世界的に人気を博す米・ニューヨーク発のブランド、シュプリームで10年に渡ってディレクターを務めたアンジェロ・バク氏と、同氏が2012年に設立したストリートブランド、アウェイク ニューヨークのチームがモデルコンセプトとデザインを手がけたシューズ「GEL-NYC（ゲル エヌワイシー）」が、アシックスから登場しました。
今回の「GEL-NYC」は、アシックスとアウェイク ニューヨークのコラボスニーカーとしては「GEL-KAYANO 5 360」「GEL-PRELEUS」「GEL-KAYANO TRAINER 21」「GEL-LYTE III」に続く5作目です。
アシックス「GEL-NYC」（品番：1201A850.022）。メーカー公式サイトでの販売価格は17,600円（税込）
今作のアッパーは、アシックスから2000年代初頭にリリースされた「GEL-NIMBUS 3」と、同社から2021年にリリースされた「GEL-MC PLUS」というアーカイブモデルのデザインを巧みにかけ合わせたもの。また、サイドやシューレースキャップには、アウェイク ニューヨークのロゴをちりばめるなど、コラボレーションならではのディテール使いもしっかりと盛り込まれています。
「GEL-NIMBUS 3」と「GEL-MC PLUS」のデザイン要素を組み合わせたアッパーにより、フューチャリスティックなテイストに
サイドのヒール付近にはアウェイク ニューヨークのロゴをプリントし、存在感をアピール
シューレースの先端に設けられるキャップにも、アウェイク ニューヨークのロゴが配されています
そして、ソールユニットには、高いクッション性により快適な走りを生むスタンダードクッションモデル「GEL-CUMULUS16」のソールを採用。高い反発性と軽量性を兼ね備えたアシックス独自のテクノロジー「フルイドライド」を搭載しており、流れるように滑らかな履き心地を実現しています。
「GEL-CUMULUS16」と同じミッドソールを搭載し、滑らかな履き心地を提供
パフォーマンスシューズ的ハイテクデザインが人気の今、まさに旬な一足！
ファッションブランドとスポーツブランドのコラボと言えば、通常はカラーリングや素材使いと言ったデザインのアレンジがメインですが、今作のようにモデルコンセプトから作り上げるのは、レアケース。ニューバランス「2002」やサロモン、HOKA、Onのパフォーマンスシューズなど、ハイテクデザインのシューズが熱い昨今。まさに今、旬の一足です。
ファッションを中心にさまざまな雑誌やWeb媒体で執筆を行っているエディター／ライター。なかでもスニーカーに特化し、年間400本近くのスニーカーレビュー記事を制作している。
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