機能性とファッション性を高次元で兼ね備えた「アシックス スポーツスタイル」の「キコ・キュレーション」シリーズから、またひとつ注目のモデルが登場しました。アシックスの人気ランニングシューズ「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ) 20」をベースに、デザイナーのキコ・コスタディノフ率いるキコ・コスタディノフ・スタジオが監修を手掛けた再構築モデル、その名も「UB10-S ゲルカヤノ 20」です。
本作は、「切り抜き」と「自然の模倣物」という、ちょっとユニークなテーマからインスピレーションを受けています。たとえば、山の岩肌や風に削られた地形、雨に濡れた植物の質感など、自然が長い時間をかけて作り出す美しさをデザインに昇華。さらに、自然のなかにぽつんと残された人工物が自然と溶け合い、再び命を吹き込まれるようなイメージも重ねられています。
アシックス「UB10-S ゲルカヤノ 20」(品番:1203A664-400)。「ミタスニーカーズ」での販売価格は、26,400円(税込)
アッパー部分は、何層にもパーツが重なる構造になっていて、まるで岩石の層や化石を思わせる立体感があり、1つひとつのパーツが個性的ながらも全体として調和の取れたデザインです。また、モアレ模様と呼ばれる、少し歪んだような波のようなパターンも印象的。これは、よくある日用品の表面や、人工的な素材に見られる質感からヒントを得ているとのこと。
何層にもパーツが重なる構造になっていて、まるで岩石の層や化石を思わせる立体感を表現
カラーリングにも注目です。鮮やかなビビッドカラーと、くすんだようなマットな色が組み合わされていて、それが「自然界」と「人間の世界」の関係性を表現しています。たとえば、真っ青な空と錆びた金属、緑の森とコンクリートの壁……そんな対比が一足の中に詰まっています。
真っ青な空と錆びた金属、緑の森とコンクリートの壁など、さまざまなデザイン要素を融合
もちろん、すぐれているのはデザインだけではありません。着用時の快適さもばっちり。ソールには軽くてやわらかい素材が使われていて、歩きやすさはバツグンです。アシックスが誇る「GEL(ゲル)」テクノロジーが着地時の衝撃をやわらげてくれるので、長時間歩いても疲れしらず。また、「TRUSSTIC(トラスティック)」システムという安定性を高める機構も取り入れられており、足首がぐらつきにくく、しっかりとした履き味が楽しめます。
アシックスが誇る「ゲル」テクノロジーがクッション性を向上
「トラスティック」システムで安定性を高め、しっかりとした履き心地を確保
アシックスの「UB10-S ゲルカヤノ 20」は、自然と人工、過去と未来が交わる地点で生まれた、単なるスニーカーの域を超えた“ひとつの表現”です。ファッションのアクセントとしてはもちろん、日常のどんな場面でも活躍してくれることでしょう。街を歩くたびに、新しい風景が見えてくる、そんな一足をぜひ体験してみてください!
日常のどんな場面でも活躍してくれること請け合いです
●取材協力/「ミタスニーカーズ」