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人気のゴルフ機能が進化! 「HUAWEI WATCH GT 5」は本格的スポーツウォッチだ

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2024年10月2日、ファーウェイはスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」シリーズの第5世代「HUAWEI WATCH GT 5 Pro / GT 5」を発表。そして、フラッグシップモデル「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色「グリーン」が登場した。いずれも発売日は2024年10月9日となっている。

左から、「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色、「HUAWEI WATCH GT 5」、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」

左から、「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色、「HUAWEI WATCH GT 5」、「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」

高級感溢れる素材とデザインの「GT 5 Pro」

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」(以下、「GT 5 Pro」)は、46mmと42mmの2サイズが展開。それぞれに素材とカラーの異なるバリエーションが用意されている。

46mmはボディにチタニウムを採用。ベルトはチタニウムとフルオロエラストマーの2モデルが用意されている。

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」46mmのチタニウム/チタニウムベルト、市場想定価格(以下同)65,780円(税込、以下同)

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」46mmのチタニウム/チタニウムベルト、市場想定価格(以下同)65,780円(税込、以下同)

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」46mmのブラック/フルオロエラストマーベルト、48,180円

「HUAWEI WATCH GT 5 Pro」46mmのブラック/フルオロエラストマーベルト、48,180円

42mmはボディにセラミックを採用。46mmと同様に2モデルが用意されており、セラミック/セラミックベルトは87,780円、ホワイト/フルオロエラストマーベルトは65,780円となる。

写真は、「HUAWEI WATCH GT 5」42mmモデルのセラミック/セラミックベルト

写真は、「HUAWEI WATCH GT 5」42mmモデルのセラミック/セラミックベルト

「GT 5 Pro」のディスプレイには、傷が付きにくく高い摩耗性を持つサファイアガラスを採用。発表会場では、ディスプレイにドリルを当てるテストの映像が流れ、製品の耐久性の高さを感じさせた。さらに、前世代同様の防水防塵性能である5ATMに加え、高温と高水圧の保護規定であるIP69Kも取得。素材と防水性能の強化により40mのフリーダイビングにも対応できる。

バッテリー稼働時間の公称値は、46mmモデルで約2週間(通常使用)、42mmモデルで約1週間(通常使用)なので、週に1度の充電でも問題なく使用できるロングバッテリーモデルと言える。

耐久性の進化でより幅広いシーンに対応する「GT 5」

スタンダードモデルの「HUAWEI WATCH GT 5」(以下、「GT 5」)は46mmと41mmの2サイズ展開。それぞれ2モデル、3モデルのラインアップが用意されている。

46mmは、ブラック/フルオロエラストマーベルトが33,880円、ブルー/表面織物加工フルオロエラストマーベルトが36,080円、ブラウン/レザーベルトが36,080円。いっぽうの41mmは、ブルー/フルオロエラストマーベルトが33,880円、ホワイト/レザーベルトが36,080円となっている。

写真は「HUAWEI WATCH GT 5」46mmモデルのブルー/表面織物加工フルオロエラストマーベルト

写真は「HUAWEI WATCH GT 5」46mmモデルのブルー/表面織物加工フルオロエラストマーベルト

「GT 5」は、従来機「HUAWEI WATCH GT 4」より本格的なスポーツシーンに対応するため、防護塗装を施し、従来機比で約2倍の耐摩耗性を獲得しているとのこと。防水防塵は5ATM、高温高水圧の耐久保証であるIP69Kを取得している。

バッテリーは、46mmが約2週間(通常使用)、41mmモデルが約1週間(通常使用)の長時間稼働となっており、1週間に1回程度の充電を行えばバッテリー切れの心配はなさそうだ。

本格的スポーツウォッチとしての進化

ここからは「GT 5 Pro」「GT 5」共通の特徴であるスポーツ機能について紹介する。まずは、前世代モデル「GT 4」で人気だったゴルフ機能のアップデートだ。

新機能の「ゴルフナビ機能」は、日本全国のゴルフ場マップを本体にダウンロードし、スマホなしでゴルフコースを確認できる。さらに、ディスプレイで距離測定も確認可能だ。

フルカラーの見やすい表示でハザード位置も一目瞭然

フルカラーの見やすい表示でハザード位置も一目瞭然

また、「GT 5 Pro」では、グリーンの方向と距離がコンパス画面で確認できるうえ、グリーンセンターまでの距離だけでなく、グリーンのフロントとバックエッジまでの距離、傾斜を視覚的に確認できるヒートマップと、アプローチショットも多彩にサポート。これらグリーン周りの機能は「GT 5」には搭載されていないので、ゴルフ機能を求めて検討する場合は、判断基準となるポイントだ。

「GT 5 Pro」には、グリーンの傾斜を視覚化したヒートマップも搭載

「GT 5 Pro」には、グリーンの傾斜を視覚化したヒートマップも搭載

これらゴルフ機能の精度を支えるGPSは、5種の衛星システムに対応する。さらに、衛星の方向を認識して信号の受信感度を高めるアンテナシステムが採用されており、さらなるGPS精度の向上に期待できそうだ。

上記のアンテナシステムは、太陽を追うヒマワリになぞらえ「ヒマワリ型アンテナ」と呼称

上記のアンテナシステムは、太陽を追うヒマワリになぞらえ「ヒマワリ型アンテナ」と呼称

ランニングモードでは、初めてウォッチのみでのランニングフォーム測定に対応。左右バランスや接地時間といったデータを基に、ケガのリスクを軽減するアドバイスを提示する。さらに、ワークアウト中のディスプレイにはフルカラーのマップが表示できるようになり、「GT 5 Pro」に関しては、マップに起伏を表現する等高線も表示可能となっている。

新搭載の健康管理モニタリング「HUAWEI TruSenseシステム」

前世代モデルまでは、健康管理指標ごとに異なるアルゴリズムが採用されていたが、「GT 5」シリーズより、健康管理モニタリング「HUAWEI TruSenseシステム」に一本化されたことで、包括的なモニタリングが可能となった。

新たな健康管理の指標として加わったのが「情緒測定」だ。メンタルの状態を「快適」「普通」「不快」の3段階でモニタリングし、「不快」が続いている場合は、「呼吸エクササイズ」を使ってのリラックスをうながすなど、心の健康のケアも行えるようになった。

睡眠、血中酸素濃度、心拍数、ストレスといった充実の健康管理モニタリングも可能だ

睡眠、血中酸素濃度、心拍数、ストレスといった充実の健康管理モニタリングも可能だ

「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色グリーンが登場

フラッグシップモデル「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色として「グリーン」が追加。過酷なアウトドア環境での使用を想定し、大自然にインスパイアされたカラーリングが採用された。高い強度、硬度を誇るリキッドメタルのボディと堅牢なサファイアガラスが組み合わさったタフな仕様となっている。

先ほど紹介した「GT 5 Pro」のゴルフ機能に加えて、スイング修正の提案や1打前のショット飛距離が表示できるなど、さらなるプロフェッショナルな機能が搭載さている。また、水深約100mまでのダイビングに対応するなど、激しいアウトドアにも耐えられるスポーツウォッチとなっている。

「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色グリーン、141,680円

「HUAWEI WATCH Ultimate」の新色グリーン、141,680円

3万円代〜の高機能スマートウォッチ

「GT 5」シリーズは、ゴルフウォッチとしてのアップデートも魅了だが、シーンを選ばずに使えるシックなデザイン、本格的なスポーツモード、充実した健康管モニタリング、そのどれもが高いスペックを誇る。3万円代〜と手の届く価格帯でありながら、弱点の見当たらない完成度は、魅力的な選択肢と言えるだろう。

関原元気(編集部)
Writer / Editor
関原元気(編集部)
出版社にてメンズファッション誌やWebメディアの編集に長年従事し、現在は「価格.comマガジン」にて、PC、スマートフォン、スマートウォッチ分野を担当。ユーザー目線で、デジタルガジェットの面白さを届けます。
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