ニューバランスは今季、3つのモデルからインスパイアされた「327」や、アジアンメイドの「2002」や「1700」が売れに売れています。そんな同ブランドから、またもや話題になりそうな1足がリリース。「M1600」の復刻モデル「CM1600」です。
ニューバランス「CM1600 LE」。公式サイト価格は、19,800円(税込)
オリジナルモデル「M1600」は、1994年、ハイエンドモデルを展開する1000番台シリーズの4代目として登場。1000番台で初めて、衝撃吸収性と反発性にすぐれたミッドソール素材「アブゾーブ」を搭載するなど、「1500」から始まったハイテクデザインを継承した1足でした。
そんな「M1600」の復刻版となる今モデルのポイントは、ここ最近のニューバランスではよく見られるアジアンメイド仕様だということ。「Made in U.S.A.」のオリジナルモデルとは打って変わってアジアンメイドに仕様をチェンジすることで、価格を抑えることに成功しました。
しかし、「1700」など、ほかのアジアンメイド復刻版と同様に、1000番台のオリジナルモデル群が誇る高品質なソールテクノロジーを踏襲しており、心地よい履き心地を提供してくれます。
歩行時の反発性とクッション性にすぐれ、ニューバランスの履き心地のよさを象徴するソールテクノロジー「アブゾーブ」をミッドソールに搭載
硬質ラバーのアウトソールは、各部分に最適なトレッドパターンをそれぞれ採用することで、すぐれたグリップ力を発揮
本モデルのもうひとつのポイントが、日本限定展開の特別仕様です。
アッパーのデザインは、「M1600」ならではの近未来的なデザインや素材感を踏襲しながらも、サイドのNロゴを始め、トウ周りの「LIMITED EDITION」、ヒールの「JUST FOR THE FIT」、シュータンラベル部分の「JAPAN EXCLUSIVE」といったメッセージの刺繍をゴールドで施し、日本限定をアピールするスペシャルな1足に仕上げています。
アッパーは、オリジナルのシルエットと人工皮革による素材感を踏襲しながらも、日本展開モデル限定のゴールド刺繍で、ラグジュアリーにアレンジ!
シュータンラベルには、「JAPAN EXCLUSIVE」の刺繍で、「日本限定」を印象付けています
ニューバランスを象徴するグレーとゴールドのディテール使いが、意外なほどマッチしています
本モデル「CM1600」は、1990年代ならではのハイテク感と、ニューバランスらしい落ち着きのあるオトナなデザインのバランスが絶妙。また、日本限定モデルということであしらわれたゴールドの刺繍からは、ラグジュアリーテイストがムンムン感じられます。しかも、オリジナルモデルのアッパー素材やソールテクノロジーを踏襲しながらも、税込でアンダー20,000円とはうれしい限りです!
●取材協力/「アトモス」
https://www.atmos-tokyo.com/
ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター/ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。