レビュー
「UA スポーツマスク フェザーウエイト」をじっくり使ったみた!

最速レビュー! 「アンダーアーマーのマスク」2021年版が最高に使いやすくなった

アンダーアーマーの日本総代理店であるドームは、スポーツ用マスク「UA SPORTS MASK(UA スポーツマスク)」シリーズより、従来モデルより40%の軽量化を実現した新モデル「UA スポーツマスク フェザーウエイト」を、2021年7月7日に「アンダーアーマー公式サイト」で先行販売する。

「UA スポーツマスク フェザーウエイト」の「ブラック」の「MD/LG」サイズ。価格は2,970円(税込)。2021年7月10日にはアンダーアーマーの「クラブハウス」、「ブランドハウス」、「ファクトリーハウス」各店でも販売を開始する。さらに8月以降はそのほかの店舗でも販売予定

「UA スポーツマスク フェザーウエイト」の「ブラック」の「MD/LG」サイズ。価格は2,970円(税込)。2021年7月10日にはアンダーアーマーの「クラブハウス」、「ブランドハウス」、「ファクトリーハウス」各店でも販売を開始する。さらに8月以降はそのほかの店舗でも販売予定

まず、コロナ禍において運動にいそしむ人はすでにご存じかもしれないが、改めてアンダーアーマーの「UA スポーツマスク」について紹介しよう。

そもそも同社のマスクは、2020年3月、新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者のために、米国アンダーアーマー社によって開発されたことに端を発する。その経験と技術を生かし、コロナ禍でもユーザーが安心して運動できるように開発され、一般販売されたのが「UA スポーツマスク」だ。

2020年10月に日本で発売された従来モデルの「UA スポーツマスク」は、冷感素材を含む3つのレイヤー構造と、口&鼻と素材の間に空間を作る立体成型が特徴で、多くのアスリートに愛用されている。

いっぽうで、(これは筆者の見解だが)従来モデルの本体は、生地が分厚く、着用時に少々圧迫感が感じられた。また、見た目のゴツさも否めなかったので、筆者はスポーツ以外のシーンでは着用を控えていた。

しかし、新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」の現物を同社から受け取って驚愕した。現行品と比べると、大幅に薄く、軽くなっていたのだ。ここでは、従来モデルと比較しつつ、その魅力を詳解したい。

●従来モデル「UAスポーツマスク」のレビューはこちら!
接触冷感あり! 即完売のアンダーアーマー「スポーツマスク」を使ってみた
https://kakakumag.com/houseware/?id=15693

「UA スポーツマスク」新旧モデルを徹底比較!

最初に、「UA スポーツマスク」のキモのひとつである3層構造について触れたい。

3層構造は、以下の3つの素材によって構成されている。

【外側】
軽量で通気性にすぐれるニット素材を採用。撥水加工が施されており、水分をはじく

【中間】
空気のみを通す通気性の高い「オープンセルフォーム」を採用。内側と外側双方向からの水分の通過を抑制する

【内側】
肌に触れる裏地には、伸縮性のある冷感素材「アイソチル」を採用。熱を素早く拡散し、涼しさを持続させる

3層構造の分解図。左から、撥水加工が施されたニット素材、通気性の高いオープンセルフォーム、そして涼しさを持続させる「アイソチル」だ。なお、「内側の素材」の鼻に当たる個所には、形状が変えられるノーズブリッジを従来モデルから踏襲しつつ、ズレを防ぐスエード風生地を新搭載

3層構造の分解図。左から、撥水加工が施されたニット素材、通気性の高いオープンセルフォーム、そして涼しさを持続させる「アイソチル」だ。なお、「内側の素材」の鼻に当たる個所には、形状が変えられるノーズブリッジを従来モデルから踏襲しつつ、ズレを防ぐスエード風生地を新搭載

従来モデルの分厚さに関しては、「3つの機能性素材を重ね合わせているんだから、しょうがないかな」と筆者は受け入れていたが、新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」は、従来と同じ3層構造を採用しながら、(何度も言うが)とんでもなく軽く、薄くなった。

以下、従来品と新作をいろいろと比較してみた。

まずは着用時の新旧比較。左が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、右が従来モデル「UA スポーツマスク」だ。見た目だけで言うと、洗練されてスマートになった印象。生地が薄くなったほか、3層構造パーツの幅が狭くなったので、ひと周りコンパクトに。鼻にかかるパーツも、生地が変更されたおかげか、ヨレがなくなった

まずは着用時の新旧比較。左が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、右が従来モデル「UA スポーツマスク」だ。見た目だけで言うと、洗練されてスマートになった印象。生地が薄くなったほか、3層構造パーツの幅が狭くなったので、ひと周りコンパクトに。鼻にかかるパーツも、生地が変更されたおかげか、ヨレがなくなった

上が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、下が従来モデル「UA スポーツマスク」。3層構造の部分が幅狭に変更されているのがよくわかる。ブランドロゴも、3層構造の上ではなく、耳にかけるヒモの近くに移動されている

上が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、下が従来モデル「UA スポーツマスク」。3層構造の部分が幅狭に変更されているのがよくわかる。ブランドロゴも、3層構造の上ではなく、耳にかけるヒモの近くに移動されている

上に載せたのが、新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」

上に載せたのが、新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」

上が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、下が従来モデル「UA スポーツマスク」。厚さは、かなり薄くなった印象だ

上が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、下が従来モデル「UA スポーツマスク」。厚さは、かなり薄くなった印象だ

内側の比較。どちらも立体成型を採用しているが、上の新作の立体形状のほうがよりしっかりとドーム型に形成されている。また、生地にヨレがなく、スッキリしている

内側の比較。どちらも立体成型を採用しているが、上の新作の立体形状のほうがよりしっかりとドーム型に形成されている。また、生地にヨレがなく、スッキリしている

左が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、右が従来モデル「UA スポーツマスク」の重量実測値。確かに約40%軽くなっている

左が新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」で、右が従来モデル「UA スポーツマスク」の重量実測値。確かに約40%軽くなっている

以上のように、新作「UA スポーツマスク フェザーウエイト」の形状に関しては、より薄く、軽く、コンパクトに洗練されたことがわかった。

ちなみに、本体は、UVカット「UPF50+」に対応しているうえ、消臭機能も付いている。

ちなみに、下からのアングル。あご先から耳まで、ぴったりフィットしていることがわかる

ちなみに、下からのアングル。あご先から耳まで、ぴったりフィットしていることがわかる

耳にかける輪っかは、従来モデル(写真右)では耳にかけやすくするため、ヒモの根元が2つに分かれていたが、新作(写真左)は一体化されている。しかし、3層構造のパーツがコンパクトになり、ヒモの伸縮性に余裕ができたためか、かけづらさはまったくない

耳にかける輪っかは、従来モデル(写真右)では耳にかけやすくするため、ヒモの根元が2つに分かれていたが、新作(写真左)は一体化されている。しかし、3層構造のパーツがコンパクトになり、ヒモの伸縮性に余裕ができたためか、かけづらさはまったくない

見た目は小さく、でも中は広く、呼吸しやすくなった!

さて肝心の着用感だが、結果から言うと、見事な改善に成功している。

生地が薄く、軽くなり、3層構造のパーツがコンパクトになったことで、着用時の圧迫感はなくなった。フィット感も抜群で、着ける際、従来モデルは「顔の上に載せてから顔の形に合わせる」印象だったが、新作は両耳にヒモをかけた瞬間に、顔の輪郭にピタッとハマる。そして、鼻の上に当たるノーズブリッジを、鼻を挟み込むように指で押さえれば本体上部もぴったりフィット。すき間はほぼゼロだ。

すき間はゼロとはいえ、口と生地の間に従来モデルよりも広い空間が用意されているため、呼吸はしやすくなったと感じる。見た目は小さくなったのに、中の空間は広くなっている! これは、よい!!

息を吸うと、涼しい空気がスーッと口の中に入ってくる。公称では、冷感も向上していると言うが、圧迫感の少なさもあいまって、確かに多少涼しくなった印象もある。

「UA スポーツマスク フェザーウエイト」を着けてソサイチ!

次に、「スポーツマスク」というからには、本領を発揮するであろうスポーツシーンで使用してみた。今回は、7人制サッカー「ソサイチ」をプレイしながら、同モデルの使い勝手を確認した。

知らない人たちが集まって試合をする「個人ソサイチ」に参加

知らない人たちが集まって試合をする「個人ソサイチ」に参加

個人参加型の「個人ソサイチ」は、フィールドによってゲームの強度にバラツキがあるのだが、今回のレビュー時は、なかなか高めの強度だった(そこで仲良くなったあるプレイヤーは、サッカーでも有名な某大学の元サッカー部員だった……。ビビって泣いた)。つまり、以前、従来モデルのレビューのためにフットサルをプレイした時よりも、激しくボディコンタクトをしたり、長い距離を全速力で走ったり、空中でヘディングしたりと、ハードワークが求められた。

今年四十路を迎える筆者は、「もし呼吸が荒くなったら、苦しくなって途中でマスクを外すかもな」と戦々恐々と試合に入ったが、「ゼーハーゼーハー」レベルに呼吸が荒くなってきても、あまり苦しくないことに気付いた。もちろん、マスクをしていない状態のほうが楽だが、試合が進むにつれて(超必死だったこともあり)、着けていることを忘れてしまうほどだった。個人の感覚では、ピーク時の心拍数はゆうに170〜180回/分に到達していたと思うが、マスクを外したいと1度も思わなかったことに驚いた。

そしてもうひとつ驚いたのは、ほとんどマスクがズレなかったこと。これは、改良された形状によるところも大きいが、本作より新搭載されたスエード風生地も効いている。

グレーのパーツが、本体上部に搭載されたスエード風生地。ほかはツルツルとした触感だが、ここはやわらかいが少しザラつきのある触り心地

グレーのパーツが、本体上部に搭載されたスエード風生地。ほかはツルツルとした触感だが、ここはやわらかいが少しザラつきのある触り心地

スエード風生地は、「鼻から本体が滑り落ちるのを防ぐため」に搭載。たとえば、着用時に思いっきり口を大きく開けると、従来モデルでは本体が滑って鼻が上に出てしまうが、新モデルでは本体下部があごにひっかかり、上部はスエード風生地が鼻にひっかかるため、鼻が外に出てしまうほどはズレないのだ。これは、想像以上にユーザーのストレスを軽減している。

トータル1時間(7〜8分の試合を8本くらい)プレイした後は、マスクは大量の汗で全体的にしっとりしていた。マスクの輪郭に沿って肌に触れている部分は多少ペタペタしてくるが、不快さを感じるほどではない。従来モデルでは、湿ってくると内部の生地がゆるみ、口に触れてしまうことがあったが、新作では湿った状態で大きく息を吸っても生地が口にくっつくことはなかった。これも、使い心地に直結するうれしいポイントだ。

もちろん手洗い可能! 繰り返し使えて速乾性も高い!

新モデル「UAスポーツマスク フェザーウエイト」は、従来モデルと同じく、手洗いすれば繰り返し使える。念のため、ここでも、日用品メーカーのLIONが教える布マスクの洗い方を参考までに紹介しておこう。

1. 洗面器に常温の水と衣料用洗剤を入れる。
2. 洗面器の洗剤液に10分ほどマスクを浸す。
3. やさしく10回ほど押し洗いする。
4. 洗剤液を流して、マスクを両手で挟んで押しながら水気を切る。
5. 洗面器に水道水を溜め、マスクを入れて水の中で振りながら十分にすすぐ。
6. 再度マスクの水気を切る。
7. 形を整えて陰干しする。

なお「UAスポーツマスク フェザーウエイト」は、洗濯機や漂白剤、アイロン、乾燥機の利用は推奨されていない。

また、同モデルを実際に水で手洗いした後、どのくらいで乾くかテストしてみた。

テスト時、天候は曇り時々雨

テスト時、天候は曇り時々雨

乾燥テストは、室温23℃、湿度86%のベランダで、13時半から干してスタート。従来モデルは乾き切るのに半日ほどかかったが(室温25℃、湿度73%の部屋の中でテスト)、新作モデルは4時間ほどで乾き切った。先述のスエード風生地が、ほかの部分よりも乾くのに多少時間がかかるようだ。

【まとめ】使いやすさ、超向上! オン/オフ気にせず着けられるはず

以上のことから、「UA スポーツマスク フェザーウエイト」は、軽さ、薄さ、着け心地、呼吸のしやすさ、速乾性など、あらゆる面でスペックが向上していることがわかった。従来モデルよりも、ユーザーが安全かつ快適に、運動に取り組めるのは間違いない。スポーツジムでウェイトトレーニングする人や、ランナー、そしてサッカー好きな人など、あらゆる人に対応するだろう。個人的には、デザインがスマートになったので、普段外出する際も着けたいと思っている。

個人的には、このロゴマークがお気に入り。従来モデルより厚さが薄くなったが、光が当たるとキラキラ反射する!

個人的には、このロゴマークがお気に入り。従来モデルより厚さが薄くなったが、光が当たるとキラキラ反射する!

そしてもうひとつお伝えしておくべきなのが、価格がメーカー希望小売価格で、3,300円(税込)から2,970円(税込)と、330円も安くなったことだ。何だか、うれしいこと三昧だ。

なお、従来モデルが先行予約を開始した際は、即完売したので、すぐに手に入れたい人は、以下を読んで、サイズやカラーをあらかじめ決めておくことをおすすめする。

左から、「ブラック」、「ネイビー」、「ポラリス」、「グレイ」

左から、「ブラック」、「ネイビー」、「ポラリス」、「グレイ」

サイズは、「XS/SM」、「SM/MD」、「MD/LG」、「LG/XL」、「XL/XX」の4サイズで展開。鼻筋の中心から、耳の中心までを計測して、自分に合ったサイズを選ぼう

サイズは、「XS/SM」、「SM/MD」、「MD/LG」、「LG/XL」、「XL/XX」の4サイズで展開。鼻筋の中心から、耳の中心までを計測して、自分に合ったサイズを選ぼう

※:上記は筆者の感想に基づくものです。使う人によって感じ方は異なる場合があります ※:「UA スポーツマスク フェザーウエイト」は、感染(侵入)を完全に防ぐものではありません(対象:かぜ、花粉、ほこりなど)

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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