1989年に立ち上げられた、ナイキのアウトドアライン「ACG(エーシージー)」は、スポーツ&ライフスタイルブランドとして培った物作りのノウハウやテクノロジーを開発に行かしたアウトドアブランド。当時としては画期的な試みで、1990年代にはファッションシーンでも大ブレイクしました。そして、ソロキャンプなどのアウトドアアクティビティが注目を浴びている昨今、「ACG」にも再び熱い注目が注がれています。
そんなナイキ「ACG」から、また新たな1足「ナイキ ACG ローケート」がリリースされました。こちらは、1990年代アウトドアを連想させるレトロなルックスと、未舗装の荒地にも対応するタフな機能性を備えたシューズ。まさに、都市生活とアウトドアフィールドをシームレスに繋ぐ1足へと仕上げられています。
ナイキ「ナイキ ACG ローケート」。(品番:DM8019-001)。「atmos 千駄ヶ谷」での販売価格は、13,200円 (税込)
本モデルはまず、レトロなアウトドアテイストあふれるアッパーに注目。メッシュやスエード、ラバーという複数の素材を組み合わせており、すぐれた通気性や耐久性、保護性を兼ね備えています。
トゥのマッドガードのエッジ付近やサイドパネルに配されたメッシュをラバーで覆ったりと、耐水性も高めています。
メッシュをメインに通気性を確保しながら、スエードのマッドガードで保護性も高めています
サイドのメッシュの中間付近までラバーで覆い、耐水性も強化
そして、もうひとつ注目すべきは、ソールテクノロジーです。ミッドソールには、ねじれを防ぐためのシャンクを設けたソールシステム「TRAILFRAME」を搭載。不安定な岩場でも足を取られることなく、スムースな歩行をサポートします。さらに、粘着性のあるラバーアウトソールを搭載しており、あらゆる路面で高いグリップ力を発揮してくれます。
ミッドソールはシャンクを備えた「TRAILFRAME」を採用し、荒地でも安定した履き心地を提供
粘着性のあるラバーアウトソールで、グリップ力を向上
シティスタイルにおいて、これ1足でレトロアウトドアスタイルへと導いてくれます
ハイキングやキャンプ、音楽フェスなど、夏のアウトドアアクティビティにふさわしい、心強い1足と言える本モデル。その機能性ゆえに無骨になりがちなアウトドアシューズなのに、レトロでシンプルなルックスへと仕上げるとは、さすがナイキ! アウトドアスタイルにふさわしいのはもちろんですが、シックなデザインでシティスタイルにもフィットするから、街中でのオシャレ用としてももちろんアリ!
●取材協力/「atmos 千駄ヶ谷」
https://www.atmos-tokyo.com/
ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター/ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。