2003年に初登場した「ナイキ ショックス TL」は、その時代における革新的なクロストレーニングシューズとして大きな注目を集めました。このシューズは、エネルギー効率の高い円柱状のスプリングコイルを備えた特別なソールユニット「ショックスユニット」を搭載しており、その独創的なデザインと高い機能性が話題でした。
そして、その進化系として2019年にリリースされたモデルが今季再び登場。この最新バージョンは、2019年モデルの革新的なデザインと機能性を継承しつつ、さらなる進化を遂げています。新たなテクノロジーや素材が取り入れられており、より快適なフィット感や高いパフォーマンスを実現しています。
ナイキ「ウィメンズ ナイキ ショックス TL」(品番:ar3566-100)。「atmos 千駄ヶ谷」での販売価格は25,300円(税込)
アッパーには、最適なパフォーマンスを追求しつつ、快適な着用感を提供するため、通気性にすぐれたメッシュ素材を使用。この特殊なメッシュは、足を包み込みながらも十分な通気性を確保し、長時間履き続けても快適さをキープします。さらに、メッシュの表面には、耐久性を向上させるためにTPU素材が重ねられています。このタフな素材は外部からの衝撃や摩擦に対してすぐれた耐久性を発揮し、足を保護するとともに、シューズの寿命を延ばしてくれます。
メッシュをメインに構成されたアッパーは、高い通気性を得ながらも、表面をTPU素材で保護することで耐久性も強化
ヒールに「ショックス」のアイコンとシルバーグレーのオーバーレイが配されており、フューチャリスティックな雰囲気を構築
ミッドソールに搭載されたクッショニングテクノロジー「ショックス」は、高反発な円柱状のコラムに、高い衝撃吸収性能を誇る素材「PEBAX(ぺバックス)」を組み合わせています。これにより、着地時の衝撃力が効果的に吸収され、そのあと蹴り出す際の反発力へと転換されるように設計されています。
ちなみに、このテクノロジーは同社のバスケットボールシューズに組み込まれたあと、ランニングシューズにも派生しています。
ミッドソールに搭載された独特なシステム「ショックス」。スプリングコイルが着地する際の衝撃を吸収しながら、高い反発性を発揮します
アウトソールは、ヒール部分の面積を広く取っており、着地時の安定感を確保
「ショックス」テクノロジーを搭載した本作は、着用したユーザーにより快適かつ効率的なライフスタイルを提供してくれます。衝撃吸収力と反発力のバランスが最適に設計されており、長時間の着用でも疲労を軽減し、パフォーマンスを向上させます。さらに、そのフューチャリスティックで洗練されたデザインは普段のスタイリングのアクセントとしても機能し、スタイリッシュな足下を提供してくれるはずです。
近未来的なルックスがスポーツミックススタイルをよりアクティブなテイストへと誘います
●取材協力/「atmos 千駄ヶ谷」