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初めてでも手ぶらでも大丈夫! 「ゴルフ練習場」へ行ってみよう

お教えします! ゴルフ練習場の使い方

皆さんこんにちは。ゴルフの楽しさ伝道師の小倉と申します。ワタクシ、ゴルフショップの店長をしていたり、ゴルフ関係の記事を雑誌やウェブに寄稿したりしています。ゴルフが大好きなんです。こんな楽しいゴルフを皆さんにもっと知ってもらいたいなぁと常日頃思いながら生きている人間なのです。そこで今日は、ゴルフをやったことのない方でも気軽にゴルフに触れてもらえるように、身近なゴルフ施設「ゴルフ練習場」の使い方をご案内したいと思います。

ゴルフ練習場には、大きく分けて種類が2つあります。どちらも場所によって大きさはさまざまですが、建物の中にあり、4〜5m離れた的に向けて打つ室内練習場と、外の空間にボール飛び出し防止の網を張り、その空間内にボールを打っていく屋外練習場の2タイプ。今回は、屋外練習場を題材に実際の流れに沿って施設の使い方をご説明していきましょう。

外装はこんな感じ。ほとんどの屋外練習場は駐車場を完備しているのでクルマで行っても大丈夫!

外装はこんな感じ。ほとんどの屋外練習場は駐車場を完備しているのでクルマで行っても大丈夫!

まずは受け付けをして打席を借りよう

ゴルフ練習場は、ボールを打つのに打席を借りる必要があります。その打席を借りる手続きをするのが受付です。ボウリング場やバッティングセンターのように、施設の入り口付近に受付窓口があるので迷うことはないでしょう。申し込み方法は簡単!基本は名前を書くだけです。施設によっては住所や電話番号を記載する必要があるところもありますが、申し込むだけで名前すら書かないところもあります。

打席の貸し出し方法は各施設によって異なっており、空いている好きな打席を自分で選ぶ場合もありますし、場所を指定される場合もあります。規模の大きな練習場では「どの階をご希望ですか?」と聞かれることもありますが、受付の方がていねいに説明してくれるのでこちらも迷ったりすることはないでしょう。ちなみに打席はほとんどの施設で1打席2名までの利用が可能です。

支払い方法は練習場の設備によって変わります

ゴルフ練習場で代金がかかるのは主に2つ。打席料とボール代です。どちらも施設によって価格は異なります。申し込みをする前に軽く確認をしておきましょう。施設によっては、早朝や深夜など時間帯によってサービスタイムが設けられていて、値段が安かったり、受付方法が異なったりすることもあります。どちらも受付付近に提示されているはずなので確認しておくとよいでしょう。

同じ練習場でも、曜日や時間帯によってボールの単価が変わることが多くあります

同じ練習場でも、曜日や時間帯によってボールの単価が変わることが多くあります

また支払い方法や支払うタイミングも施設によって異なります。比較的新しいところや大型の練習場では、先にプリペイドカードを購入し、そこから使用した打席料やボール代を支払う形が多く、小型の練習場では、練習が終わった後に受付で使用分を現金で払う形が多く採用されています。

打席は自由に選べる場合と指定される場合があります。写真は指定されたときのパターンで、「2階の46番打席」を意味しています

プリペイドカードを採用している練習場では最初にカードを購入してから受付で申し込みます

プリペイドカードを採用している練習場では最初にカードを購入してから受付で申し込みます

クラブがなくても大丈夫!「レンタルクラブ」を利用しよう

ボールを打ってみたいけどクラブ持ってないし……なんて方でもゴルフ練習場は楽しめます。どの練習場も必ずといっていいほどレンタルクラブを用意してあり、有料で借りることができるのです。大きな練習場だと左打ちのレンタルクラブやレディースモデルなども用意されているところもあるので、思い立ったら仕事帰りに手ぶらで行って仲間と練習……なんて使い方もできます。

レンタルクラブは受付時に申し込めばOK。手ぶらで行っても楽しめます

レンタルクラブは受付時に申し込めばOK。手ぶらで行っても楽しめます

打席に入ったらボールを用意しよう

受け付けを済ませるとたいていの場合、打席札というのを渡されます。これは、受け付けを済ませて打席を借りた証拠みたいなもので、使ってよい打席の番号が記載されています。打席札をもらったら、打席札に書かれた同じ番号の打席へ向かいましょう。

打席札に書かれた番号を頼りに同じ番号の打席を探します

打席札に書かれた番号を頼りに同じ番号の打席を探します

打席を見つけたら、次はボールを用意します。ボールを購入する方法は、大きく2通りあります。先述したとおり、プリペイドカードを打席に直接差し込んで購入する方法と、ボール販売機からボールを購入し、自分の打席に持っていく方法です。

オートティーアップ(ボールが自動的に1球ずつ出てくる装置)の打席では、プリペイドカードを差し込むだけで準備OK。1球打つごとにボールが自動的に地面から出てきて、カードの残額がなくなるか、終了のボタンを押すまで続きます。ボールを少し地面から浮かすティーアップも自動で行われ、高さも細かく機械で調整できるのでとても便利です。

オートティーアップではないところでは、打席の近くにボール販売機が設置されていて、これでボールを買い、打席に持っていくのが一般的な方法ですね。

ケース1:カゴに入れて打席に運ぶ

オートティーアップはないところでは、打席近くのボール販売機からボールを用意します

オートティーアップでないところでは、打席近くのボール販売機からボールを用意します

だいたい1回分が30球から50球ぐらい。プリペイドカードで購入するケースと現金やコインで購入するケースがあります

ケース2:ボールを打つたび自動で出てくる

打席にコンピューターが設置されているところではプリペイドカードを差し込むだけで準備完了。オートティーアップといって、1球打つごとに自動で配球されます

カードを差し込めば、自動でボールが地面から出てきます。カードの残高が0になるか終了のボタンを押せば、ボール配給は止まります

グローブは必需品! 練習場でも売っています

さてここで少しゴルフグッズの話をしましょう。まずはグローブです。プロゴルファーを含め、ほとんどのゴルファーはグローブをするのが基本となっています。右打ちでは左手、左打ちでは右手と、片方にだけグローブをします。絶対に必要というわけではありませんし、グローブをしないでプレーするトッププロもいます。しかし、グローブがあったほうがクラブをしっかり握れると私は思います。練習場で売っているケースも多いので、持っていなくても大丈夫ですよ!

しかし、片方だけっていうのが不思議ですよね。なぜ片方だけになったかというのは諸説ありますが、片方だけで十分機能が果たせている、むしろ両手にはめてしまうとデメリットが生まれてしまうというのが片手のまま浸透した理由でしょう。

私は右打ちなので左手にグローブをします。購入するときはちょっときついかな?というぐらいのサイズがおすすめです。使っているうちに伸びてくるので、小さいほうがフィットしやすくなります

右打ちの場合、クラブの重さを支えたり、スイングしたときの軌道を安定させたりするのは主に左手の役目となります。右手はパワーをクラブに伝えるのが主な役目ですね。左手が滑ってしまうとクラブを支えるのに余計な力が必要になり、スムーズにスイングができなくなってしまうからグローブをするのです。逆に右手にしてしまうとフルショットのときは、できるだけパワーを伝えるだけですからしてもいいとは思いますが、コントロールショットやアプローチのときは、繊細なパワーの調整が必要になります。そのときにグローブをしていると感覚が鈍くなるので右手にはしないのです。

ゴルフグローブは滑らないようにモデルによってさまざまな工夫がされています。モデルによって使用感がかなり違うので、買う前に試着してみて握りやすいモデルを選びましょう

最近はクラブを握る部分(グリップ)が進化しているので、正直左手にもグローブをしなくても滑ることはあまりありませんが、グローブをすることによりさらに滑りづらくなるのでほとんど握力を使わなくてもスイングができます。滑る心配をしなくてもいいということは”力み防止”になるので余計なミスをしづらくなる効果が期待できるんですよ。ゴルフのグローブは、細かくサイズが設定されていますが、同じサイズでもメーカーやモデルによって微妙に形が異なります。素材や指の長さなどをチェックして自分にピッタリのグローブを見つけておくとストレスなくスイングすることができますよ。

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おすすめのゴルフグローブはこちら

ダンロップのゴルフグローブ、XXIOゴルフグローブ GGG-X01(左)と、SRIXONゴルフグローブ GGG-S020(右)。前者は伸びる素材などを使って快適な装着感を、後者は掌に工夫をこらし、より滑りにくくなる工夫が施されています

アディダスのゴルフグローブ、「アディフィット ノンスリップコンフォートグローブ」(左)、「クライマクール 17グローブ」(右)。前者はサッカーシューズのアッパー用に開発された素材をさらに特別加工し、雨天でも快適なグリップが得られるように開発されました。後者は優れた通気性と冷感機能を装備した夏にピッタリ

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運動靴でもいいけれど…スニーカータイプのゴルフシューズがあるとベター

さてゴルフクラブ以外でグローブと並ぶ大切なアイテムのひとつがシューズです。練習場で球を打つだけなら運動靴やスニーカーでもいいのですが、できればゴルフ用のシューズがあるとベターです。
ゴルフのシューズには大きく分けて2タイプあります。プラスチックやゴムでできた鋲(びょう)がソールに付いているスパイクタイプと、鋲はなく底の形状や素材で滑りにくく作られているスパイクレスタイプです。一般的にゴルフシューズと呼ばれているのはスパイクタイプのほうですね。

カジュアルな雰囲気のゴルフシューズ。ゴルフ用と言われないとわからないかわいいデザインばかりです

カジュアルな雰囲気のゴルフシューズ。ゴルフ用と言われないとわからないかわいいデザインばかりです

今回は練習に便利なスパイクレスタイプを少し紹介したいと思います。スパイクレスタイプはスニーカーに近いデザインを採用しているモデルが多く、普段街で履いてもかわいいシューズばかりです。余談ですが、状況に応じて私はこのゴルフシューズのスパイクレスタイプを普段履きしています。理由は後ほどお話しますね。

"ねじれ"に強いのがゴルフシューズのいいところ

このスパイクレスタイプのゴルフシューズ、スニーカーやランニングシューズと何が違うかというと、ソールが硬めにできています。ゴルフのスイングは、足を踏ん張り、体を捻転させてスイングするので、靴にものすごい捻(ね)じれの力がかかるのです。それでいて滑らないようにしなければならないので、底の形状でしっかりと地面に食いつき、捻じれの力がかかっても壊れないようになっているんですよ。

通常のスニーカーとは違い、芝の上や傾斜でも滑りにくいようにソールが滑りにくくなっています

通常のスニーカーとは違い、芝の上や傾斜でも滑りにくいようにソールが滑りにくくなっています

練習場では、マットや滑り止めのゴムの上に立つので普通のスニーカーでもスイングはできます。ルールやマナーの上でも問題ありません。ですが靴に強い負荷がかかるのでその靴を長く履きたいのならあまりおすすめできません。やはり専用に設計されているゴルフシューズのほうが安定したスイングができますし、上達のスピードにも少なからず影響すると思います。

スイングの捻じれのパワーにも負けないようになっているためソールは硬め。それでも長い距離を歩くシューズなので履き心地がよいものばかりです

ちなみに私がスパイクレスタイプを普段履きにする理由ですが、防水加工に優れているからです。街履き用のシューズで、防水性の優れたものはそれほど多くありません。スパイクレスタイプのゴルフシューズはデザインがカジュアルで履きやすく、かつ防水スニーカーとして雨の日に重宝しています。

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練習場用のおすすめゴルフシューズ

ナイキ

■ルナフォース1■

1982年に登場し、ストリートファッションにおいても絶大な人気を博す「エアフォース1」をゴルフ用にアレンジしたモデル。カジュアルなルックスながら、街履き、練習場、コースまで使える頼れる一足。写真はカラーバリエーションの一例(以下同)

■エアズーム90 IT■

「エアマックス」シリーズの3代目として登場した「エアマックス90」をゴルフ用にリメイクしたモデル。フィット感とクッション性を兼ね備え、ランニングシューズのような履き心地が楽しめます。プロゴルファーのローリー・マキロイ選手も愛用中。

アシックス

■ゲルプレショット クラシック2■

ゴルフのダンロップとシューズのアシックス、日本を代表する二大メーカーがタッグを組んで開発したゴルフシューズ。往年のアシックススニーカーを彷彿(ほうふつ)とさせるクラシカルなデザインが大きな特徴ですが、フィット感や歩きやすさ、そしてスイング時の安定性向上を図ったソールなど、機能面でも高レベルなゴルフシューズ。

アディダス

■アディクロス Vワイド■

アディダスのクラシックなスニーカーをイメージさせるデザインが特徴的なモデル。非常にカジュアルなアッパーのデザインに加えて、高い柔軟性と耐久性を備えたソールも装備。

■クライマクール ST■

酷暑でのプレーを想定して作られたスパイクレスシューズ。アッパーにはメッシュを使い、通気性を向上。夏場のショーツスタイルにもマッチするので、カジュアルプレーの際には家からコースまでこれ一足でOKです。

■クロスニットブースト■

アディダスの人気ランニングシューズ「ULTRA BOOST(ウルトラブースト)」のコンセプトをゴルフシューズに取り入れたモデル。衝撃吸収性と反発力を両立させたミッドソールがブーストシリーズ最大の特徴。スイングにも“キレ”を与えてくれそうです。

ニューバランス

■MGB574■

ニューバランスのシグニチャーモデル「574」をモチーフに、日本で企画開発されたゴルフシューズ。これまで紹介してきたシューズとは異なり、ソールにスパイクが付いているため「スパイクレスシューズ」の範疇(はんちゅう)を脱してしまいますが、完成されたデザインと、マーケットで高い人気を誇ることから今回あえて紹介しました。スパイク装着モデルのため、街履きはできないのでご注意を…。シューズケースに入れて練習場に持っていくのが正しい使い方です。

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周りの安全を確認したら、打ってみよう!

打席に入り、ボールもOK。打つための道具も揃いました。いよいよ緊張の第1打です。おっと!その前に大事なことをお願いするのを忘れておりました。まずは軽いストレッチ。首、腕、手首、腰、股関節、膝、足首等を軽く伸ばしておいてください。ゴルフのスイングは日常ではあまり使わない部位ばかりを動かします。いきなりフルスイング!で痛めて早々に退散じゃ悲しいですから……。

練習する時は時計を外したほうが無難です。スイング中に外れて飛んでいってしまったり、気付いたら壊れていたりなんてこともよくあります。プロの試合で付けている選手を見かけますが、彼らは並外れてうまいし、時計も耐衝撃性に優れた高価なモデルだから大丈夫なんです(笑)

そして打つ直前には、周りの安全を確認してからスイングしましょう。練習場の打席は、十分安全を確保したスペースになっていますが、長い棒を振り回すのですから、必ず安全確認はしておきましょう。具体的には打席の中に余計なものはないか? ボールはマットの上に1個だけか? 背中側や後方の近くに人がいないか? などです。 特に友人と一緒に行った時は、おしゃべりに気を取られて注意が散漫になりやすいので気を付けてくださいね。友達を殴打したくないでしょう……? 打席に人が入っている場合は、決して近づかないようにしてください!

打席に入ったら、スイングしても安全かどうか、飛球線後方(右打ちの場合自分の右側)や背面側を確認しましょう

後はスイングするだけ! ビシッと当たると気持ちいですよ〜

後はスイングするだけ! ビシッと当たると気持ちいですよ〜

撮影協力:ユニオンゴルフクラブ
http://union-golfclub.com/

小倉勇人

小倉勇人

ゴルフショップ店長、クラフトマン、クラブフィッターそして雑誌の編集・執筆業も行う、歌って踊れるゴルフライター。好きなクラブはパター、左利き/右打ち。愛称は「オグさん」。

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