ガーミンの女性向けシリーズに新作の「Lily 2 Active」が登場。ガーミン史上最も小さなウォッチフェイスのコンパクトなスマートウォッチを紹介する。
「Lily 2 Active」、公式サイト販売価格52,800円(税込)、2024年10月10日発売
小さなウォッチフェイスに健康管理機能を搭載したガーミンの女性向けスマートウォッチ「Lily 2」シリーズから、新作「Lily 2 Active」が登場した。ボディは、ガーミンのGPSウォッチで最も小さく、最軽量のコンパクトサイズ。ストラップが14mmと細く、アクセサリーのようなシルエットが特徴だ。
シリコンストラップは14mmとかなり細い印象
サイズは38(直径)×11(厚さ)mm
ベゼルとケースにはアルミニウム素材を使用。50mの完全防水に対応している。カラーは、ジャスミンパープル(バンド)/シルバー(ケース)、ボーン/ルナーゴールド 、ジャスパーグリーン/メタリックグリーンの3色を展開。グリーンのみ11月頃の発売が予定されている。
写真の左から、ジャスミンパープル/シルバー、ボーン/ルナーゴールド、ジャスパーグリーン/メタリックグリーン
文字盤には、カラーごとに異なる装飾のパターンレンズを採用
バッテリー稼働時間は、公称値で約9日間。週に1回の充電で継続した使用が可能だろう。
「Lily 2 Active」は、「Lily 2」シリーズで初めてGPSを搭載。スマホを携帯せずに位置情報の取得が可能となった。さらに、5km、10km、ハーフマラソンといった目標距離に応じたトレーニングプランを提案してくれる「Garminコーチ」に対応。ワークアウトを測定するだけでなく、より計画的な成長へのサポートも受けられる。
また、キャッシュレス決済機能「Garmin Pay」を搭載し、「モバイルSuica」にも対応するので、買い物や移動などもスマートウォッチで完結できるのは便利だ。
左はGPSを使用したワークアウトの画面。右はキャッシュレス決済「Garmin Pay」の表示画面
健康管理機能は、睡眠関連が充実。「睡眠スコア」では睡眠の質を数値化し、「HRV」では自律神経の状態を計測。加えて「昼寝検知」機能も搭載され、詳細な睡眠管理が可能となっている。
自身のエネルギー残量を数値化する人気機能「ボディバッテリー」や、身体状態を年齢で表す「フィットネス年齢」といったユニークな指標も搭載。もちろん、心拍数、消費カロリー、ストレスレベルといった、主要な健康指標も計測できる。また、女性のための健康管理機能として、生理周期トラッキングと妊娠トラッキングも搭載。すべての計測結果は、公式アプリ「Garmin Connect」に接続することで、より詳細なログと目標達成へのアドバイスとしてスマホからも確認可能だ。
左は「ボディバッテリー」、右は「睡眠スコア」の表示画面
「Lily 2 Active」は女性のためのモデルとして、フェイスの小ささやデザイン性が注目される。だが、精度の高いガーミンのGPS、充実した健康管理機能、「モバイルSuica」が使える決済機能など、スマートウォッチとしての完成度の高さも言うことなしだ。“小さなサイズの高機能スマートウォッチ”を求める男性にとっても貴重な1本としておすすめしたい。