ダウンやコート、ブルゾンは、毎シーズン欲しくなるアウター。トレンドも気になりますが、まず押さえるべきは定番です。ここで王道ブランドの人気アウターを一挙ご紹介!
出典:楽天市場
トレンドが目まぐるしく変化する時代だからこそ、アウター選びは悩ましいもの。しかし、流行は短いスパンで変化しますから、手当たり次第に旬のアウターを買い足すのは非効率。もちろんトレンドも気になるところですが、長く着られる“正解”のアウターを探しましょう。
出典:楽天市場
大人にとっての正解アウターとは、時代・流行が変化しても愛用していけるもの。となれば、知るべきは王道ブランドが手掛ける永世定番モデルでしょう。永世定番と呼ばれる名品はどれもベーシックかつ完成度の高いアイテムなので、主役としての安定感は抜群! トレンドに流されることなく着られますし、作りも実に良質です。
出典:楽天市場
本記事では、ダウン・コート・ブルゾンという3つのカテゴリでそれぞれ王道ブランドを紹介しつつ、各名作アウターを厳選。「永世定番と言われても、どんなものがあるがピンとこない……」という方でも、このなかからチョイスすれば安心です。どれも一生モノ級のよき相棒となるはず。
まずは暖かさで頭ひとつ抜けたダウンアウターからご紹介。いずれもすぐれた機能性と高い汎用性を兼ね備え、冬のヘビロテアイテムとなるのは確実です。どのブランドも実力派だけに決して安価ではありませんが、値段以上の価値があります。
出典:楽天市場
ザ・ノース・フェイスきっての売れ筋ダウン「ヌプシジャケット」。このモデルは発売当時のデザインを再現した復刻版です。ボディには破れに強いリップストップナイロンを使っていてタフに着用可能。シルエットはほどよくボリューミーですが、着丈が短めの設定なので野暮ったく映りません。
出典:楽天市場
滋賀県を本拠地とする実力派ダウンブランドが手掛ける定番の一着。表地には耐水圧20,000mm、透湿性6,000g/m2/24hrsを誇るオリジナル素材「オーロラテックス」を用いており、悪天候下でも強さを発揮してくれます。羽毛には760フィルパワーの高品質なスパニッシュダックダウンをピックアップしており、保温性も申し分ありません。なお、本作はゆとりあるシルエットなので、中には厚手のインナーも余裕で着込めます。
出典:楽天市場
岩手県奥州市(旧水沢市)の水沢工場で作られる「水沢ダウン」シリーズから展開されている、人気モデルの「マウンテニア」。機能とデザインの融合を掲げるデサントオルテラインだけあり、ミニマル顔ながら機能面はハイスペックです。シビアなアウトドアシーンにも対応できる防水透湿ファブリックが表地に採用されているほか、中には調達過程を追跡できる最高品質のトレーサブルダウンをたっぷりと充填。さらに、裏地にウェア内を快適温度にキープする保温素材「ヒートナビ」を取り入れています。
出典:Amazon.co.jp
MADE IN CANADAを今も貫く名門ブランド、カナダグース。特に人気モデルとして名高いのがこちらの「ジャスパー」です。定番型の「シャトー」を基盤として、日本人体型に合わせてシルエットがモディファイされているのですっきりと着こなせます。表地は高強度素材の「アークティックテック」で、封入されるダウンはカナダ・アルバート州産です。
出典:楽天市場
ウールリッチは1830年に産声を上げた、アメリカ最古のアウトドアブランド。その代表作として名高いのがこちらの「ニューアークティックパーカ」です。デザインは1970年代にアラスカのパイプライン作業員用に考案された「アークティックパーカ」がベース。表地には丈夫な60/40クロスを用いつつ、フッ素樹脂加工を施すことで撥水性を強化しています。ジャケットの上からでも羽織れるようにパターンメイクしているので、BIZスタイルのお供にもぴったり。もちろん暖かさに関しても折り紙付きです。
出典:楽天市場
イタリア・ミラノを拠点に置くタトラスは、スマート&ラグジュアリーなダウンウェアが人気。なかでもロロ・ピアーナ社のウール生地で仕立てた「ドミツィアーノ」は、ブランドでも屈指の売れ筋です。上品なイメージを損なわないように、ジップすべてにシルバーメタルを使っているのもタトラスらしいこだわり。しかも、羽毛は最高級のホワイトグースです。
出典:楽天市場
フランスで1859年に創業した老舗ダウンブランド。日本には2016年に上陸したばかりですが、すでに欧州では揺るぎない地位を獲得しています。そんな同ブランドを象徴する大ヒットモデルの一角がこの「アヌシー」。長めのミドルレングスを特徴としており、ビジネススーツの上からでもすんなりと着用できます。また、ピレネー山脈の麓という厳しい気象条件で育ったダックから採取した極上羽毛を封入し、その暖かさは折り紙付き! 表地にはラミネート加工を施した高密度ポリエステルギャバジンを使っており、撥水性も信頼が置けます。
出典:楽天市場
2002年にイタリアで始動したデュベティカは、歴史こそ浅いもののすでにプレミアムなダウンブランドとして地位を確立。しかも、フランスの規格協会による最高品質ダウンの証し「キャトルフロコン」のマークも取得しています。ショート丈ダウン「ディオニシオ」は、毎シーズン展開されている鉄板モデル。生地にはソフィレタ社製のウルトラシャイニーナイロンが使われ、美麗な光沢を放ちます。
出典:楽天市場
1960年代に米国で生まれ、現在はここ日本で復刻されているリバイバルブランドより。看板モデル「クリスティベスト」は、アメリカ産の天然ムートンを使った襟やヨークの一枚革仕様など、本格的なディテールを魅力としています。また、特注で製作したナイロンタフタはビンテージのように深みのある風合い。フィリングには撥水加工で仕上げたヨーロッパ産ダウンを使っていて、濡れた際にも保温性を確保できます。
続いて紹介するのはコートブランド。ステンカラーやダッフル、ピーコートなどさまざまなデザインがあるので、自分の好みと相談しながら品定めしましょう。基本的にどのコートも品のよいルックスなので、着こなしの格上げには打ってつけ。
出典:楽天市場
ゴム引きコートの生みの親としても有名な、200年の歴史を誇る由緒正しき英国のコートブランド。ここで紹介する「ダンフォード」は、ブランドの看板コート「ダンケルドML」の後継作として展開されているモデルです。上質なウール生地の裏に防水透湿フィルムを貼り合わせた、ロロ・ピアーナ社の「グリーンストームシステム」を採用しているため、雨の日でも憂いなく着用可能。シルエットはステンコートらしいゆったりめのAラインで、どんなインナーとも合わせられます。
出典:楽天市場
ダッフルコート界のリーディングブランド、グローバーオールは、1951年にイギリスで設立。今も英国メイドの質実剛健なダッフルを作り続けています。今回おすすめしたいのは、ビンテージスタイルを復刻した「3512」。肉厚なメルトンウールボディにリッチな水牛トグルや両肩の当て生地など、随所に伝統的なアプローチを落とし込んでいます。色鮮やかなタータンチェック仕様となった裏地も印象的なポイント。
出典:楽天市場
英国で創業し、ロイヤルワラントの称号も与えられている一流コートブランド、グレンフェル。同ブランドのコートコレクションの中でも注目すべき存在が、ステンカラータイプの「スリムキャンベル」です。古きよき英国スタイルを踏襲しつつも現代的な細身仕様に昇華したモダンクラシックなデザインが持ち味で、大人の装いをこなれた雰囲気へと導いてくれます。生地にはコットン100%でありながら、防水性と防風性が高いオリジナル素材「グレンフェルクロス」を使用。
出典:楽天市場
バブアーは1894年にイギリスでその歴史をスタート。防水性・耐久性・保温性にすぐれたワックスド素材のアウターが看板商品として知られています。とりわけビッグヒットしているのが、乗馬用コートとして1980年に開発された「ビデイル」。こちらの「SL」モデルは、同作をスリムシルエットにアレンジした日本限定版で、スマートに着用できます。ワックスドクロスならではの、コクのある経年変化も存分に楽しみたいところ。
出典:楽天市場
キルティングジャケットの定番ブランドと言えば、英国の雄、ラベンハムでしょう。特にこちらの「デンストン」はブランド内屈指の人気モデルとして名を馳せています。表地には上品な風合いと撥水性を兼ね備えるブランド独自のポリエステル生地「ラブンスター」を使用。内部には100gの中綿が充填されていますから、軽量ながら保温性にも秀でています。デタッチャブルフードが付き、2WAYで着こなせる点も高評価!
出典:Amazon.co.jp
ピーコートやライダースジャケットで数多くのマスターピースを世に送り出している米国ブランド、ショット。とりわけ大人の日常着としてイチ押しなのがこちらの「753」です。ピーコートの定番型「740」を細身&ショート丈にアップデートしたモデルで、都会的な着こなしを叶えてくれます。USメイドという生産背景もオトコ心をくすぐるポイント。
出典:楽天市場
英国陸海軍に正式採用された歴史を持ち、さらにはロイヤルワラント(=英国王室御用達)の称号も獲得するなど、トレンチコートの名門として揺るぎない存在であるバーバリー。そして同ブランドの顔とも言えるのが、こちらの傑作「ケンジントン」です。風格漂うダブルブレストスタイルで、素材には耐久性&撥水性に長けたコットンギャバジンを起用。裏地にはお得意のバーバリーチェックが施され、洒脱なアクセントとしてきいています。なお、こちらはミドル丈ですが、ほかにもショート丈やロング丈のモデルも展開。
出典:楽天市場
ステンカラーコートの「セルビー」はシャープな形状と3レイヤー素材によるすぐれた防水透湿性を両立した快作。手掛けるのはマッキントッシュから派生したデイリーカジュアルブランド、トラディショナルウェザーウェアです。むだを省いたきわめてシンプルなデザインなので、オン・オフ問わずあらゆるシーンで活躍してくれます。
最後にお見せするのはメンズファッションシーンを彩ってきた名作ブルゾン。ここではショート丈のジャケットをブルゾンと定義して、珠玉の逸品たちを紹介します。着回し力の高さは全品共通!
出典:楽天市場
ライダースジャケットのトップブランドで、展開するアイテムはどれも数十年単位で付き合っていけるものばかり。この「タイプB」は、ラインアップの中で最もべーシックなスタンドカラーのシングルライダースです。最上級のカウハイドレザーを使い、アメリカの工場にて生産されています。
出典:楽天市場
毎年売れに売れているパタゴニアの大ヒットアウター。保温効果の高い6mm厚のシェルパフリースを使っており、苛酷な野外シーンでも暖かさをキープしてくれます。モコモコとしたリラックス感ある見た目で、ファッションシーンでも大活躍。また、地球環境に配慮したモノ作りを徹底するパタゴニアらしく、フリース生地にはリサイクルポリエステルを活用しています。
出典:楽天市場
英国の雄、バラクータと言えば、1948年にリリースされたスイングトップの元祖「G9」があまりにも有名。映画「華麗なる賭け』でスティーブ・マックイーンが着用し、爆発的にヒットしました。現行品は昔ながらのディテールを引き継ぎつつ、シルエットをモダナイズ。完成されたシンプルデザインはもちろん、フッ素樹脂加工で撥水性に長けるのも利点です。
出典:楽天市場
フレンチブランドらしい洗練された日常着を提案するダントン。その定番アウターと言えば、ウールモッサ素材を使ったジャケットが知られています。同素材は、メルトンライクな風合いを持ちながら、やわらかい着心地なのが大きな特徴。また、こなれ感あるショールカラーや、クラシックなレザーのくるみボタンなど、生地だけでなくディテールもこだわり抜かれています。チンストラップが付くのもうれしく、スタンドカラーにして着用することも可能です。
出典:楽天市場
米軍のサプライヤーとして軍用ジャケットを4,000万着以上生産してきたアルファ インダストリーズ。頑強なヘビーナイロンで仕立てられるMA-1ジャケットは、ブランドの顔とも言えるプロダクトです。このモデルは従来よりもタイトなシルエットにブラッシュアップされており、街着としてもおしゃれ!
出典:楽天市場
米国を代表するワークブランド、フィルソンが1914年に開発したロングセラージャケット。森林作業員用のアウターとして生まれ、今も当時と同じ製法で生産されています。マッキーノウールと呼ばれる厚手のウール素材で仕立てられていて、防寒性&防風性は申し分ナシ。背面には大容量のフラップポケットを搭載しています。
出典:楽天市場
カナダを拠点とするアークテリクスは、最高峰の素材・技術を駆使したアウトドアウェアを発信。なかでも「ゴアテックス」アウターはブランドが得意とするアイテムです。この一着では、3レイヤー構造のハイクラスな「ゴアテックス」素材を使い、圧巻の防水性・防風性・透湿性を実現しています。過酷なフィールドに対応するスペックを持ついっぽう、ミニマルなルックスでタウンユースもお手のもの。街に自然にとシーンをまたいで活用できます。
出典:楽天市場
ブランド設立3年後の1968年に発表された「マウンテン・パーカー」は、世にあるマウンテンパーカーの原型となっているアウトドア界のオリジン。米国製の頑強な60/40クロスを、今も変わらず使い続けています。フロントにマチ付き大型ポケットが付属するほか、背面にもマップポケットを装備し、収納性も実にハイレベル。