採用される。いっぽう、つま先部分には、ラバー製トウガードを配したことで、耐久性と前足部の保護性能を向上させた

アッパーには、「コーデュラ」シリーズにおいて、最も高い強度を誇る「バリスティックファブリック」を使用。高密度に織られた高強度ナイロン構造は、摩耗、引き裂き、擦り切れの外的干渉によるダメージに強く、軽量かつ耐久性を必要とするさまざまな環境で採用される。いっぽう、つま先部分には、ラバー製トウガードを配したことで、耐久性と前足部の保護性能を向上させた

ザ・ノース・フェイスのオリジナル防水メンブレンである「TEKWPROOF」と、「コーデュラ」シリーズで最も高い強度を誇る「バリスティックファブリック」を使用したことの証である「ピスタグ」は、シューズ内部に縫い付けられている

ザ・ノース・フェイスのオリジナル防水メンブレンである「TEKWPROOF」と、「コーデュラ」シリーズで最も高い強度を誇る「バリスティックファブリック」を使用したことの証である「ピスタグ」は、シューズ内部に縫い付けられている

アウトソールには、ドライ&ウェットなどのあらゆる路面状況でも安定したグリップ力を発揮する「アンフィグリップ ラバー」を採用。取り外し可能な中敷きは、クッション性が高い立体成型仕上げで、長時間歩行時の安定感と快適性を向上させている。

高い防滑性能を誇る「アンフィグリップ ラバー」のソールは、雨天時など、路面が濡れている状況でも高いグリップ性能を発揮してくれる

高い防滑性能を誇る「アンフィグリップ ラバー」のソールは、雨天時など、路面が濡れている状況でも高いグリップ性能を発揮してくれる

以上のように、機能的な素材をベーシックなコートシューズデザインに結集することで、快適なシティライフを演出する1足が完成したのだ。

実際に履いてみた!

写真のサイズは、US8(26.0cm)

写真のサイズは、US8(26.0cm)

手に取ってみると、最近は軽いランニングシューズを履くことが多かったからか重量を感じた。しかし、デジタルスケールで軽量してみると、サイズ8(26.0cm)で359gなので、同種のコートシューズデザインのスニーカーと比較すると、決して重くない。わかりやすい例をあげると、「コンバース オールスター」のローカットがほぼ同程度の重量だ。

足を入れ、シューレースを締めて足にフィットさせるとわかったことがひとつ。シューレースホールが直線でなく、ジグザグ状に配されているおかげで、従来のクラシックスニーカーよりも足を包むような高いフィット性を提供してくれているのだ。自分はすべての穴にシューレースを通したが、足形によっては1列飛ばしたり、斜め上の穴に通すことによってフィッティングを細かく調節することもできそうだ。

シューレースホールは、ジグザグ状に配されており、足の形に沿った絶妙なフィッティングを提供

シューレースホールは、ジグザグ状に配されており、足の形に沿った絶妙なフィッティングを提供

ソールは、アッパーの周囲360°をラバー素材で覆う構造を採用しているので、立っている状態ではランニングシューズのようなクッション性は期待できないが、アディダスの「スタンスミス」や「スーパースター」といった定番スニーカーよりは、足裏に若干のやわらかさを感じた。これには取り外し可能でクッション性も確保したインソールの採用が大きく貢献している。

実際に歩き始めると、コートシューズデザイン特有の高い安定性を感じ、先述のインソールのおかげで歩き心地も快適。着地衝撃を吸収し過ぎず、脚力を効率よく路面に伝えてくれるので歩きやすい。

クッション性を確保する、取り外し可能なインソール。ちなみに、インソール表面とライニング部分には、銀イオンによる抗菌防臭効果を発揮するポリジン加工が施されている

クッション性を確保する、取り外し可能なインソール。ちなみに、インソール表面とライニング部分には、銀イオンによる抗菌防臭効果を発揮するポリジン加工が施されている

歩いている途中でやや強めの雨が降ってきたが、「バリスティックナイロン」のアッパーと「TEKWPROOF」防水メンブレンの組み合わせは、シューズ内部への水の侵入をシャットアウト。25分ほど雨の街で買い物をしたが、シューズ内部の蒸れを感じることはなく、「アンフィグリップ ラバー」のソールも濡れた路面で高いグリップ性を提供してくれ、快適に街中を歩くことができた。

最近、高い防水性能を備えたスポーツシューズがかなり増えてきているが、それらの多くはアウトドアフィールドの土の路面での使用を想定したプロダクト。そのために、アウトソールの接地面積が狭く、濡れた路面、特にマンホールのフタ、人造大理石の上といった場所ではかなり滑りやすい。いっぽうで、同モデルのアウトソールは、横向きの変形ヘリンボーンパターンを採用。ヘリンボーンパターンは、テニスシューズやバスケットボールシューズの代表的なソールパターンとして長年親しまれており、平らな路面でのグリップ性に定評がある。本プロダクトでは、市街地における高いレベルのグリップ性能を追求すべく、独自のヘリンボーンデザインと高い防滑性能を誇る「アンフィグリップ」ラバーを組み合わせているから安心だ。

【まとめ】悪天候時もオシャレを楽しみたいユーザーにおすすめ!

以上のことから、ザ・ノース・フェイスの「シャトル レース ウォータープルーフ」は、雨天時でも快適に街を歩き回りたいというユーザーにピッタリな1足に仕上がっていることがわかった。

トウガードがアクセントとなったデザインは、ナイキの名作キャンバススニーカーの「GTS」を思い起こさせるが、シュータンとヒール部分のブランドロゴを同系色にすることで、同社の従来スニーカーよりも落ち着いた印象だ。過度なロゴの主張もないので、さまざまなスタイルに溶け込むようにマッチしてくれる。特に、トップスやボトムスのテイストによっては、「ここはランニングシューズやアウトドアシューズじゃなくて、コート系のシューズを合わせたいんだよなぁ……」といったことも少なくないが、このモデルならそのようなファッションスタイルに、雨も気にせずにコーディネートすることができる。悪天候時にもオシャレを楽しみたいというユーザーにもぜひともトライしてほしい。

いっぽう、本モデルにも欠点はある。それは、ハーフサイズの展開がないこと。サイズ5(23.0cm)〜11(29.0cm)まで用意されるが、7.5(25.5cm)というようなハーフサイズの展開がないのだ。自分はサイズがUS8(26.0cm)だから問題ないが、この点は、数少ないネガティブポイントとしてあげられる。「実際の運動で履くわけじゃないから気にしないよ!」というユーザーも少なくないかもしれないが、普段履きのスニーカーもジャストサイズで履くタイプのユーザーには最適なサイズが用意されていない可能性がある。この点以外は、文句のつけようがない1足で、このシューズのおかげで、憂鬱な梅雨時もアクティブに乗り切れそうだ。

南井正弘

南井正弘

ランニングギアの雑誌・ウェブメディア「Runners Pulse」の編集長。「Running Style」などの他媒体にも寄稿する。「楽しく走る!」をモットーにほぼ毎日走るファンランナー。フルマラソンのベストタイムは3時間52分00秒。

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