Daddy’s Sneaker
Vol.17 ナイキ SB 「ズーム ブレーザー ロー プロ GT」

ナイキSBの新作スニーカーは、スケボー熱が再燃したパパにイチオシ!

本企画「Daddy’s Sneaker」は、30〜40歳代のパパにとって本当に使えるスニーカーを模索する連載企画。ここで言う同世代の平均的なパパたちとは、以下のように定義付けています。

・平日は、スーツ姿で出勤。休日は、全身ファストブランドで無難な感じにまとめがち
・休日のお出かけは、家族や子供を連れて公園や地元のショッピングモールへ
・自由に使える1か月分のお小遣いは3〜5万円

そんなパパたちがスニーカー選びで押さえておくべきは、以下の3点です。

・生活圏内でも浮かないデザイン
・公園でも子供と走り回れる機能性
・地方でも買えて、価格は20,000円まで

以上の条件から導き出されるのは、「トレンドを超越したスタンダード」。履けば思わずテンションが上がり、とはいえ浮くことはない。ひと言で表すなら、“地に足のついたスニーカー”。ここでは、そのおすすめモデルと、その履きこなし方を紹介します。

★★連載「Daddy’s Sneaker」のアーカイブはこちら!★★

第17回テーマ/どんな格好にも合ってスケシューっぽくないスケシュー

ナイキのスケートボーディングライン「ナイキ SB」から、クラシカルなフォルムでスタイルを問わず合わせやすい「ズーム ブレーザー ロー GT」のアップデートモデルを紹介!

ナイキのスケートボーディングライン「ナイキ SB」から、クラシカルなフォルムでスタイルを問わず合わせやすい「ズーム ブレーザー ロー GT」のアップデートモデルを紹介!

4年に1度の世界的スポーツの祭典が開催され、多種多様なスポーツに注目が集まった今夏。なかでも話題になったのが、スケートボードです。本連載を読んでいるパパたちの中にも、経験者は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、若き選手たちの活躍を見て、再び火がついたであろうスケボー熱をさらに燃やすべく、NIKE(ナイキ)のスケートボーディングライン「NIKE SB(ナイキ SB)」から、「ZOOM BLAZER LOW PRO GT(ズーム ブレーザー ロー プロ GT)」をピックアップしました。

本モデルは、普段のファッションにも取り入れやすい汎用性の高いデザインと、スケシューならではの履き心地のよさがポイント。ここでは、シューズの特徴に触れながら、どんなスタイルに似合うのか?を考えつつ、「なぜ買いなのか!?」を検証してみました。

そもそも「ズーム ブレーザー ロー プロ GT」って、どんなスニーカー?

まずは、本モデルのベースとなった「BLAZER(ブレーザー)」について簡単に紹介します。

「ブレーザー」は、1972年にナイキ初のバスケットボールシューズとして登場。トップアスリート向けのパフォーマンスモデルとして開発され、そのモデル名はナイキのお膝元であるオレゴン州を拠点とするNBAチーム「ポートランド・トレイルブレイザーズ」に由来します。ナイキでバッシュと言えば、以前に本連載でも紹介した「AIR FORCE 1(エア・フォース・ワン)」が思い浮かびますが、それに比べるとアッパーデザインはよりシンプルです。

そんな多くのバスケットボールプレイヤーたちに愛された同モデルも、1980年代に入って、新型バッシュが続々と登場すると、徐々にコートで見かける機会は激減。しかし、そこで「ブレーザー」に目をつけたのがスケーターたちです。コートを走り回っても壊れない耐久性とグリップ性能の高さが評価され、同じくナイキのバッシュ「DUNK(ダンク)」とともに、彼らの足元を飾るようになっていきます。そんなカルチャー的背景を受けて、ナイキSBでは薄型ながらクッション性能の高い「ズーム エア」が搭載されたスケートボード仕様のモデルが開発されました。

こうしてバスケットボールコートを飛び出し、ストリートに活躍の場を広げた「ZOOM BLAZER(ズーム ブレーザー)」。今回紹介するのは、同モデルをベースに、ナイキSBの看板ライダーであるグラント・テイラー選手の意見を取り入れて誕生した「ZOOM BLAZER LOW GT(ズーム ブレーザー ロー GT)」を、さらにアップデートしたモデル。若干話がややこしくなってきましたが、百聞は一見に如かず。ここからは、実物をご覧いただきながら、細部を掘り下げていきたいと思います。

ビッグな「スウッシュ」とボリューミーなソールの好バランス

ナイキ SBの「ズーム ブレーザー ロー プロ  GT」(品番:DC7695-401)。カラーは「コートブルー」

ナイキ SBの「ズーム ブレーザー ロー プロ GT」(品番:DC7695-401)。カラーは「コートブルー」

まずは、ルックスから。

デザインは、いわゆるローテクのバッシュ然としたシンプルなもの。そのうえでまず気付かされるのが、ナイキの象徴である「スウッシュ」の大きさです。アッパーサイドの約半分の面積を占めており、抜群の存在感を発揮しています。今回用意したカラーは、スウェード素材とも相まって、深みのある色合いをたたえる「コートブルー」。ほかには、万能色の「ブラック」と色鮮やかな「ラッキーグリーン」をラインアップしており、デザイン自体がシンプルゆえ、普段のファッションにもなじみやすいのがうれしいですね。

また、ルックスにおけるもうひとつの特徴が、ソール部分の厚さ。アッパーとソールの高さの比率がほぼ同じで安定感があり、「スウッシュ」とのバランスもすばらしい。

ちなみに、プライスが税込10,000円以下というのもポイント。履き潰すことを前提としたスケシューだけに、当然と言えば当然なのでしょうが、お小遣い制の人も多いパパたちには、このリーズナブルプライスがありがたい限りではないでしょうか。

【写真上】サイドビューは、実にシンプル。スウェードとキャンバスの素材切り替え、「スウッシュ」の大きさとソールの厚みが特徴です 【写真下】パパ世代がイメージするスケシューと言えば、ボリューミーなモデルが多いですが、こちらはすっきりシルエット

【写真上】サイドビューは、実にシンプル。スウェードとキャンバスの素材切り替え、「スウッシュ」の大きさとソールの厚みが特徴です 【写真下】パパ世代がイメージするスケシューと言えば、ボリューミーなモデルが多いですが、こちらはすっきりシルエット

オールドナイキファン感涙のディテールを随所に配備!

ここからは、もう少しディテールを見ていきましょう。

アッパーは、2種類の素材を組み合わせたもの。屈曲性と耐久力の両方が求められる前足部にはスウェードを、足首周辺のクッション性と通気性を要する後足部にはキャンバスを採用しています。これによって、見た目と機能性の両方を兼ね備えた1足に仕上がっているというわけです。

また、シュータン部分には、グラント・テイラー選手のイニシャルである「GT」の文字と、同選手の名前を筆記体でデザイン。シューレースのホール最上段に用いられたゴールドのアイレット(鳩目)と相まって、さりげなく、されど効果的なアクセントとして機能しています。

【写真上】アッパーサイドの大部分を覆う「スウッシュ」が存在感たっぷり。表情豊かなベース素材とのコントラストも美しいです 【写真下】シュータンは、シグネチャーモデルであることを主張する特別デザイン。ゴールドのアイレットとともに、プロ仕様であると主張しています

【写真上】アッパーサイドの大部分を覆う「スウッシュ」が存在感たっぷり。表情豊かなベース素材とのコントラストも美しいです 【写真下】シュータンは、シグネチャーモデルであることを主張する特別デザイン。ゴールドのアイレットとともに、プロ仕様であると主張しています

続いては、バックビュー。

ここで見逃せないのが、ヒールタブです。通称「縦ナイキ」と呼ばれるオールドモデル特有のロゴデザインが落とし込まれており、同モデルの特徴であるクラシカルな表情を際立たせています。また、サイドビューでも触れたように、ミッドソールとアッパーの間に高めのテーピングをグルリと1周させており、ソールのボリュームを拡張。デザイン性のみならず、「オーリー」といったトリックを行う際にアッパーを防護するなど、耐久性UPにもひと役買っています。

ヒールタブの「縦ナイキ」ロゴは、オールドモデルに見られるナイキファンおなじみのディテール

ヒールタブの「縦ナイキ」ロゴは、オールドモデルに見られるナイキファンおなじみのディテール

高い衝撃吸収力のインソールと、滑り知らずのアウトソール

外見だけでなく、スケシューにおいて重要なポイントである履き心地に直結するディテールにも目を向けてみましょう。

まずは、内側をチェック。シュータンには、ゴムバンドが装着されているので、どんなに激しく動いてもズレてストレスを感じるなんてこともなく、むしろフィット感UP。シュータンと同じグラフィックが施されたインソールは、ヒール部分に「ズーム エア」ユニットを搭載しており、高反発のクッショニングと衝撃吸収性を発揮してくれます。

シュータンには、ゴムバンドが装着されているので、激しいライディング中でもシュータンがズレる心配なし

シュータンには、ゴムバンドが装着されているので、激しいライディング中でもシュータンがズレる心配なし

シグネチャーの証であるネームが入ったインソールは、ヒール部分に「ズーム エア」ユニットを搭載

シグネチャーの証であるネームが入ったインソールは、ヒール部分に「ズーム エア」ユニットを搭載

アウトソールは、元のモデル「ブレーザー」からヘリンボーンパターンを継承しています。このジグザグ型の溝がコート内で高いグリップを発揮することから、当時は多くのバッシュで採用されていたとのことですが、その信頼度の高さは今も変わらず。子供を抱っこしたり、買い物に行っては両手いっぱいに荷物を抱えたりするパパにとっては、安全性は重要。ちなみに、このアウトソールですが、耐摩耗性にすぐれているそうで、全然溝が減らないという声も。コスパのよさも抜群です。

ヘリンボーンパターンのアウトソールは、グリップ力抜群。しかも、溝が減りづらいため、コストパフォーマンスも◎

ヘリンボーンパターンのアウトソールは、グリップ力抜群。しかも、溝が減りづらいため、コストパフォーマンスも◎

もちろん、クッショニング性能は言わずもがな。薄型の「ズーム エア」ユニットを、着地時に最も負担がかかるヒール部分にのみ配置しているためか、接地感覚もしっかりと感じられます。この辺りは、ショップに足を運んで実際に履いて試していただくのがいちばんかと。ではそろそろ、実際に着用したスタイルサンプルをご覧いただきましょう。

爽やかなブルーがシンプルコーデをさらに軽快に

さて、もう夏も終わりですが……、残暑も考慮してTシャツとデニムパンツでシンプルにまとめてみました。トップスは、エトスのTシャツ、ボトムスはエドウィンのデニムパンツですっきりしたシルエットに。大人のスケートスタイルということで、足元以外は落ち着いた色味で統一。イメージ的には、ゴリゴリに滑るというよりも、軽く街中をプッシュで移動するくらいのノリとでも言いましょうか。では、これに「ズーム ブレーザー ロー プロ GT」を合わせてみると……。

「ナイキ SB」の「ズーム ブレーザー ロー プロ  GT」の「コートブルー」を着用

「ナイキ SB」の「ズーム ブレーザー ロー プロ GT」の「コートブルー」を着用

どうでしょうか。細身でくるぶし丈のデニムパンツに、ロープロファイル(甲低め)なシルエットがよくマッチしていませんか? トーンを上げたブルーの色味も、スケシューの軽快さに拍車をかけており、シューズ単体で見ると大きく感じられた「スウッシュ」&厚めのソールが、ほどよい存在感を発揮。大人しくまとまりがちな着こなしに、ストリートの風が吹き込んでいます。

で、ここで改めて伝えておきたいのが、「サイズ選びに注意!」という点。今回着用したのは、27cm。筆者の場合ですと、甲高・若干幅広で、普段は27〜27.5cmを選ぶので、本来は27cmなら十分 OKな範囲内。ですが、本モデルはキツめなので、普段より1サイズ大きいサイズを選んだほうがイイかなと感じました。とはいえ、スウェード素材は、履けば履くほど生地が伸びて足になじんでくるもの。しっかり足にフィットさせたいという人は、ハーフサイズUPに留めておくのがよろしいかと。

【まとめ】“見た目はバッシュ、中身はスケシュー”の万能選手!

というわけで、今回はナイキ SB「ズーム ブレーザー ロー プロ GT」をピックアップしました。

大人の着こなしにも似合うクラシカルなデザインと、スケートボードというスポーツのために進化した機能性は、幅広い層の足元にフィットしてくれるに違いありません。パパ世代の皆さんもこれを履いて、「子供のお迎え to 公園」をメイクした日には、我が家のヒーローと呼ばれること間違いなし! スケボーに興味があってもなくても、今こそ買っておくべき1足と言えるでしょう。

●撮影協力:ナイキ
https://www.nike.com/jp/

TOMMY

TOMMY

メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛するアラフォー38歳。

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