ダウンジャケットは今、ビジネススタイルでも大いに活用されています。“スーツに似合う”をテーマに、選び方から着こなし方、さらにはおすすめモデルまでを一挙紹介します!
出典:楽天市場
ダウンジャケットは、カジュアルなイメージがあるものの、意外とスーツと相性がよいもの。以前からその着こなしを実践している人はいましたが、ビジネススタイルの多様化によって、今後さらに浸透することが予想されます。ダウンはとにかく防寒性にすぐれているので、寒い日の通勤や外回りも苦になりませんし、相反するテイストのMIX感がワンランク上のスタイリッシュなビジネススタイルを構築してくれます。暖かくて、かつおしゃれに仕上がるとなれば、取り入れない手はありません。
スーツ×ダウンの着こなしが浸透してきているものの、カジュアルスタイルと同じダウンではチグハグな印象を与えてしまうことも。そこで“スーツに似合う”をキーワードに、ビジネススタイルで重視するべきダウンの選び方をご紹介しましょう。
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ほとんどのダウンは、ポリエステルやナイロンといった強度のある生地が使われていますが、光沢が強すぎるとカジュアル度が高くなってしまいます。スーツにマッチするのはマットな生地感。また、ウールやウールライクな生地も相性抜群なので候補に入れたいところです。そういった生地をセレクトすればダウンジャケットが浮くことなく、ビジネススタイルにも自然と溶け込んでくれますよ。
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生地だけでなく、もちろん色やデザインもこだわる必要があります。まず色はステンカラーコートやウールコートなどと一緒で、黒やグレー、ネイビーなどの定番色がベター。いっぽうデザインは、なるべく装飾が控えめのシンプルなデザインを選ぶこと。そうすればダウン特有のカジュアルなイメージを中和でき、ビジネスシーンでより取り入れやすくなるはずです。
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見落としがちですが、意外と重要なのがダウンの丈感。いくら生地や色、デザインに気を付けていても、着丈が短すぎると、軽減したはずのカジュアル度が高まってしまうんです。そうならないためにも、ジャケットの裾がすっぽり隠れる着丈を選ぶようにしましょう。短めをチョイスする強者もいますが、大抵の人が失敗するので真似しないのが賢明です。
ダウン×スーツの着こなしを成功させるなら、何よりダウン選びが重要です。ここでは3つのタイプ別におすすめをピックアップ。ビジネスシーンではもちろん、カジュアルスタイルにも活用できるモデルばかりなので、きっとワードローブに加えたくなるはずです!
ステッチが施された一般的なダウンジャケットは、とにかくマットな生地感であることが最優先事項。というのも、このタイプで光沢ある生地が使われていると、一気にスポーティーになってしまうから。最近はウールのように品のある生地感も多いのでチェックしてみましょう。
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撥水性が高く、マットな光沢感が特徴のナイロンシャモニーを表地に採用。ダウンパック製法によってボリュームを抑えているので、保温性にすぐれていながらもすっきりと着こなせます。首周りに立体感をもたらすフード一体型のデザインにより、ビジネススタイルをスタイリッシュに格上げしてくれるはず。
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米軍の「N-3Bフライトジャケット」のディテールを落とし込んでいながら、シルエットはタトラスらしくスマート。しかも、ヒップがすっぽりと隠れる丈感なので、スーツスタイルに羽織ってもバランスよく仕上がります。表地にはウール×シルクの軽量ウールを使用。耐久性のある撥水加工が施されているので、雨の日でも安心して着用できます。
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再生ポリエステルを表地と裏地に採用したエルエルビーンのダウンは、マットな質感&長めの着丈でビジネススタイルにも好マッチ。さらに、濡れると保温力を失ってしまうというダウンのデメリットを、撥水性や速乾性が高い「ダウンテック ・ダウン」を使うことで解消しています。洗濯機の使用が可能なところもうれしいポイント。
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大人にふさわしいリュクスなダウンを得意とするイタリア発のムーレー。今回ピックした「モリス」は、名作「シーロ」をミディアム丈にアレンジしたもの。それによってよりビジネス使いがしやすく、さらにはメリノウール×カシミヤの上質な風合いも相まってワンランク上の着こなしへと導いてくれるはずです。ブランドの象徴でもある、襟元の柔らかなファーも健在。
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表地に使用しているウール×ポリエステルのサキソニー生地は、すぐれた耐久性と高級感を両立できるのが魅力。さらに裏側に施したフィルムラミネート加工によって防風性を向上させ、700フィルパワーの「河田ダウン」を封入することで抜群の保温性も実現しています。幅広いシーンや着こなしに対応するよう、着丈はやや長めに設定。フードは取り外し可能で2通りの表情を楽しめるのもうれしいポイントです。
ダウンジャケットがスポーティーに見える理由のひとつは、羽毛の位置をキープするために均等なステッチが施されているから。つまり、このステッチがないと特有のスポーティーさが軽減されてスーツになじみやすく、スマートなビジネススタイルが手に入れられます。
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1970年代にワークウェアとして誕生した「アークティックパーカ」をアップデートした定番モデル「ニューアークティックパーカ」。コンパクトなシルエットでやや短めの着丈ですが、ヒップが隠れるくらいの丈感なのでビジネススタイルにも対応します。ジャケットの上に羽織ってもストレスが少ない前振りの袖など、こだわりのパターンにも注目を。
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オン/オフ兼用で使うことも想定し、肩周りや腕のパターンを立体的に、かつジャケットの裾も隠れるミドルレングス丈に仕上げた「アヌシー」。表地には高密度に織られたポリエステルの「ギャバジン」を使用し、ポリウレタン膜にラミネート加工を施しているので適度な撥水性も備えています。襟元とフロントポケットの内側は、暖かな肌触りのフリース製に。
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カナダグースの人気モデル「ラングフォード」は、すっきりとした現代的なシルエットと長めの着丈が特徴。ヒップがすっぽり収まるのでジャケットが見える心配もなく、防寒性や保護性も抜群に高いモデルになっています。フードにもダウンが入っていたり、手袋いらずのアームウォーマーポケット付きだったりと、冬を暖かく快適に過ごせる工夫も満載です。
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アメリカ軍のフライトジャケット、「N3-B」がベース。ポリエステルとコットンを高密度で織り上げたしっかりとした生地は、マットな風合いゆえにビジネススタイルにも取り入れやすくなっています。フード口には肌触りと保温性をアップさせるフリース素材、動きやすさを向上させるために袖にボリュームを持たせるなど、細部にもこだわりが光る仕上がり。
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ビジネススタイルとも相性がいいロングコートダウンは、ナノ・ユニバースで人気の「西川ダウン」シリーズの新型。表地には全方位に伸縮するしなやかな素材が用いられており、裏面にはポリウレタンラミネートを施しているので防風性もバッチリです。フード部分に高さを持たせているので、スタイリッシュな雰囲気で着こなせるのも見どころ。
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デュベティカを代表する「ジェライント」の後継モデルにあたる「ジェライオネドゥエ」。米軍の「N3-Bフライトジャケット」をベースにしており、高い保温性や防風性は確保しながら、着膨れすることなくすっきりと着こなせます。ブランドのアイコンでもあるフードまで続くファスナーも健在で、バックスタイルの絶妙なアクセントになってくれるはず。
ダウン×スーツの着こなしが暖かくておしゃれとわかっていても、まだまだ抵抗がある人もいるかと思います。そこでおすすめしたいのがダウンコートタイプ。ダウンはライニングや裏面に使用しているので、普通のコートのようにスタイリングできるのが最大の魅力です。
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ビジネス使いもできるシンプルな見た目ながら、このステンカラーコートは機能がスゴいんです。まず、使用している素材は独自開発の「オーロラテックス」。雨などの侵入を防ぐ耐水圧20,000mmを誇り、それでいて透湿性も高いのでダウン内部の湿気を外に逃してドライで快適な着心地を維持してくれます。ゆったりとしたシルエットなので、スーツの上に羽織っても窮屈感がないのもうれしいところ。
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着膨れすることなくすっきり着こなせるキルトダウンのフーテッドコート。使用しているダウンは800フィルパワーなので、見た目とは裏腹に防寒性も抜群です。フラップ付きフロントポケットもデザインアクセントになっており、両サイドにはスナップボタンで開閉できるスリット入り。コートのインナーとしても活躍するので、1着持っているとかなり重宝しますよ。
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タケオキクチでロングセラーを続けている3WAYブルゾンが、より着やすく便利にアップデート。ライナーやフードの着脱がスムーズにできるように修正し、さらには着心地とスタイリッシュさを両立できるシルエットに進化しています。表地には撥水・抗毛玉・防水の機能を持ちながら、ウールのような上品な風合いを実現した「ラナテックエコ」を採用。
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薄くダウンを入れて、保温性と軽さを両立したライトダウンコート。ベーシックなステンカラーコートのデザインですが、やや長めの丈とゆったり羽織れるフォルムが特徴です。生地にはストレッチ性のある「ソロテックス」素材を使用。マットな表面感が上品な雰囲気を演出してくれます。暗くなりがちなビジネススタイルだからこそ、やわらかなアイボリーカラーの一着で差をつけてみては?