提供:エコバックス
世の中みんな、「コスパだ、コスパだ」と言っていますが、単に価格が安い=コスパがいい、と勘違いしている人が割と多いようで……。今さら言うことでもないですが、コスパとは、コスト・パフォーマンスのこと。つまり、価格(コスト)に対し、性能(パフォーマンス)がどれだけ高いか、というのがコスパの正しい意味なので、じっくりと確認すべきは価格よりもむしろ性能のほうだったりするわけです。
「コスパ◎」の具体的な例をあげると、このほど発売されるエコバックスの普及価格帯モデル「DEEBOT T80 OMNI」には、2025年2月発売の最上位モデル「DEEBOT X8 PRO OMNI」に搭載されている高性能なローラーモップ機能などが落とし込まれているのだとか。
エコバックスのロボット掃除機「DEEBOT」のミドルクラス「T」シリーズから2025年7月31日に発売される、最新モデル「DEEBOT T80 OMNI」。サイズは、ロボット掃除機本体が35.3(幅)×35.15(奥行)×9.8(高さ)cmで、「OMNI全自動ステーション」が33.8(幅)×45.9(奥行)×50(高さ)cm
つまり、最新・最高機能が数万円お安く手に入る計算になるので、それは間違いなくコスパ優秀ってことでは!?
昨今のロボット掃除機は、回転式のデュアルモップを搭載しているものがほとんど。これ、清掃効率は高いんですが、コッテリと強めの汚れを拭いてしまうと、周囲のキレイな床にまでその汚れを塗り広げてしまう、なんてことも。いわゆる二次汚染というやつです。
対して「DEEBOT X8 PRO OMNI」から「DEEBOT T80 OMNI」に継承されている「OZMO ローラー定圧式常時洗浄モップシステム」は、ローラー状のモップで床を拭きつつ、同時に本体内部でそのローラーに付いた汚れを洗い流しています。つまり、床に触れるモップ面は常にきれいな水で洗浄されているので、清潔さに関しては圧倒的な安心感があります。
水拭きしながら、同時にモップが洗浄されるので、拭き上げは非常にクリーン!
さらにこのモップは、3,700Paの圧力をかけつつ、毎分最大200回のスクラブで床を拭き上げます。一般的な回転デュアルモップと比較して、約16倍という強い圧でグイグイと力強くモップがけするので、ベトつく調味料汚れや、乾いてこびりついたガンコな汚れも残さずスッキリと拭き取れます。
「常に清潔なローラーモップ」+「超パワフルな水拭き性能」は、今後、ロボット掃除機を選ぶうえで大事なポイントになりそう。
ただ、従来のローラーモップは、構造的に本体幅の内側しか拭けず、壁際やコーナーにはどうしても拭き残しが出ていました。しかし、「DEEBOT T80 OMNI」は、清掃中に壁面などを検知するとローラーモップが本体側面から自動的にスッと飛び出す機能「TruEdge 2.0」によって、壁際ギリギリの汚れまで拭き取れるんです。
本体から飛び出したローラーモップが壁面ギリギリまで攻めるので、拭き残しはほぼありません
さらに、立体的に空間をとらえる「TruEdge 3Dエッジセンサー」と組み合わせることで、さまざまな形状の壁面や家具のフチにもぴったり沿いながら水拭きを行うので、なんと室内の清掃カバー率は約99%! 正味な話、今までなら、構造的にエッジに弱いとされていたローラーモップでこのカバー率は「えっ、無理でしょ!?」と驚いていた数値なので、シンプルにスゴいです。
ロボット掃除機を選んでいるとき、スペックでまず目に付くのが吸引力の数値でしょう。「DEEBOT T80 OMNI」の吸引力は最大18,000Pa。現在のフラッグシップモデルが各社ともに20,000Pa前後なので、これはほとんどそのレベルの性能と言って間違いありません。
筆者の体感としては、ロボット掃除機は8,000Pa以上あれば、ほぼ問題なく吸引掃除できると思っているので、つまりは十分すぎる性能と言えるでしょう。
吸引力18,000Paは、一般的なコードレススティック掃除機よりも強力なぐらい。清掃能力に不安は感じられません
したがって、昨今のロボット掃除機で気にしておきたいのは、吸引力よりもむしろメンテナンスに関しての部分。具体的に言うと「ブラシへの毛がらみをどれだけ解消してくれるのか?」ということなんです。
というのも、これまでのロボット掃除機で散々経験されてきているとおり、床に落ちている長い頭髪やペットの抜け毛は、やたらと吸引口のブラシにからみつきます。
で、それを放置しておくとゴミの収集効率が下がったりするため、できればブラシにからんだ毛を手作業でこまめに除去してあげる必要があるんですが……、当然ながら、これがとても面倒くさい! 掃除が面倒だからロボットに任せているのに、そのロボットの掃除を人間がやるのでは本末転倒じゃないですか。
3つのV字構造を持つメインブラシと、特殊形状のサイドブラシなら、毛がらみの心配はまったくありません
そこでポイントとなってくるのが、「ZeroTangle 3.0テクノロジー」と呼ばれる最新の毛がらみ除去機能です。
メインブラシはまず、45度のV字型のからまり防止ブラシで髪の毛をすくい上げ、それをV字型のスパイラルブラシで中央に集め、最後にV字型のクシでスムーズにときほぐして吸引する……という3つのV字構造により、毛がらみトラブルはほぼ発生しなくなっています。
わかりやすく言うと、メインブラシ周りのメンテナンスはやらなくてもまったく平気、ということです。
加えて、ゴミをかき集める役割のサイドブラシも、その特殊な形状によって毛をからませることなく、吸入口へ送り出せるため、ここも毛がらみ関係のメンテナンスは不要。とてもラクです。
もうひとつ、障害物回避性能を高めた「AIVI 3D 3.0 OMNI-Approachテクノロジー」も注目ポイント。
カメラでとらえた画像から障害物の輪郭をAIが検出することで、その輪郭にぴったり沿うようにして回避するため、たとえば丸くカーブした壁面や複雑な形をした家具にもぶつかることなく、かつ隅々までゴミを掃き逃さないエッジ清掃ができるという仕組みです。動体検知も高性能で、動いている人やペットに対しても、ぶつかることなく、スムーズに回避します。
物体の輪郭を素早く把握する「AIVI 3D 3.0 OMNI-Approachテクノロジー」なら、カーブを描いた壁面も滑らかに沿って掃除できます
前面カメラが動くもの(人間やペット)を見つけると、ぶつからないように素早く回避してくれます
実際、「DEEBOT T80 OMNI」が清掃している様子を見ると、「よくそんな滑らかに動けるものだな〜」と感心するんじゃないでしょうか。
ロボット掃除機の最も便利なところは、「日ごろの掃除をまるっとロボット任せにできる」ということ。いちいち自分で掃除機を動かすことなく、指示ひとつ出せば掃除が終わるんだから、家事の手間は本当に大きく減るんです。
とはいえ、ロボット掃除機に溜まったゴミを処理したり、汚れたモップを手洗いしたり、みたいなメンテナンスの手間が加わるようでは、あまり意味がないような……。
そのあたりをしっかりと解決してくれるのが、ロボット掃除機本体のメンテナンスを請け負ってくれる「OMNI全自動ステーション」というわけです。
このステーションでは、ロボット掃除機の充電、ゴミの回収、モップの温水洗浄・温風乾燥、モップトレイの洗浄といった数々のメンテナンス作業が、全自動で行われます。もちろん、ステーションのダストパックの交換や、モップ洗浄水タンクの補充など、どうしても人の手がかかる部分はあります。
たとえば、ゴミを溜めておくダストパックの交換はだいたい90日に1度くらいと、毎日の掃除のわずらわしさに比べたら、ほんのささいなもの。数か月ごとにちょっと手を掛けてやるだけで、毎日部屋がきれいになると思えば、まぁ、アリ寄りのアリなんじゃないでしょうか?
メンテナンス性の高い「OMNI全自動ステーション」。基本的に日常のメンテはまるっとお任せで問題ありません
「OMNI全自動ステーション」がほかのステーションと比べてユニークなのが、汚れたモップを洗浄する際に用いる温水の温度を、40〜75度の間で自動制御しているということ。清掃した部屋のタイプや汚れの程度に応じて、最適な温度と回数でモップをクリーニングしてくれるんです。
洗浄温度が高すぎるとモップが傷んでくることもあるし、当然ながら電気代も高くなります。汚れ具合に合わせて洗い方を最適化してくれるのは、ランニングコストを下げる意味でもなかなか優秀。このあたりも、最新の最上位モデル「DEEBOT X8 PRO OMNI」から引き継がれている機能です。
また、モップトレイの全自動洗浄も「DEEBOT X8 PRO OMNI」から継承されている機能です。ステーション内でモップを洗うためのトレイは、ホコリや汚れがダイレクトに落ちる部分ということもあって、どうしても汚れが溜まりやすいパーツ。従来のロボット掃除機では、月に1〜2回ぐらいはトレイを外して手洗いをする必要がありました。そのトレイまでステーション内で自動洗浄してくれるなら、これはものすごくありがたい。もちろん、完全フリーというわけではありませんが、それでも最大150日ほどは洗わなくてOK。つまり、月1〜2回の手間が年に2〜3回まで減らせるわけで、間違いなくラクです。
ここまで機能的な部分をざっくりと見渡してきましたが、やはり「DEEBOT T80 OMNI」最大のポイントは、「中価格帯機の価格で、先端技術と最新機能が手に入る」という点に尽きそうです。
超高性能なローラーモップによる水拭きや、毛がらみトラブルのないハイパワー吸引、高精度なセンサー、メンテナンスの手間が極小のステーションと、ロボット掃除機に欲しいものが全部入り。特に、「OZMO ローラー定圧式常時洗浄モップシステム」の性能は圧倒的で、クオリティーの高い水拭きを求めているなら、絶対におすすめできます。
もちろん、公式サイト価格149,800円(税込)は、両手をあげて「安い!」と言える価格ではありませんが、20万円前後の最上位機種に肉薄する性能が得られて、数万円プライスダウンと考えれば、これはコスパめちゃ高モデル、と言って間違いないでしょう。
ちなみに、2025年8月1日〜10日の新発売キャンペーン期間中は、価格15%オフに加え、5%のポイント還元でお得に購入できるとか。
「スペック的には最上位機が魅力なんだけど、もうちょっと安くならないかな」と考えている人にはまさにぴったりハマる、“買いのモデル”だと思います。