2016年に3000本が完売した話題のアナログ系スマートウォッチから新色がデビュー

LINE通知も可! “充電いらず”のスマートウォッチ「エコ・ドライブ Bluetooth」

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2016年、光発電時計を発売して40年を迎えたシチズン時計は、スマートフォンとつながる光発電搭載の腕時計「エコ・ドライブ Bluetooth」(品番:BZ1025-02E/メーカー希望価格86,400円/税込)を日本で初展開。世界で3000本の数量限定販売だったが、その先駆的なデザインと、使い勝手のよさから発売後約2か月で完売した。

そして2017年7月7日、デザインと機能を踏襲した新しいカラーバリエーションが発売された。それが、青く輝く「エコ・ドライブ Bluetooth」(品番:BZ1020-22L/価格.com最安価格56,200円/2017年7月18日時点)だ。

「エコ・ドライブ Bluetooth」は、Bluetooth機能があることをイメージさせるブルーがベースカラーに選ばれた。右下のスマホ画面に映っている光は、本機の発電量を視覚化した「ライトレベル インディケーター」(後述)

フル充電で最大約4年可動

「エコ・ドライブ Bluetooth」の最大の特徴は、光発電機能「エコ・ドライブ」を搭載すること。太陽光だけではなく室内のわずかな光も電気エネルギーに変換して腕時計を動かし、余った電気は二次電池に蓄える。電池交換もケーブルによる充電も不要で、一度フル充電すれば、光のない暗所に置いておいても最大約4年間(パワーセーブ作動時)動き続ける。

専用アプリ「エコ・ドライブ Bluetooth」(iOS/Android対応)は、文字盤に当たる光による発電量を7段階で表示する機能「ライトレベル インディケーター」を搭載。場所ごとの発電量の違いがわかり、視覚的にも面白い

右上の機能針が指しているのが充電量(4段階)。数日の間、外出時には必ず着用し、スマホとも1日5〜6時間近く連携していたが、充電量は常に満タンだった

スマホ連携でスマートウォッチのように活躍

「エコ・ドライブ Bluetooth」は、Bluetooth接続でスマホと連動。腕時計を今いる場所の時刻に自動修正できる。また、アプリ内の世界地図をタップ、あるいは都市名を入力するだけで、腕時計をUTC(協定世界時) を含む世界316 都市の時刻に合わせられる。つまり、世界中どこにいてもスマホと連携すれば、その場所の正確な時刻にすぐ合わせられる。

地図上で都市をタップして「送信」ボタンを押すだけで、時計側の時刻を自動修正できる

地図上で都市をタップして「送信」ボタンを押すだけで、時計側の時刻を自動修正できる

「エコ・ドライブ Bluetooth」は、スマホアプリの通知機能とも連携できる。スマホに電話の着信やキャリアメール受信、カレンダーのリマインドなどの通知表示が出た際、「針の動き」「音」「振動」で知らせてくれる。もちろんその内容はスマホの画面でチェックするしかないが、Gmail、LINE、FacebookのMessenger、Instagramなど、主要なSNSアプリの通知にもあらかた対応しているのがうれしい。

通知項目は自由に選択可能。また、各項目では「針の動き」「音」「振動」から通知方法も選べる

通知項目は自由に選択可能。また、各項目では「針の動き」「音」「振動」から通知方法も選べる

スマホとの連携に関しては、試用してみてひとつ気になる点があった。価格.comにおける「エコ・ドライブ Bluetooth」のユーザーレビューに書いてある通り、本機はBluetoothの自動再接続ができないのだ。本機を着用したユーザーがスマホから離れたり、スマホのBluetooth機能をオフにしたりすると、本機とのBluetooth接続は当然切断される。そのたびに、本機のボタンをワンプッシュして再接続しなくてはならない。これが人によっては少し手間に感じるだろう。なお、Bluetoothが切断されたことを時計側に通知する設定は可能だ。

右上の機能針が指している「LINK」のオン/オフが、Bluetooth接続の状態を表す。再接続させるためには、スマホ側ではBluetoothをオンにした状態で、時計の右下のボタンをワンプッシュする必要がある

「エコ・ドライブ Bluetooth」と連携しているスマホが見当たらないとき、本機を操作してスマホに音を鳴らさせて、見つけやすくすることもできる(スマホが通信可能範囲にある場合)。また、スマホを置き忘れた際も、腕時計が「音」「振動」「針の動き」で通知。スマホの紛失を防げて便利だ。

アナログ時計としても優秀

「エコ・ドライブ Bluetooth」には、スマートウォッチにありがちな“機能は豊富だが、時計としてあまりかっこよくない”というジレンマはない。ガラスは、無反射コーティングを施した、傷に強いサファイヤガラスを採用。そこにカット加工を施しており、見る角度によってブルーの盤面の表情が変わる。一見スマートウォッチには見えないアナログ時計としての優美さは、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールであるシチズン時計ならではである。

サファイヤガラスの周囲にカット加工が施され、光の反射具合で表情が変わる。なお、ケースは水仕事には支障がない10気圧防水に対応。サイズ(設計値)は、ケース径が48mm、厚みが15.5mm

「エコ・ドライブ Bluetooth」の重量は、実測値で128g(ウレタンバンドは筆者の腕に合わせてカットして短くしているため参考値として)

【まとめ】アナログの美しさとデジタルのスマートさを兼備

「エコ・ドライブ Bluetooth」は、アナログ時計としての優美さを備えながら、光発電技術と最低限のスマホ連携機能を搭載しており、使い勝手がよい。アナログ時計派だけど、「通知機能」「スマホ探索」「アラーム」など、スマートウォッチの基本的な機能を使ってみたい人に最適な1本だといえる。

とはいえ、Bluetooth接続の安定性はそこそこだったので、通知機能は“補助”的な役割で考えておくとよいだろう。また、欲張ってアプリの通知を何個もオンにしてしまうと、頻繁に通知が来てしまうので、同機能は本当に必要な1〜2個のアプリに絞って使ったほうがよさそうだ。

牧野裕幸(編集部)

牧野裕幸(編集部)

月刊アイテム情報誌の編集者を経て価格.comマガジンへ。家電のほか、ホビーやフード、文房具、スポーツアパレル、ゲーム(アナログも含む)へのアンテナは常に張り巡らしています。映画が好きで、どのジャンルもまんべんなく鑑賞するタイプです。

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2017.9.22 更新
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