提供:HUAWEI
2023年10月24日、ファーウェイから最新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT4」が発売されました。2022年の価格.comプロダクトアワードで金賞を受賞するなど、ユーザーからの評価が非常に高い「HUAWEI WATCH GT 3(46mm クラシックモデル)」の後継モデルということもあり、注目度の高いスマートウォッチです。この「HUAWEI WATCH GT 4」を動画でレビューしたので、ぜひご覧ください。
「HUAWEI WATCH GT 4」には、46mmと41mmという2つのサイズに、それぞれ3つのラインアップが用意されています。46mmはブラック(フルオロエラストマーバンド)とブラウン(レザーバンド)、グレー(ステンレスバンド)の3種類、41mmはブラック(フルオロエラストマーバンド)とホワイト(レザーバンド)、シルバー(ステンレスバンド)の3種類。ケースは両サイズともステンレス製です。
「HUAWEI WATCH GT 4」のラインアップ
46mmは、どれも盤面が大きくて見やすくビジネスシーンでも使いやすい見た目。41mmに関しては、ブラックはそこまでではないものの、ホワイトとシルバーは少しジュエリーっぽいエレガントな雰囲気です。
40代男性(手首細め)が46mmと41mmを着用
次はデザインを見ていきましょう。今回は、メインでレビューした46mmのブラウンで解説します。大きな特徴となるのが、八角形デザインを採用したケースです。昨年発売された「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」までは丸形のケースだったのですが、今作からケースの両サイドが角張った八角形のデザインになりました。ちなみに、小さいほうの41mmは丸形となっています。
これまでの高級感といった特徴に加えて、八角形デザインを採用したことで、パワフル、頑丈など、少し強そうな見た目に変わっています。ラフな普段着からフォーマルなスーツまで、幅広い服装に合わせやすいのもイイ印象です。
「HUAWEI WATCH GT 4」の八角形デザイン
スマートウォッチの印象をガラリと変えられるウォッチフェイスは、デフォルトでインストールされているものに加えて、アプリ「Huawei Health(ヘルスケア)」からダウンロードすることが可能。その数は約25,000種類にものぼり、無料のウォッチフェイスも非常に多く用意されています。アナログ、デジタル、アニメーションなど、スタイルも多種多様で、いろいろ本体に入れておき、その日の気分やファッションに合わせて変更する、というような楽しみ方もできます。
「HUAWEI WATCH GT 4」は心拍数センサーにファーウェイの独自技術である「TruSeen 5.5+」を採用。これにより高精度なリアルタイムの心拍数モニタリングと血中酸素レベル測定が可能になっています。24時間リアルタイムで測定することで、異常値が検知された場合は、通知してお知らせしてくれる機能も用意されています。
健康管理のデータは、スマートウォッチのほかアプリ「Huawei Health」でより詳細なデータを確認可能
心拍数や血中酸素レベルのほかにも、設定した目標の達成度合いを測定する活動リングや皮膚温度、ストレスの度合いも測定できます。
昨今トレンドの睡眠モニタリングにももちろん対応。合計睡眠時間や深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠の時間などから睡眠の質をスコア化し、睡眠習慣の改善につなげられます。
この睡眠モニタリングに新機能として追加されたのが「睡眠中呼吸乱れ検知機能」です。これは心拍数や血中酸素レベルの変化から、睡眠中の呼吸乱れを検知し、よりさまざまな角度から睡眠を測れる機能。いびきなどが気になる人は、改善の指標になる機能です。
「睡眠中呼吸乱れ」の度合いがわかる機能が新搭載
健康管理関連でもうひとつの注目機能が「カロリー計算」です。これは、スマートウォッチ本体で計測した消費カロリーと、ユーザーが手動で入力した摂取カロリーから、カロリーの過不足を計算。それに基づいたアドバイスを受けることで、生活習慣の改善につなげられる機能になっています。
朝食、昼食、間食、夕食の摂取カロリーをそれぞれ入力すると、「HUAWEI WATCH GT 4」で測定した1日のトータル消費カロリーから摂取カロリーを差し引いて、カロリーの赤字、黒字を教えてくれます。これは、ダイエットや生活習慣の改善などに取り組む人にとって非常に便利な機能です。
「カロリー計算」は、生活習慣の改善からダイエット、筋トレの増量期まで、さまざまなシチュエーションで役立つ
「HUAWEI WATCH GT 4」は100種類以上のワークアウト計測に対応しており、そのうちの20種目で専門モードが用意されています。今回は屋外ランニングを行ってみました。
まず、ランニングを始める前ですが、GPSの測位が高速です。わずか20秒ほどで測位が完了し、待たされることなく走り始めることができました。これは高精度で、かつ、高速な測位を可能にするデュアルバンド5種衛星システムを採用しているおかげでしょう。
デュアルバンド5種衛星システムによりGPSの測位は高速。走り始めるまで待機する時間が圧倒的に短くなっています
画面サイズが大きく、明るい有機ELディスプレイのおかげで、ランニング時でもデータを確認しやすいのも使い勝手の高さを感じたポイント。また、ランニング中は日本語の音声で現在のペースや走行距離を教えてくれるため、ペースなどを調整しやすかったです。
有機ELディスプレイにより走行中のデータ確認も行いやすい
ランニング後は、アプリ「HUAWEI Health」でデータをチェック。高精度なGPSにより、道のどちら側を走ったかまでルートに記録。さらに、走行したルートをアニメーションで表示してくれる機能も面白いです。ランニングのデータは走行距離、走行時間、消費カロリー、心拍数から、平均ケイデンスや平均歩幅、VO2MAXなどかなり詳細なデータを取得可能。健康維持やダイエット、さらには自身のパフォーマンスアップまで、幅広い目的に役立つでしょう。
ランニングで取得できるデータは非常に豊富
では、最後にバッテリー駆動時間をチェックしましょう。「HUAWEI WATCH GT 4」は46mmが最大14日間、本体サイズが少し小さい41mmは最大7日間となっています。
ファーウェイのスマートウォッチと言えばロングバッテリーというくらい、以前から力が入れられている部分なのですが、本機も新機能がいろいろ追加されながら、しっかりとロングバッテリーを実現してきたのはさすがです。
心拍数モニタリングや血中酸素レベル測定、皮膚温度測定、ストレスレベル測定などをオンにした状態でも、1週間に1回、少しバッテリーが減ってきたかなというタイミングで充電すれば、充電切れの心配なく過ごせます。ちょっとした旅行や出張に行くときに充電器を一緒に持って行く必要がなく非常に楽ちんです。
また、ワイヤレス充電(Qi)に対応しているのもポイント。筆者の場合は、お風呂に入るタイミングで「HUAWEI WATCH GT 4」をワイヤレス充電器に置いて充電していました。このように手軽に充電できるのも使い勝手の高いポイントです。
「HUAWEI WATCH GT 4」と一緒にワイヤレス充電器を使うと、使い勝手がより高くなります
「HUAWEI WATCH GT 4」はデザインがスタイリッシュなうえに、機能性も非常に高いです。今回紹介できなかった細かい機能もたくさん用意されており、これが3万円台から購入できるのは、コスパが高いと感じました。気になった人は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。