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キャロウェイの2022年は「ローグ ST」、ボール初速が誰でもアップするらしい!

オグさんです! 今回は、2022年1月12日に行われたキャロウェイの2022年モデルの新製品発表会に行ってきたので、その様子をレポートしたいと思います!

DJがいるおしゃれな空間での発表会は、なかなかインパクトがありましたね!

DJがいるおしゃれな空間での発表会は、なかなかインパクトがありましたね!

今回は”やさしい”シリーズ、ボール初速の向上がコンセプト

今回発表されたのは「ROGUE(ローグ) ST」シリーズです。このローグというブランドは、2018年に誕生。どちらかと言えば、ミスに強くやさしさを追求したシリーズでした。2019年は、アスリート向けの「EPIC FLASH」、2020年は、やさしさ追求の「MAVRIK」、21年はアスリート向けの「EPIC」と、ここ最近のキャロウェイは、隔年でやさしさ追求のモデルとアスリート向けモデルを交互に発売しています。

順番から言えば、今回はやさしさ追求のモデルとなる年。ローグブランドも前回はやさしさ追求のモデルでした。今回のブランド名「ROGUE ST」のSTはスピードチューニングの頭文字だそうで、ボール初速にこだわって開発されているそうです。

メインとなるテクノロジーは、さらに進化したAI設計の「FLASHフェースSS22」と「JAIL BREAK AI スピードフレーム」。AIが各モデルそれぞれに、専用に設計するFLASHフェースSS22は、ターゲットとなるゴルファーの打点位置だけでなく、飛びの三要素であるスピン量、打ち出し角、ボール初速の組み合わせまでも含めたアルゴリズムによって設計されているんだとか。

従来のターゲットゴルファーの打点に加え、スピン量、打ち出し角、ボール初速のデータを組み込まれた、最新のAI設計のフェース。どこまで進化しているのか楽しみです

従来のターゲットゴルファーの打点に加え、スピン量、打ち出し角、ボール初速のデータが組み込まれた、最新のAI設計のフェース。どこまで進化しているのか楽しみです

JAIL BREAK AI スピードフレームは、ヘッド内部のクラウンとソールをフレームでつなぎ、インパクト時のフェースのたわみをコントロールする技術。前作「EPIC」にも搭載されていましたが、今作では、ソール側の剛性を高めることで、クラウン側とソール側の剛性を変化させ、より効率よくフェースがたわむように進化しています。

前作にも搭載されていたJAIL BREAK AI スピードフレーム。今作では、ソール側の剛性を高めてクラウン側と差を作り、フェースのたわみをさらに効率化しています

前作にも搭載されていたJAIL BREAK AI スピードフレーム。今作では、ソール側の剛性を高めてクラウン側と差を作り、フェースのたわみをさらに効率化しています

ボディは、一体成型となるUNIボディを採用。ボディ全体のフレームとJAIL BREAK AI スピードフレームを一体成型することで、溶接や接着個所を減らし、軽量化しながら剛性を高めることに成功しています。これはレーシングカーなどと同じ設計思想なのだそうです。

スピードフレームとボディを一体成型にすることで、インパクト時のエネルギーを逃がすことなくボールに伝えてくれます

スピードフレームとボディを一体成型にすることで、インパクト時のエネルギーを逃がすことなくボールに伝えてくれます

さらに、ROGUE STのドライバーの特徴として、ソール後方に装着された「タングステン・スピードカードリッジ」があります。横に長い形状のウェートをヘッドの最後方に装着することで、より深く低い重心を追求。高い慣性モーメントを実現し、芯を外してもヘッドのブレないやさしさを追求するためのテクノロジーです。

一体成型のUNIボディとタングステン・スピードカートリッジは、今作で新たに取り入れられたテクノロジー

一体成型のUNIボディとタングステン・スピードカートリッジは、今作で新たに取り入れられたテクノロジー

4種類のドライバー

ROGUE STシリーズのドライバーは、AI設計によるFLASHフェースや、フェースのたわみをコントロールするJAILBREAKテクノロジーといった、従来のモデルに搭載されていたテクノロジーをさらに進化させて搭載。そこに一体成型のUNIボディや、タングステン・スピードカートリッジといった新たなテクノロジーを上乗せすることで、熟成させてきたなといった印象を持ちました。

今回ドライバーは4種類がラインアップされます。それぞれAI設計によるターゲットゴルファーに合わせた専用フェースを搭載しており、明確な仕様の違いがあります。

4種類のヘッドは、ボールのつかまりや重量だけでなく、ターゲットに合わせてフェースも専用設計に。もはや別のモデルと言ってもいいくらい、明確な差異が設けられています

4種類のヘッドは、ボールのつかまりや重量だけでなく、ターゲットに合わせてフェースも専用設計に。もはや別のモデルと言ってもいいくらい、明確な差異が設けられています

ROGUE ST MAX ドライバー

ROGUE STシリーズのど真ん中、スタンダードに位置するモデルで、最も幅広いゴルファーを対象としています。深・低重心でミスへの寛容性を高めながら、飛距離と振りやすさを追求した仕様です。

ROGUE ST MAX D ドライバー

“D”は、ドローバイアスの意味を持ち、つかまりのよさを追求したモデル。ヒールにウェートを搭載し、スライスに悩むゴルファーの打点データをベースに開発されています。

ROGUE ST MAX LS ドライバー

“LS”は、ロースピンの頭文字。文字通り、低スピンの強弾道を追求し、スピン過多によって飛距離ロスが起きているパワーヒッターなどに向けたモデルとなっています。

ROGUE ST MAX FAST ドライバー

軽量化によって、クラブスピードを追求したモデル。パワーに自信のない方が楽に振れて、飛距離を追求できる仕様になっています。

こちらは主力となるROGUE ST MAXドライバー。幅広いゴルファーが対象で、ドライバーに対して明確な好みが決まってない方は最初に打つべきモデルでしょう。シリーズの中でのスタンダード仕様となっています

こちらは主力となるROGUE ST MAXドライバー。幅広いゴルファーが対象で、ドライバーに対して明確な好みが決まってない方は最初に打つべきモデルでしょう。シリーズの中でのスタンダード仕様となっています

マットに仕上げられたクラウンが精悍な印象を与えます。ヘッドシェイプは、キャロウェイらしい丸みを帯びた輪郭になっています

マットに仕上げられたクラウンが精悍な印象を与えます。ヘッドシェイプは、キャロウェイらしい丸みを帯びた輪郭になっています

新モデルごとに進化するJAIL BREAKテクノロジー。最初は2本のバーのみだったのが、今では複雑な形状になりました

新モデルごとに進化するJAIL BREAKテクノロジー。最初は2本のバーのみだったのが、今では複雑な形状になりました

フェアウェイウッドも4種類

ROGUE STシリーズは、フェアウェイウッドもドライバー同様、4種類をラインアップ

ROGUE STシリーズは、フェアウェイウッドもドライバー同様、4種類をラインアップ

ROGUE STシリーズにラインアップされるフェアウェイウッド(以下、FW)は、ドライバーと同様4タイプのヘッドが用意されています。こちらも、それぞれ専用に設計されたAIによるFALSHフェースSS22を搭載。ターゲットゴルファーに合わせた最適なモデルとしてそれぞれが専用設計となっています。

従来のFWに搭載されていたJAILBREAKテクノロジーは、「AIベロシティブレード」と呼ばれる、専用に設計されたものでした。今回搭載されているのは、「AI JAILBREAK ST」と呼ばれ、フェースにエネルギーを集中される効果を維持しつつ、さらにボール初速を高めることに成功しているのだそう。

また、ドライバーにも搭載されているタングステン・スピードカートリッジを、ソールの後方ではなく、フェース寄りに搭載していることが特徴。低・浅重心にすることで、芝からでもボールをとらえやすくするためなのだそう。重心設計だけでなく、フェース自体でやさしさを演出できるキャロウェイならではの設計でしょう。

ROGUE ST MAX FW

ドライバー同様、幅広いゴルファーを対象としたスタンダードなモデル。安定性を重視しつつ、クセのないモデルに仕上げてあります。番手のラインアップが豊富で3番(15°)、4番(16.5°)、5番(18°)、7番(21°)、9番(23°)11番(25°)が用意されているのも注目すべき点でしょう。しかも、番手の役割に合わせて素材や製法を変える徹底ぶり。FWも非常に作り込まれている印象があります。

ROGUE ST MAX D FW

ドライバーのMAX Dに合わせ、高弾道でドローバイアスに設計された、つかまるFW。番手のロフト設定がMAX FWと比べて、1度ずつ寝かせた仕様になっており、よりボールが上がりやすい仕様になっています。番手ラインアップは、3番(16°)、5番(19°)、7番(22°)。

ROGUE ST MAX LS FW

シリーズの中で、最も浅重心に設計された、低スピンの強弾道モデル。投影面積も小さめになっており、ニュートラルで操作性の高い仕様になっています。
番手ラインアップは、3番+(13.5°)、3番(15°)、4番(16.5°)、5番(18°)。

ROGUE ST MAX FAST FW

パワーの自信のない方に向けた軽量モデル。スイングスピードを最大化させる軽さに加え、最も高弾道の仕様にすることでFWでも最大限の飛距離を追求した仕様になっています。
番手ラインアップは、3番(16°)、5番(19°)、7番(22°)、9番(25°)。

アイアンも4タイプ

アイアンもAIによる専用設計のメリットを存分に生かし、4タイプのヘッドをラインアップしてきました。最大のトピックは、フェース素材の変更。従来よりも高強度の「カーペンター450」と呼ばれる素材を採用し、より高いボール初速を追求しています。アイアンも打点データだけでなく、飛びの三要素を踏まえたフェース設計になっており、各モデルともターゲットゴルファーに合わせた専用設計となっています。

ヘッド内部には「プレジション・タングステンウェート」が搭載されており、重心位置を最適化。さらに、フェース裏の大部分を覆うように配置された「ウレタン・マイクロスフィア」によって、さらなる打感の向上が図られています。

アイアンも4タイプを用意。AI設計のフェースによってきっちり細分化されています

アイアンも4タイプを用意。AI設計のフェースによってきっちり細分化されています

ROGUE ST MAX アイアン

アイアンでのスタンダートなモデルで、飛距離を意識したストロングロフト設計になっています。
ロフト設定は7番で27.5°。

ROGUE ST MAX OS アイアン

シリーズの中で、最も幅の広いソールと強いグースネックを持つ、ミスに最も強いモデルです。飛距離よりも安定性を重視した仕様で、ロフト設定は、7番で28.5°。

ROGUE ST MAX FAST アイアン

ミスに強いヘッドを軽量化し、少ないパワーで飛距離と安定性の両立を狙ったモデル。シリーズ中最もロフトが立った仕様になっており、楽に飛距離が得られる工夫がされています。ロフト設定は7番で27°。

ROGUE ST PRO アイアン

シャープでコンパクトにまとめられた、高い操作性を持つモデル。ミスへの強さを両立させるため、このモデルのみ中空構造が採用されています。ロフト設定は7番で30.5°。

2022年、新たにスタッフプレーヤーとなった杉原大河選手(右)と河本力選手(左)がデモンストレーションを行いました。若いプロに、新たなクラブでガンガン活躍してもらいたいですね

2022年、新たにスタッフプレーヤーとなった杉原大河選手(右)と河本力選手(左)がデモンストレーションを行いました。若いプロに、新たなクラブでガンガン活躍してもらいたいですね

今作のコンセプトがボールスピードアップということもあり、飛距離の出る選手が呼ばれたのでしょうが……河本選手がものすごい数値をたたき出していました。我々アマチュアにどれだけ効果があるのか、とても気になります!

今作のコンセプトがボールスピードアップということもあり、飛距離の出る選手が呼ばれたのでしょうが……河本選手がものすごい数値をたたき出していました。我々アマチュアにどれだけ効果があるのか、とても気になります!

ROGUE STシリーズは、キャロウェイが今まで培ってきた独自のテクノロジーをしっかりと熟成させ、AI設計の強みである、ターゲットに合わせた専用設計の部分を、モデルを増やすことで最大限に生かしてきたといった印象を持ちました。クラブの恩恵を受けたいアマチュアにとっては、非常に期待が高まりますね。

後日、じっくり試打を行って細かい試打レビューをアップしたいと思っておりますので、楽しみにしていてくださいね!

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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