選び方・特集

サイドゴアブーツが万能すぎ! 男のオン/オフで使えるブランド17選

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サイドゴアブーツは、革靴ならではの上品なルックスと、スリッポンのような着脱の利便性を兼備しているのが魅力。そのおすすめブランドとメンズらしい合わせ方をご紹介します。

サイドゴアブーツの“ゴア”とは?

出典:楽天市場

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サイドゴアブーツの“ゴア”とは、ゴムを織り込んだ伸縮性が高い布のこと。履き口の両サイドにゴアを施すことで、シューレースや留め具がなくても足にしっかりフィットする構造を採用しているのがサイドゴアブーツです。ほかのブーツに比べると、着脱しやすいというのもメリットのひとつ。また、「チェルシーブーツ」と呼ばれることもありますが、それはイギリス・ロンドンのチェルシー地区が由来。1960年代にビートルズやザ・ローリング・ストーンズなどのアーティストが愛用し、ブームが巻き起こったことから名付けられたと言われています。

オン・オフ兼用可能。サイドゴアブーツのエレガントなルックスは唯一無二

出典:楽天市場

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ブーツと聞くとビジネスシーンにはトゥーマッチなイメージがありますが、サイドゴアブーツはオン・オフともに活躍する唯一のブーツとも言えます。その理由は、重厚感がありながらもスマートでエレガントな足元を演出できるから。最近はトゥやソールにボリュームのあるデザインが人気ですが、オンビジネスで活用するならシャープなデザインをセレクトするのがおすすめです。

素材と色によって印象が変わる。メンズのサイドゴアブーツの選び方

シンプルなデザインのサイドゴアブーツは、どんな着こなしにもマッチする汎用性の高さも魅力。オン・オフともに使えるのはブラックのスムースレザーですが、それ以外にもおすすめがあるので以下で詳しく解説します。

選び方1:色は「ブラック」か「ダークブラウン」が使いやすい

出典:楽天市場

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サイドゴアブーツをオンでもオフでも活用するなら、ブラック、またはダークブラウンをセレクトするのがおすすめ。定番中の定番であるブラックは合わせるアイテムを選ばず、着こなしを引き締めたいときにも重宝します。ダークブラウンは温かみのある上品な足元を醸し出したいときにうってつけ。ちなみに、同じブラウン系でもキャメルやベージュはカジュアル度が高く、ビジネススタイルには向きません。

選び方2:素材は「スムースレザー」と「スエード」の2択。レインシューズにも注目を

スムースレザー  出典:楽天市場

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サイドゴアブーツに使われている素材で最もスタンダードなのはスムースレザー。上質な光沢感があってビジネススタイルとの相性もよく、1足目のサイドゴアブーツにもぴったりの素材です。

スエード  出典:楽天市場

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2足目以降なら、表情豊かなスエード素材がおすすめ。季節感もあり、さらにはスムースレザーにはないこなれた雰囲気も演出できます。また最近は、ゴム製や撥水レザーを使用したものもあるので、雨の日用に揃えておくと重宝するはず。

男のオン・オフともに活躍するブランドを厳選。サイドゴアブーツ17選

名門シューズブランドからトレンドに敏感なセレクトショップまで、大人におすすめのサイドゴアブーツをピックアップ。幅広いスタイリングに対応するモデルばかりなので、新たにワードローブに加えてみては?

アイテム1:クロケット&ジョーンズ「チェルシー8」

出典:楽天市場

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最高級シューズの聖地として知られるイギリスのノーザンプトンで1879年に創業した名門、クロケット&ジョーンズ。その5大傑作モデルのひとつがサイドゴアブーツの「チェルシー」です。ディテールによってモデルが分かれていますが、「チェルシー8」では黄金バランスを誇る木型(ラスト)「341」を採用。履き口に向かってV字型になったゴアの形状が特徴的で、シャープなフォルムとともに品格と色気を感じさせます。アウトソールは厚みを抑えたシティソールで、グリップ性能もハイレベル。

クロケット&ジョーンズ「チェルシー8」

アイテム2:サンダース「ミリタリーキャップトゥ チェルシーブーツ 1140」

出典:楽天市場

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サンダースもノーザンプトンが拠点の実力派で、140年以上の歴史を持つ老舗。この1足は英国のMOD(国防省)へのオフィシャルサプライヤーでもある同社が、収蔵しているミリタリーシューズのアーカイブをベースに木型から企画したコレクションです。トゥはストレートチップで、現在では希少な3本針ミシンを使ったステッチラインが特徴的。別名「ピューリタンステッチ」とも呼ばれています。上質なカーフレザーにポリッシュ加工を施しているので、汚れにくく雨にも強い仕上がり。

サンダース「ミリタリーキャップトゥ チェルシーブーツ 1140」

アイテム3:トリッカーズ「ヘンリー」

出典:楽天市場

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同じくノーザンプトンを代表するブランドで、1829年に創業したトリッカーズ。フルブローグのカントリーコレクションが代表的で、そのブーツの中でも人気が高いのがサイドゴアブーツ「ヘンリー」です。無骨なムードで厚みのあるダブルソールですが、全体としてはエレガントな佇まい。水はけをよくするブローキング(穴飾り)や水の侵入を防ぐストームウェルトなどからカントリーなテイストが漂っています。

トリッカーズ「ヘンリー」

アイテム4:ジョゼフ チーニー「ゴドフリー」

出典:楽天市場

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1886年にノーザンプトンで誕生し、約160もの工程を経て高品質なシューズを発信しているジョゼフ チーニー。創業125年を迎えた際に登場した木型「125ラスト」のチェルシーブーツは、計算しつくしたシェイプとフィッティングのよさが魅力です。カーフレザーの上質な質感も相まって、足元をエレガントに演出できます。

ジョゼフ チーニー「ゴドフリー」

アイテム5:ジャラン スリウァヤ「98756」

出典:楽天市場

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ジャラン スリウァヤは、革靴の本場である欧州の銘柄にも引けを取らないクオリティーの革靴をリーズナブルに発信しているインドネシアのブランドです。本作は自然な丸みを帯びたエッグトゥが特徴の定番ラスト「エドワード」を用いたサイドゴアブーツ。アッパーの素材はフランス製のカーフレザーで、シンプルなデザインにその上質な風合いが引き立っています。アウトソールはグリップ力と耐摩耗性を備えていながらドレッシーな雰囲気を持つ「ダイナイトソール」を採用。

ジャラン スリウァヤ「98756」

アイテム6:ソロヴェアー「ディーラーブーツ」

出典:楽天市場

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ソロヴェアーも1881年にイギリスのノーザンプトンで誕生したフットウェアブランド。創業1年目にして政府からアーミーブーツの製作依頼を受けた技術力は今でも健在です。細部までこだわり、無骨ながらカジュアルすぎないバランスを実現しています。こちらは上品なスムースレザーのモデルですが、こなれ感のあるスエード製も狙い目!

ソロヴェアー「ディーラーブーツ」

アイテム7:コーチ「メトロポリタン チェルシー ブーツ」

出典:楽天市場

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皮革工房からスタートしたコーチはバッグや革小物だけでなくレザーシューズも圧巻の出来栄え。定番のサイドゴアブーツ「メトロポリタン チェルシーブーツ」は、トレンドに左右されないクールなスタイルが大きな魅力です。ミニマルなデザインだからこそアンティーク感のあるレザーの色味が際立ち、エレガントなムードを演出。バックヒールにはブランドシグネチャーである「C」のメタルロゴが付属し、品よく個性を主張しています。

コーチ「メトロポリタン チェルシー ブーツ」

アイテム8:パラブーツ「シャンフォート」

出典:楽天市場

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パラブーツはすべての工程を自社生産しているフランスのブランド。「シャンフォート」は伝統的なノルヴェイジャンウェルト製法を用い、アッパーには撥水性のあるスエードが使用されています。ヴァンプに長さを持たせているので、足を包み込むようなフィット感を堪能できます。

パラブーツ「シャンフォート」

アイテム9:バーウィック「632」

出典:楽天市場

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バーウィックは、1991年に創業したスペイン南東部のファクトリーブランド。世界でも有数の素材とすぐれた職人技を用い、イギリスのクラシックテイストとイタリアやフランスの色気を融合したレザーシューズを生み出しています。多くの部品や手間だけでなく、高い技術も必要なグッドイヤーウェルト製法で長持ちするように仕上げていますが、比較的リーズナブルな価格に抑えられている点もうれしいポイントです。本作はシャープなラウンド型のトゥデザインを採用しているので、足先をきれいに演出してくれます。またソールには、強度とクッション性をあわせ持つビブラム社製の靴底材を採用。

バーウィック「632」

アイテム10:コールハーン「ホーソーン チェルシーブーツ」

出典:楽天市場(コールハーン 楽天市場店)

出典:楽天市場

アメリカ生まれのコールハーンは、洗練されたドレッシーなデザインと快適な履き心地を融合したアイテムが得意。このサイドゴアブーツもオーセンティックな仕様とスタイリッシュなシルエットをキープしながら、足元を快適にサポートする贅沢なクッショニングを実現しています。クセのない仕上がりで、まさにオンからオフまで履き回せる逸品。

コールハーン「ホーソーン チェルシーブーツ」

アイテム11:クラークス「クラークデールイージー」

出典:楽天市場

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今回ピックアップしているほかの英国ブランドとは異なり、少しカジュアルなシューズを得意としているのがクラークスです。「ワナビー」や「デザートブーツ」など数々の名作を輩出してきました。このサイドゴアブーツにもブランドの代名詞であるクレープソールを採用。ただし、アッパーと同色で揃えて上品なイメージに仕上げています。さらに、プレミアムスエードの上質感と流麗なフォルムもエレガントなムードの演出にひと役買っています。

クラークス「クラークデールイージー」

アイテム12:アルフレッド バニスター「シューインシュー チェルシーブーツ」

出典:楽天市場

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モード感や色気のあるデザインを得意とするアルフレッド バニスターのなかで、スタンダードなコレクションを展開しているラインが「シューインシュー」。こちらのサイドゴアブーツもオーセンティックな佇まいです。 すっきりしたラウンドトゥと、筒部分の滑らかなフォルムが特徴的。それでいて筒周りはゆったりしていて、オールマイティーに履き回せる設計です。深みのあるカーフレザーの色合いも魅力的。

アルフレッド バニスター「シューインシュー チェルシーブーツ」

アイテム13:三陽山長「誠十郎 サイドゴアブーツ」

出典:楽天市場

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日本人の感性を生かした紳士靴の理想像を追求し、長く愛される極上の逸足を生み出している三陽山長。ドレスシューズがメインのラインアップの中で希少なブーツタイプのモデルが「誠十郎」です。特筆すべきはサイドゴアのデザイン。履き口に向かって広がる形状によって着脱しやすくするいっぽう、ソールに向かって絞った形状でシャープなイメージを演出しています。キメが細かく毛足が揃ったスエードは、やわらかさ、しなやかさ、適度なハリ感が同居。オリジナルの日本製ラバーソールはグリップ性と耐摩耗性を兼ね備えています。

三陽山長「誠十郎 サイドゴアブーツ」

アイテム14:パドローネ「サイドゴアブーツ エドガー」

出典:楽天市場

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2006年に誕生したパドローネは、東京都の下町に工房を置くシューズブランド。比較的若いブランドながら、熟練した職人の手作業と機械の技を組み合わせたクオリティーの高いプロダクトが高い人気を誇ります。こちらのサイドゴアブーツは追加生産をするほどの人気モデル。アッパーにはクロムなめしの牛革に、スコッチガード皮革保護剤加工を施したウォータープルーフレザーを採用しています。さらに、底材はグリップ力も高くて水にも強いビブラムソールなので、天候に左右されることなく履けるのも優秀です。

パドローネ「サイドゴアブーツ エドガー」

アイテム15:ドクターマーチン「2976 MONO チェルシーブーツ」

出典:楽天市場

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世界中のストリートでさまざまなカルチャーとファッションをリードし続けているドクターマーチン。若者向けというイメージがありますが、こちらはウェルトステッチまでブラックで統一しているので洗練された大人な表情です。エアクッション付きソールを備えたウェルト構造と「AirWairヒールループを搭載しているので、履き心地にもすぐれています。

ドクターマーチン「2976 MONO チェルシーブーツ」

アイテム16:マドラスウォーク「MWL1106」

出典:楽天市場

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端正な見た目でいて、すぐれた機能を装備しているのがマドラスウォークの魅力。このサイドゴアブーツはゴアテックスファブリクスを用いているので、水の侵入を防ぐだけでなく、ブーツ内をドライで快適に保ってくれます。ソールには雨の日の濡れた地面での歩行も滑りにくい、軽量でソフトなEVA加工ソールを採用。

マドラスウォーク「MWL1106」

アイテム17:ブランドストーン「クラシックコンフォート」

出典:楽天市場

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オーストラリアのタスマニア島で誕生したブランドストーンは、機能性とデザイン性を兼備するシューズブランド。サイドゴアブーツは同ブランドの代表作で、こちらのハイグレードモデルはゆるやかな丸みのあるフォルムが特徴です。耐久性や耐水性も高く、それでいて軽やかな履き心地を楽しめます。中敷きには歩行時の衝撃を吸収する「ショックプロテクションシステム」を搭載。

ブランドストーン「クラシックコンフォート」
近間恭子
Writer
近間恭子
ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。メンズ・レディースの雑誌やWEB媒体、カタログなどで活動している。 ビジネスからカジュアルまで、メンズファッション全般を得意としているが、昨今は趣味がこうじて旅企画も担当。
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金原望弥(編集部)
Editor
金原望弥(編集部)
大学卒業後、出版社にて月刊誌の編集に従事。その後、カカクコムに入社し、ファッションメディア「TASCLAP」を経て、「価格.comマガジン」へ。腕時計やアウトドアを担当するZ世代エディターです。
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