1989年、ナイキのアウトドアラインとして始動した「ナイキ ACG(ALL CONDITIONS GEAR)」は、同社が培ったシューズテクノロジーをバックボーンに、ハードなアウトドシーンにも対応する機能性を備えたシューズやウェアを展開しています。
本シリーズの人気の理由のひとつが、スタイリッシュなデザインです。アーバンスタイルにもマッチする洗練されたルックスから、世界中で支持を獲得しています。そんなナイキ ACGから、防水性や快適性の高い素材「GORE-TEX(ゴアテックス)」を使用した注目モデル「ACG マウンテン フライ GORE-TEX」が登場。さっそく、試し履きしてみました。
ナイキ「ACG マウンテン フライ GORE-TEX」の「Clay Green」(品番:CT2904-300)。「アンディフィーテッド」での販売価格は26,400円 (税込)
「ACG マウンテン フライ GORE-TEX」の最大のポイントは、アッパー構造。表地には、スレに強いリップストップファブリックを用いており、高い耐久性を確保。ライナーには、通気性と防水性を両立させた「GORE-TEX」のメンブレンを搭載しており、雨や雪でぬかるんだ路面でも、シューズ内を快適に保ってくれます。
アッパーの表地には、タフなリップストップファブリックを採用。ライナーには、「GORE-TEX」メンブレンを配し、透湿防水機能を高めています
アッパーの足首付近には、シューレーストグルを装備。手にグローブを着用していても、着脱やフィッティング調整がしやすい仕様です
本モデルのもうひとつのポイントがソールです。ミッドソールには、同社のさまざまなランニングシューズにも採用される、反発性にすぐれた素材「React(リアクト)フォーム」を採用。さらにその内部には、アスリート向けランニングシューズ「ヴェイパーフライ」シリーズに搭載されている「カーボンファイバープレート」をフルレングスで内蔵しており、悪路に耐える強度と耐久性を実現しています。
アウトソールは、ナイキの伝統的トレッドパターンのワッフルソールをベースに、アウトドアフィールド向けにアレンジしたパターンを採用し、グリップ力を高めています。
ミッドソール内部には、「カーボンファイバープレート」を内蔵
アウトソールは、粘着性の高いラバーによるワッフルソールのアレンジパターンを採用。悪路でもしっかりとグリップ力を発揮します
ヘビーな冬の装いに最適!
本モデルは、ナイキらしいハイテクなデザインと、ボリューム感のあるフォルムが魅力で、ヘビーデューティーな冬のコーディネートにも、バランスよくフィットしてくれます。「GORE-TEX」を採用したブーティー構造のハイカットモデルなので、ちょっとした雨や雪の日に最適な1足です。
●取材協力/「アンディフィーテッド」
https://undefeated.jp
ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター/ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。