GPS端末の老舗が作った入魂の"腕時計型"デバイス

スコアも番手も飛距離も記録! ガーミンの「ゴルフナビ」で快適プレー

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ガーミンジャパン株式会社は2017年9月28日にメディア向けのイベントを行い、ゴルフ向けのウェアラブルデバイス「Approach S60」を発表した。同社が得意とするGPS端末はランニングやウォーキング、サイクリングなどスポーツの記録を手軽に行えるとしてアスリートに高い評価を得ている。顧客からはゴルフ用端末に対する要望が多く、ガーミンそれに応えるかたちで本製品を市場に投入する。

シリーズ初の機能を多数盛り込んで登場した「Approach S60」。同時に発表された「Approach S60 プレミアム」はレザーバンドが付属し、コースのクラブハウスやビジネスシーンでの使用が考慮されている

Approach S60でできる主なこと

【ゴルフ】
・コースレイアウトの表示
・ピン、バンカー、池など目標物までの距離表示
 ピン位置は任意に変更可能
・ピンの方向表示(ブラインド地点含む)
・打ったショットの距離計測
・打った番手、ストローク数、パット数の記録
・別売スイングセンサー連動によるスイング解析
・アプリ連携によるスコア保存、分析


【ゴルフ以外】
・腕時計として
・ラン、ウォーク、スイム(50m防水)、バイクの移動距離、消費カロリー計算

ブラインドの地点からでもピンの方向がわかる新機能

発表された新製品「Approach S60」は、腕時計型のウェアラブルデバイス。アメリカのGPS、ロシアのグロナス、日本準天頂衛星みちびきの“3測位”により、正確な測位を目指している。ラウンド時にピンやハザードなどまでの距離表示やスコアのカウントなど、ゴルフ用GPSウォッチに求められる機能をひと通り備えているが、本機がすごいのはここから。GPS高度計を採用し、打ち上げ打ち下ろしを折り込んだ距離を表示する。アップダウンのあるコースをプレーする際に重宝するだろう。

また、ラウンド中に放ったショットの到達位置や使用クラブ、飛距離を自動的にカウントし記録できる「ガーミンオートショット機能」を搭載し、専用アプリ「Garmin Connect」を使用することで自身のショットデータを分析することができる。ラウンドを重ねるうちに自分の不得手なショットがわかるため、練習の課題をみつけるのも容易だ。アプリを使うと利便性が大幅に向上するので、これはアプリありきで開発された製品であると想像できる。

この日は「Approach S60」の性能を千葉バーディクラブの数ホールでテストすることができたので、以下その模様を紹介しよう。使用に先立ち、現在地確認からプレーするコースを選択し、千葉バーディクラブをチョイス。全世界40,000コース以上(一部海外エリアは要ダウンロード)を収録しているというのだから恐れ入る。ティーグラウンドに上がると自動的にそのホールのレイアウトと距離が表示される。

千葉バーディクラブ4番ホールのティーグラウンドからテスト開始

千葉バーディクラブ4番ホールのティーグラウンドからテスト開始

グリーンのフロントエッジまで439ヤード、同センターまで455ヤード、同バックエッジまで465ヤードと表示された

右サイドのクロスバンカーまでは212ヤード

右サイドのクロスバンカーまでは212ヤード

筆者のティーショットはウォーターハザードにつかまり、処置に従いドロップした3打目をアイアンで刻むことに。前方に流れるクリークに入らないよう140ヤードを打った(つもり)。そのショット後の写真がこちら。

クラブの番手がいくつか表示された

クラブの番手がいくつか表示された

これは前述のガーミンオートショットというモードで、本機に内蔵されたショックセンサーがショットの衝撃を感知、おおよその番手候補を表示するというものだ。こうしてすべてのショットごとの番手と飛距離を記録しておくことができる。もはや「みんゴル」を超えたか…!

テストラウンドで試した便利な機能が「ピンポインター」。コース上どこにいても当該ホールのピンの方向がわかるというもの。ゴルフのゲームではコースレイアウトが俯瞰(ふかん)図で表示されるが実際はそうはいかない。ドッグレッグのホールではフェアウェイにいてもピンが見えないこともあったり、ショットが曲がって林や山、隣のホールにいったりすることもあるのはゴルファー諸氏ならわかるだろう。そんなときに活躍するのがこの機能だ。崖の下に落としてしまっても、同伴者に「ピンはどこー?」と大声で質(ただ)すことがなくなるだろう。

林に打ち込んだがピンはどの方向なのかわからない…というのはよくあるケース

林に打ち込んだがピンはどの方向なのかわからない…というのはよくあるケース

本機をピンポインターモードにすると、正面にピンがあることを教えてくれた。そこを狙うかどうかはさておき…

ホールアウトしたらスコアとパット数を入力。筆者は池に入れてしまいダブルボギー…(T T)

ホールアウトしたらスコアとパット数を入力。筆者は池に入れてしまいダブルボギー…(T T)

ゴルファーならご存じのとおり、ピンの位置は日替わりなので、本機においても任意に細
かく設定することができる。この作業を行うことで、より正確な残り距離を知ることができるのだ。

その日のピンポジションシートを確認し…

その日のピンポジションシートを確認し…

コースレイアウトからグリーンを拡大し、ピン位置を定める。タッチパネルの画面は操作も快適だ

コースレイアウトからグリーンを拡大し、ピン位置を定める。タッチパネルの画面は操作も快適だ

ゴルフで時計を付けない人にもすすめられそう

撮影時はレインコンディション、かつ時間も限られていたためすべての機能を試すことはかなわなかったが、身につけているだけでラウンド時に必要なほぼすべての情報を受信、記録できるのは非常に有益かつおもしろいものだと感じた。筆者はプレー時には時計やアクセサリーの類いを装着しない。プロゴルファーには試合中に時計やアクセサリーを付けてプレーする選手もいるが、個人的にはグリップやスイングに微細な影響が生じそうだと思い込んでいる。
しかし本機の多機能ぶりを体感してしまうとその便利さに圧倒され、デジタルデバイスなしのラウンドは考えられない未来が遠くない日にやって来るのではないか…というのが正直な感想である。

また、本イベントにはガーミンのブランドアンバサダーを務めるモデルの道端カレンさんも来場し、自身が本格的に取り組むトライアスロンでガーミンのGPSウォッチを愛用していると語った。

アンバサダー就任前からガーミン製品を愛用していたそう トライアスリートとして各地のレースに出場している ゴルフは未経験だがとても興味があると語ったカレンさん。どこか雰囲気のあるアドレスを披露

本機「Approach S60」は2017年10月12日から発売される予定。ゴルフ好きの方へのプレゼントとしても人気が出そうなアイテムだ。

編集部 ゴルフ部員N

編集部 ゴルフ部員N

80台で回ったかと思えば、突然100打ったりするゴルフ部員。得意なクラブは強いて言えばミドルアイアン。苦手なドライバーとパッティングを安定させるべく、練習器具を漁る日々です。

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2017.10.19 更新
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