マスクで顔が隠れても、暗い雰囲気になりにくいオシャレ系ダウンを厳選!
日増しに寒くなるこの季節、防寒着としてダウンジャケットや中綿ジャケットを選ぶ人は多いだろう。ただ、外出時にマスクが欠かせなくなったコロナ禍の今は、顔が半分以上隠れてしまうため、ダウンジャケットのような重たい印象の上着を羽織ると、どうしても陰気な雰囲気になりがちだ。
そこで今回は「マスク着用時でも羽織りやすい」をテーマに、オシャレで明るい印象を持ち、なおかつダウンジャケットとしての機能性をしっかりと持った、人気アウトドアブランドの最新ダウンや中綿ジャケットを紹介する。
ザ・ノース・フェイスの「ヒムダウンパーカ」は、1994年に登場した同ブランドの名作高機能ダウン「ヒマラヤンパーカ」のデザインをベースに、最新技術を使って街仕様にアップデートしたという、今冬大注目の1着。
特徴的な切り替えは、1994年に登場したモデルのデザインを踏襲
表地には、高い防風性を持った30デニールのゴアテックス素材を採用。中綿には、不要となったダウンを高度な洗浄技術でクリーンにしたリサイクルダウンを使用し、高い保温性を実現している。さらに、撥水材にはフッ素化合物を含まないPFCフリー撥水剤を使用するなど、環境にも配慮した作りになっているのも特徴だ。
ボタン止めによって取り外しできるフードは、面ファスナーで首周りをしっかりと包めるうえに、ドローコードを使って首元のフィット感を調節可能。そのほか、ウエスト周りや裾口のドローコードや、袖口の面ファスナーなどを利用して、各所のフィット感を調節することにより、冷たい風をしっかりとシャットアウトできる。
カラーは、写真の「サミットゴールド」のほか、「TNFブルー」、「TNFレッド」、「ブラック」の全4色で展開。
首周りを包みこむように固定できるフードは、ドローコードでフィット感を調節できる
ザ・ノース・フェイスの「キャンプシェラショート」は、1970年に発売されたアウトドア用ダウンパーカーの原型とも言える「シェラパーカ」のデザインを継承する、クラシックなデザインのジャケット。
フラップ付きの大きなボックスポケットなど、クラシックなデザインも魅力
中綿には、ダウンのようなやわらかさと保温性を持ちながらも、撥水性が高い中綿素材「プリマロフト ゴールドラックス」を使用し、濡れても高い保温性能を維持するのが特徴。生地には、撥水加工が施された光沢のあるポリエステル生地を使用し、中綿や生地、ファスナーなど、使われているすべての素材がペットボトルをリサイクルして作られている、環境問題に配慮したアイテムでもある。
フロントには、面ファスナーのフラップが付いた大きなボックスポケットが付き、サイドポケットとしても使える作りに。やや短めに設定された着丈ではあるが、裾口のドローコードによってフィット感を調節可能だ。
フードは、ボタン留め仕様なので、取り外して着ればまた違った表情を楽しむこともできる。カラーは全5種類。
最新モデルの左腕部分には、おなじみのブランドロゴの刺繍ワッペンが付いている
コロンビアの「ロックフォールダウンジャケット」は、550FP(フィルパワー:ダウンの空気を含む量の基準。数値が高いほど保温性が増す)のダウンと、同ブランド独自の熱反射保温テクノロジー「オムニヒート」を採用した保温性の高いダウンジャケットだ。
ダウンと熱反射テクノロジーで、軽量感があっても、しっかりと温かい1着に
550FPのダウンには、動物に不当な扱いを行わない農場で採られたことを保証する国際認定基準(RDS)をクリアしたダウンを使用。さらに身体の熱を反射して暖かさをキープする「オムニヒート」によって、しっかりと保温性を持ちながらもダウン特有の軽量感があり、快適に着られる。
収納力のあるフロントのフラップポケットは、サイドポケットとしても使用可能。首元までカバーできるフードは、取り外してフードなしダウンとして使うことも。カラーバリエーションも豊富なので、さまざまなシーンで活躍してくれそうだ。
独自のテクノロジー「オムニヒート」が、身体の熱を反射させて保温性を高める
ホグロフスは、バックパックを始め、アパレルやフットウェアなどの本格的なアウトドアギアを多く展開するスウェーデンのアウトドアブランド。
同ブランドの「ノルディック ミミック フード」は、厳しい環境下でのマウンテンアクティビティでも活躍する、保温性と動きやすさを両立するハイブリッドなフーディージャケットだ。
各所に機能性の高い素材を使用することで、暖かさと動きやすさを両立する
中綿には、「プリマロフト エアロゲル」とオリジナル素材「ミミックプラチナム」を組み合わせて使用し、透湿性と保温性を追求しているほか、シェル素材には、フッ素化合物フリーな耐久撥水加工を施した、軽量で防風性にすぐれた「パーテック・クァンタム」を採用。さらに、サイドパネルに耐摩耗性とストレッチ性、通気性にすぐれた独自素材を使用しているから、保温性が高くても動きやすいのが特徴だ。
カラーは、「パンプキンイエロー」と「ストームブルー」の2色で、北欧アウトドアブランドらしいスタイリッシュなデザインとカラーリングを実現。また、ハーネスやバックを背負っていても簡単にアクセスしやすい胸ポケットなど、細かいディテールにも実用性が追求されているため、本格アウトドアフィールドはもちろん、ライフスタイルウェアとしてさまざまなシーンで活躍する。
サイドパネルには、耐摩耗性とストレッチ性にすぐれた素材を使用
英国アウトドアブランド、カリマーの「イーデイ ダウンパーカー」は、タウンユースでも使いやすい、軽量でタフな素材を使用したロングセラーダウン。
カリマーのロングセラーダウン。カラーは、写真の「ダークブルー」のほか、「マルチカラー」など、バリエーションに富んだ全5色
表地には、軽量でありながら、高い耐久性と耐摩耗性を持つ素材「セボナー」を使用し、中綿には650FPのダウンを採用。袖口裏のシャーリングや、裾口を調節できるドローコード、フロント部分のフラップなど、冷たい外気の侵入を防ぐ機能を多数搭載する。
フロントファスナーは、開閉しやすいダブルファスナーを採用しているほか、内側に起毛生地を使用したハンドウォーマーポケットなどの便利な機能も搭載。しっかり暖かい650FPのダウンでも、スッキリとしたシルエットとデザインに仕上がっているため、どんな服装にも合わせやすい。
内側に起毛生地を使用した暖かいハンドウォーマーポケット
ファッション性の高いアウトドアウェアやギアが日本でも人気のチャムス「4ウェイストレッチダウンパーカー」は、ちょうどいいフィット感と動きやすさを兼ね備えたストレッチダウン。
スッキリとした着丈とシルエットが特徴。カラーは、印象的な「レインボー」のほか、「カーキ」と「ブラック」の全3色で展開される
4方向にストレッチをきかせた耐久性のあるリップストップ素材に、650FPのダウンを採用。保温性はもちろん、撥水性や軽量性を備え、アウトドアでのアクティブな使用にも対応する。
腰部には、ファスナー付きのハンドウォーマーポケットが付いており、フロントファスナーとともにオールをモチーフにした引き手を採用するなど、機能性や快適性はもちろん、デザイン性にもこだわっている。
フィット感のあるスッキリとした着丈のコンパクトなシルエットで、アウトドアからデイリーユースまで幅広く活躍する。
表地には、4方向へストレッチのきいた耐久性の高いナイロンリップストップを使用
日本を代表するフィッシングギアブランド、ダイワから登場した「ライトインナーストレッチダウンジャケット」は、インナーに最適なノーカラータイプのダウンジャケット。
人気のインナーダウンでも、アウターとしても使える、フィッシングギアブランドらしい高い機能性を持つ
表地は、袋織り構造の素材を採用した、ダウン抜けを軽減した作りで、撥水性とストレッチ性にすぐれているため動きやすく水濡れに強いのが特徴。フラップ付きの胸ポケットに加え、腰部分にもポケットが付いているので、インナーとしてはもちろん、アウターとしても使いやすく、シーンを選ばず活躍してくれる。
また、裾口のフィット感を調節するドローコードや、左腕部分にさりげなく入ったブランドロゴなど、細かなこだわりが各所にちりばめられている。
カラーは。写真の「ネイビーブルー」のほか、「ダークベージュ」、「ブラック」の全3色。S〜3XLまでの幅広いサイズ展開(「ダークベージュ」のみ2XLまで)も魅力だ。
ダウン抜けしにくい素材を表地に使用。また、撥水性とストレッチ性が高いためアウターとしても使える